気がついたら、
自分のダメなところ。
弱い部分。
全部彼の前でさらけ出してました。
彼はいつも親身にアドバイスしてくれて…。
一番簡単なマインドコントロールだね。
全否定から入る。
自分が大切にしてるものを捨てろと言う。
で、ぽっかり空いたスペースに、自分にとって都合のいい価値観を植えつける。
まっすぐ。熱く。優しく?
洗脳する。
【監獄のお姫さま】第3話 感想
当たり前な事を今さらのように言って、何なんだよ……と、思われるかも知れませんが。
本当に芝居の上手い人たちの集まりだよなぁ。と感動しながら見ている。
特に、人を食ったような目線でうすら笑いながら喋る菅野さんの素晴らしさ。
そりゃ演技の上手い人だから芯から善人な役でも気弱な主婦でも何でもやるさ……。
やるけれども、やっぱりこの人はこういう役が素敵よ。強く、そして美しい。
日本シリーズが押して押して押して……深夜ドラマみたいな時間になっちゃったので、簡単感想のみですいません。
(後から追記するかも、しないかも)
よく見てる勇介くん
くりかえします!
われわれは、6ねんまえにおこった「ばくしょうヨーグルトひめじけん」の、さいばんのやりなおしをようきゅうします!
初回の勇介くんのこのシーンに戻るのが冒頭。
相変わらず感情は見えないが、さすがに子ども。
ママと会えたら安心したらしく、顔がゆがむ。
…けれども、警察にお話しを始めると、やはりクソガキなのだった(爆)
お名前とか言ってなかった?
「あねご!」
あねご?
あと「女優」「財テク」「先生」
それから…
あっ!「冷静に」
冷静に?
一番どんくさいおばさん。
バカじゃないんだけど、ツメが甘いんだよね。
子供にまで、ツメが甘いと言われる馬場カヨ。。
姫、みんなと出会う
みんなの前に現れた姫は、おどおどしていて泣きそうでデリケートな子だった。
そりゃそうだ。お嬢様だもの。
69番馬場カヨは、114番・江戸川しのぶの世話係になる。
エライ優しく教えているのに、ストレスで作ったばかりのバッグの中に吐いちゃう しのぶ。
危うく「いじめ」と勘違いされそうだった馬場カヨである。
ただでさえ不安なのに横でおばちゃんがわちゃわちゃ騒ぐからパニックに陥ったと…
わちゃわちゃするのがおばちゃんの味?
うん? 醍醐味です。
わちゃわちゃしたぐらいで懲罰とられたら、私達 生きていけません。
近年は何でもかんでも人の心をおもんばかり過ぎている気がするのだけど、刑務所も本当にこんなに「囚人にストレスを与えること」にビクビクしているのかしら~~。
人を殺したり傷つけたりして入って来た人たちもいるわけで、そんなに気を遣ってやる必要なくね……と、つい思ってしまう私がいます。
私の気持ちは「先生」に近い。
恐らく、囚人は「そこに戻れない」事を覚悟しやがれ。と思っているからこそ、「先生」は姫をそういう状態に追い込んだ吾郎を許せないんだよね。
吾郎の言い分
報道されたとおり、昔からの恋人だったユキの存在に気づいた しのぶがユキを呼び出して殺し屋に殺らせた……というのが、吾郎の言い分。
けれども。
姫は「呼び出し」の件に関して「押しかけてきた」と口を滑らせた。
私とユキの関係は学生時代からで、まあ、不遇の時代を支えてくれた恩人です。
結婚を考えたこともあった。
一方、しのぶは守らなくちゃいけない、大切にしなくちゃいけない人で、僕はどちらも選べなかった。
一生懸命身の上を語る吾郎だが、おばちゃんたちは、吾郎の立った乳首しか見ていない。。
財テクが吾郎と寝たのは時間稼ぎのためで、「思ったよりも早く終わった」発言にも落ち込む吾郎。
姫の言い分
姫も報道の通りだと言う。
言うが、「ユキが押しかけてきた」と口を滑らせる。
姫の裁判では吾郎が弁護をしたらしい。
姫はユキに嫉妬して海外サイトから殺人を依頼した。
犯人も しのぶに依頼されたと証言している。
裁判が長引くと会社のイメージも悪くなる。
頑張って勤めて出所するまで吾郎が待っていてくれる……
それだけを希望にして、姫は刑務所に来た。
しかし、あまりにも出来すぎた吾郎のやり方に、財テクは「マインドコントロール」と言うのだった。
そして、現在の妻・晴海との恋愛報道を見て、姫はやっと自分が何をやられたか知る。
私、だまされてるのかな?
千夏さんの言うようにマインドコントロールされてるんでしょうか?
変ですよね。
だって、会ったことない女の人に「死ね」とか「殺す」とか考えます?
考えない考えない。
アハハハハ!!!裏切られたんだ!
