大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさを頼みますと伝えると、そこにはつ(宮崎あおい)がやってきて…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第8週「京都、最後の贈り物」 第47話
※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)
和歌山の土地の証文を あさに預けるお母はんを見て「生前贈与……」と思ってしまった私は『遺産争族』にどハマり中ですが何か……。
本日は、姉妹の母・梨江さんが東京出立前に白岡の家にごあいさつ。
もちろん娘たちにも会いたいわけだが、本の目的は よのさんへのご挨拶である。
なのに、
へ? お母はんがお義母様に?
2人で話するいうて、何の話したはんのやろ?
あんたの話やろ。
梨江さんは、ちゃんと嫁の苦労を解っていて、そして娘が家の中を守るという当時の嫁としては当然の仕事を何も出来ていないということも解りきっていて、フォローしに来てくれたんだよね。
まぁ……以前、山王寺屋の方ではフォローどころか姑の怒りを買っていたがな。
あれは、この人には珍しく表向きの話をしちゃったからねぇ…。
しかし、奥向きについての手腕はさすがであった。
まずは至らぬ娘を謝罪し→娘に対する相手の嫌味を共感しながら聞き→共に自分の姑世代についての愚痴を語り→贈り物どーーーん!!
わぁ!まあ!なんと美しい。
加野屋様に似合う思うてお仕立てしてきたんどす。
まあ!なぁ、かの、見て。
加野屋様、どうぞこれからも娘をよろしゅうお願い致します。
ああ!もちろんだす!
お手のもの~~…。
その後、梨江さんにお土産を渡すために手製ワンコを見繕う よのさん。
この人、やっぱり可愛いわ。人間的っ。
そないにいつもいつも家を空けてたやなんて…。
ほんまやったら離縁されてもおかしない事どすえ。
と、一応、娘を叱責しつつ、
「お商売の事も世間の事も、女子は何も心配せんと、ただお嫁に行ったらええんです。」
かつて自分が言った言葉が間違っていたかも知れないと語る。
表向きに関わった あさは家を助けている。
自分が言った通り何もしなかった はつは家を守れなかった。
女子の仕事も色々だと、母は時代の流れを悟ったんだね。
そうだすやろか?
うちも間違うてるて思うんだす。
そうかて、なんぼお家のためにて頑張っても、何やかんや言うて殿方は家にいてる女子はんが好きなんだすやろ?
その上で、チクリとこれな。
これって現在でもそういう傾向はあるもんね。
というか、今は女にも経済力と社会的ステイタスが必要とされるから、お金も稼いで家事もやる女が殿方の好きな女子やねん…あらあら過酷(爆)
自信持ちなさい。
これからの女子はあんたのように生きた方がええのかもしれへんえ。
え?
あさのように胸を張って堂々と…。
まあせやけど、あんたの場合はちとやり過ぎや思いますけどな。
女子のしなやかさを忘れたらあきまへんえ。
梨江さん的には、女子はしなやかで柔らかなんだな。
よのさん的には、しなやかよりも「したたか」かな。
そして、母は あさに和歌山の土地の証文を託すのだった。
母から渡しても絶対に受け取らないし。
「ええ時に」
と言われていたのに、その後に漬物持って来た はつにいきなり渡しちゃうんだもんな。
もちろん、もうこの先に会えるかどうか解らないし、母に挨拶させてお礼も言ってもらいたかったという妹の気持ちなのだろう…けど、当然、母の気持ちを突き返す はつ。
バンクや。
そうだす。銀行だす。
お姉ちゃん。
お父はんが作りはる「銀行」いうのはな、志のある人を応援するためにお金貸してくれはるとこなんだす。
今、お姉ちゃんと惣兵衛さんはお子たちも増えて精いっぱいお仕事頑張ってはる。
その志のあるお姉ちゃんを信用して応援して助けてくれる…
それが銀行いうもんなんだす。
そやさかい、これは貰うのやあれへん。
貸してもろたらええんだす!
ほんで、これ貸してもろた分、お姉ちゃんたちがその信用に応えて頑張ってそないしていつか何倍にでもして返したらよろしいのや。
そんな事、できる訳…。
いえ。そうしなさい。
あんたも言うてたやないの「青物には不思議な力がある」て。
あんたらはまだ若い。
これからいくらかて地に足つけて新しい人生歩む事ができるんえ?
