【高校入試】第5話 感想

この2枚のことじゃなくて、こっちの告発文が書かれた方なんですけど。

おう。受験番号59番だな。

59番。

採点中に言ってもいいのかな。

気付いたことがあったら何でも言った方がいい。

じゃあ言います。

…59番松島先生の息子さんです。

 

高校入試　第5話　

　　　　　　　

入試が全て終わり、受験生たちが続々と帰っていく中、相田はバレー部の部室で石川衣里奈と
会っていました。

みどり先生に姿を見られた、と相田に打ち明ける石川。

まあ、彼女はあまり視力が良くないからな。俺が何とかごまかしとくよ。

そうなの？

コンタクトの度が最近合ってないらしい。

よく知ってるね。

えっ？ あっ、うんまあ…職員なら誰でも知ってることだ。

とにかく、在校生が入試の日に学校に紛れ込んでいたなどと知れたらそれこそ大騒ぎ。

お誕生日おめでとう。

と、適当に言って、石川を帰らせる相田。

あのね…。

何だ？

インディゴリゾート、誰と行くの？

はっ？何のことだ？

とぼけないで。
これ部屋で見つけたんだから。

と、ゴールドカードを見せる石川。

お前が持ってたのか！

ってか、お前だったんかい！みどり先生の彼氏……。

水野先生と修学旅行の下見に行くために取ったんだ、と誤魔化す相田。

二股ですか……。

 

応接室では、相変わらず芝田母が携帯持込みの事で大騒ぎ…。

親が出来る事なんて少ないから応援メールを打ったのが何がいけないのかと…。
しかも、食堂には「携帯電話使用可」と張ってあったから、と言う芝田母。

あそこに「使用不可」と書いてあれば…いいえ、そもそも「使用可」だなんてわざわざ
煽るような紙が張っていなければ、私だってメールなんか送りません！

ばかか・・・。

しかし、問題は送った事よりも、受けられてしまった事の方にあります。

携帯電話が鳴った場合は失格だと事前に説明をしてあるし、教室の貼り紙にも
記載してある、と言う教頭に芝田麻美が言い放ちます。

その先生はもごもご喋るので、注意していたかもしれませんけどよく聞き取れませんでした。

でも、黒板に貼ってあった紙はちゃんと読みました。
「失格」なんてどこにも書いてなかった！

 

そこで、先週の「これ、おかしくないか！？」の続きになるわけです。

 

教室に掲示してある紙は、開始前に昨年の物を使い回ししたことは、すでに視聴者も
周知の事実。そして、やはり、そこには「携帯電話を持ちこんだら失格」の一文が
抜け落ちていたのでした。

芝田母子は県会議員の妻子。
色々と面倒くさい親子です。

もしもこれで失格だなんておっしゃるなら、こちらは正式に訴えさせていただきますわ。

の言葉にビビッた教頭は、

注意事項に不備があったのはこちらの責任ですので芝田さんの失格は取り消します。

と、言い切ってしまったのでした。

 

うるさい保護者もこれでやっと姿を消して、教師たちは採点の時間を迎えます。

 

「試験会場２」教室に残っていた村井が、杏子の携帯電話を掃除用具入れの中から見つけたと
さし出しました。

もしかして坂本先生の携帯みたいに盗まれたとか。
それを最後に見たのは？

朝、げた箱の所でメールしてましたよね？

えっ？
ああ、みどり先生に頼まれたことがあって1件。
その後はいつものように職員室の机の一番上の引き出しに入れたはずですけど、
プラカードを取りに行ったりばたばたしているうちにどこか置きっぱなしに
しちゃったのかな。

もしかして、入試をつぶそうとしたやつらは試験中にこれを鳴らすつもり
だったんじゃないかな。

なるほど。
でも偶然ホントに携帯が鳴っちゃった子がいて、予定変更したってわけですね。

盗まれたとはいえ杏子ちゃんの携帯が鳴っていたら厄介なことになってたな。
沢村会長あたり、この教室で英語を受けた子全員を満点にしろとか言いだしかねないよ。

春山先生ラッキーでしたね。

そうなのかな。

 

さて、先生たちが集まらないのでイラついた坂本先生が校内放送で呼び出しを掛け、
小西先生、杏子、 宮下先生、相田先生…が招集されます。

これが「英語採点チーム」。

採点を始める前に、実は、坂本先生が解答用紙を誤って床にばらまいてしまい、
それを相田先生が集めています。

英語の答案用紙は受験番号順になっていません。

 

あれこれと文句を言ったり、坂本先生に質問したりしながら採点していた教師たちですが、
宮下先生の手が止まります。

なあ、ちょっと。

今度は何？自分で注意事項を読んで確認してから質問しなさいよ。

いや、たぶん載ってないだろ。
「告発文が書かれていた場合」なんて。

訳した文章でも書いてあるんじゃないの？

絶対に違う！ほれ。

 

受験番号59番の解答用紙の一番下に注目する教師たち。

「ケータイ騒ぎの最中に55番が61番の答えをカンニング」

念のために55番と61番の回答を確認しますがカンニングだと言う確証は得られません。

その時、杏子は気づいたのです。

59番…松島先生の息子さんです。

告発文を書いたのは、松下先生の息子さんらしい…。
沈黙する4人……。

…まあ、取りあえず…全部採点してから本部に報告しましょ。

そうだな。ここで審議することじゃない。

 

そして、また採点は始まり…

番号順に解答用紙を並べ始めた宮下先生が言い出したのでした。

答案用紙が…1枚足りないんだ……。

 

