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【天皇の料理番】第12話 最終回 感想

わしは夢を叶えさせてもらったもんには夢を叶え続ける責任があると思います。
御上の料理番として力のかぎり励み続ける責任があると思うんです。

皆さんは違いますか?
御上のおそばにあがると聞いたとき祝われませんでしたか?
「お前は家の誇りや」と「心して励めよ」って、ほう言われませんでしたか?
嫁は子供はどうでしたか?
「お父さん、頑張って」とは言われませんでしたか?

ほん人らに恥ずかしくないように勤めたいと思いませんか?

天皇の料理番 第12話(最終回)

    

 

それは良かった。

御上はそう言われた。

篤蔵はしみじみと振り返る。

わしは幸せもんです…。
あのような 御上にお仕えできて。

 

時代は昭和に入り、太平洋戦争へと向かっていく。

1935年。
満州国の皇帝・愛新覚羅溥儀が訪日。
篤蔵は晩餐会を任される事になった。

 

晩餐会の献立も中華風に配慮することとしました。
ツバメの巣のスープにマナガツオの酒蒸し……。

慣れない食材も研究して美しく仕上げたが、給仕に呼ばれて驚いて駆けつけてみると
扉の前で皇帝の随員たちは魚の姿蒸しを細かく丁寧にほぐしていた。
せっかくの美しい料理がテーブルに乗る前に皿の上でバラバラになっていく…。
思わず怒鳴りつける篤やん。

おい、何やそれ!!
わしの料理に何しとるって聞いとるんじゃあ!!

入沼に慌てて制される。

満州人は日本が満州を攻略したやり方を見て不信感を抱いてるんですよ。

わしらは料理人ですよ?
料理人たる者…
料理をおとしめるようなことするわけないでしょうが…!

 

必死で魚をバラバラにしていた満州人の姿を思い浮かべる。

料理なのに。

向こうにしてみれば信用できない国の人間が作ったものという事になるのか…。

嫌な時代になったもんや。

 

しかし、時代は坂を転がるように変わり始め、戦とは無関係なはずの「生」を司るはずの
厨房にもその影響は出始めた。

食品の配給制が御上の厨房にまで及んできたのである。

 

ほ…ほんな!
御上をわしらと一緒に扱うって…ありえんでしょう!

御上ご自身が「民と同じように耐え忍ぶ」と おっしゃっているんです。

 

御上ご自身が…。

御上のお食事だというのに配給されてくるのは毎日メザシ一匹。
それを目いっぱい工夫してメニューを考える。

そんな思いをしてお国のために我慢しているのに戦局は悪くなっているようだ。
大膳寮でずっと共に働いてきた黒川の元に息子の戦死公報が届いた。

何かあるごとに篤蔵は仏壇の俊子に報告した。

今日、黒川さんとこの末の息子さんが英霊になられてな。
これで二人ともや。
調理所の若いもんも何人もおらんようになったし…。
お国のためとは言っても辛い話です。

あいつらは無事かの…。

一太郎と周二郎も戦地に赴いている。
ただ手を合わせて無事を祈るしかない。

軍部からの出張要請で出かけてみると、蔵には贅沢な食材が溢れていた。
思わず怒鳴りながら掴みかかりそうになる篤蔵を辰吉が宥める。

勝つまで!
…勝つまでだよ。

 

結局、戦局が良くなることはなく。
戦闘機は宮城の上にも飛び回る。

篤蔵は鍋を避難させながら火花が降るお庭を見た。
生きた心地はしなかった。

 

1945年8月15日。
スピーカーから流れる御上のお声を篤蔵は厨房の皆と共に頭を垂れて聞いた。
玉音放送と呼ばれるものである。

全部を聞かずに厨房へ足を運ぶ。

夕食……何をお出しできるかの…。

負けたって生きている限り食べなくてはならない。

 

敗戦にはもちろん篤蔵も大きなショックを受けた。
ただ、空襲がもう無いという事には救われる思いだった。
息子たちの戦死公報も届いていない。

篤蔵にとっては、その後の事の方が気になった。
戦争が終われば戦後処理のために外交が行われるに違いない。
そうなったら自分はまた腕の見せ所である。

また以前のように。
御上のために料理でお役にたちたい。

しかし、黒田はまだ何も決まっていないと言う。

 

秋山君。
負けたということは被占領国になるということなんです。
日本は属国になったんですよ。

属国…。

アメリカを中心とした連合国は軍関係者や政治家を犯罪人として軍事裁判に
かけるという噂もありますし…。

軍事裁判…。

戦争の責任者を国際裁判にかけ、場合によっては刑に処するということです。

 

御上は…
別ですよね?

