神父さま。
ためらいもなく人を傷つける人間が真っ当な人間ですか?
私はそういう人間です。
それでも私は苦しくもないし悩んでもいません。
神も信じません。
だから、救われなくても良いんです。
では、なぜここに来たのですか。
神様は私を逮捕できないでしょう。
だからです。
オトナの土ドラ 真昼の悪魔 第1話「「衝動」女神のような女医のウラの顔」
「火の粉」終了以来、ずっと火が消えて火の粉どころか火元さえ無くなりかけていたような「オトナの土ドラ」枠に久々に燃えたわ(笑)
「火の粉」スタッフのお仕事ということで期待はしていたけれども、想定以上の凄さだった。
悪魔とは何でしょう?
もし悪魔が 存在するとすれば、それはどんな姿をしているのでしょうか?
神父の説法を聞いている1人の女が、その帰り道か、ステーキハウスで男にナンパされるところから物語は始まる。
はい。
「火の粉」でバウムクーヘンの犠牲になった弁護士@三十郎であります。
スタッフも「火の粉」スタッフだが、キャストの引張りようも凄い(笑)
「火の粉」のお父さんなんて、判事から神父だもんね。
法の番人から神の使いへ。
聖職者網羅する気か。
【坊主じゃないよ神父だよ】
坊主役は何度もやったけど神父は初めてと語る伊武さん。
ドラマに登場する懺悔室は狭いそうです(笑)#土ドラ #真昼の悪魔 #伊武雅刀 pic.twitter.com/3SQxzIvLbW— オトナの土ドラ 真昼の悪魔 (@tokaitv_dodra) 2017年2月4日
2人は何と、出会ったと思ったらすぐにホテルの一室へ……。
なんつー軽い女なんだ。
こんな女、居るわけないでしょ。
ちょっと話が早くて雑すぎない?
と、思ったが。
女は突然男の手にアイスピックをぶっ刺すのだった。
えっ……。。
あまりの事の早さに、一体どういう物語なのかサッパリ解らずただ驚く。
しかも、ぶっ刺してメッサ笑ってるし。。はしゃいでるし。。
女が男を刺した理由は別に襲われそうだから刺したとか、自分とセックスを目論む男に天罰を与えているとか、そんな崇高な理由ではないらしい。
刺した理由は、ただ刺したかったから。
ホテルについて来た理由はただ刺したかったから。
サイコパス……。。
ここまでアバンである。話が早い!!
このスタッフのお仕事はグズグズしてないからイイよね…
アバンからもう狂ってるし(爆)
この恐ろしいサイコパスが何と外科医だったからもう大変。
外科医である理由は……
もちろん、刺したいからである。こえーよ。…
この日の大河内葉子さまのお仕事は…
・出会ったばかりの男の手の甲にアイスピックをぶっ刺す。
・高コレステロールの食事禁止の患者にせっせとステーキ弁当を食わせて死なせる。
・急患・難波さんの虫垂炎手術。←これだけが真っ当なお仕事。
・痴呆症のある患者・小林さんに打ってはいけない薬を打ってあげる。
・その罪はベテラン看護師・梶本さんに被せて辞めさせてあげる。
・薬を打ったことを知った小林さんの娘に強請られたので腹を殴って押し倒して薬を打って殺しかけてあげる。
・ステーキハウスで出会った大塚さんの手にも針をぶっ刺してあげる。
まだ第1話です!!
善い事をしなさい。
人のためになる事です。
それがいずれ貴女に心の救いを与えます。
やってみるのです。
形だけでもやるのです。
形はやがて心を動かします。
と、神父さんにアドバイスされて、葉子さまは小林さんと娘を助けてあげるべく小林さんをころしてあげようとしたのである。(たぶん)
なのに、小林さんの娘は、それを盾に強請って来たのだった。
初回から悪魔ピーーンチ…と、思ったら……
全然ピンチじゃなかった。
どうして私が録画を切らなかったか分からないんですか?
こういうことをしても 無駄って分かってほしかったのに。
腹を殴って押し倒して薬を打ってハイヒールで手をギュウギュウ踏みつけるという……
これからも 医者を続けたいか聞きましたね?
続けたいです。
私が見たいのは。
私が欲してるのは
今のあなたみたいな姿。
だから病院ほど便利な場所はないの。
貴女はこれからの人生続けたい?
それとも死にたい?
