チャンスがあるなら、高い所にいる誰かと知り合いたいと思ってた。
自分が今いる場所から、もっと遠くへ行くために。
すべてを手に入れた誰かの背中に近づいて、その肩に手をかけてみたかった。
それをバネに
今よりもっと高い所に行くために。
Nのために 第4話
2004年。都内のマンションの一室で殺人事件が起きた。
被害者は会社員の野口貴弘と、その妻・奈央子。
警察はその場に居合わせた西崎真人を容疑者として逮捕した。
事件の現場には犯人・西崎真人の他に杉下希美、成瀬慎司、安藤望の
三人が居合わせていた。
西崎真人は事件直後、弁護士にこう話している。
「すべてはNのために」
高野は西崎の弁護人だった津嘉山を訪ねていた。
また来たんですか。あなた。
少し面倒くさそうに2004年「スカイローズガーデン殺人事件」の資料を出す津嘉山。
確かにね、スッキリしない事件でしたよ。
西崎君は野口さんを殺害したのは自分だと認めていました。
凶器から彼の指紋も見つかりました。
関係者の供述にも矛盾はないし、裁判所が有罪と認定したのも当然でしょう。
しかし、直接犯行を目撃した者は誰もいなかった。
彼が自白しなければ有罪になるような事案じゃなかったようにも思いますね。
自白は信頼に足るものでしたか?
もちろん。本人の言い分をしっかり聞いて私なりに吟味しましたよ。
ただあくまでも自分がやったと言い張るんでね。
それ以上はね。
2004年。
杉下希美と成瀬慎司は警察の尋問にこう答えている。
杉下希美。明央大学4年です。
本籍地ですか?
香川県青景郡青景村三咲37の5。
青景島っていう瀬戸内海の小さな島です。
安藤と二人で 野口さんの自宅に招かれていました。
食事の前、安藤が来るまで野口さんと書斎で将棋をしていました。
野口さんが一旦席を外してからも、私は次の手を考えていたので
リビングで起こったことにすぐには気づきませんでした。
大きな物音がしたので書斎を出ると、そこに西崎さんがいて…
驚いて声が出そうになりました。
どうしてそこに西崎さんがいるか分からなかったからです。
物音に驚き将棋盤を引っくり返して部屋へ行くと、そこに西崎が夫妻を見下ろして
立っていた。手には何か棒状の物を持っている。
幽霊のように白い顔をして血に染まった西崎…。
成瀬慎司。レストラン「シャルティエ・広田」でアルバイトしています。
出張サービスで野口さんのお宅に伺いました。
店で調理した料理をお届けして皿に盛りつけたりサーブしたりします。
野口さんご夫妻は店の常連です。
僕は面識がありませんでしたが…。
成瀬がデリバリーの食事を部屋に届けるためにマンションのエントランスで
連絡をすると、偶然、高校の同級生だった杉下希美が出た。
助けを求められて部屋へ行くと、そこに血まみれの夫妻の遺体があった。
杉下希美とは高校卒業の後は友人の結婚式で1度会ったきり…。
2014年。
希美は帰国した安藤と久しぶりに食事をした。
店内はクリスマスの飾りつけ。
西崎さんには会った?
と、安藤は聞いた。
ううん。
成瀬とも?
あれから誰にも会ってない…。
西崎も刑務所から出てきた。
事件の事はもういいと安藤は言う。
けれども希美は忘れられない。
安藤が元気そうでよかった。
あんな事件があって…将来に影響出たらやだなって思ってた。
だけど…。
安藤は何も悪くないもん。
俺があの場にいなかったら、あんなことにはならなかった。
二人は死んだりしなかった。
西崎さんだって…。
安藤がそこまで言うと、希美は怒って店を出て行った。
4人の過去に暗い影を落とす事件の発端…。
2004年。
希美は夜は居酒屋のバイトをし、掛け持ちで清掃のバイトもしていた。
清掃会社の社長からも気に入られている。
「野ばら荘」に戻ると不動産屋がまたおじいちゃんの所へ来ている。
おじいちゃんはこの家は売らない。
希美は追いかえした。
売らないよ。私の大事な家だから。
これがなくなったらね、私の人生、終わったも同じだ。
希美と安藤と西崎は、相変わらずしょっちゅう集っては希美が作る
ご飯にありついている。
何でいつもいっぱい作るの?