黒田は眉をしかめたまま何も答えない。
篤蔵は声を荒げた。

戦争をやったんは軍部やないですか!
御上は和歌をもって開戦にも反対の意思をお示しになったとも聞きました!
我々と同じように忍びに忍んだ御上が何で裁かれんといかんのですか!

 

入沼が静かに口を開いた。

秋山さん。
「天皇陛下万歳」と突撃して行っていたわけです。我々は。
それはアメリカから見た日本の姿だったと思います。
彼らには陛下が扇動的な指導者に見えていたのではないでしょうか。

…あくまでも私見ですが。

 

このままでは大切な御上が犯罪者にされてしまう。
篤蔵は焦った。

宮内省では御上のために何一つ動く事が出来ない様子だった。

 

だったら、お前が何とかしたらどうだ。
お前も宮内省の役人なんだから。

宇佐美にそう言われた。

できるわけないやないですか。
役人いうても料理人なんてのは下の下のそのさらに下の木っ端役人ですよ。

ふて腐れたように応える篤蔵。

そうか。
陛下のお料理番というのは言われるままに飯を炊くだけか。
俺にもできそうだな。

 

宇佐美さんの言うんは理想ですよ。
日本は占領されるんですよ、アメリカに。
何か一つ間違いでも起こしたら、わしらかって御上かって、どんなことに
なるんか分からんのに…。
ほんな、何かできるわけないやないですか。

 

なるほど。
見事に木っ端役人のセリフだな。

俺も焼きが回ったな。
クズだろくでなしだと言われ続けた料理人が陛下をお救いしたなんてことがあったら
胸のすくような話だと思ってな。

青臭いことを言ってすまなかった。

 

家に戻ると亡くなった福井の父から手紙が来ていた。

お父さん!?
あ…あの世から説教ですか?

恐る恐る開封すると、差出人は母。

「篤蔵。驚きましたか。」
「この間片づけていたらお父さんがあんた宛てに書いた手紙が見つかりました。」
「書いたものの照れくさくて出せなかったんやと思います。」
「送るのが何よりの供養と思うので送ります。」

父の手紙には亡くなった周太郎兄の最期の様子が書かれていた。

兄やんが大正天皇の御大典の献立を聞きながら旅立った事。
その顔つきは満足げで幸せそうだったこと。

「なぜあいつはそこまで嬉しかったのか。」
「ほれはやはりおめえが陛下のお料理番やったからやないかと思う。」
「思えばあいつはお国のために働きたいという志を持っとった。」
「ほやさけ有名な食堂やホテルではなく陛下のお料理番というのがあいつにとっては
何よりも誇らしかったんやと思う。」

「篤蔵。
苦労も多いと思う。
しかし、どうか陛下のお料理番を勤め上げてほしい。

ほれが今の父の夢です。」

 

篤蔵の記憶の中にたくさんの人たちの顔があった。

料理に憑りつかれた篤蔵を唯一理解し応援し続けてくれた兄やん。
厳しく怒鳴りながらもフランス留学の費用を用立ててくれた父。
篤蔵のためにいつも頭を下げてくれた母。

そして
今も鈴となって短気な篤蔵を見守り続ける妻。

 

一人で叶えた夢やないですもんね。

ほうでしたね。
わしは陛下のお料理番でした。

 

