榮三郎(桐山照史)の襲名披露にあさ(波瑠)も参加、後見人の新次郎(玉木宏)とともに新しい加野屋の顔として、あいさつすることに…。その様子を偶然、加野屋を訪れたはつ(宮崎あおい)も見ていて…。はつは、あさに和歌山に旅立つことを伝える。離れ離れになることが寂しいあさに、よの(風吹ジュン)は、ある提案をする。そして惣兵衛(柄本佑)も新次郎にある提案をして…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第10週「お姉ちゃんの旅立ち」 第57話
※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)
若奥さんが襲名披露の席で当主と並んだってことで「女のくせに」とステレオタイプにワイワイする招待客たちである。
たぶん、予想はしていただろうし、戸惑いまくる あささん。
これが小原糸子だったらブチ切れて立ち上がっているところ……
あささんは、とりあえず気が短くない。ちょっと鈍い。かなり天然。
この時代に女が男と並んでやって行くのには相当な気の強さが必要だったと思われるが、決して「女だけどやるでやるでやるで!見返しちゃるで!」ってタイプではないこの人。
「女子の柔らかい力」で道を切り開く……というのは、こういう部分で充分に表されている。
困った時は素直に悩み困った顔をし、かといって他人任せではなく、芯の強さは見せる。
問題の解決はドラマ的には色々と簡単すぎるけれどもね、キャラとしては一本筋が通っている。
うっさい招待客を黙られたのは、五代はんの
Shut up!!
あささんは加野屋の立派な重役の一人です。
あそこに並んでても何にもおかしい事などありません。
よりも、山屋さんの
そら五代様の言わはるとおりだす。
それにまた、今日は若奥さん、えらいべっぴんさんやないか!
一瞬、誰か気ぃ付かへんかったわ。
だと思うのね。
(五代はんは あささん贔屓でおますから、こういうセリフに意外性もないし… )
山屋はん、男前だすわ。
ただ叱るのではなく「べっぴんさん」で場を和ませた。
襲名披露という大事な場を気まずくさせずに解決してくれた。
これも「柔らかい力」。
柔らかい力は女子だけの物ではないんだす。
榮三郎くんの「八代目 加野屋久左衛門」襲名を披露して、みんなの祝福を受けて式は無事終了。
日本には「拍手」という習慣はなかったので、もしかしたら、これが日本初の集団拍手かも知れず、五代はん、すごいもの伝えた(笑)
ええご挨拶でございました。
それに、あささんを加野屋の代表として前に並ばしはったんは英断や思います。
と、正吉はんに挨拶する五代はんに向かって、
それはあなた様のせえでもございますのやで。
「大阪の商人は頭が固い」言うてえらい怒らはりましたやろ。
と、チャーミングに笑う正吉さんである。
なんかな……見ちゃうよ。
このお舅さんともう少しで会えなくなるかも知れないと思うと…。・泣
この後の「はつを加野屋に泊めてあげたら」という提案の時もな…。
炭坑の儲けのおかげで玉利さんに借りたお金返す目途もつきましたしな。
奈良の玉利様!
そうや。
いや、私もなぁ、もう随分ご無沙汰をしておりましたので、ちょっと挨拶がてらという事でゆっくりさせてもらいに行きますのや。な?
そうだすか。
そらよろしおますなぁ。
お前様と旅やなんて何年ぶりだっしゃろな?
ほんに仲が良くて微笑ましいわ……
けど、これ、よのさんは正吉はんの寿命みたいなもんを解ってるんだよね。
そして、たぶん、送り出す新次郎はんも解っているね。
全然そういうそぶりは見せないが…
妻の気持ち、息子の気持ち。そして本人の気持ち。
それぞれにジンと来る。・泣
襲名披露の時から、あささんを見守る よのさんも凄く良かったなぁ…。
あきらめ…と言っちゃ、あきらめなんだろうが、女として加野屋の表を背負って立つこの嫁を見守る覚悟が出来たんだろうなって。
あさ自身も、ここに並ぶ事で、そしてちょっと野次られたことで、女が一人前に歩いていく困難に立ち向かう覚悟が固まったと思う。
そのお膳立てをしてくれた、このお義父さん。
偉大な人だわ。
和歌山出立前に姉妹2人だけで過ごす機会を与えてもらい、招待された はつの、
あさのあない立派なお姿見てしもたさかいやろか、うちなんかがあの家に上がるのは気ぃが引けてしもうて…。
に対する、
アホ。
お前は今の身なりこそ劣る事はあっても他にあの妹に負けてるとこなんか何一つあれへんわ!
