そうやってまたお前達は「僕はライトです」とか「俺はレフトです」とか名乗るのか?
何かさぁ、お前達と話をしてると「僕は」とか「俺は」ばっかりで誰一人
「俺が」と言い出さない!
俺はさ、お前達から「は」じゃなくて「が」が聞きたいんだよ。
弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ 第2話
朝早く起きて、学校まで歩く田茂青志先生。
マンションの屋上で素振りに精を出す白尾を発見する。
感心だな。朝練の前に自主練か。
監督はこんな早くにこんなとこで何を?
目を覚ますために歩いてたらこんなとこに来てしまった。
人は社会的な生物だから手っ取り早く目を覚ますには人前に出るのが一番だ。
なんと…それは初めて知りました。
んじゃ、仕事無い日でもなるべく外へ出なくちゃ。
田茂先生が寄ったのは柚子の母・楓が経営している喫茶店「サザンウインド」。
あそこで朝練前に素振りをするのは白尾君の日課なの。
一日だって欠かしたことないんだから。入学以来。
えっ?さすがに雨とか雪が降ったら休むんでしょ?
休まない。
どうして分かんの?
白尾君なら絶対休まないの!
…まぁ、辛うじてうちが野球部に見えんのは白尾のおかげですからね。
これでもしあいつがいないって考えると、あとの連中は…。
朝練を指導して茫然とする田茂先生。
打っても…取らない。
打っても…取れない。
何部だお前ら!
野球部です。
おい!
野球っていうのはただボールの行方をボ~っと見届けるためのスポーツなのか?
それ、何が楽しいんだよ!
お前らの手にはめてるそれ何だ!
ひどすぎる。 …でも、怒鳴っても出来るようになるわけじゃない。
…ったく!
これじゃあ弱い高校について「弱い」と書くだけの誹謗中傷の記事になっちゃうわ~。
と、ぼやく記者の璃子。
監督、何かありませ~ん?
「目指せベスト8」とか何かそういう目標が欲しいんです。
だったら「目指せ『甲子園』」でお願いします。
と言う白尾。
そんな中、部員たちは岡留がケツバットやらせろと追ってくる中を逃げ回っている。
助けを求められたキャプテン・江波戸はなぜか知らん顔。
…というよりも逃げるようにその場を去るのだった。
赤岩、キャッチボールしよう。
去っていく江波戸を腑に落ちない顔で見る部員たち。
後輩の助けを明らかに無視してるな。
いや、岡留が入部してからあいつ何か おかしいんですよ。
部員同士の確執ね!そういうドラマが欲しいのよ~。
確執…っていうには緩すぎるけどね…。
その「キャッチボール」も緩いし。
投げる→落とす→拾う→投げる→落とす拾u………。
なぁ、キャッチボールはボールをキャッチするんじゃないのか?
意志が欠落してんだよ!捕る意志が!
白尾の進路調査の第一志望に「メジャーリーガー」としか書かれていないのを見て
ため息をつく田茂先生。
本気です!
野球に集中するために今学期から勉強もやめました。
そこまで~!?
いやいや…東大合格率トップの高校なんだし勉強はしておこうよ。
そんなにメジャーリーグに行きたいならなぜ城徳なんかに入ったのか…
というと、スカウトマンは学校じゃなくて選手を見ているから別にいいんだと言う。
確かにそうかも知れないが、地区予選の準決勝くらいには残らないと目にも
止まらないと思うの。
さて、作戦会議。
週に一回しかグラウンドを使えないのだから他の日も筋トレをするよりも
実践的なトレーニングをした方がいいと言う田茂先生。
でも、こいつらはまだまだ体力づくりが必要です。
赤岩なんて今だに懸垂もできないんだから。
いやお前、そんなこと言ったらな、江波戸なんて腹筋5回しか…。
ちょっと待ってよだったら樫山なんて…。
もういいよ! できないことよりできることを教えてくれよ。
コントか。
おのおのポジションに合ったトレーニングをした方がいいと言う田茂先生。
そこでだ。確認なんだけど、お前達のポジションを教えてくれ。
僕はレフトかセンターかたまに セカンドです。
僕はライトかファーストかキャッチャーです。
たまにって……。
…ってか、樫山くんはキャッチャー固定かと思ってたのに違ったらしい~。
いやいや、キャッチャーは大事だよ。キャッチャーだけは決めようよ。
今までは、その日その日のコンディションなどで白尾が全て決めていたらしい。
自分が選手に専念したいからってキャプテンを江波戸に決めたのも白尾なんだって…え~。
その時、樫山が突然手を上げる。
どうした?樫山。
いいぞ。先輩だろうと反論があるんだったら遠慮なく言ってやれ。
えっ?
