「斬首せよ」と、信じ難い沙汰を信西(阿部サダヲ)から言い渡された清盛(松山ケンイチ)と
義朝(玉木宏)は、叔父・忠正(豊原功補)と父・為義(小日向文世)を守ろうと奔走する。
しかし、かい無くついに斬首の日を迎える。
それぞれが下した決断とは?
武士の世の到来までには、あまりに大きな代償が必要だった…。
保元の乱編の完結回、ついにクライマックスを迎える。
(「Yahoo!TV」より引用)
第二十三回「叔父を斬(き)る」
忠正おじとその子らの死罪を申し付けられた清盛くんは抵抗します。
そもそもこの時代に切腹などは無く、死罪などという法自体が無い。
王家と摂関家のために命を惜しまず戦った我らが何故そのような目に遭わねばならぬのかと
悪坊主・信西に訴える清盛くん…。
いつまで武士を犬扱いするおつもりか?!
しかし、逆らえば身分、財産、領地などは全て召し上げると言われ、唇を噛むしかないのでした。
藤原成親にも頼み込んで見たものの頭を下げられるばかり。
忠正おじを救う手立てはないものなのかと途方に暮れる清盛くん。
時を同じくして、源氏側も父・為義の処刑を言い渡されます。
恩賞も何も返上つかまつる!
返上つかまつるゆえ、命ばかりは何とぞ!
何とぞ!
と、縋り付かんばかりに頼み込む義朝くんでしたが、信西の言葉を聞いて愕然とします。
平清盛は叔父とその子らを斬る。
清盛は分かっておるに違いない。
この先、武士が一層力を持つために、今何をせねばならぬかを。
館に帰った義朝くんは、由良さまを張り倒します。
お前が余計な事をせなんだら、父上はご無事でお逃げになっておったやもしれぬのだ!
ほぼ半狂乱のようになった夫の苦悩で歪んだ顔を茫然と見上げる由良さま。
平氏は忠正おじを何とか逃がそうと家族会議を開きますが、忠正おじ自身が
もう覚悟を決めておいででした。
承知した。
わしが何より恐れておるのは己が平氏の災いとなる事じゃ。
お前が斬れ。
見届けてほしいと言うたな。
己が平清盛であるという事を。
ならば、お前が斬れ。
源氏サイドでも義朝くんの父、為義さんがお覚悟を決めておいでです。
もう二十数年も前か。
平氏の棟梁・忠盛が殿上人となった時、わしは悔しくてならなんだ。
だが、今お前がこうしてわしの望みをかなえてくれた。
まこと孝行な伜じゃ。
義朝。
我が首をはねよ。
源氏の棟梁の証しのその太刀で。
親兄弟の屍の上にも雄々しく立て。
それがお前の選んだ道。
源氏の栄華へと続く道じゃ。
平氏、源氏、それぞれが武士と言う世界の確立のために大切な一族の
命を絶った大きな犠牲の日……
信西は処刑の報告を静かに聞き、そして1人静かに涙を流します。
お付きの藤原師光は信西の心を解っています。
全く…
我が殿ながらお見事なものでござりまするな。
忠正にせよ為義にせよ、死罪にまでせねばならぬほどの咎があるとは
あなた様とて思うておらぬはず。
もとより、あなた様にとって忠正一党はどうあってもよい。
だが、為義一党に生きておられては困る。
ここで藤原摂関家の力をすっかりそいでおくためにござりまする。
思えば、あの戦のさ中より、いや…その前より、
あなた様はこうなるように仕組んでおられた。
殿の苛烈さ、亡き悪左府様の比ではござりませぬ。
師光はどこまでもついて参りまする。
忠正おじ一家を自らの手で処刑し、倒れこんでしまった清盛くんの元に
後白河天皇@ゴッシーから宴のお誘いがかかります。
出席するよ、と答えた清盛くんは、変な今様音頭とゴッシーの笑いが響く
気持の悪い宴に我慢して出席。
さあ、皆の者。飲めや歌え!
我らは遊ぶために生まれてきた。戯れるために生まれてきた。
ここにおるは選ばれし者たち!
