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NHK朝ドラ【まれ】 第97回・98回 感想

希(土屋太鳳)と徹(大泉洋)が暮らす横浜に、藍子(常盤貴子)が引っ越してくることになった。家族3人の生活に胸が高鳴り、ますます仕事に精を出す希。そんな希に大悟(小日向文世)は、フランスで修業をして美的センスを磨いてこい、と言い渡す。その夜希はフランス行きを藍子に相談するが、夫である圭太(山崎賢人)の意見はどうなのかと聞かれる。すっかり舞い上がっていた希は、能登にいる圭太に慌てて電話をするが…。(97話)

かつて、希(土屋太鳳)の企画する能登移住ツアーに参加し、圭太(山崎賢人)たちをだました安西(六角精児)が粉飾決算で逮捕された。ニュースを見た希と藍子(常盤貴子)は、ひどい男だったと言い合う一方、徹(大泉洋)の顔は青ざめ、携帯電話が鳴りやまなくなる。希たちに事情を問い詰められた徹は、実は徹の会社は安西の会社が保証人になっているのだ、と思わぬ告白をする。(98話)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「まれ」第17週「究極選択パリブレスト」 第97話・98話

   2015年前期朝ドラ「まれ」

 

2話まとめてだけど、チョー簡単感想で……。 

 

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事をスルーする事をお薦めします!

もはやテンプレっす。 

 

97話。

冒頭の……
あの狭い部屋で親子3人で朝ごはん食べている図を見て心からビックリしたよ!!

「まさかここに住むつもりじゃないよね」、と先週書いたけど~~ホントに住んでる!!
この親、一体いつまでこの娘に寄生するつもりなんだ。

そもそも徹がおかしいだろーーー…
会社造るほどならサッサと広い家でも用意して逆に娘を住まわせてやろうとか
ないのかよーーー!!

 

…と、思ったら……

 

「希と一子の対決イベントから半年。
一子はやっと村に帰る決心をし、藍子はいよいよ横浜への引っ越し準備です。」

っということで、別にここに3人で住んでいるワケではないらしい。あー良かった…。・泣

 

家族3人、横浜で暮らす日を楽しみに張り切る希。
…でございましたが……。

ちょっと待って……
あんたの家族はもはやここではないはずだよね。 

とツッコんでる場合ではなく、もっとツッコみ所が現れた。

 

よし休憩入るぞ。紺谷、箱にしまっとけ。

はい!

それからお前、フランス行ってこい。

はい!

フランス!?

えっ?

ってことで、シェフからフランス留学を仰せつかる主人公である。

 

お前は舌は出来てる。
味覚が確かだというのはパティシエには大きな強みだ。

いや、そんな…。

だが致命的な欠陥がある。センスが貧乏くさい。

はっ?

オリジナルケーキの見てくれが悪すぎる。
美的センスがゼロだ。
幼稚園児の粘土細工だ。

そんな…。

 

そんな…じゃねー……。
  まれ97

えええぇぇぇぇ……
ここで修行して一体何年になるんだろう。
この人が今だにこんなケーキを作っているとは思わなかった。
ビックリだよ…
こんな人をスーシェフとやらにしちゃってるマ・シェリ・シュ・シュにもビックリだよ…。

 

ここで…
喜び浮かれてフランス行きを報告する希に対する藍子さんの目が…

ぃゃ…ホントに、寂しそうっていうよりも何だか子どもを縛り付けるヘビのようで
ゾッとしてしまった…。

本来、こういうシーンでは、

「娘を送り出すことになった母の気持ち、喜ばしいけれども寂しい。
親として私にもよく解ります。」

とか書きたいんですけど。

そういう感じじゃなくて、もう何か気持ち悪かった。
全然喜んであげている感じもないしな…。

 

対して、本日は一子の能登帰省も描かれ……

私、このドラマ始まって以来、初めてウルッとした。←たぶん。

自分の子どもはいくつになっても可愛い、ひたすら甘い甘すぎる父。
娘は可愛いけれども叱咤して未来をあきらめない事を教える母。

 

ここでキラキラできねえもんが、余所でキラキラできる訳ねえがにね。

一子…お前、ずうとキラキラしとったわいね。
外から見たら一子はもうキラッキラのキラッキラやわいね。
わしの目からはまぶしいくらいやわいね。

 

あんたの目にキラキラに見えるがは当たり前やがいね。父親ねんさけ。

問題はあんたや。ほんでいいがけ?もう諦めたんけ?