安いとつい買いすぎちゃうんだ。
冷蔵庫に食べ物あると安心するし。
食べる事にも事欠く生活。父親からの金が入っては母親に取られないように
安いものを買い漁って大量の食事ストックにしていた島の日々。
希美が大量に食事を作ってしまう理由は誰にもきっと理解できない。
恵まれて育った安藤には最も理解できないだろう。
けれども、違う世界の人間だからこそ、希美は安藤と過ごす日々を
楽しめているようだった。
自分の過去に何の疑念も持たない幸せな別世界の人。
西崎はまたちょっと違う。
自分の小説『灼熱バード』を読ませて感想を求める西崎。
何なの、この小説?
ホラー小説でしょ?
いやSFだって。
どこをどう読んだらそのジャンルだ?
何が言いたいか分からなかった。
飼ってる鳥に餌をやらない女の話?
違うよ。鳥が主人公でしょ?
鳥が自分で焼き鳥になる話だよ。
西崎は『灼熱バード』は究極の愛の話だと解説する。
文学賞の選考委員は「愛を理解できないやつだった」らしいが…。
理解できないんじゃなくて…。
うん?
西崎さんが考える愛と選考委員の人が考える愛が違ってたんだよ。
みんな同じこと考えるとはかぎらないからね。
杉下にとっての愛って何?愛といっても「究極の愛」。
…罪の共有…。
共有?
うん…共犯じゃなくて「共有」。
誰にも知られずに相手の罪を…自分が半分引き受けること。
誰にもっていうのは、もちろん相手にも。
罪を引き受け、黙って身を引く。
その思いの先には、いつも青景島がある。
西崎は興味深そうに希美の話を聞く。
「火あぶりにされるか殺されるか。
僕は心を殺し、感情を持たない鳥になることを選んだ。」
『灼熱バード』を愛の物語だと言う西崎。
コンロの火に異常なほどの恐怖心を見せる西崎。
西崎の「過去にある物」を希美も何となく感じ取る。
青景島から同窓会の知らせが届いた。
たまには帰ってみたらいい。
会いたい人はいないの?
野原のおじいちゃんの言葉に背中を押されて、久しぶりに島へ帰る。
母の職場に寄ってみる。
今でも夜中に突然電話して来たりする困った親だが、生き生きと
働いている姿は嬉しい。
父に捨てられて不安定になっていた母を思い出して心から安心する希美。
島に着いた早々に、友人から同窓会が中止になるかも知れないと
電話が掛かってきた。
はあ!? 何で中止なん?
「成瀬君のお父さんが亡くなったんよ」
えっ…?
「急性心不全やって。
おうちで倒れてそのまま…。」
同窓会は中止になり、同級生たちは成瀬の父の葬儀で顔を合わせることになった。
希美の「会いたかった人」は、今、喪主の席にいる。
何も言葉はかけられない。
ただ、視線で会話を交わすのみ。
成瀬が駆けつけた時、父はすでに冷たくなって布団に横たわっていた。
声もなくただ涙が伝った。
高野と妻の夏恵が側に居てくれた。
仏の布団の足元で、ギュッっと手に力を入れている夏恵の様子を
高野は不審に思った。
帰り道に訊いてみる。
何か… あったんか?周平さんと…。
声の出ない妻はうなづきもせず首も振らなかった。
葬儀の後、家を片づける成瀬に高野は声を掛けた。
さざなみ、継ぐつもりやったんよな。
……放火事件も解決できんまんまやしな…。
犯人は…見つからんのやないかって県警の人が言いよった。
成瀬の顔がちょっと強張ったように見えた。
誰がやったって断定できる根拠が何もない。
…犯人が出頭してくれば話は別やろうけど。
もう島には帰らんと思う。
成瀬は、ただそう答えた。
希美が東京に戻って一番初めに聞いたのは安藤の就職が内定した事。
えっ!早い!まだ5月だよ?
言ったろ? 対策万全だから。
どこ?
何と三羽商事だ。
すごーいっ!
努力家だからな。
もう一つ、西崎から報告されたのは、いよいよ「野ばら荘」が危ないという話。
新しいマンションの計画書。
病院、ショッピングセンター、スポーツジム、託児所までついてる。
新しい町が一つできるというわけだ。建設予定地 はこの一帯。
野ばら荘は?
ど真ん中だ。
だから不動産屋が あんなに売ってくれって言ってんだ…。
そこで例の「N作戦」を実行に移したい。
計画はこうだ。
新設マンション予定地の区画にある「みどりビル」のオーナー・野口喜一郎が
このマンション建設に反対しているらしい。
なぜ反対しているのか、まずはその動向を探るために、社交家として知られている
息子の野口貴弘に近づこうと…。
野口貴弘のプロフィールを見る3人。
途上国に小学校作ったり砂漠に木 植えたりサンゴを守ったりもしてる
ボランティアが趣味?
