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【 流星ワゴン 】第3話 感想

世の中にはの、何かをやるやつと何かをやらないやつの2種類しかおらんのじゃ。
お前はどっちじゃ?
やるんか、やらんのか?

それをやるためにはどうすればいいんじゃ。
できるまでやればいいんじゃ。分かるか!
できるまでやるにはどうするんじゃ。
やれるという強い心を持つんじゃ。

不可能を可能にせい、健太!
まず心の中に奇跡を起こせ!

流星ワゴン 第3話

    流星ワゴン

 

簡単感想で~~…。

今回解った事は「死んだ時の状態はどう頑張っても変えられない」ということ。

逆上がりができない健太の特訓をしてやる忠さんだが、どうしても出来ない健太。

 

できないのは健太のせいじゃないんです。
無理なんです。死んだ時にできなかったものは。

 

それは…僕がいくら現実を変えようとしても変えられないのと同じってことですか?

 

かもしれません。
健太の時間はあの事故の瞬間で止まってしまって、もう前に進むことができない。

 

橋本さんは健太を成仏させてやってほしいと一雄に頼む。

 

あいつが未練を断ち切ってあの事故現場に立ち、自分自身の死を受け入れられれば
いいんです。
すぐにじゃなくていいですから。
このドライブが終わるまでに健太を説得してやってください。

 

それは、父親である橋本の役目だろうと言う一雄だが…あんたに「親の役目」の事を
言う資格ある~

まぁ…それを学ぶ旅に出ているってことなのだろうが。

 

今回驚いたのは、車に乗っている橋本さんのジャケットが血まみれだってことだよ。

…だったら、やっぱり…この親子も頭が半分割れて血がダラダラ流れ、目が飛び出て
いる状態で……ぃゃ…それだと日曜9時にお届けできないから…
   
   流星ワゴン3話

 

あの、聞いてもいいですか?
死というか…死を迎えるってどんな気分でしたか?

 

私の場合、即死でしたから。
体の痛みとか苦しみとか、そういうのはあまり感じなかったかな。

でも、その一瞬で何百回も神様にお願いした気がします。
どうか健太だけは。健太だけは。って…。

悔しさと申し訳なさでいっぱいの最低のものでした。

 

なんか解る気がするよ…。
自分のせいで子どもが死んだらな、やりきれないよね、心残りだよ。

しかし健太は死んでしまった。
橋本さんはどうしようもない心残りを抱えたままで、自分を罰するようにこの世を
ふらつくことになってしまったのだろうか。

 

1年生の時に事故死してしまった健太は卒業式の時には同級生からもう忘れられて
いたらしく、名前も呼ばれなかったと。

そりゃそうですよ。
5年も前に死んだ生徒のこと、今さら持ち出そうなんて誰も思いませんよね。
死んで一番つらいのは、忘れられてしまうことなのかもしれません。

 

今回は子どもを応援するという話から。

健太の運動会に仕事で行けなかった事を悔いている橋本さん。

そして、毎年運動会に来ては無理やり駆けっこに一雄を出場させ、1位になれなかった
息子に「ぶさいくじゃ」と怒りながら帰っていく忠雄。

 

かけっこでも何でも父さんは教えているうちに自分の方が夢中になって、
周りのことが見えなくなるんだ。
そのうち、できない僕にいら立って怒鳴ったり 殴ったり…。

結局、僕はやりたくもないかけっこを毎年走らされて、負けると散々ののしられて
応援だってかけっこが終わったらさっさと帰って…。
他の種目は何一つ見てくれなかったじゃないか!

あったり前じゃ!団体競技やらにゃ興味ないわ。
勝負はのう、自分一人の力で勝つけえ意味があるんじゃ。

それにな、勘違いすんなカズ。
最初に言ったんはお前じゃ。
絶対に1等取るけえ言うて、わしと約束したじゃろうが。

 

それ、1年生のときの話だろ。

何年じゃろうと関係あるか。約束は約束じゃ。
ダンスじゃ何じゃ言うてへ理屈並べて、結局はお前は逃げたんじゃ。

 

自分で一等になると言っておいて、なれないとなると親のせいにして逃げる一雄。

この姿は…

自分から受験を切望しておいて、落ちたら親のせいにしている広樹と同じって事か。

もっとも、どうして広樹がそんなにプレッシャーを抱えながらも受験に挑もうと
していたのか…その理由が今回判明。

 

何の指定もしていないのに1年前の1月24日に戻った選択ワゴン。

この日は特に大きな何かがあったわけではなく、一雄は打ち合わせが終わってから
直帰するか会社へ戻るか迷った挙句、会社へ戻った…という日だったらしい。

すっっごい覚えてるよね、この人。
あたしゃ1年前のいつ何してたかなんて、ツイッターのまとめでも見なきゃ
思い出せないよ。(見たってこんな細かい事まで覚えてないYO)

