滝子(大地真央)のおかげで、危機を脱した常子(高畑充希)たち。
だが、改良したチューブ入り歯磨きが突然爆発し始め、事業は失敗に終わる。
一方、鞠子(相楽樹)は勇気を振り絞り、君子(木村多江)に大学に進学したいと打ち明ける。
人が喜ぶことにやりがいを覚えた常子は、経済的な理由で反対する君子を説得し、自分が就職して鞠子を支えると誓う。
少しでも高給取りになるため、常子は急きょ、タイピストを目指すことになる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第8週「常子、職業婦人になる」 第44話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に簡単に。
前作の時に「成功や挑戦が豊かな経済力の上に成り立っているドラマ」のような事を書いたけれども、ちょっと反省し始めた…。
以前から度々書いているように、NHK朝ドラというのは主婦層を主に視聴ターゲットにしているらしいのに経済観念がほぼないのである。
だから、貧乏だ貧乏だと語るくせにちっとも貧乏っぽく見えないドラマよりも、どんだけ金があるんだかちっとも解らない富豪の話の方がまだいいかも知れない…と思い始めた自分…。
とりあえず…
どういう資金があって、いくらくらいするチューブに、どのくらい材料費のかかる物を詰めていたのか…そして森田屋の仕事はどうなっちゃっているのか…そこから語ってもらいたいよね。
そもそも、日本における歯磨き粉の歴史として、第一号は江戸時代にすでに出来ていたらしい。
そしてチューブ入り歯磨き粉は明治44年にあのライオンさんから出ているんだよね~。
大正時代にはもっと様々な企業がチューブ入り歯磨き粉に参戦している。
けれども、この史実のモデルの人・大橋鎭子さんが「オーシー歯磨き」を作って売ろうと考えた事も事実。
昭和11年。
歯磨き粉は実際には充分普及していたというのに、どういう流れでこうなったのか…
史実も含めてよく解らない。
大橋鎭子さんもお母様の歯槽膿漏から歯磨き粉作りを始めたという話だけれども。
まぁ、失敗したらしいから、これで終わりなんだろうけれども、もんもんとする。
破裂の説明も、
アルミ製のチューブを使ったんですか?
はい! はい! はい!
アルミと歯磨きが反応して気体を発生させたんです。
つまりその気体が原因でこの破裂………。
に、とどまった。
しかし、前述したライオンの初期のチューブはたぶんアルミだったはず…
(最初の最初は錫だったらしいけれども、戦争のため使用禁止令が出たとか)
うーーん…もんもんと…(笑)
失敗しちゃいました。ハハハ…。
と、みんなで笑いあうシーンは本来なら好きなシーンのはずなのだが、ここで今日、気付いたの。
あーーー「間」だよねーーと。
おめーのおかげでこうなったのに、無関係な森田屋のみなさんに大迷惑かけて笑ってる場合かよ!
↑本来、ここでは、視聴者にそういう「呆~~」の感情が起きるものの、みんなの笑顔で「ま、いっか」「人間って失敗する物ですよね」「人間の笑顔っていいよね」と心が動く場だと思うわけ。
で、そう動かすためには爆笑できる畳みかけのコントセリフの掛け合いとか、ファンタジーのようなほのぼの感が必要だと思うのだが…
それが、あまり上手くないんだね。
だから、最初に起こる不満感が消えずに残っちゃうんだな。
ああ……
そういう目線で見させられちゃうことが、もう悲……。
おじさんが「掻き集めてきた」という金だって、「集めた」のであって「儲けた」ではないので、また何か被せられる可能性があるのに、そこがスルーで平気か、この家族…と、もう不安しかない。
常子。
お金を稼ぐというのは容易な事ではないんです。
と、かかがとっても納得行く常識を口にしたのに、
初めてなんです!
平塚らいてうの文を読んで、今まで感じた事がないぐらい胸が熱くなりました。
自分もこんなふうに人の心を熱く焦がせるような女の人の生き方を後押しできるような文章を書きたい。
私の文章でたくさんの女の人を勇気づけたいって、そう思ったんです!