それから篤蔵は「御上のために出来る事」を思いつく限りやり始めた。
まず、歓迎の意を表すために屋上で白旗を振った。

黒田が血相を変えて怒鳴り込んできた。

それでも篤蔵はGHQをもてなす事を止めなかった。

欲しいものがあると言われれば出来うる限り用意した。
出張して食事を作れと言われればそうした。
掃除もした。靴磨きまでした。

そんな篤蔵を黒川は苦い顔をして見ていた。
この戦争で息子を2人失った黒川にとってGHQは敵だった。
篤蔵の計画には何一つ手を貸す気になれなかった。

大膳頭の黒田ともぶつかった。

米兵の一人の家に出張した時、御上を馬鹿にされて篤蔵はカッとなって抵抗して
しまったのである。

 

襲いかかってきたのは向こうです。

これで御上にもしものことがあったらどうするつもりなんだ!
料理番風情が足りん頭で動き回るからこんなことになるんだろうが!

 

料理番やからやったんです。
御上のお体を心身ともに健やかに保ち、その命をお守りすることがわしの仕事やから。

御上の命を守るために今やらねばならぬことはアメリカの恩情を…。

 

いざとなったらGHQの前で腹かっさばいて詫びてやるわ!

 

辞表を出そうとしていた黒川も、篤蔵の気迫に飲まれる。

 

わしは片田舎の厄介もんでした。
ここまでやってこれたんは、支えてくれた人達がたくさんおったからです。

わしはみんなに夢を叶えさせてもらったようなもんです。
わしは夢を叶えさせてもらったもんには夢を叶え続ける責任があると思います。
御上の料理番として力のかぎり励み続ける責任があると思うんです。

 

…ほれにわし……。
わし、何かたまらんのですよ。御上が裁かれるって思うと。

だって、毎日毎日飯お出ししてたんですよ。

お食べになった皿を見て「ああこれはお好きではないんか」って悩んだり、
お好きなはずのものを残されれば「体調がよろしくないんか、それともご気分の問題なのか」
「はたまた調理がよくなかったんか」とか…ほれがわしの毎日やったんです。

毎日毎日飯を作るというのはほういうことなんです。
ほれがもう20年です。

畏れ多い…
ほんとにもう畏れ多いですけど…

何かもう、我が子のようなところがあって…。

もし…もし御上に戦争の責任とやらがあったとして世界中からそう言われたとして、
でもわしはやっぱりお守りしたいと思ってしまうんです。

もう何言われても笑ってますさけ。
どうかわがままを通させてください。

 

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

これ。
この気持ちに泣いたわ。

これで終わってしまうと思うともう冒頭からウルッとしながら見ていたし、OPの「威風堂々」も
これが最後だと思うと泣けてきたし…。

あの大きなコック帽のチビだった「のくぞう」の篤蔵がね。
何と大きな男になったのだろう。

戦後の篤やんはGHQの靴磨きまでしちゃって、それはやりすぎだろうと思った。
料理番は料理だけで相手の心を落す話でいいじゃないかと。

けれども、「食」が「生」に繋がると考えると家庭科的に見れば衣にも住にも繋がると
言う事なのかもしれない。
篤やんは「生きる」ための全てを手伝いたかった。

それはもう、ひとえに「日本を救う」などというヒロイズムではなく、ただ御上のために。

ドラマ前半は篤蔵の料理に対する情熱やもっと成り上がりたいという野心や、
料理で大きくなりたい気持ちが描かれてきた。若かった。

宮内省大膳職司厨長になってからは、ただプロの腕を見せるだけではなく、
チームをまとめることにも心を砕いてきた。

そして、何よりもそこにはいつも「御上のため」という溢れるほどの愛があった。

「ほんとにもう畏れ多いですけど…
何かもう、我が子のようなところがあって」

このセリフが篤蔵の愛の全てを表していた。

直接お言葉を交わすことなどできなくても。
お食事されるお姿を拝見できなくても。

料理を出し空の皿を確認することで、篤やんは誰よりも御上の側にいた。

ご飯を作る。食べさせる。様子を見る。
これはお母さんの仕事だ。

20年も。
篤やんはそれを続けてきた。

その母性に似た愛情がドラマからバンバン伝わってきて…

90分の最終回はその集大成だった。

姿の見えない我が子の危機のために、篤やんは試行錯誤しながらGHQのご機嫌を取る。
「そこまでやるのか」「プライドはないのか」ということまでする。
我が子の命を守りたい親と同じだ。