面白き遊びをするを許された者たちじゃ!
どうじゃ?播磨守。
生きる力が湧いてこよう!
ぞくぞくとしてこよう!
ごっしーの過酷な挑戦にただ涙を浮かべてうつむき従い、
礼の口上を儀礼的に述べる清盛くん。
人々が去ったのち、清盛くんの口から初めて本音の叫びが出ます。
何が「遊ぶために生まれてきた」だ。
武士の力を見せつけたところで何も変わらぬ。
変わっておらぬ!
そのとおり。
戦に勝ったからというて何も変わらぬ。
信西の登場に怒り狂った清盛くんは、刀も持った事なく、人を斬った事もなく、
口だけで帝に取り入り世を狂わすこの悪坊主を思い切り張り倒します。
気楽な事を言うな!
太刀を手にした事もない者が気楽な事を言うな!
太刀なら…。
太刀なら私も振るうておる。
この腐った世を根底よりたたき直すため、目には見えぬ太刀を。
その返り血と己の血へどにまみれて生きておる。
もう、なれ合いは終わりじゃ。
この信西、知力をもってそなたの野心を支えてしんぜる。
そなたは武力をもって私の政を補え。
清盛!
共に…世を変えようぞ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
先週…
何で忠正おじの処刑を引っ張るんだよ?
泣かせる気満々か?
一週で全部終わらせろよ。
と、ブツブツ言ったくうでしたが…
やられた……。
映像から演出、脚本から役者さんの演技まで…
余すところなく神回でした。
忠正おじの死も、最後の最後まで平氏を思い、そして清盛を叱咤して逝ったその言葉も
もうボロボロだったけれどもさ……
源氏サイドの方が自分的には何かグッと来たよ。
いや、グッと来たとは違うかな。
なんというか…もう、義朝くんと一緒に気が狂いそうになったよ。精神的に来た!
清盛は忠正おじの言葉に押されてもう本当に取りつかれたように斬ったんだろうけれども、
義朝くんは父を斬れなかった。
そこには父を呼ぶ叫びさえなかった。
もう、「髭切」を放り投げ、ただただ地面に倒れ伏して絶叫する義朝くんの代りに
正清が太刀を振り下ろす。
泣きわめきながら父を呼び、縋り付こうとする義朝に向かって呪いの言葉を吐く兄弟たち。
やめよ!
最後の頼みすら聞けぬ者が…我らの父を父上と呼ぶでない!
正清!早う我らを斬れ!
さぞかしご無念の父上をお一人で心細く黄泉路を歩かせとうない!
斬れーーーーーー!斬れーーーーー!
斬れーーーーーー!
泣きわめく義朝の叫び!
響き渡る兄弟たちの読経・・・・・・・・・・・・!!!
もう・・・この世の地獄だよ・・・
感動したとか、悲しかったとか、そんな言葉では表せなかった。
玉木宏の演技がまた凄いんだ!
悲しみと恐怖と後悔と絶望と…それが全部入り乱れて分けわからなくなってる
義朝の叫び・・・。
そして、全てが終わってから、自分の息子、鬼武者に言われるんだよね。
私は元服しとうござります!
一刻も早う大人になりとうござります!
早う大人になり、強い武者となって、父上をお支えしとうござります!
祖父の最期を見て父の苦悩を見て、武士の世を作るのは地獄への道だと知った息子。
そんな息子を義朝はただ抱きしめる…。
あぁ・・・本当に何度も書くけど神回。
ごっしーの狂った宴もまた悪夢のようだった。
結局は、この人の手による神々の遊び~みたいなものに巻き込まれたのが
保元の乱……のように感じてしまった。
楽しく生きようとか、自由に生きよう、とかいうのが今までの清盛くんのモットーだったはず。
それを自らの言葉で全否定した清盛くん。
大人になるって苦しい事だね……。
女子たちもまた凄いんだな。
この大河では女子も「いくさは嫌じゃ」とか言わないのよ。
天然な時子さまも、どこでもドアを使って帝に直々に抗議しに行ったりしない。
夫の苦しみを理解し、家のために陰で力を尽くす。
ほんっとに・・・・・・
何て凄いんだ。神だよ。神大河だよ。(泣)
見終わって鳥肌立ったわ。
視聴率って何なんだ。
そんなの気にしないで今の道を邁進してほしい!