も良かったなぁ…。
何か、今日はいちいち涙腺に来た。
これ、録画見る前に何度もNHKオンライン無料提供の「あまちゃん 紅白最終回」を見ながら泣いてたせいもあると思う。・泣
(情報遅くてすんません…無料期間は本日12時までだったんで…ぃゃ、私も夕べ夜中に知ったから~~お知らせできなかったーーー。「あまちゃん」 紅白最終回「おら、紅白出るど」は後ほど記事UPさせていただきます~2年越しだよ~)
話がめっさ逸れた……。
新次郎はんと惣兵衛はんの2人呑み。
何や、あの井戸に落ちた事でもありますのか?
いや…
そやけど、あの時、あの暗闇から引っ張り上げてもろたんはほんまはわしの方やったんかも分かれへん…。
も、しみじみ良いシーンだったよな。
良いシーンであり、素晴らしいセットのおかげで粋なシーンでもあり。
炭坑ではサトシが真面目に働きだしたと宮部からの手紙。
いやいやいやいや……まぁ…ネタバレ知っちゃってるから、ここに関してはスルーしとく。
炭坑編はほんま、不満が多いし。
よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
白岡千代 … 小芝風花
白岡正太郎 … 木内義一
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄
福沢諭吉 … 武田鉄矢
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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コメント
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>山王子屋さんの跡地が家屋敷がなくなっていたのも借金のかたに転売、移築されたからですよね?
転売されたんでしょうかねぇ…夜逃げだから豪華な調度も全部持っていかれて売られたのでしょうし。
そういえば、山王寺屋さんのモデル・天王寺屋さんの屋敷の一部が京都府宇治市木幡の松殿山荘に使われているとかで有料公開されていたらしいですね。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20151028000166
ホントに凄いお屋敷だったんだろうなぁと。
道の始まり>『あさが来た』第57話
襲名披露式
「前代未聞」な女性@あさの出席に
案の定、ざわつく人々
それをサラリと制して
拍手で締める
五代さんったら、さすが
…ひじゅにですが何か?
「あの妹に負けてるとこなんて何一つとしてないわ」by惣兵衛
昨日は、はつが
姑を諫めるかの様に見せかけて
自分の夫を褒め
拘っていた嫁ぎ先チェンジ問題を思い出し
現実の夫への愛情…
道の始まり>『あさが来た』第57話
襲名披露式「前代未聞」な女性@あさの出席に案の定、ざわつく人々それをサラリと制して拍手で締める五代さんったら、さすが…ひじゅにですが何か?「あの妹に負けてるとこなん…
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奈良の玉利さんに借金を返すめどがついたので、という話がよかったです。
山王子屋さんの跡地が家屋敷がなくなっていたのも借金のかたに転売、移築されたからですよね?