いや…あの、ただ勉強の時間が迫って来たんで帰りますよ。
塾の時間か?
違います。僕が独自に定めてるタイムスケジュールです。
そうか。お疲れ。
自由すぎる…。
この自由すぎるへっぽこを何とか自分のポジションだけ固めさせようと、テストを
行う田茂先生である。
今日の練習は、お前達のポジションを決める上でも重要な判断材料となるものだ。
センター試験のつもりで死ぬ気でやれ!
はいっ!
「センター試験」と言われると気合が入るらしい所が、さすが進学校。
しかし…テストの内容はひどい…。
いや、気合は入ってるんだろうけど~。
投げる球は届かないし届いても曲がってるし真っ直ぐ来ても捕れないし…。
じゃあ…ポジションを発表する。
ホワイトボードに
「投げ方が安定している」
「そこそこ安定している」
「それ以外」
と書いて、名前の紙を貼る…
えっ…3つに分けるだけ~~!?
で、上から…。
ピッチャー!
内野!
外野!
はい !以上。
ポジションって…ぇ…
何だ?あのざっくり感。
ホントだよ。
「内野」とだけ言われたって、どこ守っていいのか分かんないですよね。
いや、…お前らはまだいい。俺なんて「それ以外」だぞ!
これではっきりした。
監督の言う「弱くても勝てる」なんてのは口だけだ。
いや、それは結論を急ぎ過ぎだろう。
そうよ。
そりゃピッチャーに抜擢されたお方はな!
いや、何だよ?それ。
冷静に考えてみりゃそうだ。
監督は1年しかこの学校にいるつもりはないんだから。
「生徒達の青春をもてあそび、面白おかしく過ごせればいい」そんなところでしょうね。
志方!たまに口を開いたかと思えば何て嫌な言い方すんだ。
気持ち悪い!
気持ち悪がられるままに陰険な発言する志方。
部員は全体的に不信感の塊り。
で、その中でも一番不満げなのは白尾だった。
確かに俺が具体的に指名したポジションはピッチャーだけだ。
だから、あとのポジションはお前達に立候補してもらいたい。
じゃあ自分達で決めていいんですか?
いいよ。
しかし、いざとなると自分の適性が解らない部員たち…ってか、適正が解る解らないって
以前の実力だから仕方ないんだけどね。
結局、今まで通り白尾に決めてもらった方がいいと言うのだった。
そうやって、またお前達は「僕はライトです」とか「俺はレフトです」とか名乗るのか?
はぁ…。
何かさぁ、お前達と話をしてると「僕は」とか「俺は」ばっかりで誰一人
「俺が」と言い出さない!
いや、俺はさ、お前達から「は」じゃなくて「が」が聞きたいんだよ。
だってそうだろう?
「僕は…ライトです」「俺がライトだ~!」
どうだ、全然違うじゃないか。
それ、言い方だけな気が…。
いや、そうじゃないんだよ。
「は」には、こう、どっか人ごとっぽいニュアンスがあるじゃないか。
「どうやら俺はライトみたいです」って感じがするだろ?
でも、それが「が」に変わった瞬間に他人を押しのけて名乗るようなアグレッシブな
感じがあるんだよ。
「は」じゃなくて「が」にはそういう言い方をしたくなる、つまり…そういう気持ちに
させてくれる力があるんだよ。
だから、これからお前達には「は」じゃなくて「が」を使ってもらいたい。
常に自分を主役だと思え。
「俺が俺が」でいいんだ。野球は。
部員たちの顔が、ちょっと納得。
そう…結局、心の問題でもあるからな。
ポジションを決めなければ責任感が生まれない。
守り抜こうと思わないから捕ろうとも思わない。
じゃあ、俺がレフトやります。
よし。
じゃあ俺がファーストやる。
内野の中では一番ボールに触れるし。いいぞ。
じゃあ…俺は…あっ…僕は…あっ違う…僕がキャッチャーをやります。
おずおずと名乗り出た江波戸。
それを見て驚いた表情の白尾。
赤岩の緩い球なら練習すれば捕れそうだから。
よし。
ちょっ…キャッチャーはチームの要だぞ。
野球を知り尽くしてる上に強肩じゃなきゃ務まらない。
ここまで不満顔でみんなを見ていた白尾はついに口を出した。
そんなのうちのチームどこにいるんだよ?