教えて。
私は何でもできるから。
主人公が悪魔すぎて、誰も太刀打ちできる気がしません!。
私は若い頃から田中麗奈という女優の顔が好きで。
でも、残念なことにヒジョウに面倒くさくてウザい役柄が多く、あまりキャラとして好きになれなかったのね。
可愛い顔してものすごい演技力である事は、数々の映画で充分見てきていたのだが…
ここまで振り切るとは思わなかった。
マジで恐いっす。
肉食べる姿もマイヤーどころじゃないし。
「火の粉」は武内さんが主人公という事になってはいたが、実質「私」は雪見と梶間家の皆さんだと思うんだよね。
普通の人だけれども変な主人公たちが武内さんに翻弄されてますますおかしくなっていくという、主人公・武内さんは傍観者的に一歩引いたところにいる物語。
しかし、今回のこの話では「私」がサイコパスの葉子さまなので、話の運びは難しいだろうなぁ…
と、思いつつ、初回は見応えあった。
ようするに、サイコパスではない市井の人たちもクズには違いないから。
どっちがおかしいんだって話になるんだろうな。
悪魔だと解っているのに何故かちょっと葉子さまの行いにスッキリしてしまうのだった。
この病院に人殺しの悪魔がいる事に気づいてしまった難波くんが今後は唯一の良心として追い詰めていくのか。(詰めはかなり甘そうだけど)
先が楽しみ。
女医・大河内葉子(田中麗奈)が勤務する病院に、小説家志望の青年・難波聖人(中村蒼)が緊急搬送されてきた。
激痛に耐える難波の顔を両手で優しく包む葉子。女神のようなその姿に、難波の気持ちは和らいだ。
手術は無事成功。難波はふとしたきっかけで清掃員の芳賀明善(篠原篤)と知り合い意気投合する。
その日の夜、難波は病室の引き出しの奥から病室名と患者の名前が書かれたメモ用紙を見つける。
院内事情に詳しい芳賀に調べてもらうと、メモに書かれていた患者は全員亡くなっていることが分かり、難波は妙な胸騒ぎを覚える。
一方、後輩に強引にパーティに誘われた葉子は、大手ホテルチェーンの御曹司・大塚光(大倉孝二)と出会う。
一目ぼれした大塚は、早速葉子を口説きにかかる。葉子の担当患者である寝たきり老女の容態に変化があり、新たな治療が必要となった。
新たな治療費に悩む娘の小林照美(朝加真由美)に対し、葉子はできる限りの事をすると優しく微笑む。
しかし一方で、照美がいなくなると、眠っている老女を冷たく見下ろし、つぶやく。
「お金が大変なんだって…どうしたらいい?」葉子は教会の懺悔室で、神父(伊武雅刀)に「悪への衝動が抑えられなくなる」と心情を吐露。
神父は、「人のためになる善いことをすれば心の救いが与えられる」と諭す。
その言葉を受け葉子が向かった先は、寝たきり老女の病室だった…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
※キャスト
大河内葉子 … 田中麗奈
難波聖人 … 中村蒼
芳賀明善 … 篠原篤
吉田誠 … 鈴木省吾
渡来倫子 … 福田ゆみ
浅川純 … 瑛蓮
初老の男 … 村井國夫
大塚光 … 大倉孝二
神父 … 伊武雅刀
※スタッフ
脚本 … 香坂隆史
演出 … 森雅弘
プロデュース … 遠山圭介、高橋史典、馬場三輝
音楽 … 大間々昂、兼松衆、田渕夏海
主題歌 … 倖田來未「On my way」
原作 … 遠藤周作「真昼の悪魔」
コメント
巨炎さん
>遠藤氏が小説にした「海と毒薬」が並んでいました。
恐らくドラマでは無くて現在公開中のスコセッシ監督の「沈黙」切っ掛けかと。(明日観に行く予定です。原作は既読。)
「海と毒薬」ですね、読んでないですわ。チェックしてみます。
「真昼の悪魔」も読んでいないので先が楽しみです。
真昼の悪魔 第1話
第1話 『衝動』2017年2月4日 放送 関東の病院で医師として働く大河内葉子(田中麗奈)。彼女のもとに小説家志望の青年・難波聖人(中村蒼)が腹部の痛みを訴え運ばれてきた。すぐに急性虫垂炎だと診断し、テキパキと処置をしていく葉子。激痛に耐える難波の顔を両手で優し…
真昼の悪魔 (第1話・2017/02/04) 感想
東海・フジ系・オトナの土ドラ『真昼の悪魔』(公式) 第1話『衝動』ラテ欄『「衝動」女神のような女医のウラの顔』の感想。 なお、原作小説:遠藤周作氏『真昼の悪魔』は未読。 病院に腹痛を訴える青年・難波(中村蒼)が搬送される。医師の葉子(田中麗奈)は的確かつ優しく処置し、難波は痛みが和らぐ思いがする。手術が無事成功した難波は、入院中の病室の引き出しから奇妙な…
原作は遠藤周作というのが、さもありなん…。
このドラマが切っ掛けか書店に戦時中、捕虜にした米軍兵士を生きたまま解剖した実話を
遠藤氏が小説にした「海と毒薬」が並んでいました。
若い頃の渡辺謙が出演した劇場版を観た事があります。凄く怖いです。
真昼の悪魔 『衝動』
突然現れた隣人がごく普通の家族を崩壊させるスリリングな展開が話題を呼んだ、“オトナの土ドラ”第1弾「火の粉」(同系)のスタッフが再集結し、昭和55年に発表された遠藤周作の同名小説を連続ドラマ化、したそうちょうど、遠藤周作原作モノがハリウッドでも注目されてるので、そういう企画でもあるのかな?だけど、個人的に、ヒロインの大河内葉子(田中麗奈)のキャラと闇に、心惹かれなかったので、脱落の予感ひしひし。むしろ、ツイッター向きかな? 世間の声に注目です。 (ストーリー)関東の病院で医師として働く大…
オトナの土ドラ『真昼の悪魔』第1話
内容ステーキを買った女(田中麗奈)男(迫田孝也)が口説いてくる。女はお土産の弁当を手に持ち、ある場所へ届けたあと、男と。。。。 翌朝、関東女子医大付属第三病院では、ひとりの入院患者が死亡した。なぜか、ベッドにはステーキが残されていた。外科医の浅川純(瑛蓮)は、同じく外科医の大河内葉子につぶやく。「どこから手に入れたんでしょう」浅川の言葉に、葉子は「でも、安らかな顔してたよ」 そんななか、救急で難波聖人(中村蒼)が運ばれてくる。虫垂炎と診断した葉子が、適切に処置。回復していく中で、清掃員の芳賀明善(篠…