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【やすらぎの郷】第16・17・18・19・20話(第4週) 一週間まとめてあらすじ感想

    「濃野」の名前で執筆活動をする施設入居者に新作の発表を断念させるため、菊村(石坂浩二)はその人物と会う。
    菊村は相手から施設内でネタを集めて小説にする理由を聞き、物書きの守るべき鉄則を諭す。
    一方、冴子(浅丘ルリ子)は自身の誕生パーティーを企画。
    大勢の知人に招待状を送るが、出席者の数があまりにも少なく、マヤ(加賀まりこ)の助言で中止にする。
    しかし、予約していた会場からキャンセル料を請求され、冴子は慌てる。

    (上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

    連続テレビ小説「やすらぎの郷」第4週 第16~第20話

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    「コイノサシミ」の件は一応の解決を見せたが、「スターの終末」が世知辛く語られる第4週。

    簡単にあらすじおさらい

    第16話(月曜日) : コイノサシミ…もとい「濃野佐志美」が妻・律子の友達である井深凉子だと知った主人公・栄は直接説得するために小料理屋「山家」へ涼子を誘う。

    そこは鯉の刺身が名物であり、涼子は常連であった。
    料理が出てきてからペンネームの由来をやっと悟る栄。

    律子は自分が濃野であることを認め、加納英吉と姫の小説どころか栄の浮気騒動をモデルにした『こわれたピアノ』もすでに発表されていると語る。

    初めてそれを知り愕然とする栄であった。
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    第17話(火曜日) : 栄は「書いた作品がいつの間にか人を傷つけていることがある。物書きが絶対にやってはいけない事だ。」「例え百万人を感動させても1人を傷つけてはいけない」と涼子に教え込み、自分の作品で母を傷つけてしまった話をする。

    涼子は素直に反省し、『散れない桜』の発表をとりやめることにする。

    第18話(水曜日) : 「先生にはちょっと癪に障った。言われたことがあまりに正論で。」「だからちょっと復讐してやることにした。」と、栄と涼子の話の第二弾を発表したいと言い出す涼子。懲りてない。

    その日、栄は律子が化け物になって襲ってくる夢を見る。

    第19話(木曜日) : 白川冴子は毎年恒例のバースディパーティに人が集まらない事に悩んでいた。
    50人招待して出席の返事はたったの2人。

    水谷マヤから会場のキャンセル料がかかるから早く取りやめろとアドバイスされるが時は遅く、2日前なのでキャンセル料は90万円。

    途方もない額に困惑する冴子。

    第20話(金曜日) : かつては白川冴子の誕生パーティに呼ばれることは芸能界のちょっとしたステータスだったらしい。
    今のお嬢は声を掛けても人は来ず、キャンセル料90万を払う貯金すら危うい生活を送っているのだった。

    バーでその話をしていると姫が来店し、「どうしようもなく腹が立って誰かが許せなくて眠れなくなる夜ってあるでしょ」と呪いの儀式の話を始める。

    「コイノサシミ」の小説の話も、誕生パーティに人が来ない話も、どちらも彼らがかつては一般人には想像も及ばないような華やかな世界で注目されていたゆえに陽が当たらなくなった現状をまだ何とかしたいと夢見ている切なさに繋がる。

    人間はいくつになっても自分探しをするものなのだとしみじみ思う。
    枯れたくないもの。

    今週ちょっと新鮮だったのは「やすらぎの郷」スタッフの実情が紹介されたこと。

    女性スタッフが元CAというのは創設者の加納さんの高級ブランド志向を思わせられ、男たちは全員が前科者という設定には「だから給料が安く済むのかな」と想像でき、加納英吉という男の夢見がちな部分と金には細かい部分が垣間見えるのだった。

    私、このドラマが始まったばかりの頃に

    と、つぶやいたけれども、「あるフランス映画がモチーフになっている」らしいので『グランドフィナーレ』ではないんだね…。ホントにイギリス映画の間違えではなくて
     

    簡単な感想

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    コイノサシミは、何か加納に恨みがあったり姫に復讐したくて本を書いているわけではなかった…。

    というのは、ちょっと拍子抜け。

    ちょー有名スターだったから、皆さまちょっと思考回路が一般人と違うのか。
    出てくる人出てくる人、ちょっと中身が天然お花畑な感じがする。

    けれども、そんな人だろうが一般人だろうが何かにしがみついていたい気持ちやこのまま終わりたくないという自分探しは同じなのね。

    女優として返り咲けないから人をネタにした小説で注目を集めて楽しんでみたり、もう人を集めるステイタスを失っている事に気づかずパーティを計画してみたり。

    滑稽なようだけれども悲しいよね。
    「ババア」と呼ばれて世捨て人のような写真を撮られて馬鹿にされたら悲しいよね。

    そりゃ、ナスの呪い揚げもやりたくなるだろう…と、ちょっと同情する。

    前科者をボディガードとして使っているのは面白いと思うけれども、傷つけた車のタイヤ代金はきちんと払っておかないと、それもまたメディアのネタになってしまうから気をつけて。怒.gif

    特別編再放送

    「今からでも間に合う!一挙放送!!
     やすらぎの郷 ゴールデンウィーク特別編」

    やるらしいです。日程は、
    2017年4月29日(土) 午前 10:00 ~ 午前 11:40 (関東ローカル)
    2017年4月30日(日) 午前 10:00 ~ 午前 11:50

    未見の方はぜひ!!

    通常再放送は BS朝日 毎週月曜~金曜日 朝7時40分~8時。

    前週分の無料配信は「TVer」

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    ※キャスト

    菊村栄 – 石坂浩二

    白川冴子 – 浅丘ルリ子
    及川しのぶ – 有馬稲子
    水谷マヤ – 加賀まりこ
    三井路子 – 五月みどり
    井深凉子 – 野際陽子
    高井秀次 – 藤竜也
    真野六郎 – ミッキー・カーチス
    九条節子 – 八千草薫
    岩倉正臣 – 山本圭
    松岡伸子 – 常盤貴子
    財前ゆかり – 松岡茉優
    名倉みどり – 草刈民代
    菊村律子 – 風吹ジュン
    名倉修平 – 名高達男

    中山保久 – 近藤正臣
    侘助 – 小松政夫
    玉子 – 野村麻純
    菊村梢 – 山本舞香
    菊村加奈子 – 森上千絵
    菊村一郎 – 水津聡
    住職 – 坂本長利
    おかみ – 福井裕子

    ※スタッフ

    脚本 – 倉本聰
    演出 – 藤田明二、阿部雄一、池添博、唐木希浩
    プロデューサー – 五十嵐文郎
    音楽 – 島健

    主題歌 – 中島みゆき「慕情」

    公式サイト http://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginosato/

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