そりゃ…いないけど。でも江波戸なんかじゃ…。
しかも、お前が今言ってるのは普通の野球のセオリーだよ。
そんなの普通以下の『城徳』には何の役にも立たない。
だから…だから少しでもその「普通」に近づこうとしてるんじゃないですか!
田茂先生が「普通じゃなくてもいい」と言ったところで、ついに白尾は部室を
飛び出していってしまうのだった。
自分でキャプテンに決めておいて「江波戸なんか」って、ひどくね?
江波戸くん、言いたい事をハッキリ言えない性格っぽいし、便利に使われてる感…。
もっとも、白尾くんも悪い子なわけではない。
今まで自分が再配してきた所に田茂に入られて、やり方否定されて、
面白くない気持ちもよく解る。
自分の主張を通して不満分子を増やし、思い通りに動かしたいってところは、
やっぱりまだ未熟なんだよね。面白い。
以来、白尾は部活に来なくなってしまった。
ノックしてもしてもちっともキャッチしてくれない…いや、できない部員たちに
ガックリする田茂先生。
どうして捕らない?
何で俺が疲れんだよ?これ何の練習なんだよ!
誰か1人ぐらい監督が可哀想だとかそう思う奴はいないのか?
部員の様子を見ている内に、田茂先生は妙な事に気付く。
岡留が投げるボールから江波戸が逃げ回っているのだった。
何やってんだ?あいつら。
すると、ずっと2人の様子を気にしていたらしい牛丸が事情を話してくれたのだ。
部活が終わってから江波戸を呼び出す田茂先生。
お前、岡留にイジメられてたのか?
牛丸から聞いたんだ。
あいつ、お前らの中学の後輩だろ?
…はぁ。
中学の間だけですけど…まぁ、そうです。
なんと…江波戸くんは中学の頃、岡留のパシリのようになっていたのだった。
プロレス技掛けられたり買い物行かされたり、そんな中で江波戸くんは文句も
言わずに笑っていた。
先生のおっしゃるように「俺が」とは言えない性格でしたから。
付け入る隙を与えた自分が悪いんです。
何でお前が反省してんだよ。
いや、でも思い返すたびにそう思うんです。
ああ~なるほどねぇ…。
先週、岡留を陸上部からスカウトして来た時、江波戸くんの様子はかなり変だったもん。
あいつを入れるのは止めようとか白尾に言っていたし。
こういう事だったんだ。
先週からイヤだったんだね、可哀想に。
お前…めんどくさいな。
いや、だからキャッチャー選んだのは正解だったんだよ。
あそこは次々ボールが飛んで来るから思い返すほど暇じゃない。
なるほど。
それから江波戸、お前これから一切反省をするな。
えっ反省を!?
そんな驚くことか?
すいません。
これまで何をするにもまず反省から入っていたもので。
言ってるそばから反省をするなよ。
あっ、すいません…
違います…反省はしてません…はい。反省はもうしません。
こで解決か…と思ったら、田茂先生、岡留の方に牽制。
ということだから、岡留。退部してくれ。
無茶苦茶やん…。 それはムリでしょ。
それに、今現在はイジメ起きてないんだしぃぃ。
監督、岡留を辞めさせたところで根本的な解決にはならないと思うんですよ。
だって、ほら、学校では確実に会うんだし。
と、赤岩。
あ~、もう。じゃあ、こうしよう。
岡留。これからお前はしばらく江波戸に近づくな。
周りの奴らも警戒を怠るなよ。
2人が接近しそうになったら必ず隔離すること。
しばらくっていつまでですか?