 

で、会社へ戻らず直帰してみたところ、近所の公園でデカいパチンコを人命入りの
三角コーンにバチバチぶち当てている広樹を発見……もう壊れてます…。
でも、これ、動物とかが相手じゃなくて良かった…。

なぜか2人についてワゴンを下りてきてしまった健太が広樹に近づいてしまい、
パチンコの餌食になりかかり…忠さんがそれを諌めるのだった。

飛びかかり押さえつけ、やり返そうとする忠さんを止めて広樹を抱きかかえる一雄…。

 

謝るのは父さんの方だ!
すまん、広樹…。

お前がこんなに…
こんなにも受験のせいで苦しんでいたなんて…。
こんなにも俺達のことを…。

 

甘い…甘いよ、一雄さん。

小さい健太にパチンコを向け、忠さんに向かって撃った悪鬼のような子どもを
叱るよりも先に抱きしめるのか…

この状況、まず謝らせて。
まぁ、ここから謝らせたからまだいいけど。
反省してないって、この子。

コーンに書いてあった名前の中には一雄と美代子の名前もあったのね。

それは受験というプレッシャーを与えたせいだと一雄は踏んだわけだが、
なぜか広樹は受験をさせてくださいと頭を下げる。

意味が解らない一雄。

二中に行けば小学校からの友達だっているし、部活だってできるし…。

と言ってやったワケだが、実はその「小学校からの友達」がクセモノだったわけで。

広樹は虐められるから受験に逃げたのね。
で、あんなに現在荒れているのは、その二中へ行くことになってしまったからなんだろ。

それって……

全然、親のせいじゃない………。

しかも、一雄には語らなかったらしいが、広樹の回想を見ると、虐められ始めた原因は、

 

「ごめん、今日塾なんだ。宿題がすごい量でさ。
まだ終わってないからゲームなんかしてる暇ないんだよ」

「ごめんごめん。俺、今日、掃除できないから。
いいよな。 お前ら気楽でうらやましいよ。

と言う広樹さま語録のせいなのだった。

話を聞いて胸を痛めた一雄は、このまま受験しても広樹が落ちてしまう事を
知っているわけで…なんと、家を引っ越すと言い出す始末。

 

もう決めてきた。
とりあえず、ここよりだいぶ狭い中古のマンションだけど。
もう手付金も払ってきた。明日本契約だ!

 

お金持ちね……もう勝手にしろと思うわけだが、これを聞いて怒ったのは美代子。
そりゃ怒るよね。

自分が居なくなっても必ずお前が契約しろとか言ってることがメチャメチャだし。

挙句の果てには、

あの男、誰なんだ?

とか、言っちゃってるし。

これじゃ引っ越そうが受験に成功しようが、家庭崩壊への道は変わらないわ。

広樹だって転校してもまた虐められるよ。

自分の何処が悪いのか解っていない人は、何度でも同じ人生を繰り返す。

この親にしてこの子アリな話だった。

まぁ…もし自分がこの立場だったらどうするだろうと考えると…
もしかしたら、同じようになるのかも知れない。
子どもの未来を何とかしなくちゃと焦りまくるのかも知れない。
親とは愚かな生き物です。

 

健太が逆上がり出来たのは良かったけどね。

 

お前は確かに幽霊じゃ。わしも幽霊みたいなもんじゃ。
けどな、関係ないで。
世の中にはの、何かをやるやつと何かをやらないやつの2種類しかおらんのじゃ。
お前はどっちじゃ?
やるんか、やらんのか?

それをやるためにはどうすればいいんじゃ。
できるまでやればいいんじゃ。分かるか!
できるまでやるにはどうするんじゃ。
やれるという強い心を持つんじゃ。
不可能を可能にせい、健太!
まず心の中に奇跡を起こせ!

 

幽霊に向かってメチャクチャ言うが…
このメッセージは心が弱い人にちょっと聞かせたいかも。

ま…なかなかそう行かないのが人の心ってものですが。

 

さて…

橋本親子の時間軸っていうのが、今回の話でますます分からなくなったよ。

橋本親子は戻った時間のことも全て記憶しており、ワゴンを下りて単独行動を
することもできる。

出来なかった事も出来るるようになり、自分の意思で成仏もできるらしい。

うーーん……本当に幽霊なんだろうか。

幽霊だと思い込んでる神様なんじゃないの

 


一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)、付いてきた健太(高木星来)は、公園で異様な
光景を目にする。
広樹(横山幸汰)が‘処刑’と称し、教師らの名前を書いた人形をパチンコで倒しているのだ。
ここまで追い詰められていたのかと衝撃を受ける一雄は、受験をやめないかと提案するが、
広樹は受験すると譲らない。
そこに、級友たちがサッカーをしようと誘いに来た。
塾を理由に断る広樹を、一雄は気分転換になるからと送り出す。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