抜けているのは「46番」。

携帯が鳴った子のじゃないんですか？
水野先生が 一緒にとじずに本部に預けたのかもしれない。

しかし、芝田麻美の番号は「77番」。無関係でした。

 

そういえば、さっき答案を落としてしまったときに白紙が交ざってたから
予備だと思って向こうによけたんだった。

と、相田先生。

もう、あなたの仕業だったのね。
紛らわしいことしないでよ。

えっ、でもこれ奇麗だし、受験番号も書いてないっすよ。

問題を見た途端諦めて何も書かなかったのかな。

それはないわね。
難関私立高ならともかく、県立高校の入試問題よ。

一高の合格ラインは5教科平均90点。
例え解らなくても投げ出すはずはない、と坂本先生。

でも、最近の若い子は恥をかくのが嫌だから勝負をしないっていうのが
増えてるみたいだしな。

そんな子、うちにはいらないわ。
じゃあ、この白紙が「４６番」ということで０点でいいわね？

 

こうして、「46番」の英語は0点として採点されたのでした。

掲示板には、新たな書き込みが入ります。

「賽は投げられた」

 

今週も、

ええーっ！もう終わりーー！？

って感じに終わってしまいました。
続きが気になって仕方ない。

いつもよりも丁寧にシーンを拾ったのは、風邪薬で頭がボーっとして色々と把握
しきれなかったので、自分の中で整理するためです。

でも・・・録画見ながら書いても、よく解らなかった。

 

※英語の回答について今回怪しかったシーン。おさらい。

・上条教頭がトイレに行く間、解答用紙を見張る役目をみどり先生に頼んでおり、
みどり先生は英語の解答用紙が入った封筒に触れている。

・採点の前に坂本先生が解答用紙が入った封筒を持ってトイレに入っており、
手洗い場に封筒を置きっぱなしにしている。
(この時、隣りの男子トイレには松島先生が入っている)

・坂本先生が解答用紙を床にばらまいてしまい、相田先生が拾い集めている。

 

元々、英語の解答用紙は受験前にも1枚足らないと言って杏子が足しています。
試験終了後、村井先生が教卓に置いてあった1枚を入れ忘れだと思って封筒に混ぜています。

 

英語の解答用紙は、もう初めから受難だらけ……。・泣

いっそ、英語だけやり直した方がいいのでは、ってくらい。

 

なんかもう…本当にワケが解らなくなってきた。
すでに誰もかれもが怪しいです。

しかし、一高出身以外の教師が怪しい…という私の予想は変わっていません。

主人公・杏子は今回は単独行動はなく、怪しい所は特に見つかりませんでした。

 

うーーん…ほんと、杏子の携帯が掃除用具入れから出てきた意味も解らないなぁ。
でも、これは絶対に計画的ですよね。

たぶん、坂本先生の携帯が出てきたのは、このための前準備だったのかと。
つまり「盗まれて隠された」と周りに思わせる準備。

 

色々と仕組まれてますなぁ……。

早く、続きが見たい～～！！

 

【関連記事】
「告白」悪夢の教室 by 映画@見取り八段

 

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ついに入試が終了。
春山杏子(長澤まさみ)ら教師たちは後片付けを始める。
受験中に携帯電話が鳴り、パニックを起こした受験生・芝田麻美(美山加恋)は受験妨害と
みなされ失格を言い渡される。
納得できない麻美の母、芝田昌子(生田智子)は応接室で校長・的場一郎(山本圭)、入試部長・
荻野正夫(斉木しげる)、試験監督・水野文昭(阪田マサノブ)に対して猛抗議をする。
そこに、受験妨害の被害者の親として抗議に来ていたはずの沢村幸造(入江雅人)も加わり、
親たちは受験妨害が学校側の責任だと言い張る。
学校側に落ち度はないと説明する荻野だが、麻美が受験した試験会場2の黒板に貼ってあった
注意事項の張り紙には、他の教室に掲示してあった注意事項とは明らかに違う重大な欠落があった。
証拠を盾に、学校側に責任を取るようにもとめる沢村と昌子。
的場は、どのような結論を出すのか、一同の視線は的場へ集中する。

一方、採点を始めようとする教師たちの中、村井祐志(篠田光亮)は試験中に見つけた、
ある物について口を開く…校舎は再び不穏な空気に包まれる。

(上記あらすじはYahoo!TVより引用)

 

よろしければ→【2012年10月秋期ドラマ一覧】ラインナップとキャスト表

 

　　
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【キャスト】

春山杏子 … 長澤まさみ
滝本みどり … 南沢奈央
相田清孝 … 中尾明慶
小西俊也 … 徳山秀典
村井祐志 … 篠田光亮
宮下輝明 … 小松利昌
　
荻野正夫 … 斉木しげる
　
沢村幸造 … 入江雅人
芝田昌子 … 生田智子
田辺光一 … 中村倫也
寺島俊章 … 姜暢雄
徳原優介 … 倉貫匡弘
沢村哲也 … 荒木宏文
　
芝田麻美 … 美山加恋
田辺淳一 … 柾木玲弥
松島良隆 … 高杉真宙
沢村翔太 … 清水尋也
石川衣里名 … 山崎紘菜
　
上条勝 … 清水一彰
水野文昭 … 阪田マサノブ
松島崇史 … 羽場裕一
坂本多恵子 … 高橋ひとみ
的場一郎 … 山本圭

 

 
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