それはお前次第だよ。
江波戸がお前を恐れなくなるまでだ。
考え込む岡留。
江波戸くんの傷はまだ深そう。
さて。
野球の強豪中学出身だった白尾が、どうして『堂学』のスカウトを蹴って『城徳』に入ったのか。
田茂先生は「サザンウインド」から素振りしているマンションの屋上が見えないことから
その理由に勘づく。
白尾が1人で自主トレしているあの屋上に行く先生。
白尾さ、お前、柚子のこと好きなんだよな?
ええ~~!?『城徳』に入った理由そんなん!?
ついてきた赤岩も驚く。
えっ?
好きです。
えっ!?
中学の時からか。
そうです。
『堂学』のスカウトを断ってまで『城徳』に入学したのも柚子の…。
そうです。
白尾が初めて柚子に出会ったのは、お馴染み『城徳』と『堂学』の親善試合だったらしい。
一度も勝ったことがない『城徳』を応援する柚子を見て、白尾は『城徳』入りを決めたのだった。
それだけで日本一の進学校『城徳』に入る頭もあった事もすごい。
柚子が赤岩を好きなのも、ちゃんと解っているらしい。
すっごい純粋な片思い…ってか、ストーカーと紙一重。
…ってことは…今現在、『城徳』野球部には柚子ストーカーが2人。
白尾は柚子の笑顔が見たくて甲子園を目指しているのだった。
今の野球部に戻っても監督のやり方じゃ行けません。
白尾。
樽見の悲しむ顔を見たくて『城徳』に来たんじゃないんです。
いや、まぁまぁ…。
お前の気持ちはちょっとよく分からんけども、俺が「弱くても勝てる」って信じてんのは、
あれ、ホントだぞ。
だったら、それなりのやり方をしてほしいです。
翌日のグラウンド練習。
ボールを捕りに江波戸に近づく岡留をみんなで団子になって止めたりしているのに
璃子が目を丸くしている中、白尾が久しぶりに部活にやって来る。
で、言うには、
俺が戻る代わりに田茂先生…監督を辞めてくれますか?
それに対して田茂先生は、
じゃ、辞めよう。
あっけに取られるみんな。
ただし、俺を辞めさせるには1つ条件がある。
俺のやり方が間違っているってお前が証明できたらだ。
勝負は、3球。
田茂先生がポジションを決めたチームを打ち破って白尾がホームランを取ったら白尾の勝ち。
待ってください。
それじゃあ単なる俺と白尾の勝負です。
大丈夫だよ。ランニングホームランだってあるんだから。
だったら楽だ。
ゴロでも外野を抜ければ回って来れる!
監督!
何だよ。伊勢田!
あらかじめ言っておきます。
僕の所に飛んで来ても捕れません!
それはつまり自分の所に打球が飛んで来てほしくないってことなのか?
そうです。
何、甘っちょろいこと言ってんの?
むしろ「来い!」って気持ちで守りなさいよ!
来てほしくなければそれでいい。
えっ?いいの?
「来い」も「来るな」も等しく強い気持ちには違いない!
だから心の底から打球が来てほしくないんだったら思いっきり「来るな!」って叫べばいい。
それは自ら勝負を仕掛けたことになる。
よく解らん理屈だけど~…これを受けてみんな自分のポジションで
来るな~~!
来るな~~!
と、叫び始めるのだった。
なんなの、この勝負。
1球目はファウル。
監督!!
何だよ、樫山!
ダメです。
やっぱり僕は捕れません!
お前、また「僕は」って言ったな。
あっ…。
「僕が」だよ! 僕が捕る!
いや、俺が捕る!
「俺が俺が」でいいんだ。野球は。
常に自分を主役と思え。
そんなの今しか言えないぞ。
これは大人になったら嫌われるからな。
「俺が俺が」は今だけなんだよ。
そして…俺「が」になった途端に、みんな
俺が捕る! 絶対に捕る!
俺が捕る!俺が捕る!
と、叫び始めたのだった。
言葉の魔法だぁぁ。
赤岩!
お前が投げないんだったら俺が投げるけど?
俺が投げます!
にやっと笑う赤岩くん。いいね~。
一発打って、飛んだ先にセンター岡留。
エラー。
その時、江波戸が叫んだのだった。
ド…ドンマイ! 岡留!
ドンマイ! 岡留!