社会に貢献してるイメージが欲しいのでなきゃブログに書くかよ。
私のバイト先もボランティアに力入れてるよ。
東京湾掃除したりサンゴ守ったり。
そこからつて辿れそうか?
いけるんじゃないかな。
「無駄な事はしない主義」の安藤は、この計画に乗り気ではない。
じいさんの気持ち分かんなくもないよ。
だけどさ、何で西崎さんがそこまでするの?
君と違って俺には帰る家がないからな。
そうなんだ。
杉下もだ。
高校の頃、父親が愛人を連れ込んで母親と一緒に家を追い出された。
杉下が帰るべき温かい家はもうこの世にはない。
希美がバイトを掛け持ちして頑張っている理由をやっと知った安藤。
これに心動かされて、安藤も「N計画」に参加。
野口貴弘のパーティに潜りこんだ3人は、そこで煌びやかな野口夫妻を初めて
見たのだった。
貴弘が自分が内定した三羽商事の営業部プロジェクト課課長だと知った安藤は、
計画に乗り気になってきた。
希美のバイト先ではボランティアに参加するダイバーのためにライセンス取得の
講習費を負担してくれた。
一緒に講習を受ける希美と安藤。
面白かったね。
まあね。
ムダって思った?
時間をムダにするかどうかで他のやつらと差が出るんだ。
でも、杉下と西崎さんといるとムダも悪くないかなーって思っちゃうんだよね。
希美を先生にして将棋もする事になった。
一介の大学生である希美たちが野口貴弘のような大金持ちに近づく。
そのチャンスは彼の趣味である将棋やボランティアしかない。
バイトも入れようよ!沖縄に行くお金、ためなくちゃ。
でもきつくない?ビル掃除。
時給良くて楽なバイト、他にもいっぱいあんだろ?
希美はビルを見上げる。
窓清掃のためのクレーンが地上の遥か上に上っていた。
あれに乗ってみたかった。
でも女の子には無理なんだって。
あそこまで行けば周りに何もないし、高い所にいるって実感できるでしょ?
高いとこ好きなんだな。
うん…。
島を出たら何か変わるって思ってたけど、今のままじゃ全然足りない。
もっと高い所に行きたい。
高い所から遠くが見てみたいの。
※※※※※
高みを目指す女。
安藤の目に、次第に希美が魅力的に映ってくる。
確実に恋心芽生えた様子を表情で語る賀来くんが上手い。
なのに希美が追う者は、安藤が知らない希美の過去を知る男なのだ。
大通りのこっちから呼びかける…。
広い東京で偶然見た成瀬。
なのに声は届かない。切ない…。
トラックの影に邪魔されて姿を消す。
ここで希美に会えていれば、たぶん、あの後で怪しげな仕事に引っ張られる事も
無かったよね…成瀬。
成瀬は本当は「さざなみ」を継ぐつもりで。
希美のように心から島を出たいと思っていたわけではない。
むしろ、事件のせいで出なくてはならなくなってしまったわけで…。
父親も島も家も大好きだったはずの成瀬は、東京に出てきて本当に
行き場を失くしてしまったんだ。
けれども、2004年の事件の時にはレストランで働いているのだから、
救われるんでしょうね。危ない仕事から。
その辺で希美や安藤たちが関わっていくのだろうか。
亡くなった父親の枕元で泣く成瀬が本当に切なかった。
窪田正孝…何て芝居をする人なんだろう。
声を出して叫べば見る者の心を揺さぶり、声無く泣いてもその叫びが聞こえる。
凄い人だよな…と、改めて思う。
安藤と希美を2人だけ沖縄に送った西崎もまた切ない…。
この人も親の犠牲になって育ってきた人なんだね。
『灼熱バード』は彼自身。
虐待の痕が残る身体を見せられないから水着は着ない。
君と杉下は よく似てる。
二人とも 現実世界に夢を持って生きてる。
俺は君と杉下を見てるのが好きだよ。
現実世界もそう悪くないんじゃないかなと思えるからな。
安藤と希美はどちらも上を目指して強く歩む姿が似ている…西崎はそう思っている。
西崎と希美は親のいる家に戻れない。帰る所が持てない過去が共通している。
安藤は西崎と希美と居る事で想像の世界を楽しむ事が出来る。
3人は呼応している。
いや…安藤の現実感は、西崎と希美の希望だったのかも知れない。
野口の妻を見る、西崎は何を求めているのか。
母親の影でも見たのかな…。
そして、成瀬の父に対する夏恵の反応。
ただの妄想だけれども、
もしかしたら、何らかの理由があって火を点けたのは夏恵で。
成瀬はそれを知っていて庇って隠している。
希美にも高野にも言えない。
成瀬の「Nのために」は、なっちゃんのために……。
と、思ってしまった…。