だからもっと勉強がしたい。
で、心が動いてしまうのね。
そりゃ勉強したいという若者は助けてあげたいが、そういうのは金持ちの人格者に言うべきだと思うんだ。
かかが働きすぎて死んでしまうのではとあんなに心配していたのに、ここではもっと働いてくれとかかに言うんだ。
それとも、これは「お祖母さまに頼んで下さい」という間接的なお願いなのだろうか。
だって、さしあたり学費をバッと出せるほどのお金はないはずだよね。
自分的には、金にも困っていることだし、本当にもう常子はキヨシと一緒になって青柳を継げばいいと思うのだ。
キヨシはきっと、面白くて優しくてイイ男だよ、うん。
この2人で、とんちき夫婦の材木屋繁盛記をやればいいじゃないか。
タイトルも「とんちき姉ちゃん」でいいと思うのだ。
とともきっと許してくれる。
だって、もう全然 とと と違うもん~~。
…って思うほど、自分的には青柳家の方が好ましいです。はい。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
山岸 隆一 … 田口浩正
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
とと姉ちゃん(part1) [ NHK出版 ] |
暮しの手帖 2016年4月号 【特集】 『暮しの手帖』を創ったしずこさん(連続テレビ小説 『と… |
【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の… |
暮しの手帖別冊 しずこさん「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 2016年 04月号 [雑誌] |
※「Twitter」やってますです。
【とと姉ちゃん】
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44
コメント
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
私だったらこのドラマなら溜まったらもう止めちゃうかもしれないーー!!
たぶん「毎日見る」という中毒のような朝ドラ病に冒されているから見ているだけかもーー(そしてとりあえず毎日書くというブログ病の材料(笑))
>うめちゃん先生よりも、周囲の巻き込み方がひどく後味が悪い。
ヤクザが絡んでくる辺りも鬱陶しく、
おじさんが姪の苦労をあっさり台無しにするのも、なんだか残念でならなかったです。
梅子の方は一応…ちょっとだけど勉強もしていたし、ちょっとだけど研修もしていたし、ちょっとだけど……ああ、ダメだわーーあっちもイイ所を思い出せない!(爆)
そうだ、梅子の良い所は松岡先生だね!!
そして、ととの良い所はキヨシだね!←レベル落ち…
>職業婦人になってから、面白くなりそうかしら。
また虐め話になりそうなのよね…
よく考えたら梅子の良い所はそういうベタだけは無かったところかなぁ。何せ天然だったからね…
SECRET: 0
PASS: 984e0037bc680040c3165a33fc64e091
今日はやっと此処まで見ました。録画溜まってる〜(汗)
うめちゃん先生よりも、周囲の巻き込み方がひどく後味が悪い。
ヤクザが絡んでくる辺りも鬱陶しく、
おじさんが姪の苦労をあっさり台無しにするのも、なんだか残念でならなかったです。
あ〜、もういっそ見るのやめようかと思ったんだけど、
何処かで最後まで見届けたい気持ちもまだまだありで。
職業婦人になってから、面白くなりそうかしら。
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>今日の放送分未見なので、昨日の分の感想ですみません〜
いや全然全然!!