よろしければ→【2015年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

永田一雄 … 西島秀俊(子役時代 : 佐藤詩音)
永田忠雄 … 香川照之

永田美代子 … 井川 遥
永田智子 … 市川実和子(子役時代 : 梅垣日向子)
永田伸之 … 高橋 洋
千賀和哉 … 入江甚儀
古閑 … 町田啓太
橋本健太 … 高木星来
永田広樹 … 横山幸汰
若き澄江 … 渡辺真起子

橋本義明…吉岡秀隆

永田澄江 … 倍賞美津子

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
演出 … 福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
プロデュース … 伊與田英徳、川嶋龍太郎
音楽 … 千住明

原作 … 重松清「流星ワゴン」

主題歌 … サザンオールスターズ「イヤな事だらけの世の中で」
  
公式サイト http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/

 

 

 

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【流星ワゴン】 第1話 第2話 第3話


コメント

  1. 昼寝の時間 より:

    流星ワゴン #03

    公式サイト 結局、一雄(西島秀俊)のリストラは回避出来なかった。浮かない表情でワ

  2. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    うーーーん・・・何か今回はいろいろ問題ありすぎて・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
    私もいじめは悪いってわかっているけど、今回の様子見た限りじゃ広樹、それじゃ相手もカチンてくるって!って感じだもんねぇ・・・
    そういう広樹がわのアレをスルーして助けることばっかり考える一雄にもどうなんだろう?って思うしーー
    そして今回も忠さんが激しすぎてついていけない・・・(ll'ェ')
    なんだか少しづつ、このドラマから心が離れていってるよーー
    最後まで見届けられるかしら~?

  3. 流星ワゴン 第3話

    「10分拡大スペシャル成功への道〜鉄棒感動物語!奇跡を起こせ」

    内容
    ワゴンの中で暇をもてあます忠雄(香川照之)に呆れる一雄(西島秀俊)
    それを見た橋本(吉岡秀隆)健太(高木星来)親子は、
    とある場所へとワゴンを向かわせる。
    そこは。。。健太が通っていた…

  4. 流星ワゴン 第3話

    #3 10分拡大スペシャル「成功への道〜鉄棒感動物語!奇跡を起こせ」 2015.2.1 onair  結局、一雄(西島秀俊)のリストラは回避出来なかった。浮かない表情でワゴンに揺られる一雄。一方、すっかりワゴンでのドライブにも慣れた忠雄(香川照之)が暇をもてあまして騒ぐた…

  5. 流星ワゴン 第3話

    一雄(西島秀俊)は結局、自分のリストラを回避することが出来ずに、浮かない顔でワゴン車に揺られていました。

    ワゴン車でのドライブに慣れた忠雄(香川照之)が暇を持て余して騒ぐため、橋本(吉岡秀隆)は、ある場所に車を停めます。

    そこは健太(高木星来)が生前通っていた小学校でした。

    健太は忠雄から鉄棒の逆上がりを教わりますが、上手く行きません。

    橋本は奮闘する健太を眺めながら…

  6. 流星ワゴン #03

    『10分拡大スペシャル 成功への道~鉄棒感動物語!奇跡を起こせ』

  7. 流星ワゴン 第3話★逆上がり

    流星ワゴン 第3話
    一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)、付いてきた健太(高木星来)は、公園で異様な光景を目にする。広樹(横山幸汰)が‘処刑’と称し、教師らの名前を書いた人形をパチンコで倒しているのだ。ここまで追い詰められていたのかと衝撃を受ける一雄は、受験をやめないかと提案するが、広樹は受験すると譲らない。そこに、級友たちがサッカーをしようと誘いに来た。塾を理由に断る広樹を、一雄は気分転換…

  8. 流星ワゴン「成功への道~鉄棒感動物語!奇跡を起こせ」

    10分拡大スペシャルだったけれど、大半は「これまでの、あらすじ紹介」でしたね。たしかに、幽霊(死んだら)不可能と思われてた、ワゴンの少年・橋本義明(吉岡秀隆)の未練、逆上がりが、忠雄(香川照之)の特訓で、「出来るようになった!」のは感動的だったけれど、あとはブルー三昧。一雄(西島秀俊)の息子・健太(高木星来)君、既に、かなり屈折してますね。公園で、恨む相手をコーンに名前を書き、Y字パチンコで…

  9. 流星ワゴン (第3話・2/1) 感想

    TBS系『流星ワゴン』(公式)
    第3話・10分拡大スペシャル『成功への道~鉄棒感動物語!奇跡を起こせ』の感想。
    なお、原作小説:重松清『流星ワゴン』は未読。

    一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)、付いてきた健太(高木星来)は、公園で異様な光景を目にする。広樹(横山幸汰)が‘処刑’と称し、教師らの名前を書いた人形をパチンコで倒しているのだ。ここまで追い詰められていたのかと衝…

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