いや、分からなくてな。
俺に何ができんのかって。
俺は、あいつらの腕を磨けばいいとしか思ってなかった。
正直、一人一人の将来のことまで頭回んなかった。
調理科だからって、調理クラブだからって、調理師を目指しているわけではない。
今年は、かつてない就職難。
3年生は就職活動でソワソワし始める。
レストランは通常営業していけるのか？
「高校生レストラン」第8話。簡単感想で。
毎日、夜遅くまでレストランで練習してるし、俺はてっきり、調理クラブの生徒は
全員調理師目指してるもんだと思ってて・・・。
と、村木は言う。
宮下のように、
料理関係の就職も調べてみたんですけど給料、安いし。
それやと自立もできへんし。
俺、早く親元離れて自立したいんです。
あんまり親と仲良くないんで。
という生徒もいる。
自分の腕では調理の仕事は無理だと思って他を探している生徒もいる。
生徒の就活事情は、それぞれ違う。
岸野は、町に、「せんぱいの店」を作りたいと考えている。
調理クラブの卒業生が、地域の特産品を使った総菜や弁当を売る店だ。
この町を出てった卒業生の中には、帰って来たくても働く場所が
ないっていう奴もおってな。
その相談に乗っとるうちに思いついたんや。
なぁ それってよ今の３年生の就職先にもなったりするか？
前から思っとったんやけど地元の人間も輪の中に入れやんと
ホントの地産地消とはいわんと思ってな。
まぁ 「せんぱいの店」っていうても微々たるもんかもしれへんけど、そうやって
地産地消の輪を広げて行けば、人と人との絆も生まれて来ると思うんや。
元々は地域の活性から考え出された「高校生レストラン」。
町興しの仕事の一環として地域の人々の未来と繋げていく岸野の
情熱は相変わらず。
校長には、村木は進路には関わらず、レストランのことだけやって欲しいといわれている。
しかし、村木も生徒たちの進路のために、自分のツテを当たってみようと考えた。
生徒たちは、3年生は就活優先のお墨付きが出たので、クラブを突然休んだりする子も表れ、
坂本と宮下は、それが原因で厨房で殴りあい。
村木は自分が料理人になった切っ掛けを生徒たちに語る。
俺が、料理人になろうと思ったのは大学３年の時だ。
当時俺が住んでたアパートから近いっていう理由で、俺は
近所の定食屋でバイトをしてたんだ。
バイトを始めて1年くらい経った時、店先で雨宿りしていた小さな女の子。
村木は彼女に料理を作ってあげた。
そしたら、その女の子ひと口食べて俺のことを見ながら
「おいしい」って笑ってくれたんだ。
その笑顔がホントに嬉しくてな。
その時、決めたんだ。
これからも、いつになっても、俺はこういう笑顔をもらえるような
料理人になろうってな。
俺達にも、そういう出会いってあるんかなぁ。
ある。
俺が、あの女の子と出会ったように、お前達も人生を変えるような
素敵な出会いがきっと待ってる。
そういう出会いは大切にしなきゃダメだ。
それぞれの道で頑張れば、きっとみんなにも素敵な出会いがある、という村木。
帰り道、東京に行きたいと語る坂本に真衣は言う。
分かっとるよ。
陽ちゃんは、もう出会ってしもうたんやよね。
村木先生に。
まぁ、村木の誕生日シーンは、ちょっとベタだったかな・・・と。。。
でも、生徒たちと村木に本当の信頼関係が出来たことは、よく伝わった。
だからこそ、心配しつつも店を任せた村木。
村木なしでやり遂げたことで、自信をつける事が出来た生徒たち。
校長の
面白いもんでね。
球を放れば、子供達は意外と受け取るもんですに。
この言葉が印象深い。
球を放るのが、信頼できる相手だからこそ、子供たちは、それを自信をもって受け取る。
料理の世界じゃないけど、先生みたいな出会いを探します。
と言う宮下。
ここの生徒たちは、何処へ行っても通用する自信と経験を持っている。
頑張れ、と心から応援したくなる。
いいエピソードだった。