私も書かずに出かけたら今日の分がスッカリ遅くなっちゃって(笑)
>森田屋の皆さん、なぜ笑える!?とポカンとしてしまった。
心が狭くて申し訳ないが、私が森田屋ならヤクザに関わってる時点で出て行っていただくわw
ここで「あまちゃん」なら畳みかけるようにツッコみ!!ツッコみ!!ツッコみ!!が入って、あーーもう怒りなんてどうでもいいやってなるんだよね^^;
この脚本と演出だと「ダサいくらい我慢しろ!」って気分になれないよねーー。
そう、小道具や背景はとてもいいのだから、それに見合ったドラマにすればいいのにな、と思うのですよ。
変にコメディ目指さないでもっとリアルにやればいいのに。
>私もさ、常子とキヨシの木材問屋珍道記を観たいよw
キヨシ人気がなぜか高いことだけが私の救いだよ(爆)
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>彼は花燃ゆにも出てたのですね。私は金子くんの死あたりで挫折したので全く記憶にありませんが…。
野村靖の役だったのです(要潤の弟でした)
>それにしてもこの朝ドラは、コメディーなのかもしれませんが
うーーん…コメディとしての演出や脚本が弱い気がしますねーー^^;
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>モチーフとなった大橋さんはなんだかんだいって資産家のお孫さんだったのでは~。
史実の大橋鎭子さんは父方は実家は名字帯刀を許された大きな家、養父母は深川の材木商。親戚筋は有名な登山家一家。と申し分ないお家柄。鎭子さんの就職などにも協力してもらっているらしいです。
母方の方は北海道の実業家ですが、史実の ととの療養にはやはりお金が掛かったみたいで、亡くなった後は かかが宝飾品を売ったり、母方の祖父は家や土地まで売って姉妹を育てたと言う話です。オーシー歯磨きに掛かるお金は土地を売って出してくれたらしいですよ^^;
当時の円換算、ありがとうございます。
しかし、このドラマではどう計算しても虚しいくらい経済観念がスルーされてますね^^;
>鞠子も就職してお金を貯めてから改めて大学めざしてもいいし
昔はそういう人は多かったですよね。
現代と違って大学って親のすねではなくて自力で行く人も多かったですし。
大橋鎭子さんも就職して働いた後に日本女子大に行っているんですよね~。
本当にそこまでお金がないのなら、一旦働いた後に大学に行くというのが筋だと私も思いますわ~。
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>>貧乏
この路線はやっぱり「ゲゲゲ」です(笑。
経済観念があると言ったら「ゲゲゲ」が一番リアルだったかも知れないです。(でも結構ながら見だったので自信はないです(笑))
あ、「おしん」は別格として、です。
他の朝ドラは大抵、金がないと言いつつ引っ越せたり家を建てられたり、倹約したり大物買いしたりの落差激しく、どこから金が出ているのかサッパリ解りません。
朝から貧乏暮らしは視聴者は見たくないからという説がありますが、だったらお金持ちばかり描いておけばいいのに。
そういう意味では今から考えると「あさが来た」は何やっても「どうせ有り余るんでしょ」と思えたので良かったのかも(笑)
あれは、むしろ「庶民のように描きすぎ」でした
SECRET: 0
PASS: c0bb460be2c4772c42583507b90b443c
今日の放送分未見なので、昨日の分の感想ですみません〜
くうさんのレビュー読んで、「ああ〜わかるわかるよ〜」と思ってしまって^_^;
失敗に思わず笑ってしまう主人公、それにつられて自然と(?)笑みが漏れる周りの人々…という図が、理解できず。
森田屋の皆さん、なぜ笑える!?とポカンとしてしまった。
同じシチュエーションでも、そうだよね笑うしかないよね、と微笑ましく見守れる場合もあると思うんだ。
たぶん、それだけの愛着を登場人物たちに感じられないからなんだよね〜。
同じ世界を生きられないというか、遠い世界の出来事を見てる気分。
だから一緒に泣いたり笑ったりできないんだな…。
エピと人物造形が紙芝居のよう、とでも言うか。
小道具とか建物とか細部は素敵だと思うので、もうちょっとこちらが自分を投影できるような生き生きとした(不自然さのない)描き方になればなーと、もったいなさを感じる。
私もさ、常子とキヨシの木材問屋珍道記を観たいよw
そして鞠子がヒロインになり婦人雑誌を創刊、でいいじゃないか…ダメ?f^_^;
2273字>『とと姉ちゃん』第44話
当時としては少数派の職業婦人を目指していた後藤さん
しかも、高給取りのタイピストに推薦されていた優秀な後藤さん
東堂先生さえ「苦しみました」と言っているタイプライターなのに
…って
今迄の様子からして、東堂先生があまりデキない人って気も>こらこら