何やキラキラなんか私にはさっぱり分からんけど、あんたが自分でほう思うがなら
きっとあんたはキラキラしとらんげろ。
ほんねんたらキラキラできるまで東京で粘るまし。
やれるだけやってみまし。
うまい事いかんでもかっこ悪てもいつかきっと見えてくるわいね。
あんたにとってのキラキラや。

 

説得力のある説教、愛情あふれた親子の演技。
…もう…ここが主人公一家でいいじゃないか、と思ったよ。・泣

 

さて…
もう二度と出てこないと思っていた六角さん@安西が逮捕されたというニュースが、どうして
今頃必要なのかと思ったら、徹の新設した会社が関わっているわけね…。

何だかねぇ…せっかく会社造って家まで探してやり直そうとしたら事件で…
結局、こうやって家族全員能登に戻る展開になるんでしょ。
希も圭太が何かありそだし。

ケーキも幼稚園ケーキから何の進歩もなくて、横浜編とは一体何だったのか……。

 

98話。

粉飾決算か。逮捕の容疑。
会社の収益を実際よりよく報告する事。
多分、自分の会社の株価を上げたかったんだと思う。

 

という大輔の説明を聞いて、藍子も希も、まさにワイドショー見ながらワイワイツッコむ
主婦状態で安西の悪口を並べ立てるのだった。

 

詐欺師みたいな男なんですよ。

頭のてっぺんからつま先までひとっっつも信用できん男!

昔、輪島に来て圭太をだましたんです。

輪島塗の職人さん何人も引き抜いたがに、思たよりも売れんちゅうて
さっさと引き揚げてしもて。

輪島の人間はもうだあれも相手にせんわいね!

そんな中、徹は密かに天中殺を出ていく……。
珍さんいわく顔色が悪いらしいが、こんなまっ赤っ赤な灯りの部屋で顔色とかわがんね~。

まぁ、当然、関わっているワケで、問い詰めたら簡単に白状するのもいつものこと。

 

保証人なんだよ。

なしたって?

保証人なの。
安西さんの会社が。俺の会社の。

あん?

だから…会社立ち上げんのには金が要るだろ。
その金を安西さんの会社を保証人にして金融機関から借りてたんだよ。

ほれは…どういう事になるんけ?

 

お金を返せって……
…言われる気がします。

 

この後の藍子さんと希の怒り狂いようが凄い…。 

3年かけて育てた夢をっちゃ、大事な夢をっちゃ、あんな男の力でかなえとったんけ!
圭太君だまして輪島塗を安売りするような詐欺師の!

詰めや甘えげわいね、お父さんは!
なしてあんな人と今だにつきおうとるがいね!

だって知らなかったんだよ、粉飾決算してるだなんて!

しそうやろ!いかにもほういう事しそうやろ!

だって、そうでもしなきゃ銀行が金貸してくんないだろ!
5000万も!

5000万にビックリして倒れる藍子さんであった……。
すげー大騒ぎ……え~~今さらーーー 

そもそもお金なくてあんな凄いオフィス借りられるわけないじゃん。
そのお金、どこから出ていると思ってたの。
安西のこと「ほういうことしそう」って言うけれども、徹だって、ほういうことしそうだろ。
総視聴者が、この男ならまたこうなるだろうととっくに予測してた気がする…。 

とくに藍子さんな…。
立派に夢が叶ったと何の疑問も持たずにあんなに喜んでたけど、ここまでの人生の数々を
忘れたのだろうか。

そもそもあんたが落ち着こうとしていた夫をつまらないと言って背中を押したんじゃん。
借金くらい我慢しr………。

 

徹にも藍子にも、自分たちの事は気にせずパリに行けと言われる希である。

司法書士である大輔からは「破産手続き」という言葉も飛び出し、自分だけパリに
行くなんて出来ない…と思い悩む主人公。

それでも師匠の期待には応えたい。

…で、決心がついたところで、今度は夫が倒れるという事態……。

本人たちのせいでは決してないけれども。
どこまでも主人公の足を引っ張る「家族」という存在。

それでも、繋がっているんだから…家族は助け合ってナンボなんだよ。

…といいつつ一生籠から出られない鳥になるのですね、そうですか。

でさ…
亜美さんは圭太が倒れたから帰って来いとわざわざ希に電話してきたけれども、
圭太の父母は能登にいるんだよね。

一度も出て来てないけど、よく「寝込んでる」らしい母親とか…
(藤吉久美子さんがキャスティングされてるらしいけど~)
主人公の親子関係はもう鎖のごとしだけど、圭太の方はどうなんよ。
このドラマ流に言えば倒れた息子の面倒は側に住んでる実の父母がすれば
いいんじゃなかろうか。
「家族」なんだから。

 

       

 

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よろしければ→【2015年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

  
※キャスト

紺谷(津村)希(まれ) … 土屋太鳳(子役期・松本来夢)

津村徹 … 大泉洋
津村藍子 … 常盤貴子
津村一徹 … 葉山奨之(子役期・木村聖哉)
桶作元治 … 田中泯
桶作文 … 田中裕子

紺谷圭太 … 山崎賢人
蔵本一子 … 清水富美加
津村(寺岡)みのり … 門脇麦
二木高志 … 渡辺大知
角洋一郎 … 高畑裕太

蔵本浩一 … 篠井英介
寺岡真人 … 塚地武雅
角慎一郎 … ガッツ石松
蔵本はる … 鈴木砂羽
寺岡久美 … ふせえり
小原マキ … 中川翔子
紺谷弥太郎 … 中村敦夫
紺谷博之 … 板尾創路
紺谷直美 … 藤吉久美子
若林キミ子 … 根岸季衣
輪島市長 … 酒向芳
新谷浩介 … 山本圭祐
マスター … 諏訪太朗
岡野亜美 … 梶原ひかり