「あさが来た」第57回★英断
連続テレビ小説「あさが来た」
第57回(12月2日)
榮三郎(桐山照史)の襲名披露にあさ(波瑠)も参加、後見人の新次郎(玉木宏)とともに新しい加野屋の顔として、あいさつすることに…。その様子を偶然、加野屋を訪れたはつ(宮崎あおい)も見ていて…。はつは、あさに和歌山に旅立つことを伝える。離れ離れになることが寂しいあさに、よの(風吹ジュン)は、ある提案をする。そして惣兵衛(柄本佑)も新次…
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>記憶が不確かですが、「めでたいな」「祝うて三度」などと言いながら手をたたいていた場面がありましたね。
あれは一本締めなどの手締めの一種で「大阪締め」ともいいます。
一本締めなどは江戸辺りからやられている儀式の一種で「拍手」とはまた違う物ですね。
日本では手を叩く行為は神事と関係する行事のようなものだったようです。
>「自慢のお姉ちゃん」というあさのセリフを使っているところ、あさをけなしているのではなく、あさからの視点ではつを励ましているんですよね。
ですね。あさの事もちゃんと認めてくれている。
惣兵衛はんも変わりました^^
> くうさんは先の話をご存知とのことなので私のコメントはスルーしていただければ。
サトシ関連は原案にも史実にもない展開になるっぽいです…
ちょっと、ぇぇぇぇぇって方向なのでしばらくはそこはスルーで^^;
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>私も山屋さんは言い仕事したと思った~(笑
エエおっさんだよね~~。今までにイヤな事一つも言わなかったもんな。
若い夫婦を面白がって見ていてくれる感じがいいよね。
この人は一体どういう関係なんだろ。ただの同業者なのかな。
加野屋の親族とかは全く出てこないな。
>悲しいね。よのさんが正吉さんに合わせてるのか、旅にウキウキした姿を見せてくれているのがかわいいけど切ないべ。
2人ともすっごく可愛くてラブラブっぷりが微笑ましかったなーー。
たぶん、夫婦にとって必死ブリで最後の旅になるんだろうね(;_:)
>黒蛇さんとの二人飲みは、いい場面だったね。
幼馴染らしい気安い会話が気持ち良かったよ。
提灯の赤と店の暗さの釣り合いが何とも言えず、綺麗な画だったわ。粋だねぇ。上手いねぇ。
あさが来た (第57回・12/2) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第10週『お姉ちゃんの旅立ち』『第57回』の感想
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
榮三郎(桐山照史)の襲名披露に…
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> 日本には「拍手」という習慣はなかったので、もしかしたら、これが日本初の集団拍手かも知れず、五代はん、すごいもの伝えた(笑)
そうなんですか。それはすごい。
記憶が不確かですが、「めでたいな」「祝うて三度」などと言いながら手をたたいていた場面がありましたね。
聞いたことがなかったので新鮮に感じたんですが、確かあの場にも五代さんいましたよね。
> お前は今の身なりこそ劣る事はあっても他にあの妹に負けてるとこなんか何一つあれへんわ!
> も良かったなぁ…。
「自慢のお姉ちゃん」というあさのセリフを使っているところ、あさをけなしているのではなく、あさからの視点ではつを励ましているんですよね。
> 炭坑ではサトシが真面目に働きだしたと宮部からの手紙。
サトシには感情移入できなくて。
手のひらを返すような仕打ちをされた大阪の人たちを恨むのはそれはそうかもしれません。
でもサトシの父が加野屋の正吉さんに借金を断られたことを恨むって、お菊さんじゃあるまいし。
くうさんは先の話をご存知とのことなので私のコメントはスルーしていただければ。
あさが来た 第57回
内容榮三郎(桐山照史)の襲名披露で、正吉(近藤正臣)後見人の新次郎(玉木宏)とともに、挨拶をするあさ(波瑠)
直後、姉・はつ(宮崎あおい)が、数日後に和歌山へ発つと知る。正吉とよの(風吹ジュン)は。。。。
敬称略
とりあえず、はつとの別れ話前に、整理整…
「あさが来た」 第10週 お姉ちゃんの旅立ち 第57話
榮三郎改め、8代目加野屋久左衛門(桐山照史)の襲名披露が始まりましたョ〜
男衆と一緒に出て来たあさ(波瑠)を見て、お客様たちはどういうこっちゃとざわざわしております …
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私も山屋さんは言い仕事したと思った~(笑
五代はんはいつものことだからな( ̄∇ ̄;)ハハ
>けど、これ、よのさんは正吉はんの寿命みたいなもんを解ってるんだよね。
そして、たぶん、送り出す新次郎はんも解っているね。
全然そういうそぶりは見せないが…
悲しいね。よのさんが正吉さんに合わせてるのか、旅にウキウキした姿を見せてくれているのがかわいいけど切ないべ。
もしかしたら旅の途中で・・ってことも思わないでもないけど、さらりと送る新次郎はやっぱり粋なお人や。
黒蛇さんとの二人飲みは、いい場面だったね。
幼馴染らしい気安い会話が気持ち良かったよ。