うちもお父はんもな、あんたにそれ貸して、あんたら親子がこれからどう生きるのか見届けたいんや。
お願いや…はつ。
母の最後のお願いどす。
それを有り難く受け取って「返せる日」という目標を持った はつである。
決意した表情が美しかった宮崎あおいちゃん@はつ。
この母と はつのシーンはいつも泣けてきてしまう。
母と語るシーンは子供時代から あさよりも多かったかもね。
そして、今回は「お父はんとお母はんから」の贈り物だったことが嬉しい。
おかげさまでワシの中に巣食った「はつに冷たい今井家」の件も昇華しそうだす。・泣
愛情溢れた母の背中を見送る加野屋一行……
の中に、いつの間にか梨江さんとの会話が一切移されなかった ふゆが居たんだが…。
この子も はつに付いて行ったせいで苦労したんだけど、キャラとしてあまり重きを置かれていないのね。
そして、ここにわざわざ居る意味とは……。
あさの説得を聞いて、昨日は反発していた おあさ様を見直す下りなのだろうかと脳内補填。
だって、ここから突然半年も経っちゃったし。
はつは和歌山でお漬物屋として成功するのではなかろうか…と勝手に予想。
そして、すんずろーさんは、嫁の母にも気安くタッチ…
うーーん…やっぱりこの人、天然のタラシ……。
よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
白岡千代 … 小芝風花
白岡正太郎 … 木内義一
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄
福沢諭吉 … 武田鉄矢
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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コメント
しなやかさ>『あさが来た』第47話
はつが頑なに援助を断っていたのは
彼女が意固地になっているから
…と思ったけど
ま、そーいう部分はあると思うけど(笑)
五代さんが語る「BANK」へのアンチテーゼみたいで
実は、あさに「BANK」の神髄を語らせるため
…だったみたい>今のところ
あ、そこに来るんだすか
…って感じ(笑)
…ひじゅにですが何か?
「おなごのしなやかさを忘れたらあき…
しなやかさ>『あさが来た』第47話
はつが頑なに援助を断っていたのは彼女が意固地になっているから…と思ったけどま、そーいう部分はあると思うけど(笑)五代さんが語る「BANK」へのアンチテーゼみたいで実は、あ…
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>お姑さんに叱られるたびに正吉さんに可愛らしく泣きついて乗り切ったのでしょうか。
可愛らしく泣きつく若かった頃の よのさんはきっと本当にとろけるように可愛かったんでしょうね^^
何となく想像つく。殿方が弱いタイプ^^
>銀行は頑張る人を応援するという話の流れからも、惣兵衛が将来の展望を語る場面を見ても、はつには是非とも経済的にも成功してほしいです。
私もそう思います。
貧しくとも幸せっていうのは綺麗ごと過ぎてピンと来ないんですよね。
経済的に成功…。うん、まさにそれを私も希望します。
あさが来た 第47回
内容
あさ(波瑠)を訪ね、母・梨江(寺島しのぶ)が、加野屋にやってくる。
東京へ行く前の挨拶だと、よの(風吹ジュン)に、あさのことを詫びる。
そしてあさに。。。。あるモノを手渡す。
直後、はつ(宮崎あおい)が現れ。。。。。
敬称略
整理整頓は分かるんだけ…
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> 贈り物どーーーん!!
進次郎のいない婚礼の場で、梨江さんはよのさんがあさの花嫁衣装の生地に食いついたことを思い出したのでしょうかね。今井は呉服店でもあるんでしたね。
梨江さんがお姑さんに厳しく叱られてきたことはすんなり納得できたのですが、よのさんはちょっと。この人の言うことを鵜呑みにしてよいものやら。お姑さんに叱られるたびに正吉さんに可愛らしく泣きついて乗り切ったのでしょうか。
> はつは和歌山でお漬物屋として成功するのではなかろうか…と勝手に予想。
当たってるような気がする・・・。
銀行は頑張る人を応援するという話の流れからも、惣兵衛が将来の展望を語る場面を見ても、はつには是非とも経済的にも成功してほしいです。
あさが来た (第47回・11/20) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第8週『京都、最後の贈り物』『第47回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(…
「あさが来た」 第8週 京都、最後の贈り物 第46話・第47話
「あ・・・バンクや」あさ
「は?バンク?」新次郎
「そうだす。銀行だす。
お姉ちゃん、お父はんが作りはる銀行いうのはな、
志のある人を応援するためにお金貸してくれはると …
「あさが来た」第47回★土地の証文
連続テレビ小説「あさが来た」
第47回(11月20日)
大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさ…