くう

被爆した方々は現状を伝えたくないわけではなかった。けれども、国が行ったこの戦争のせいで人生が変わってしまった彼らに世間は石を投げてくる。投げてくるのは現実を知らないからで、この裁判が「知らせる」役割の一端を担っていたのは事実。昭和38年。判...

寅子が法学者の先生に投げかけた言葉は、とても考えさせられるように見えるけれど、判事としては、あまりにも原告寄りなのではないだろうかと思ってしまった。思考がどちらかに寄ってしまったら、きれいな水が正しく流れていくような判断はできないのでは……...

生理から更年期障害からアルツハイマーまで。さすがに有職者の介護問題までは踏み込まなかったな。そう。お金のある家はお金で解決すればいいのよ。昭和３５年２月、いよいよ「原爆裁判」の口頭弁論が始まった。記者の竹中（高橋努）は雲野（塚地武雅）から裁...

雲野先生～～……。最後の言葉が、私はお握りが大好きなんだ！って……それ、塚地っちゃんのキャラ……。直明（三山凌輝）と玲美（菊池和澄）の間に子供が産まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子（伊藤沙莉）が百合（余貴美子）の様子がおかし...

そうね。「のようなもの」に対して説明も同意もなく始めるのは良くないことだよね。縁を切る気だったわけじゃないのだから。説得が必要なことは、お仕事柄分かっていたはずなのにね、航一さん。秋山（渡邉美穂）の妊娠をきっかけに、女性法曹のためによりよい...

小橋の「わかる！」からの発言である。NO1 にならなくてもいい元々特別なオンリーワンの時代はまだ遠いけれど、まあ小橋の優しさに触れたのでいいかなって。稲垣（松川尚瑠輝）・小橋（名村辰）にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で...