寄生する虫を間違えましたね。
そうかもね。
でも 何で ご主人に知らせなかったんですか?
妊娠してないこと。
携帯見たことバレるから。
ご主人に軽蔑されたくなかった?
弱みを握られたくないから。
嫌われたくないからでしょ。
とっくに嫌われてるわよ。
それでも まだ家族でいたい。
娘さんも大変だよ。 ねっ。
こんな親の痴話ゲンカに振り回されて。
あの子はね…あの子は全部分かってますよ。
一人でも生きていけるようにずーっと言い聞かせてきたんです。
そういうあんたは今まで一人で生きてこれたか?
え? 子供ってのは親が思ってる以上に敏感だぞ。
刑事ゆがみ 第5話
簡単感想で。
毎週レビューしたいしたいと思いつつ、追いつかずすいません。
毎回、本当に面白いな、と思いながら見ている。
もう何十年もあっちこっちで見たような刑事ドラマネタ。
今さら新しいドラマに仕立てるのも大変だと思う。
それでも面白く見られるのは、人間ドラマとして上手いからだよなぁと。
今回も。
子供は預けられているだけで、誘拐されていなかった。
夫の心を愛人から引き離し、自分たち家族に繋ぎとめるための自作自演誘拐。
もっと、夫の立場を社会的に傷つけて離婚してやれば……という話ではないのよね。
浮気していようが、心が離れていようが、家族で居たいんだ。
子供が幼くて、一番「家族」が楽しい時で、思い出いっぱい作りたくて。
何て馬鹿な女なんだろうと思いつつ同情した。
妻の気持ちがものすごくよく解る。
一人になんかなりたくない。
なのに、子供は一人で生きていけると言う。
弓神の言う通り自己中。
自己中だけれども、悲しいのね。
「寄生虫」と言われてしまった……。
家族に依存するのは病気だとは思う。
けれども、支えていってあげてほしい……と、思ったら、結末は離婚せず、娘と夫は2人で妻の面会に行っているらしい。
ちょっとホッとした。
おとなしそうな顔した愛人秘書が、えげつない手段で妻を傷つけていたことも同情の決め手。
人間は、馬鹿ですから。
そんなに器用には生きられないのよね。
板谷由夏さんの心乱れた演技が素晴らしかった。
そして……
ロイコ事件の顛末も気になる。
なんせ、オダギリジョー出て来ちゃったし!
ロイコ?ロイコなの?
そうなると……
弓神は、横島不二実ではない人物を焼身自殺させてしまったことに気づいているから、ロイコに拘り続けているのか。
弓神(浅野忠信)と羽生(神木隆之介)は、花道署からの要請で誘拐事件の捜査に協力する。誘拐されたのは、前花道市長を父に持つ宇津巻京子(板谷由夏)と婿で市会議員の誠治(丸山智己)のひとり娘・真利奈(後藤由依良)。
弓神に協力要請があったのは、誘拐現場にカタツムリのマークが残されていたからだった。7年前、花道署管内で起きた異質な殺人事件に関係する。
事件が異質だったのは、事件内容が小説に酷似していたためで、小説「ロイコ」の名前を取って、ロイコ事件と呼ばれた。ロイコとは「ロイコクロリディウム」の略で、カタツムリに寄生し、脳まで支配する寄生虫のこと。「ロイコ」は、主人公が殺人鬼に寄生されて心を操られ、殺人を犯していくという物語だった。そして、現場にはカタツムリのマークが残されていた。「ロイコ」はベストセラーになったが、実は犯人は作者の横島不二実だった。横島は逮捕前に焼身自殺したが、彼を追い詰めたのが弓神だった。
弓神は、ヒズミ(山本美月)を麻薬の密売人だと偽り、羽生にマークさせると単身で宇津巻邸へ。そこで花道署の刑事・久松(木下ほうか)と合流し「ロイコ」の発禁運動で先頭に立ったのが、前市長の宇津巻喜平だと知る。同じころ、テレビを見ていたヒズミは、誘拐事件の報道でカタツムリの絵を見た途端に動揺し、店を飛び出す。
そんな中、誘拐犯から、京子と誠治に身代金を持って指定の場所に来るよう連絡が入り…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
※キャスト
弓神適当 – 浅野忠信
羽生虎夫 – 神木隆之介
菅能理香 – 稲森いずみ
多々木挙男 – 仁科貴
町尾 守 – 橋本淳
氷川和美 – 山本美月
ゲスト
第5話
宇津巻 京子 – 板谷由夏
宇津巻 誠治 – 丸山智己
宇津巻 真利奈 – 後藤由依良
久松 – 木下ほうか
音島カレン – 桜井ユキ
※スタッフ
脚本 … 倉光泰子、大北はるか、藤井清美、池上純哉
演出 … 西谷弘、加藤裕将、宮木正悟
プロデュース … 藤野良太、高田雄貴
原作 … 井浦秀夫「刑事ゆがみ」
音楽 … 菅野祐悟
主題歌 … WANIMA「ヒューマン」
コメント
巨炎さん
>和美の事情は全編通じて明かされていくのでしょうが次回(昨晩)の布石にもなっていましたね
先週、オダジョに会ったのに、今週は普通にスルーでしたもんね。弓神にも秘密でたびたび会っているという事なのか。
>〇ソガキに最初に会いに行った時の「税金の無駄遣い」の一言が
しれっとオチに繋がる辺り、伏線の張り方が上手いです。
第6話も面白かったですねーー!
よくできた脚本だと思いますよ。
視聴率がイマイチでネットニュースに色々書かれているようですが、構わずばく進していただきたいです。
このクオリティなら、もし映画化と言われても迷わず観に行けます(笑)
月9よりも普通に政治家さんらしい家庭の話。
和美の事情は全編通じて明かされていくのでしょうが次回(昨晩)の布石にもなっていましたね。爺さんが探偵雇っても全く掴めなかったク〇ガキ(金と権力持って二十歳を超えていても頭の中はアレ)の悪事をアッサリいぶり出す天才ハッカーぶりですが社会性や人間性を代償にしてきた所もあるのでしょう。一方で自分と同じような境遇の女の子を殆ど無自覚に助けた。新井美羽の役で初めて感情移入できたような気がします。
悪事の相場にアタリをつけたは、ゆがみでしたが。
〇ソガキに最初に会いに行った時の「税金の無駄遣い」の一言が
しれっとオチに繋がる辺り、伏線の張り方が上手いです。
木曜劇場『刑事ゆがみ』第5話
内容勉強会で詐欺師マリッチ(リリー・フランキー)と対峙する羽生(神木隆之介)が、翻弄されてしまう羽生。代わった弓神(浅野忠信)は。。。。 そんな中、花道署から誘拐事件の捜査協力の要請がある。誘拐されたのは、宇津巻真利奈(後藤由依良)母・京子(板谷由夏)の父は、前市長であり。父・誠治(丸山智己)は市会議員。要請があった理由というのは、現場にカタツムリのマークが残されていたのだ。7年前、花道署管内で起きた殺人事件…
刑事ゆがみ 第5話
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刑事ゆがみ 「因縁寄生支配宿敵」
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刑事ゆがみ (第5話・2017/11/9) 感想
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