池畑大悟 … 小日向文世
池畑輪子 … りょう
池畑大輔 … 柳楽優弥
池畑美南 … 中村ゆりか
浅井和也 … 鈴木拓
矢野陶子 … 柊子
植田弥生 … 福田彩乃
珍文棋 … 孫成順
西園寺一真 … 黄川田将也

桶作哲也 … 池内博之
桶作しおり … 中村優子
桶作友美 … 恒松祐里
桶作麻美 … 浜辺美波

ローベル幸枝 … 草笛光子

ナレーション … 戸田恵子

 

※スタッフ

脚本 … 篠﨑絵里子
演出 … 渡辺一貴、一木正恵、西村武五郎、他
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 高橋練
音楽 … 澤野弘之

製菓指導 … 辻口博啓

主題歌 … 「希空~まれぞら~」/作詞:土屋太鳳 作曲:澤野弘之

 

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コメント

  1. まれ (第98回・7/21) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『まれ』(公式)
    第17週『究極選択パリブレスト』『第98回』の感想。

    なお、当記事は、受信料を支払ってるだけでモノ言わぬのもしゃくなので、本作への僅かな期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良いです。

    かつて、希(土屋太鳳)の企画する能登…

  2. まれ 第98回

    内容
    希(土屋太鳳)にパリ修行の話が出る中、
    ニュースを見ていた徹(大泉洋)が顔色を変える。

    敬称略

    ↑一応書いていますが、これ前回の話ですから!

    っていうか、

    パリへ行くなら行く。行かないなら行かない。

    ほんと、なぜメイン部分を描こうとしないかなぁ…

  3. 連続テレビ小説「まれ」第98回★詐欺師とつきあっていた徹(大泉洋)

    連続テレビ小説「まれ」
    第98回(7月21日)

    かつて、希(土屋太鳳)の企画する能登移住ツアーに参加し、圭太(山崎賢人)たちをだました安西(六角精児)が粉飾決算で逮捕された。ニュースを見た希と藍子(常盤貴子)は、ひどい男だったと言い合う一方、徹(大泉洋)の顔は青ざめ、携帯電話が鳴りやまなくなる。希たちに事情を問い詰められた徹は、実は徹の会社は安西の会社が保証人になっているのだ、と思わ…

  4. 障害>『まれ』第98話

    希が大輔はんの注文に応えて
    ケースからケーキを取り出すシーン

    ビニール手袋…じゃなくて
    ポリグローブを嵌めてた!

    希、弥生と続けて
    トングでケーキを落しまくるという事態が続いたから
    少しは考えたってこと?

    でも、片手にケーキを乗せたトレイを持ちながら
    ポリグローブをしたままで大輔はんの身体に触る希

    …やっぱり衛生観念は変わってない?

    細かいところが気に…

  5. 障害>『まれ』第98話

    希が大輔はんの注文に応えてケースからケーキを取り出すシーンビニール手袋…じゃなくてポリグローブを嵌めてた!希、弥生と続けてトングでケーキを落しまくるという事態が続い…

  6. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >たま~にいいシーンもあるんですよね。

    滅多にないけどね…
    今まで他にあったかしら^^;

    > 圭太の母親もだけど、高志の家族なんかビタ一文出て来ない。

    そーなの!
    始めに「能登はみぃんな家族みたいなもんで隣の晩御飯までバレてる」みたいなこと言って、
    事あるごとに集まっているのに圭太の母と高志の両親が出てこないってどういう事なんだろ。
    高志の家に関しては何かしら黒い影さえ感じます。
    描いてくれないならもう想像するっきゃないっっ!!←勝手に(爆)

    >次の朝ドラの脚本家さん、ハードルだだ下がりで良かったですね(ヲイッ!

    次期の「あさが来た」は大森美香さんなんですよね…(;_:)
    山口Pと組んでフジで書いていた作品は大好きだったんだけど、最近ちょっとね…
    特にNHKで書いているものは全部イマイチなので不安すぎます~!
    「東京バンドワゴン」みたいになればいいんだけどなぁ。

  7. chia より:

    SECRET: 0
    PASS: 1fa0a646ebf7f87211d23c09089a381e
    昨日の蔵本家のシーンもですが、たま~にいいシーンもあるんですよね。
    だけど底無しのダメシーンが多過ぎて、ただただ俳優さん達に同情するしかないという。
    圭太の母親もだけど、高志の家族なんかビタ一文出て来ない。
    とにかく主人公を始め、中心人物のバックボーンが中途半端にしか描かれていないから、誰にも共感出来ない。
    ってか、いきなりそれまでの設定が変わったりもするし。
    パテシエや能登もだけど、色んな職業や土地をdisっているとしか思えない、ある意味すごいドラマだと思います。
    次の朝ドラの脚本家さん、ハードルだだ下がりで良かったですね(ヲイッ!

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