「高校生レストラン」公式サイトでは「今週のメニュー」とレシピが紹介されているのだ。
お腹すくけど、ぜひ見てみてね
※キャスト
村木 新吾 – 松岡昌宏
岸野 宏 – 伊藤英明
吉崎 文香 – 板谷由夏
村木 遥 – 吹石一恵
岩瀬 厚一 – 平田満
佐藤 圭作 – 河西健司
戸倉 正也 – 金田明夫
都甲 仁美 – 柴本幸
村木 定俊 – 原田芳雄
坂本 陽介 – 神木隆之介
米本 真衣 – 川島海荷
五十嵐 利基 – 深澤大河
亀山 志保 – 藤井武美
川口 育枝 – 堀本雪詠
川瀬 真奈美 – 三吉彩花
河田 圭悟 – 椿直
佐々木 浩典 – 中田晴大
清永 正太郎 – 中根大樹
高木 小百合 – 藤原令子
田村 翔太 – 秋元龍太朗
鳥羽 裕子 – 梶原ひかり
長江 彩那 – 村上友梨
仲田 俊平 – 中島広稀
中原 唯 – 小松美月
中村 幸一 – 野村周平
名張 洋二 – 坂本優太
畠山 恵 – 疋田英美
深山 由佳 – 沼倉花菜
星野 佳世 – 大野いと
細川 里美 – 柚りし菓
松下 幸成 – 板倉輝
水野 健太 – 持丸加賀
御浜 明日香 – 藤田絢子
宮沢 真帆 – 能年玲奈
宮下 剛 – 草川拓弥
村中 亮 – 鈴木龍之介
山崎 美穂 – 西崎あや
横山 茜 – 角池恵里菜
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コメント
高校生レストラン
高校生レストラン
土曜 21:00 日本テレビ系
2011年5月7日～
【キャスト】
松岡昌宏、吹石一恵、神木隆之介、川島海荷、板谷由夏、伊藤英明 ほか
[公式サイト] http://www.ntv.co.jp/kouresu/…
高校生レストラン 第８話
３年生が就活の時期を迎える。
新吾（松岡昌宏）は、文香（板谷由夏）に生徒たちの進路希望を見せて
もらうが、陽介（神木隆之介）のように「祖母の定食屋」と書く生徒もいるが、
中には「鉄工所」「事務職」「正社員」など調理師以外の希望を書く生徒も
いて、内心驚…
高校生レストラン 第8話
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「高校生レストラン」熱血料理人の指導８俺たちはできる！新吾は生徒たちの成長と将来設計に自分の未熟さを感じながら生徒に誕生日を祝ってもらったのだった
「高校生レストラン」第８話は３年生が就活と引退が近づき始めそれぞれの将来を真剣に考えるようになっていた。そんな中新吾はそれぞれの進路調査を読んでみんなが必ずしも料理人 …
「高校生レストラン」第８話
３年生が悩むそれぞれの進路。クラブ内で軋轢も生まれる中、村木がダウンしてしまう。部員たちだけでレストランを開店することはできるのか?!
ドラマ「高校生レストラン」第８話 感想「最終章～就活危機」
生徒の進路--------------------。
料理クラブの生徒は、みんなその関係の就職や進路を希望しているのかと思えば･･･。
新吾が吉崎に確認したところ、結構他就職先を希望している者が多いよう。
何故なのか？
「生徒一人ひとり理由があるんじゃないですか」
…
ドラマ「高校生レストラン」第８話感想「最…
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『最終章～就活危機』
内容
ある日のこと、宮沢真帆（能年玲奈）が仕入れミス
中村（野村周平）陽介（神木隆之介）らがフォローして、何とかなるのだが。。。
新吾（松岡昌宏）は注意はするモノの、何か…
高校生レストラン 第８話 就活危機
『最終章～就活危機』
内容
ある日のこと、宮沢真帆（能年玲奈）が仕入れミス
中村（野村周平）陽介（神木隆之介）らがフォローして、何とかなるのだが。。。
新吾（松岡昌宏）は注意はするモノの、何か引っかかっていた。
その直後、岩瀬校長（平田満）に呼ばれ、よう…