大げさなのかそうでないのかは解らない。
けれども、負けるというのはこういう事で、多くの日本人が何かしらのために
頭を下げて来たのだろう。

接待パーティでのGHQの大人げないイジメじみた行為はやり過ぎな気がするけれども、
あそこは宇佐美さんが将校に語った「天皇とは何か」を見せるシーン。

 

私にとって陛下は味噌です。

生まれたときから そこにあり馴染んできたもんですから、味噌を親しみ
慕うことは当たり前です。
その意味を問うたことさえありません。

しかし、もしある日突然味噌を今後一切食べるなと言われたら…
私はとてつもない寂しさを感じると思います。

そしてあちこちで暴動が起き、私もそれに加わると思います。
陛下の存在を否定すればそれと同じようなことが起き、統治を難しくするだけでは
ないでしょうか?

 

市井の料理人のこの答弁が皇室を救った……ワケではないだろうが…。

そういう事があってもいいかもね。

そう思えるほどの小林薫さんの演技の重み。

 

「どうしてこんなにも愛があふれているんだろう」

というのは、このドラマのキャッチフレーズらしい。

けれども、この言葉に偽りはなかった。
親は子を愛し、妻は夫を愛し、子どもを家族を愛し、夫は仕事と料理と、
そして御上を愛する。

わずか3ヶ月の中にたくさんの思い出と愛が詰まっているのは、演出、演技、
そしてキャラクターたちへの愛に溢れた脚本ゆえである。

 

本当は最終回だけでも1ヶ月放送できそうな内容だったと思う。
2クール放送すればもっと1つ1つのエピソードもジックリ描けた気がする。

ただ、1日経って振り返ると、この長さは物語を充実して終わらせるのにちょうど
良かったのかもしれないな…とも思うのだ。
なんせ、別に伝記ではなく原作ありきなので…。

史実のモデルの人は1914(大正3)年から1972年(昭和47年)まで、60年近くを
天皇の料理番として勤め上げ、84歳で亡くなっている。

天皇の、国の来賓を料理で迎え、天皇の食事と健康に心を砕き、日本における西洋料理の礎とされる
『仏蘭西料理全書』をまとめ上げて刊行した。

吉川英治や菊池寛などの文学者、芸術家との親交もあり、本格的に話を
広げようと思えばまだまだエピソードはできそう。

NHK大河ドラマは戦国と幕末ばかり放送しているが、歴史ものの可能性は
まだまだ広がるなと…

そういう面でも、非常に興味深いドラマであった。

www.asahi.com

 

時は昭和47年10月18日。

幸せな
それはそれは幸せな涙とともに
秋山篤蔵は58年に渡るその料理番人生に幕を下ろしたのでございました。

 

最後まで篤やんを見守って来た俊子さん…黒木華さんの清々しいナレーションで
幕を閉じるラストシーンも良かった。

 

引退で。
陛下にお目見えし、お声をかけていただく。

その時、篤蔵は在りし日の事を思い出すのだ。

 

こいつ、この間の晩餐会でトゥヌルドを出したんですよ。

チュ…チュニュル…トゥヌルド?

最上級の牛ヒレ肉をベーコンで巻いた料理なんですけどね……。

形が崩れんように糸で縛って焼いて当然糸は取り外して出すんですけど。

それで?

うっかり一つだけ取り忘れてしまったんです。

 

糸を取り忘れた皿は御上に渡ってしまった。

その後、お召しを受けた篤蔵は初めて御上のお声を直に聞く。

 

御上は

「それは良かった」

と言われた。

糸がついていたのは朕のものだけだったのだな?

