【陸王】第9話 感想

つまらん挑発に乗って自分を見失ってる場合か?

お前、何のために走ってんだ?
毛塚に勝つためか!?

お前のマラソンのゴールはもっと先にあるんじゃないのか!?

まず お前が勝たなきゃならないのは自分自身だ。

それができたとき、初めて毛塚を超えられる。

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【陸王】第9話 感想

 
  
  rikuou-op

毎度すいませんが、日曜は大河で手いっぱいな今日この頃……。

ほぼツイート貼り付けでよろしくお願いいたします。

Felix・御園との会談で買収話に前向きになる宮沢社長。しかし、こはぜ屋の従業員たちは大反対。埼玉中央銀行の大橋も「何も変わらなくて済む買収」などという上手い話はないと言う。

「そもそも陸王は こはぜ屋を守るために始めたんですよね?今度はその陸王を続けるためにこはぜ屋を売るなんて本末転倒じゃないすか!」と言う安田。「私は会社を売ることに賛成することは絶対にない!絶対にない!」と大事なことだから2度繰り返す あけみ。

しかし、足袋だけを作っていても こはぜ屋の事業はいずれ先細る。茂木のためにも陸王を作り続けたい。悩む宮沢社長。

本来は社長なんだし……上の決定に従うのが従業員ってもんだけれど。家族のようにやってきたこはぜ屋は、それでは済まないらしい。孤立する社長。

rikuou9-あけみ

一方、茂木のためにアトランティスが開発したというR2を会社のために履く決心をした茂木。ダイワ食品がスポーツ部を切り捨てようとしている今、有力スポンサーの存在は必要だった。R2を履く事によって、またも毛塚と比較され、追いつめられていく茂木。

なかなか心が決まらない宮沢社長は御園から呼び出される。共に釣りをしながら会話する内に、御園が順風満帆にここまで来たわけではなく、事業が駄目になり妻も失くした中から這い上がり成功した苦労人なのだと知る。

御園、苦労してるしイイやつじゃん、と視聴者も安心する中、アトランティスが御園と接触。こはぜ屋を買収してシルクレイを手に入れたら提携してくれと早くも持ちかけられる。目を輝かせる御園。なんだ……やっぱ、こんな奴だった。

rikuou9-御園

rikuou9-アトランティス

茂木がなかなか良い成績を残せないというニュースに顔を曇らせる こはぜ屋一同。大地は相変わらずアッパー素材を求めて走り回っていた。そして通い詰める中でタテヤマ織物から根性でOKを勝ち取るのだった。

あと一足分の茂木用のソールで、一足でいいから届けたいという大地の思いがみんなを動かす。

 rikuou9-大地

rikuou9-茂木

毛塚に勝つためには自分に勝てと城戸監督に言われ、自分を取り戻した茂木。そして、そんな茂木のために一足だけ作った「陸王 茂木モデル」。今後もこれを作り続けるために。宮沢社長は会社を買収される決意を固める。

しかし、飯山は言うのだった。

「いいか。相手の狙いはシルクレイだよ。俺は、そのシルクレイの製造許可をこはぜ屋にだけ与えた。つまり、今、こはぜ屋以外にシルクレイのソールを製造できる業者はいねえってことだよ。」

 rikuou9-毛塚毛塚

いよいよ御園に返事をする日。

宮沢社長は「会社は売らない」と返答した。「御園社長、ウチと業務提携しませんか?」「買収となりますと、かなりの時間と費用を要します。Felixの商品にシルクレイを使用することが目的なら、業務提携で十分かと。」

そして、シルクレイを安定して供給できるようにするため、支援してほしいと言い出す宮沢社長。

ちょ、ちょっと……図々し過ぎない!?と視聴者もビックリのこの提案に当然御園社長の顔色も曇っていく。

御園が買収した他の子会社も形を変えられてしまった所が多いと知った。こはぜ屋も買収した後は伝統産業を切り捨てられちゃうんでしょそうはさせない、こっちにはシルクレイがあるんだぜ

という宮沢社長の無理推しと、

いや、シルクレイの特許だけ持ってても使いこなせないし金もないじゃん。もったいないから買収してやろうと言ってるのに

という御園社長のもっともな主張が真っ向対立。交渉は決裂した。

rikuou9-買収談

なんかイイ話風になってはいるけれども、宮沢社長もずいぶん勝手で図々しいよね(笑)こはぜ屋が主人公側じゃなかったらタカリみたいに見えちゃうよ(笑)

シルクレイという神器と茂木くんという姫を誰が守るか取り合う物語だわね。

しかし、実はシルクレイは飯山顧問の物であり、飯山顧問が良い人だって話なのだった(言いかえれば「人が良い」?(笑))

そういえば、先週は飯山さんとの契約は解除しようとかいう話も出てた気がする……なのに今回はシルクレイを人質に買収話を融資に替えようとは、どんだけ勝手なんだ こはぜ屋よ(爆)