みんなでこだまさせる「ドンマイ」。
イジメトラウマ、克服。
最後に白尾が打った球は大きく飛んで校舎の方へ消えていった。
ホームラン。
田茂先生の負け。
辞めないでください、監督。
絶対辞めないで!
そうよ!これじゃあ連載が…。←不純。
じゃあ、今の勝負は一体何だったんだよ?
いや、そうですけど…。
だったら俺が辞めればいい。
監督に不満持ってるのは俺だけなんだから。
すると、突然叫ぶ江波戸。
俺が俺が!!
何だよ…急に。
ダメだよ。白尾!辞めるな!
えっ?
前に進み出る岡留。
おい。白尾。江波戸の言うことには従えよ。
何でだよ?
決まってんだろ。それはこいつがキャプテンだからだよ!
…ああ…そうだ!俺がキャプテンなんだ!
キャプテンの俺が辞めるなって言ってんだ!
強くなれたな…。
みんな笑ってるし。白尾も笑う。
もう、どっちでもいいよ。
せっかくグラウンドが使えるんだ。時間がもったいない。
白尾くんと田茂先生の確執は一応解決。
江波戸くんの心の問題も解決。
緩いんだけど、この中に割と現実的な言葉がいっぱい入っていたりする。
自分「が」やると思う事が大切だということ。
誰かがやるだろう…という気持ちでいたら、結局誰もやらなかったりするんだよね。
白尾くんも充分に今までチームの事を考えていたけれども、みんなが白尾くんに
依存していて「自分が」ないチームだったのね。
白尾くんはある意味、チームを甘やかせすぎ、また、縛り付けてもいた。
これって過干渉な親子の関係にも似ているんだな。
自由にやらせる事で考えさせなきゃ子どもは育たない。
解っているけれどもなかなか子離れできない。
田茂先生は上手に親子を離したんだよね。
そんなの今しか言えないぞ。
これは大人になったら嫌われるからな。
「俺が俺が」は今だけなんだよ。
あ~これもよく解る…と思った。
若者よ。積極的になりな。自己主張しな。
ほんと、そう思う。
その時にしかできない事を自分の頭で考えてする。
そういう人間に育ててくれる環境に出会えた人は幸せだ。
そういう部分を説教臭くなく見せてくれるからこのドラマが好き。
そして、みんな、ホント可愛くて愛おしいよ。
この子たちが素直だから吸収も早い。
田茂先生も良い生徒たちに巡り合ったのだと言えよう。
セリフが面白いから、どうしても長くなってしまうわけだが…。
「サザンウインド」でのやりとりも大好きなのに、入りきらない。
もはや、カレーが見えない!!!
具だらけのカレー、笑った。
城徳高校野球部の監督を務めることになった青志(二宮和也)と、彼らに密着取材して
雑誌に連載を書くことになった璃子(麻生久美子)。
城徳野球部が甲子園に行くことを本気で望んでいる柚子(有村架純)と、中学校時代から
野球の天才として注目されてきた白尾(中島裕翔)は大張り切り。
しかし他の部員の士気は一向に上がる気配がなく、キャプテンの江波戸(山崎賢人)と
新入部員の岡留(間宮祥太朗)の関係もギクシャクし始めるなど問題は山積みだ。
そんな中、白尾が大学進学を諦めて、甲子園出場とメジャーリーグを目指すことを決意。一方、高校時代に青志をコテンパンに叩きのめし、その後プロとして活躍した谷内田
(市川海老蔵)が、母校である堂東高校のコーチに就任することになった。
それを知った青志は、ポジション決めを通して部員の意識を変えようとしたり、部員同士が
抱える人間関係の問題を解決しようとしたり、野球部が「勝つ」ための方法を真剣に探り始める。
しかし、青志には野球部を本気で「強く」する気がないのではないかと失望した白尾が、
野球部を飛び出してしまった。楓(薬師丸ひろ子)のアドバイスで、白尾が甲子園を目指す本当の理由に気付いた青志は、
自主練を重ねる白尾のもとへ。
赤岩(福士蒼汰)も青志と共に白尾に会いに行くのだが、そこで衝撃の事実が明らかになる!?