そして、実は高野もそれに気づいていて、真実を追い求めているのでは…。
うん…解らないな。
野口夫妻は出て来たばかりだから、なぜあの事件が起きたのかもまだ
想像もできない範囲のことだし。
色々と引っ張っている事はあるけれども、なぜかこのドラマには全くその
イヤらしさが感じられない。
『夜行観覧車』で見せられた展開の引っぱりや、スローモーション演出が、
このドラマでは興味や切なさに変わる。
いいドラマ見せてもらってるなぁ、と思う。
同窓会で青景島に帰ることになった希美(榮倉奈々)は、成瀬(窪田正孝)と
再会するも、言葉を交わすことができずに別れる。
そんな中、希美たちが住んでいる「野ばら荘」を都市開発から守るために、西崎
(小出恵介)は資産家の野口貴弘(徳井義実)に近づく計画を立てる。
西崎と安藤(賀来賢人)とともに野口のパーティーに潜入した希美は、オーラを
放つ野口と妻の奈央子(小西真奈美)に目を奪われる。
2014年、10年前の野口夫妻事件を調べる高野(三浦友和)は、西崎の弁護を
務めた弁護士を尋ねる。
一方、再開した希美と安藤は、昔話に花を咲かせるが、話が事件に及ぶと希美は
避けるように席を立ち・・・。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2014年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
杉下希美・・・榮倉奈々
成瀬慎司・・・窪田正孝
安藤望・・・賀来賢人
西崎真人・・・小出恵介
野口貴弘・・・徳井義実
野口奈央子・・・小西真奈美
杉下晋・・・光石研
杉下早苗・・・山本未來
宮下由妃・・・柴本幸
成瀬周平・・・モロ師岡
成瀬瑞穂・・・美保純
杉下洋介・・・葉山奨之
桐野繭子・・・伊藤裕子
池園和幸・・・山中崇
高野茂・・・三浦友和
高野夏恵・・・原日出子
野原兼文・・・織本順吉
※スタッフ
脚本 … 奥寺佐渡子
演出 … 塚原あゆ子
プロデューサー … 新井順子
音楽 … 横山克
原作 … 『Nのために』湊かなえ
主題歌 … 『Silly』家入レオ
公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp/
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コメント
Nのために #04
公式サイト(終了) 野バラ荘を売って欲しいと言われる要因はある都市計画だった。その計画が
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>なんとなくだけど 西崎は犯人じゃなく彼もまた「罪の共有」をしたんだろうな、なっちゃんは火災の中 成瀬父から何か告白されて口止めされてるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
うん。西崎さんは犯人じゃないと私も思っています。
でも何らかの形で必ず関わっているのよね。分らない~!
なっちゃんもサッパリ解らんです。
でも放火は成瀬くんが犯人じゃないのかもって気はしてきたんですよね…。
誰がどう関わっていても切ないですよね (´・ω・`)
>徳井くん心配だなあ^^すごいドラマに出ちゃったね。
そーなの!
個人的には、とっくん好きなんですが…この役は…とっくんでいいのかな?^^;
SECRET: 0
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>でも・・・今現在は無職ふうなのが気になるわ~(ノд-`)
うん。事件が切っ掛けでクビになったとか…そういう流れかね?
サッパリ先が読めない。
でも、それがイヤじゃなくて先が知りたくてワクワクするよね^^
>本当にすごい役者さんだな~と改めて思うよ。今回の泣くところも泣こうとして泣いてるんじゃなくて泣きたくなくて必死で涙をぬぐう姿がなんとも・・・心が揺さぶられたよ(ノω;`)
窪田、神木、染谷、池松、菅田はおらにとって「まだ高校生役がイケる20代俳優五将」じゃよ。
窪田くん、本当に素晴らしいよ。
変わっていく彼の表情見ているだけで泣くもん(´;ω;`)
>放火事件は誰が犯人でも救われないような気がするから時効が過ぎちゃって欲しい。
高野さんは何を考えているんだろうね。
時効前にもしも犯人がなっちゃんだという事になったらどうするんだろ…。
先が気になり過ぎる~!