はい…。

それは良かった。

 

そういう御上だと知っていたから。
その人に仕える事が至上の喜びだったから。

今、頭を下げながら篤蔵は涙を流す。

 

長い間ご苦労だったね。
体を大切にするように。
あなたが私の身をいたわってくれたのと同じように。

料理は真心だね。
秋山主厨長。

 

誠に…
真心のあるドラマでした。

 


時は戦後、敗戦国となった日本はGHQによる統治を受ける事となる。
その時篤蔵(佐藤健)は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索していた。
篤蔵の辿り着いた答えとは・・・
そして、亡き妻・俊子(黒木華)の愛が奇跡を起こす・・・

ついに、天皇の料理番としての年月に幕が下ろされる。
16歳の時、料理に見た夢を、彼はどう想うのだろうか・・・
そして秋山篤蔵が過ごした人生とは・・・

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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よろしければ→【2015年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 


※キャスト

秋山 篤蔵 … 佐藤健

秋山(高浜) 俊子 … 黒木華

宇佐美 鎌市 … 小林薫

松井 新太郎 … 桐谷健太
山上 辰吉 … 柄本佑

秋山 周太郎 … 鈴木亮平
秋山 周蔵 … 杉本哲太
秋山 ふき … 美保純
秋山 蔵三郎 … 森岡龍
秋山 耕四郎 … 瀬戸利樹(子役期: 佐藤和太)
秋山 一太郎 … 藤本飛龍
秋山 初江 … 須田理央
高浜 金之介 … 日野陽仁
高浜 ハル江 … 大島さと子
高浜 光子 … 石橋杏奈
高浜 鈴子 … 田中芽衣
高浜 静子 … 山田紗椰

福羽 逸人 … 浅野和之
宮前 達之助 … 木場勝己
入沼 … 天野義之
黒川 … 林泰文
杉村参事官 … 大鷹明良
城田 … 森田哲矢
町山 … 東口宜隆
黒田 長治 … 篠田三郎

桐塚 尚吾 … 武田鉄矢
田辺 祐吉 … 伊藤英明

森田 梅 … 高岡早紀
森田 仙之介 … 佐藤蛾次郎
茅野 … 芦名星

お吉 … 麻生祐未
五百木 竹四郎 … 加藤雅也

奥村 … 坪倉由幸
佐々木 正志 … 西沢仁太
荒木 … 黒田大輔
関口 … 大西武志
杉山 … 渡邊衛
藤田 … 大熊ひろたか
鈴木 … 城戸裕次
小林医師 … 東根作寿英

皇太后(大正皇后) … 和久井映見
滝川女官 … 伊藤かずえ
昭和天皇 … 梶原善

フランソワーズ … サフィラ・ヴァン・ドーン
オーギュスト・エスコフィエ … レベル・アントン
アルベール … ロイック・ガルニエ
ジャン・パトゥル … グレッグ・デール

粟野 慎一郎 … 郷ひろみ

※スタッフ

脚本 … 森下佳子
演出 … 平川雄一朗
プロデュース … 石丸彰彦
音楽 … 羽毛田丈史、やまだ豊

原作 … 杉森久英『天皇の料理番』
主題歌 … さだまさし「夢見る人」

公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp/

 

 

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【天皇の料理番】 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話(最終回)


コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >シーズンの中に、こんな素敵な物語が一つでもあって良かった。
    (朝の連ドラでなくて良かった。「まれ」離脱しました〜。)

    いやーーむしろこれが朝ドラであって欲しかった…。
    そうしたら毎日充実した日々が送れるのにーー!(まれ脱落…止めませんっ(笑))

    >威風堂々、この曲大好き。
    オープニングのイラストや写真の入り方がなかなか小洒落てて格別な組み合わせ^^。

    そう!OPから作りこんだ感じだったわね。
    「威風堂々」は今まで私にとって三谷さんの『合い言葉は勇気』だったの。
    でも脳内でこのドラマに変わったわ。
    すごく温かい思い出の曲になったわ。

    >特に俊子は、華ちゃんが演じる事で余計に素晴らしくて。
    実際はどういう方だったのか知らないけれど、
    短いけれど、豊かな人生を送った幸せな人に感じられた。

    実はモデルの実在の方は俊子さんが亡くなってから1年で再婚してらっしゃるのね^^;
    それやっちゃうーー?と思ってハラハラしていたんだけどやらなくて良かった(爆)ドラマの中では俊子さん1人を思った人生であってほしいよね。

    でも、晩年の記録に俊子さんの事を凄く愛していたと書かれていたみたいなので、やはり特別な愛妻だったらしいわ。

    >お上の言葉には、あ〜、やっぱりこの方は、こういう言葉を発するんだな〜と嬉しくなり、
    自分が日本人であることを改めて確認してしまったし^^。

    解ります!解ります!
    こういう事を書くとネットではすぐにウヨサヨ言われるわけですが、私も同じように思った。
    篤やんの気持ちも私にはよく解るよ。
    日本人で良かったと思う!

