宮澤エマ

ドラマだから大げさよねぇ……ということではなく。 まぁ、あの当時の国家権力は今よりもっと逆らう余地が無かっただろうよ。 庶民への暴力が、そのまんま通用してしまう時代だ。 白梅堂へ挨拶に行った万太郎（神木隆之介）。心配するまつ（牧瀬里穂）に、...

いつも現状突破に一生懸命なお寿恵さんと、前向きに何かに立ち向かう役柄が多い浜辺美波さんが被る。 良いキャスティング。 ドレス姿の寿恵子（浜辺美波）が万太郎（神木隆之介）の家にやってきて、十徳長屋は大騒ぎ！　万太郎は寿恵子に、「日本中の植物を...

めっちゃ株が下がった上に田邊教授にまで笑われる高藤さん。 女性と対等にと言いながら、一番女性を下に見ているタイプよ、あなた。 さようなら高藤さん。 いち早く万太郎の釣書を持っていきたい大畑（奥田瑛二）だが、仏滅の日では縁起が悪いとイチ（鶴田...

お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの。 ジャイアンか……。 万太郎（神木隆之介）は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は完成。田邊教授（要潤）もその出来栄えを認めるが、徳永助教授（田中哲司）らは田邊の言葉に違和感を覚...

「人の心の機微を描いている」と田邊教授に言わしめる西洋の文学。 そこの国からやってきたクララ先生が語るのだ。 思うままに生きろと。 万太郎（神木隆之介）を忘れたい寿恵子（浜辺美波）は、贈られたバラの絵を破ろうとするが、破ることが出来なかった...

徳永助教授も良い人だよね。 そう。人は矛盾に満ちているのだよ。 万太郎（神木隆之介）の石版印刷の技術は、ついに万太郎自身も納得のいくレベルになり、刷り上がりを見た竹雄（志尊淳）も驚く。万太郎は、大畑（奥田瑛二）とイチ（鶴田真由）に植物学雑誌...