ただ、今はそう願うのみ・・・・・・。
(昨日1日中出かけてたから、見るのも書くのも遅くなっちゃったけど…
どうしても書きたかったの。そのくらい感動した!)
※キャスト
平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎)
平忠正 … 豊原功補
平家盛 … 大東駿介
平頼盛 … 西島隆弘
平時忠 … 森田剛
平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉)
伊藤忠清 … 藤本隆宏
平盛康 … 佐戸井けん太
平維綱 … 尾美としのり
時子 … 深田恭子
明子 … 加藤あい
滋子(建春門院) … 成海璃子
秀子 … 海老瀬はな
須磨 … 駒塚由衣
宗子 … 和久井映見
平家貞 … 中村梅雀
平忠盛 … 中井貴一
平正盛 … 中村敦夫
源義朝 … 玉木宏
源為義 … 小日向文世
源義平…波岡一喜
源為朝 … 橋本さとし
由良御前 … 田中麗奈
常盤御前 … 武井咲
鎌田通清 … 金田明夫
鎌田正清 … 趙和
源頼朝(語り) … 岡田将生
政子 … 杏
白河法皇 … 伊東四朗
舞子 … 吹石一恵
祇園女御 / 乙前 … 松田聖子
鳥羽上皇 … 三上博史
後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太
崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明)
近衛天皇 … 北村匠海
二条天皇 … 冨浦智嗣
重仁親王 … 雄大
統子内親王 … 愛原実花
璋子(待賢門院) … 檀れい
堀河局 … りょう
得子( 美福門院) … 松雪泰子
御影 … 横山めぐみ
藤原長実 … 国広富之
藤原忠実 … 國村隼
藤原忠通 … 堀部圭亮
藤原頼長 … 山本耕史
信西(高階通憲) … 阿部サダヲ
高階通憲妻・朝子 … 浅香唯
藤原家保 … 渡辺哲
藤原家成 … 佐藤二朗
藤原成親 … 吉沢悠
藤原師光 … 加藤虎ノ介
高階基章 … 平田満
藤原季範 … 山口良一
藤原信頼…塚地武雅
鬼若 … 青木崇高
西行(佐藤義清) … 藤木直人
兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基)
朧月 … 隆大介
滝次 … 河原崎建三
国松 … 白倉裕二
時松 … 内野謙太
蝉松 … 原勇弥
荒丹波 … 八田浩司
麒麟太夫 … 須加尾由二
資遠 … 真島公平
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コメント
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一週遅れでのレスすいません!神回でしたねー!
土曜の再放送もガッツリ見ました^^
> 良かったですよね!宴での清盛の姿に、以前やはり宴で忠盛が水をかけられてもグッと堪えていたシーンが蘇りました。
こうやって親子ともに耐えに耐えて武士の土台が出来上がっていくんですよね。
代替わりしてもまだ出来上がらないこの土台をこれから清盛がどう作り上げていくか見ものです^^
平清盛【第23回】NHK大河ドラマ
叔父を斬る
「斬れ~~~~~っ!!!清盛っ!!!えぇぇぇぇいっ!!!それでも平家の棟梁かぁっ!!!わしはこれより、十万億土に旅立ち、兄上に会う。そのとき言うてほしいか。やはり清盛は、棟梁の器ではなかったとっ!!!兄上は間違っておったとっ!!!あんな赤…
『平清盛』 第23話「叔父を斬る」
今回の見所は、身内(叔父や父)を斬首する清盛と義朝
ですが、真のテーマがあります。
信西の真意と保元の乱の意義
黒くなった信西(安部サダヲ)が保元の乱を誘導したと考えてよいと思うが、保元の乱の意義は?
一言で言えば、藤原頼長(山本耕史)、崇徳院(井…
平清盛、選択肢がなかった為義と忠正!!