そんな後藤さんの進路を邪魔するかの様に
イキナリ降ってわいた縁談
いや、邪魔するかの様に…ではなく完全に邪魔しているわけで……
2273字>『とと姉ちゃん』第44話
当時としては少数派の職業婦人を目指していた後藤さんしかも、高給取りのタイピストに推薦されていた優秀な後藤さん東堂先生さえ「苦しみました」と言っているタイプライターなのに…
とと姉ちゃん 第44回
内容滝子(大地真央)の助けにより、金貸しは撃退できたものの、常子(高畑充希)たちが作ったチューブ歯磨きは失敗に終わる。
そんななか鞠子(相楽樹)が。。。。
敬称略
今作って、雑なところは雑だから、
もう、なんでも良いんだけど。
明らかに“指で塗…
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
清には三匹のおっさんの早苗ちゃんみたいな嫁をもらってほしいなぁ…。彼は花燃ゆにも出てたのですね。私は金子くんの死あたりで挫折したので全く記憶にありませんが…。
それにしてもこの朝ドラは、コメディーなのかもしれませんが、笑えないのでつまらないですね。
SECRET: 0
PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
>タイトルも「とんちき姉ちゃん」でいいと思うのだ。
これいい!これみたい!あしたからまた清はでないのかな。
モチーフとなった大橋さんはなんだかんだいって資産家のお孫さんだったのでは~。
なんせ14歳の大橋さんが歯磨き事業はじめるにあたって両方のおじいさんたちがいまのお金で一千万用意してくださったそうなので。
貨幣価値がどんなもんじゃろうのうと昭和初期物価表でしらべました。
昭和10年ごろは、(1円を1900円として計算)
帝大の年額が100円(19万)、早稲田慶応120円(約23万)、
私立中学平均授業料年額72円(約14万)で二人分だと144円(約28万)
大卒初任給73円(約15万)
常子のタイピスト月給が40円(7万6千円)
他のが20円台(3万8千))~30円台(5万7千))とすると
女学校卒のお給金は確かに男性の半分、それ以下ですね。
こうしてみるとタイピスト職につけるなら大学の学費はだせそうですね。
あ、女子大ならいくらかわかりませんが。
君子さんのお給金はいくらで4人分の食費がいくらひかれて手取りはいくらもらっていんでしょうね。
なんでもかんでも滝子にすぐ頼るのはこれから美子の女学校費用もお世話になるのだろうし
ちょっと抵抗があるのですが、お嫁に行く支度を考えてくださっているかもしれないのだし
最初からお金を出してーじゃなく、話くらいしてもいいと思いますね。
鞠子も就職してお金を貯めてから改めて大学めざしてもいいし
教職に就きながら文筆業をしたはなさんという朝ドラの先輩もいるし
尊敬する林芙美子も働きながら書いた人だし、と、大学行きたいけど言い出せない、じゃなくて、
よし、私、学費のために働くわ、だから家には入れられない、ごめん、であってほしかったです。
SECRET: 0
PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
>NHK朝ドラというのは主婦層を主に視聴ターゲットにしている
>らしいのに経済観念がほぼないのである。
「ごち」の第一週でお母さんが家計簿をつけ夫に意見していましたが
ヤンママがノリノリだった前作との差別化をアピールしただけで
主人公は全く母親似ではなかった。それでも
「美人と言うより個性のある顔立ち」
「最後に少し商売をしたけど基本は専業主婦」
で主婦層にウケたのか2010年代朝ドラ主演女優の中で
杏はもっとも大成している印象がありますが。
>貧乏
この路線はやっぱり「ゲゲゲ」です(笑。
原稿料で艦隊模型を買ってきたのを思い出す。
向井、あの頃から変わって無いね!
>常子はキヨシと一緒になって青柳を継げばいいと思うのだ。
曖昧な「夢、夢」言っているよりは妹達に好きな道を歩ませてあげるため
「金」と明言する辺りは俗っぽくて良いのですが、大きなお金を
動かしたいのなら職業婦人への憧れなんか優先させる事じゃないですし。
お婆様だって強制はしなくても継いでくれるって言えば、やっぱり嬉しい。
とと姉ちゃん (第44回・5/24) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第8週『常子、職業婦人になる』『第44回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
滝子(大地真央)のおかげで、危機を脱した常子(高畑充希)たち。だが、改良したチューブ入り歯磨きが突然爆発し始め、事業は失敗に終わる。一方、鞠子(相楽樹)は勇気を振り絞り、君子(木村多…