修造が悪そうな感じになっていたけれども、最終的にはFelixは「陸王」プロジェクトにちゃんとロマンを感じていて助けてくれそうな気がする。そうじゃなきゃ、あと1話で納まらないでしょ。

アトランティスのあいつらはインサイダー取引を誘導しようとした罪かなんかで捕まってしまえばいい~~。とにかく、最終回を待つ


窮地に陥るこはぜ屋の起死回生の手段として、宮沢(役所広司)はフェリックスの御園(松岡修造)からの買収話に応じようとする。その条件は、こはぜ屋にとって決して悪いものではなかった。

だが、聞きつけたあけみ(阿川佐和子)らこはぜ屋の社員は猛反発し、社内は決裂。

頭を抱える宮沢に飯山(寺尾聰)は、買収話には更なる裏が何かあるのではないかと話す。

一方、「陸王」無き今、茂木(竹内涼真)はRIIに再び足をいれ…!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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※キャスト

宮沢紘一 – 役所広司
宮沢大地 – 山﨑賢人

宮沢美枝子 – 檀ふみ
宮沢 茜 – 上白石萌音

安田利充 – 内村遥
仲下美咲 – 吉谷彩子
水原米子 – 春やすこ
西井冨久子 – 正司照枝
橋井美子 – 上村依子
正岡あけみ – 阿川佐和子
富島玄三 – 志賀廣太郎

有村 融 – 光石研
江幡晃平 – 天野義久
飯山晴之 – 寺尾聰
飯山素子 – キムラ緑子

茂木裕人 – 竹内涼真
城戸明宏 – 音尾琢真
平瀬孝夫 – 和田正人
立原隼人 – 宇野けんたろう
加瀬尚之 – 前原滉
内藤久雄 – 花沢将人

川井 – 佐藤俊彦
水木 – 石井貴彦
端井 – 安藤勇雅

毛塚直之 – 佐野岳
吉田 – 山本涼介

小原賢治 – ピエール瀧
佐山淳司 – 小籔千豊
村野尊彦 – 市川右團次

坂本太郎 – 風間俊介
大橋 浩 – 馬場徹
家長 亨 – 桂雀々
ポスターモデル – 山本里菜
広樹 – 緒形敦

レース解説者 – 増田明美
マラソン実況 – 初田啓介(TBSアナウンサー)
サイラス・ジュイ – サイラス・ジュイ
藤井 – 内場勝則
矢口 – 井上肇
スポーツショップ店員 – 原アンナ

ナレーション – 八木亜希子

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
脚本協力 … 吉田真侑子
演出 … 福澤克雄、田中健太
プロデュース … 伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎

音楽 … 服部隆之
劇中歌 … Little Glee Monster「Jupiter」

コメント

  1. くう より:

    巨炎さん
    >現場の意見を聞いたうえでの宮沢社長の決断は10倍返しとまではいかなくても意趣返し的で
    図々しく見えるぐらいが丁度、良いのではないかと。

    そうですねぇ。
    実際、図々しいくらいじゃなきゃ、やっていけないのだろうし。

    しかし、やっぱり、ドラマじゃなければ「甘いなぁ」と思ってしまう(笑)

    >陸王の方向性自体が一山当てて人生大逆転な
    男のエゴに起因しているという見方も成り立ちますか。

    この作者の方の作品はいつもそうですよね。女は笑って男のロマンを見守るという……昔懐かしい日本の夫婦像が好きらしい^^;

  2. 巨炎 より:

    飯山さんが最初は業突張りばな金の亡者的に見えて仕事に真摯な人だったから
    修造は逆で主人公が丁度、間にいる存在という事かな。
    奥さんの事が事実だったとしても情に溺れてる奴は所詮、負け組と考えてきたっぽい。

    「監獄」観ても金持っていて、その場凌ぎでもっともらしい事を語る奴は信用できないし
    現場の意見を聞いたうえでの宮沢社長の決断は10倍返しとまではいかなくても意趣返し的で
    図々しく見えるぐらいが丁度、良いのではないかと。

    もっとも伝統産業や文化事業を考えるなら
    最初に相談する相手は市の観光課になるべきな気もしますね。
    陸王の方向性自体が一山当てて人生大逆転な
    男のエゴに起因しているという見方も成り立ちますか。

  3. 陸王 第9話

    米国企業・フェリックスの社長・御園(松岡修造)から提案された宮沢(役所広司)の会社・こはぜ屋の買収案に、大地(山崎賢人)たち従業員の意見が分かれます。 あけみ(阿川佐和子)は「買収には断固反対」と涙ながらに訴えて、従業員たちの日々の足袋作りにも影響が出始めます。 一方、陸王の供給がストップした茂木(竹内涼真)は、本意ではないものの、陸上部を支援することを条件に持ち出したアトランテ…

  4. 日曜劇場『陸王』第九話

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  5. 陸王 「最終回前!陸王最大の危機!!~百年の歴史に幕?茂木が陸王を脱ぐ!親子で踏ん張れ」

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