    そうそう、食堂の若そうなコックね。
    結局謎のままだったね。解答なしだわ。面白い!

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >何が満足って役者さんが皆さん素晴らしくて、特に佐藤健くんはいつからこんなにうまかったの?って感じでよかったです。

    健ン、気合入ってましたな。まさに今後の役者人生を賭けたかのような芝居でした。素晴らしい。
    いや、私はもう『龍馬伝』以蔵の時からこの人は素晴らしい役者だと思っていました~。
    今後も変な少女マンガみたいなモンは避けて、いい作品を選んで活動していただきたいです^^

    >土下座キタ~!って場面もあったけど、最後は地味だけどこのドラマらしい終わり方でよかったです。

    ラストはしみじみと温かかったですねーー^^
    ほんと、私もまたこんなドラマに出会いたいです。

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >いや~ホントにいいドラマだったよ。
    欲を言えば、ホントあと5回ぐらいまで伸ばして、パリ編や
    昭和編をもっと描いて欲しかった気もするけど満足満足。

    ダラダラしなくて良かった…とも言えるけれども、もっと描けたよねって気もしちゃうよね。
    3ヶ月でやるには無理な内容だった気がする。
    それをコンパクトによくまとめたなぁ、と。
    もうホントにプロの手腕だわ。

    >ラストの回想で初めてあの糸事件のお上との会話を見せるのも良かったよね。篤蔵と一緒に女お上のお人柄に感動したよ。

    こういう方だから敬愛してこれたのだという思いがラストにワーーーッと伝わったわ…
    思い出すとまた涙がーー(;O;)

    >足元はちゃんと老いていたけど、みんな若い頃の篤蔵を思いだしているから。

    そう。年を取った事はわかるのよね。
    でも篤やんも若い頃を回想しているから若いまんまでいいんだよね。
    素敵なドラマだったわ…石丸Pと森下さんにはまた組んで何かやってほしいわ。

  4. 昼寝の時間 より:

    天皇の料理番 第12話 最終回

    公式サイト(終了) 時は戦後 ――敗戦国となった日本は GHQ による統治を受けることに

  5. 天皇の料理番 最終回

    時は終戦間近、焼け野原になっても生き残った人たちは逞しく生きていました。

    その頃には、篤蔵(佐藤健)の父・周蔵(杉本哲太)も亡くなっていて、お仏壇に父・兄・俊子の3人の遺影が飾られていました。

    篤蔵の息子たちも戦争に駆り出されているようです。

    ある日、御上のお膳のベーコン巻にタコ糸を残してしまうと言う大失態が発生して・・・

    篤蔵は謝罪に出向きますが、御上から出た言葉は…

  6. 紫花浜匙 より:

    SECRET: 0
    PASS: 984e0037bc680040c3165a33fc64e091
    最終回が楽しみであり、楽しみが終わってしまうのが残念であり。
    シーズンの中に、こんな素敵な物語が一つでもあって良かった。
    (朝の連ドラでなくて良かった。「まれ」離脱しました〜。)

    威風堂々、この曲大好き。
    オープニングのイラストや写真の入り方がなかなか小洒落てて格別な組み合わせ^^。

    登場人物も、一人一人感想を書きたい程、皆素敵だった。
    特に俊子は、華ちゃんが演じる事で余計に素晴らしくて。
    実際はどういう方だったのか知らないけれど、
    短いけれど、豊かな人生を送った幸せな人に感じられた。