捨てられたんだ。私、やっぱ、そっか。
あれ? 泣いてる……何で泣いてんだろ?
夏帆さんの演技が、もう、悲しみや怒りに狂っていく しのぶを物すごく痛々しく表現していて、胸が詰まる。
可哀想で。可哀想で。
みんなが参加しているカラオケ大会では、フィナーレでユーミンの「卒業写真」を合唱中。
「人ごみ~~に流されて~~ ♪~変わってゆく私を」
うーーん……姫、しっかりして。
その男は人ごみに流されて変わったわけじゃない。
最初から、姫とユキを一度に始末して会社を手に入れる計算だったんだよぉぉ。…
そして姫は妊娠している……
吐いていたのはストレスじゃなくて妊娠だったんじゃん……。
誰にも言わないでくれと馬場カヨに泣きつく姫である。
やってない!
私、殺してないし。
殺してくれって頼んだ覚えもないんです。
じゃなくて…
ねえ、姫。
妊娠してる?
ねえ、相手は社長?
誰にも言わないでください!誰にも!
うーーん……自分がやったんじゃないって、やっと言ったけど……。
こんなに吾郎を愛して信頼していたのに子供の事を隠していたのは不思議だ。
もしかしたら、他の男の子供?
この子を守るために、ここに入ったという次回の予告セリフも謎。
そして、何より、うわーーっと繋がったのは……
初めましてじゃないのよ~。
前に会ったことあるの。
姐御!
これである……。
まさか、勇介くんって、姫の子供じゃないよね。
赤ちゃんのすり替えとか、してないよね。。
ついに監獄にやってきた爆笑ヨーグルト姫・しのぶ(夏帆)。カヨ(小泉今日子)は、若井(満島ひかり)からしのぶの教育係を言い渡される。他の女囚たちは、しのぶが犯した罪に興味津々。しかし、しのぶは皆に心を開こうとはしない。
そんな時、千夏(菅野美穂)がしのぶに近づく。何かを悟ったしのぶは、突如、居室からいなくなる。所内は、しのぶが失踪したと大事件に。
やっと見つかったしのぶは、何か秘密を抱えているようで…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
※キャスト
馬場カヨ(馬場カヨ) – 小泉今日子
若井ふたば(先生) – 満島ひかり
大門洋子(女優) – 坂井真紀
足立明美(姐御) – 森下愛子
勝田千夏(財テク) – 菅野美穂
江戸川しのぶ(姫) – 夏帆
小島悠里(しゃぶ厨) – 猫背椿
長谷川 信彦 – 塚本高史
板橋晴海 – 乙葉
板橋勇介 – 前田虎徹
横山ユキ – 雛形あきこ
馬場公太郎 – 神尾楓珠
護摩はじめ – 池田成志
板橋吾郎 – 伊勢谷友介
※スタッフ
脚本 … 宮藤官九郎
演出 … 金子文紀、福田亮介、坪井敏雄、渡瀬暁彦
プロデュース … 金子文紀、宮崎真佐子
企画・編成 … 磯山晶
音楽 … ワンミュージック
主題歌 … 安室奈美恵「Show time」
コメント
火曜ドラマ『監獄のお姫さま』第3話
「爆笑ヨーグルト姫の秘密…涙の天城越え」内容いろいろあって、千夏(菅野美穂)たちと仲良くなったカヨ(小泉今日子)そして、ついに“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)がやってくる。ふたば(満島ひかり)に命じられ、カヨが、教育係に。同室の洋子(坂井真紀)明美(森下愛子)悠里(猫背椿)らは事件に興味津々。だがしのぶは、何も話さず。そんななか、千夏が、しのぶに接近してい…
監獄のお姫さま 第3話
「爆笑ヨーグルト姫事件」の裁判のやり直しを求めて、警視庁の前で犯行声明を読み上げていた吾郎(伊勢谷友介)の息子・勇介(前田虎徹)が保護されます。 一方、2012年の初春、女子刑務所では、新人寮にいた江戸川しのぶ(夏帆)が、カヨ(小泉今日子)、明美(森下愛子)、洋子(坂井真紀)たちの雑居房にやって来ます。 ある日、洋裁工場で教育係になったカヨからバッグの作り方を教わっていたしのぶが…
監獄のお姫さま (第3話・2017/10/31) 感想
TBS系・火曜ドラマ『監獄のお姫さま』(公式) 第3話『新人』、ラテ欄『爆笑ヨーグルト姫の秘密…涙の天城越え』の感想。 2012年初春。カヨ(小泉今日子)たちが働く刑務所の洋裁工場に、新規の受刑者・しのぶ(夏帆)が配属される。しのぶは大企業の社長令嬢だが、婚約者・吾郎(伊勢谷友介)の愛人を人に頼んで殺害した罪で12年の実刑判決を受けていた。刑務所内での注目…