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
よろしければ→【2014年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
田茂青志 … 二宮和也
利根璃子 … 麻生久美子
赤岩公康 … 福士蒼汰
樽見柚子 … 有村架純
白尾剛 … 中島裕翔
江波戸光輝 … 山崎賢人
亀沢俊一 … 本郷奏多
岡留圭 … 間宮祥太朗
志方英介 … 桜田通
樫山正巳 … 鈴木勝大
牛丸夏彦 … 柳俊太郎
光安祐太 … 平岡拓真
伊勢田秀人 … 阿久津槇太郎
谷内田健太郎 … 市川海老蔵
赤岩晴敏 … 光石研
峠直介 … 川原和久
増本信樹 … 荒川良々
三條光茂 … 笹野高史
樽見楓 … 薬師丸ひろ子
※スタッフ
脚本 … 倉持裕
プロデューサー … 伊藤響、河野英裕、大倉寛子
演出 … 菅原伸太郎
音楽 … 井上鑑
原作 … 高橋秀実『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』
主題歌 … 嵐『GUTS !』
公式サイト http://www.ntv.co.jp/katemasu/
【楽天ブックスなら送料無料】弱くても勝てます [ 高橋秀実 ] |
《メール便なら送料無料》【CD】【2枚セット】嵐 /GUTS ! 《DVD付限定盤+通常盤》:TVドラマ『… |
コメント
弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望 :第2話
「来るな~~!来るな~~!」
なんじゃそりゃ・・へっぽこにも程が有る~~わははは!!!!
ノックはとれない。キャッチボールはできない
守らせれば自分の所に打球が飛んで来てほしくない–?
「来い!」って気持ちで守りなさいよ—!
誰もがそう言いたいところだけど—田茂は違った。
–来てほしくなければそれでいい。心の底から叫べばいい。
「来い!」も「来るな!」も等し…
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若手俳優がいっぱい出てくるぜ~~うへへへへ(O ̄∀ ̄O)
とヨコシマな気持ちで見始めたドラマでしたが、
今となってはドラマの内容にハマっております。
ほんわかした雰囲気に癒されつつも、確信をついたセリフにドキッとしたり考えさせられたり…最終回まで安心してみんなの成長を見守りながら楽しく見れそうです♪
ストーカー役の桜田君・・・テニミュではリョーマをかっこよく演じてたのに、あんなキモイ役もできるようになって(T▽T)
ニノも好きですが、これからの成長が楽しみな生徒役の皆さんに、私はどうしても目がいってしまいます~(´ω`)ゞ
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>いやなひと、いやな出来事がでてこなくてノーストレス。
ですね^^
ものすごくホンワカしたドラマですよね。
へっぽこプレーで性格もお子ちゃまですが、みんなカワイイ。
>スポコンドラマや白黒はっきりさせたいひとには向いてないかもなーとも思います。
今の所、スポコンではないですね。ずっとそうなのかな。
「ROOKIES」みたいな暑苦しいのも好きですが、こういうのも好きです。
結局は達成感ですよね~。
スポコンものもホンワカものも、何かに気づき何か成し遂げる描き方がされていれば
見ていて気持ちいいですよね。
>そしてこれが「ロング・グッバイ」と裏表の関係にある。野球みたいです。裏表。つらすぎる。
「ロング・グッドバイ」はまだ見ていないのですが高評価みたいですね。
金曜3本ガッツリドラマ見て、土曜が重いのもつらいので、私はこっちを
表にして「グッドバイ」の方は見られる時間を探して見ようと思います。
視聴率は……裏があるから下がっちゃったかもですね^^;
弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜
原作 高橋秀実「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
演出 菅原伸太郎/池田健司 ほか
脚本 倉持裕
出演 二宮和也/麻生久美子/福士蒼汰/中島裕翔/有村架純/本郷奏多/山崎賢人/荒川良々/川原和久/笹野高史/薬師丸ひろ子
第2話
青志(二宮和也)は早朝…
弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 第2話
#02「実話原作ドラマ化!先生走る!秀才へっぽこ野球部にイジメと切ない初恋」2014.4.19 城徳高校野球部の監督を務めることになった青志(二宮和也)。 いったいどうしたら勝てるのか?青志なりの仮説をたて実践しようとする。 しかし、そんな青志に反発する城徳高校唯一…