    物語全体が、豊かさを感じさせるものだった。
    まごころってテーマに、最後まで押し売りもブレも無くて。
    お上の言葉には、あ〜、やっぱりこの方は、こういう言葉を発するんだな〜と嬉しくなり、
    自分が日本人であることを改めて確認してしまったし^^。

    そうそう、あのバンザイの厨房の、
    背の高い調理人は一体誰が演じてたんでしょう。
    最後までしっかり顔だけは隠していて。
    そんな演出も面白かったけど^^。

  7. kyom より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いや~、本当にいいドラマでした!
    3か月だったとは思えないくらいでした。
    たしかにパリのあたりが短かった気もしますが、満足してます。
    何が満足って役者さんが皆さん素晴らしくて、特に佐藤健くんはいつからこんなにうまかったの?って感じでよかったです。

    土下座キタ~!って場面もあったけど、最後は地味だけどこのドラマらしい終わり方でよかったです。

    またこんなドラマが見たいです。

  8. 【天皇の料理番】最終回(第12話)感想と視聴率・春期1位に♪

    「完結~料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の奇跡」 最終回(第12話)

  9. 天皇の料理番 第12話(最終話)

    「完結〜料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末」2015年7月12日 日曜よる9時 時は戦後 ―― 敗戦国となった日本は GHQ による統治を受けることになる。 そのとき 篤蔵 (佐藤健) は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索していた。 篤蔵が辿り着いた答…

  10. 天皇の料理番 #12 最終回

    『完結~料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末』

  11. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いや~ホントにいいドラマだったよ。
    欲を言えば、ホントあと5回ぐらいまで伸ばして、パリ編や
    昭和編をもっと描いて欲しかった気もするけど満足満足。
    ラストの回想で初めてあの糸事件のお上との会話を見せるのも良かったよね。篤蔵と一緒に女お上のお人柄に感動したよ。
    黒木華さんのナレーションも心が伝わってきて美しかった。
    老いた篤蔵の顔を見せないのも良かったよね。
    足元はちゃんと老いていたけど、みんな若い頃の篤蔵を思いだしているから。
    日曜の夜の楽しみが終わって、わたしゃさびしいよーー

  12. Happy☆Lucky より:

    天皇の料理番 第12話(最終話)

    第12話(最終話)

    JUGEMテーマ:エンターテイメント

  13. 天皇の料理番 episode12(最終話)

    「完結〜料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末」

    内容
    昭和10年。篤蔵(佐藤健)は、晩餐会のことで“お上”から呼び出された。
    覚悟をして向かったのだが。。。。

    そんななか満州国皇帝の来日。誠心誠意、料理をつくり上げたのだが、
    その料理を随行員…

  14. 天皇の料理番 最終回「完結~料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末」

    時代は戦後。日本は GHQ による統治を受けることになり、篤蔵 (佐藤健)等も、翻弄されつつ、本当に誠実に、でも、人間臭く、奮闘したので、ヨカッタです。アメリカ人の中には、篤蔵に意地悪して癇癪起こさせかかった者も少なからずいたけれど、俊子 (黒木華) の形見の鈴の音色に救われ、ぐっとこらえてたのが感動的でした。GHQのパーティ会場、「(日本人にとって)天皇とは何か?」という素朴な疑問に対し、…

  15. 天皇の料理番 (第12話 最終回 30分拡大版・7/12) 感想

    TBS系『天皇の料理番』(公式)
    第12話/最終回 30分拡大版『完結~料理番の人生敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末』の感想。
    なお、原作小説:杉森久英『天皇の料理番』は未読。過去のドラマ作品も未見。

    篤蔵(佐藤健)は、晩さん会に出した料理で大失態を犯してしまうが、陛下に掛けられた言葉が心に染みる。時代は次第にきな臭さを増し、戦争が始まると陛下の意…

  16. トリ猫家族 より:

    「天皇の料理番」 第12話(最終話) 完結〜料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末

    「長い間ご苦労だったね」陛下
    「いえ。こちらこそお世話になりました」篤蔵
    「体を大切にするように。
    あなたが私の身をいたわってくれたのと同じように。
    料理は真心だね。秋 …

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