久し振りにテレビに見入ってしまいました
史実云々より演技に引き込まれてしまったのです。
特に玉木・義朝の演技は抜群でしたね
一本調子の清盛より役者としてはワンランク上の感じがしたのは
僕だけでしょうか??
忠正を斬る清盛と為義を斬る義朝
清盛は自分で…
平清盛 第23回 「叔父を斬る」
清盛と忠清の区別がつきにくくなってきました(^_^;) 斬るのが大変でしたね…。 やー、あそこまで苦しんだり、斬首の際に会話したり、号泣してのた打ち回られると、観てて辛いです。 清盛 「斬れませぬ…!…
平清盛 #23「叔父を斬る」
公式サイト信西より、叔父、忠正一家の斬首を命じられる清盛、父、為義と弟たちの斬首を命じられる義朝。・・・<続きは本家記事でご覧ください。>※本家の記事のURLhttp://miru-yomu-kiku…
平清盛 第23回「叔父を斬る」~後白河(松田翔太)「さあ皆の者、遊べや唄え」~比類なき暗君!
『平清盛』第23回「叔父を斬る」
先日の『ピカルの定理』(嫌いな番組)で、『平清盛』の低視聴率がバカにされていましたねぇ。
『リニューアル・平清盛』というコントを流される始末で・・・。
今日はサッカーの試合はないからね・・。
-◆-
保元の乱の戦後処理…
平清盛 23話 感想 成海璃子
「平清盛」第23話「叔父を斬る」を観た感想いきまっす! ネタバレ注意です☆ 今回は観たくない気持ちが強かった回です。--。 信西、ホント卑劣だ~。 清盛、義朝ともに身内を斬首せよと告げる。 清盛は死罪を避けらぬかと奔走し、さすがに父親は手に掛けられぬと言…
平清盛 第23回「叔父を斬る」~すべての重荷を背負って、この国を切り拓いていくのじゃ!
「叔父を斬ることで、おまえは新たな荷を背負った。すべての荷を背負って、この国を切り拓いていくのじゃ!」
と、信西(阿部サダヲ)は清盛(松山ケンイチ)に語る。
なるほど、時代を切り拓いていくリーダーというのは<重荷>を背負って生きていくものなんですね。
清…
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クレオパトラの件といい、
ホント視聴率ってなんなんだろう・・・と
考えさせられる週でしたね。
せっかくの良作が「視聴率」で潰されてしまうのはイカンっすわ(泣)
自分も悲しみ・悔しさ・やるせなさ・・・
色々な思いがごちゃまぜになりながら号泣してました!
時子様も、表情や言動が”武士の妻”になってきましたね。
「戦はいやじゃ」なんて言い出してたら、きっと涙が逆流してキレてたと思いますww
平清盛 第23回
脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/深田恭子/玉木宏/豊原功補/松田翔太/藤木直人/森田剛/西島隆弘/田中麗奈/小日向文世/和久井映見/阿部サダヲ/中村梅雀/松雪泰子/上川隆也/國村隼
第23回 「叔父を斬る」 11.6%…
大河ドラマ「平清盛」 第23話 あらすじ…
忠正、死罪-----------!!この決定に当然反発する清盛。身内を斬る等出来ないと言う清盛だが、それを信西は容赦なく「武士だからだ」と断言。こんなときだけ武士扱い。うわぁ、信西っ…
大河ドラマ「平清盛」時代を変えた男23斬れ!!!忠正と為義は我らの屍を乗り越えよ!と清盛と義朝に託した
大河ドラマ「平清盛」第23話は信西から清盛は忠正を、義朝は為義を斬首せよと命じられる。清盛も義朝もその命に異議を唱えるも認められるそれぞれ苦悩するも忠正、為義はこれを …
大河ドラマ 「平清盛」 #23 叔父を斬る
薬子の変以来の死刑執行に戸惑う清盛。
NHK大河ドラマ『平清盛』第23回「叔父を斬る」
こんなに身内を斬るっていうことを先週からひきずっちゃうなんて、
どんだけ時間をかけるんだよ。って思ってたんだけど、
でも、重厚でいい仕上がりだったと思いました。
信西は、清盛に忠正とその子ら…
「平清盛」 第23回、叔父を斬る
大河ドラマ「平清盛」。第23回、叔父を斬る。
直前まで見ていたバレーが気になってたんですが、