「弱くても勝てます」弱いなりの戦い方2監督はまず選手達ができる事から指導しましょう!青志監督は選手たちにメンタルの重要性を説いてみせた
「弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」第2話は城徳高校野球部の監督になった青志はまず選手たちのポジションを決めようとする。城徳高校野球部ではこれまで …
弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ (第2話・4/19) 感想
日本テレビ系『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(公式)
第2話『実話原作ドラマ化!先生走る!秀才へっぽこ野球部にイジメと切ない初恋』の感想。
なお、原作小説(高橋秀実/著『「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー』)は未読。
青志(二宮和也)は早朝、自主練をする白尾(中島裕翔)と遭遇。柚子(有村架純)によると毎朝、ベランダからその姿が見え…
彼女を甲子園に連れていく気か・・・異常だ(二宮和也)連れてってよ(有村架純)
週末・・・結局、帝国スター連続君臨しているじゃないか・・・。 時代だ・・・。 (日)「軍師官兵衛」(NHK) (月)・・・・。 (火)「サイレント・プア」(NHK) (水)・・・谷間・・・。 (木)「続・最後から二番目の恋」(フジテレビ) (金)「死神くん」(テレビ朝日) (土)「弱くても勝てます」
弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ 第2話
青志(二宮和也)は、城徳高校野球部の監督を務めることになります。
今まで監督だった増本(荒川良々)は、部長と言うことで誤魔化されていますw
弱くても勝てる方法を青志なりに仮説を立てて実践しようとします。
今まで部員たちのポジションは、唯一野球が上手い白尾(中島裕翔)が決めていたようで、青志がみんなのポジションを聞いた時に、みんな色んなポジションを言うのでした。
そして…
弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 第2話:
実話原作ドラマ化!先生走る!秀才へっぽこ野球部にイジメと切ない初恋
ドンマイ!(o^ω^)oニコッ
これで少し甲子園に近付いた・・・らしい
白尾くん、中学で堂学からスカウトされてたのに、柚子と同じ高校に行きたいが為に
進学校ではあるけど、野球に関しては弱小の城徳…
弱くても勝てます 第2話★「は」じゃなくて「が」 by青志(二宮和也)
弱くても勝てます
〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 第2話
しょうむない感想からで恥ずかしいけど有村架純は可愛い。
麻生久美子は格好良くて面白いし、薬師丸ひろ子は雰囲気がある。
単純だけどドラマで女優の存在は大事なのだ。
−◆−
全般に面白い。
「バカバカしい」「こんなので甲子園狙えるか!」などのツッコミもネット上で見受けますが、熱すぎない青志(二宮和也)が 消極的…
弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜 第2話
「実話原作ドラマ化!先生走る!秀才へっぽこ野球部にイジメと切ない初恋」
内容
「弱くても勝てるってコトを証明しよう!」
青志(二宮和也)は、野球部員たちを叱咤し、監督として練習を指導する。
が。。。野球部とは名ばかりで、何も出来ない部員たちに呆れるばかり…
SECRET: 0
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おもしろいです。すごく好き。いやなひと、いやな出来事がでてこなくてノーストレス。
素直さ、まっすぐさが「頭いい」と思わせてくれますが
その頭の良さは人としての頭の良さであって偏差値云々ではないので
スポコンドラマや白黒はっきりさせたいひとには向いてないかもなーとも思います。
視聴率とか自分が気に入ればべつにかまわないほうなのですが見ていて
これは好きな人はすごく好きだけど、わからないひとはわからないかもなーと思います。
唯一違和感があるとすればドラマの後半ちょっと「泣くな、はらちゃん」テイストの音楽になり
児童劇団の歌唱が入るか?入るか?と身構えていると嵐の主題歌が入り、ズコーとなるところ。
勝手に期待し、勝手に身構え、勝手に歌う準備している私の問題で
嵐が悪いわけでは決してありません。条件反射です。
そしてこれが「ロング・グッバイ」と裏表の関係にある。野球みたいです。裏表。つらすぎる。
音楽がいい。映像がいい。浅野さんも綾野さんもよかったしあの世界観がいい。
渡辺あやさん、やっぱりいいです。
「しやがれ」のゲストが苦手な方だったので録画再生してその時間見ました。
リアタイで観るのが裏表の関係で難しいのが唯一の難点です。