「Nのために」第4話。
今週も「Nのために」を見ました。もう朝市(違う)が不憫で不憫で…
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なんとなくだけど 西崎は犯人じゃなく彼もまた「罪の共有」をしたんだろうな、なっちゃんは火災の中 成瀬父から何か告白されて口止めされてるんじゃないかなぁ・・・と思いました。
ただ これだけの素晴らしい演技&演出を見せられると この先どうなるのかその時々の人物の心の内がどうなのか じっくり見届けたいという気持ちが強くって あんまり深く考えてないです。
すい込まれていきますね、せつないね。
徳井くん心配だなあ^^すごいドラマに出ちゃったね。
美しい女(中越典子)綺麗な人(小西真奈美)何かを隠す女(原日出子)胸に秘めた野望(榮倉奈々)
サイコな希美ママが更生すると・・・今度は西崎ママがバトンを受け継ぐのか・・・。 実に飽きさせない展開をしてくるな。 「夜行観覧車」もろくでなしママのパレードだったが・・・「ふつうの家庭」に縁薄い子供たちの話は・・・どうしても面白いんだなあ。 希美に対する虐待がソフトなものに感じられるハードな西崎の記
Nのために 第4話
「被害者Nと出会った日…すれ違う2人」
内容
2014年
高野(三浦友和)は、
西崎(小出恵介)を弁護した津嘉山弁護士のもとを訪ねていた。
本人が自白しなければ、目撃者がいないため有罪にならなかった可能性があると。
そして津嘉山に手渡された資料を読み始める…
Nのために 第4話
第4話「被害者Nと出会った日…すれ違う2人」2014年11月7日 希美(榮倉奈々)は、不動産屋から「野バラ荘を売って欲しい」としつこく迫られ困っている大家の野原(織本順吉)のため、野バラ荘を守ろうと安藤(賀来賢人)と西崎(小出恵介)と共に“N作戦”を企てる。 野…
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>けれども、2004年の事件の時にはレストランで働いているのだから、
救われるんでしょうね。
そうだよね。何とか抜け出せるのかな。
でも・・・今現在は無職ふうなのが気になるわ~(ノд-`)
>声を出して叫べば見る者の心を揺さぶり、声無く泣いてもその叫びが聞こえる。
本当にすごい役者さんだな~と改めて思うよ。今回の泣くところも泣こうとして泣いてるんじゃなくて泣きたくなくて必死で涙をぬぐう姿がなんとも・・・心が揺さぶられたよ(ノω;`)
>野口の妻を見る、西崎は何を求めているのか。
母親の影でも見たのかな…。
そうなんだろうね。笑顔でみんなの前に出ていたけど
何か悲しいものを感じたのかな。
でもなにがどうして殺人事件になっちゃったのか全く見当がつかないよ。放火事件は誰が犯人でも救われないような気がするから時効が過ぎちゃって欲しい。真実だけでは夏江さんは救われないと思うし。ホント、いいドラマだよお・・・
ディア・シスター四話&Nのために四話感想
■ディア・シスター四話
妹・石原さとみの目標、2400万貯める!だが、すでに半分は達成していたという(驚愕)しかも、破天荒なので金使い荒いのかと思いきや、実は超倹約家だったと。。米のとぎ汁まで再利用するとは(笑)
意外な一面をのぞかせた妹だが、なぜそんな目標があるのか?最後はお腹に赤ちゃんがいることが田辺誠一にバレてしまった様子。
「Nのために」第4話★究極の愛
「Nのために」第4話
野ばら荘で語り合う希美(榮倉奈々)、西崎(小出恵介)、安藤(賀来賢人)。
西崎「杉下にとっての愛って何?愛といっても究極の愛」
数秒考えてから希美は「罪の共有。共犯じゃなくて共有。誰にも知られずに相手の罪を自分が半分引き受けること。誰にもっていうのはもちろん相手にも。罪を引き受け黙って身を引く。」
今回はこのセリフに尽きました。
成瀬(窪田…
Nのために (第4話・11/7) 感想
TBS系『Nのために』(公式)
第4話『被害者Nと出会った日…すれ違う2人』の感想。
なお、原作:湊かなえ『Nのために』は未読。
高野(三浦友和)は、西崎(小出恵介)の弁護人だった津嘉山(渡辺憲吉)を訪ね、当時の資料に目を通す。そのころ希美(榮倉奈々)は10年ぶりに安藤(賀来賢人)と会う。2002年。大学生の希美は、居酒屋と清掃のアルバイトを掛け持ちしていた。そしてアパ…
Nのために #04
『被害者Nと出会った日…すれ違う2人』