今回はドラマの内容が良くて、すぐに集中できました。
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良かったですよね!宴での清盛の姿に、以前やはり宴で忠盛が水をかけられてもグッと堪えていたシーンが蘇りました。あの時の父にも優る悔しさが、こみ上げてきたのが見てとれました。視聴率悪いのがつくづく残念です。
平清盛 第23回「叔父を斬る」
今週も『平清盛』のお時間です。(^-^)
あらすじ・・・・・
悪たれ小僧が自分の影につばをはいた、命がちぎれてとんでった(松山ケンイチ)
何度も書いているが、フリとオチは構成の基本である。 初心と言ってもいい。 そもそも構成とは全体を分割することなのだ。 たとえば・・・現在というのはすべての過去をフリとするオチなのである。 起承転結というのはフリフリフリオチと考えてもいいし、フリオチフリオチ…
平清盛 第23回 叔父を斬る
『叔父を斬る』
内容
戦いの終結。
信西(阿部サダヲ)が下した忠正(豊原功補)為義(小日向文世)への処分は、
斬首だった。
“従わぬなら官位を剥奪する”
清盛(松山ケンイチ)義朝(玉木宏)らの命乞いなども、
信西に訴えが通るわけがなかった。
清盛は、その処断…
NHK大河ドラマ「平清盛」第23回「叔父を斬る」
ようやく来ました悲劇の斬首の段。ちょっと引っ張りすぎって感がなきにしもあらずですけど、でもでも重要な涙の段。ま、まあねえ、叔父様を斬る清盛様よりも、父上様を斬る義朝様の方がより多く悲壮感が漂ってしまいまして、どっちかっていうとドラマチックで主人公チッ…
平清盛 第23回「叔父を斬る」
斬れませぬ!!
命だけはどうか—!!!
自分の身内を自分の手で斬首しなければならない
清盛。そして義朝の悲痛な思いに涙です・・
この時裏ではバレーも大接戦が~!!
もうどっちも見るの怖くて 辛かったな~~(涙)
大河ドラマ「平清盛」第23話
第二十三回「叔父を斬る」 視聴率11.6%
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今年の大河が、去年や2009年とかの作品とまったく違ったものであることを示した回でした。
くうさんが書かれたとおり、実の父を処刑するという、現代どころか800年前でも信じがたい命令を実行させられた義朝の凄まじい惑乱を、玉木宏さんの名演で見せましたね。
かわって太刀をとり、全員を斬首した正清も辛いどころじゃなかったですし。
この恐ろしい処断は、合戦の結果とかでなく、きわめて政治性の強い、それこそ粛清方針であることを表現しきりました。
平安時代のほとんどが死刑のない時期だったことを考えると、当時の人々でもいかに驚き恐れたかわかるような気がします。
信西の変化も、あともどり出来ないところまできてしまったので、平治の乱がけっこう早くきそうです。
『平清盛』 第23回「叔父を斬る」
JUGEMテーマ:大河ドラマあまりにも非常な斬首命令に、清盛は呆然としました。義朝は、父上を斬るなど出来るはずも、と抗議します。しかし、信西は「清盛なら斬るであろう」と、冷然として言い放ったのでした。これを言われた義朝は、返す言葉がないまま。帰宅した義朝は?…
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清盛は叔父を斬ることが出来ましたが、
義朝は父親を斬ることが出来ず…。
2つのシーンを行ったり来たりと、上手く演出していたと思います♪
どちらのシーンも非常に良かったです!!!
さて、信西の計画を知った清盛ですが、
その時の阿部さんの演技も最高でした!
うん、今回はどの俳優さんも凄味のある演技をしていましたね。
大河ドラマ「平清盛」第23回
共に、世を変えようぞ…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201206100005/
平 清盛 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)NHK出版 NHK出版 2012-05-30売り上げラ…