【リッチマン、プアウーマン】第2話 感想

人の言うことをうのみにするな。
総務省には 諦めずに行ったんだろう?
具体的な償いをするわけでもなく、ただ行って謝るという、実に安易な方法で
押し切るずぶとさはあきれるが、結果お前はあの女を動かした。

やればできるのに、お前は惜しいところで一歩足りてない。

あと少し!あと少し考えろ。
そうすればお前は悪くない。

「リッチマン、プアウーマン」第2話

   リッチマン、プアウーマン 感想

 

先週、もう切られたかと思ったら、都合によって呼びだす「NEXT INNOVATION」。

ぶっつぶつ言いつつも、

やります。続けさせてください。
このままバカだ無能だと言われたままじゃ悔しいですから。

と、仕事を続ける「澤木千尋」。

偽名を使った理由も、その名前をどこで知ったのかも、本名は何なのかも…
今回は判明しない。

澤木さんって極秘プロジェクトのために呼ばれたんですよね?
クラウドの神だってよ。インドにいたって。インドの神。

と、社員の間でもそういう事になっている。

今は、藤川事務次官に気に入られているという事だけが千尋の存在意義。

しかし、報酬は日当5000円、交通費別。

後は成功報酬で150万だ。

えっ? えっ? えっ!?

総務省と顔がつながってこちらの話を聞いてもらえるぐらいの信用を勝ち得たら
君の役目は完了だ。
できれば2カ月ぐらいでそこまでいきたい。

そんな目の回るような雇われ方で、嫌味と宿題をぶつけられ、大好きな兄に貰った
大事な靴をボロイからと捨てられ……。

涙を流しながらも、千尋は出来る事をする。

 

そして、心因性認識不全症候群だという日向も「澤木千尋」に言われた事だけは、
ちゃんと心に引っかかっているのだった。

 

他人だと分かっていながら口実をつけて引き留めてる。
けど彼女といると何かペースを乱されるというか、落ち着かなくって。

名前というのは 不思議とその人をよく表すものですよ。
もしかすると、その方はお母さんと少し似ているのかも。

だとしたら、うるさくてめんどくさい人だったんでしょうね。
うちの母は。

 

自分では、意味のないと思っていた「NEXT INNOVATION」の仕事は、実は千尋の
人格に大きな影響を与えていた。

会社の面接で、堂々と喋る千尋に好感を持ってくれた企業。
そして、最終面接までこぎつけた。

しかし、そこで邪魔が入る。

藤川事務次官に、就活中の大学生であることがバレてしまったのだ。

「NEXT INNOVATION」は、これを切っ掛けに通信事業業界の会合に出席することを禁じられ、
政府から出禁を食らってしまう。

 

仕事が中断になって、あっさりと千尋を切るとだけ言う日向。

 

澤木さん、昨日10時から他の会社で最終面接があったんだ。

面接? 最終?内定もほぼ間違いなかった。
それがこの一件で。
俺が電話しなければよかったんだ。
かわいそうなことしたよ。

そりゃ気の毒に。
こっちにのこのこ来るぐらいだ。大した会社じゃなかったんだろう。

フッ。

何だ?

そうだな。お前分かんないか。
最終面接の重みが。
就職活動したことないもんな。

分からないね。
こっちに来た彼女の気持ちもね。
感情に流されて悪い結果を生んだいい例だ。

 

この後は…ひたすら、

藤川事務次官に張り付いて、騙した事を謝り続ける千尋。
ちょっと朝ドラヒロインの体。

 

そして、ある日、大学まで日向徹がやってくるのだ。

 

お前はバカだ!

最終面接とやらの重みが分かってるなら、なぜそっちに行かない?
自分の将来を左右する面接と、他人の会社のよく理解もできない事業と、どちらが重要だ?

そんなことも正しく選べないのか?

いや。
だって、それはあなたの役に立ちたいと…。

だいたい、この件は僕が目論んだことでお前はそのプランを遂行するピースにすぎない。
自分に責任があるなんて思い上がるな!

こんなことは想定内で、僕には打つ手などいくらでもある!

あの。
藤川事務次官に会いに行ったことを怒ってるんですか?

これが怒ってるように見えるのか!?

はい。

お前に嘘をつかせたのは僕だと言ってるんだ。

はっ?

最終面接も棒に振らせたし、嫌な思いもさせた。

えっ? もしかして、あの…
あ… 謝りに来たとか?

まあ。

……あのとき最終的に総務省に来る方を選んだのは、お前だから…
やっぱりお前が悪い。

えっ?
あの。わざ…わざわざそんなこと言いに来たんですか!?

忘れ物だ。

いや。 私何も忘れてません…。

いいから見ろ。

 

袋の中身は、あの時、「捨てた」と言っていたあの靴!!

 

結局は、謝りに来たらしい…なんつーツンデレ。

 

総務省は「澤木千尋をインターンシップで使ってやれ」という条件付きで、
「NEXT INNOVATION」の出禁を解いた。

 

藤川事務次官は言う。

さすがの私も、あなたの熱意にほだされたくらいで出入り禁止を解いたりはしないわ。
日向徹にしてやられたのよ。

出張先までわざわざ 来てね。
社会保険庁の仮想データ1,300万人分。
東京都の 総人口分よ。
それを1時間で新しい個人ファイルに移行させるデモンストレーションを見せられたの。
年金の記録が一気に個人ファイルに移った。
「えっ? こんなに 早く?」って思ったの。そしたら…。

「国の仕事が遅々として進まないのに一番いらついてるのはあなたじゃないですか?
僕らは他の国と取引をしている大手企業が1年かけてやることを1日でやってみせる。
それも正確に。」

「新しく生まれてくるものを否定して旧態依然としているよりも、新しいものの実力を
見極めて取り入れる。
「それがホントに賢い人のやり方なんじゃないですか?」

日向はそう言ったのだという。

つまり…
「藤川という人間が、きちんと国政を良くしようと考えている事は解っている」という事を
技術と込みでアピールしたって事なんだね。

何かすっごい人ね。日向徹。

 

そうして、澤木は、「NEXT INNOVATION」で正式に契約社員として雇われる事に
なったのだった……。

 

面白かったけど…何か、面倒くさい。

この人たちの複雑な性格や生立ちと同じくらいドラマの筋もセリフも面倒くさい。

と、つい思ってしまうのでした。

 

もう少し 調べてほしいんだ。「澤木千尋」という女性のこと。
いや。切り札になるなら取っておこうかと思ってね。

と、誰かと電話している朝比奈とか…。

もう、乗っ取る気満々で千尋を使ってる

最終面接の日だって解っていて電話してきたのも、もしかしたら計算だったりして。

 

「澤木千尋」の謎も引っ張りっぱなしだけど…
先週の感想にも書いたような事情で、どうせ大した理由じゃないんでしょ
と、つい思っちゃう。

 

ってか……

大学でも、その名前を使っているの
偽名だと解ったならば本名も解りそうなもんだが……。

藤川事務次官だって、調べたんでしょう。千尋のこと。
本名、もう知っているのではー

 

…色んな意味で、まだまだ様子見。

 

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

日向徹(小栗旬)は、澤木千尋(石原さとみ)を「NEXT INNOVATION」に来させると、総務省の
藤川事務次官(大地真央)から呼び出しがあったと告げる。
藤川がよほど千尋を気に入ったからだ、と徹は言うが、千尋は自分の都合などお構いなしの徹に
不満をこぼす。
徹は意に介さず、日当と成功報酬を払う、と言い放つ。
その後、藤川との面会が無事終わった帰りのタクシーの中で、徹は大量の資料を千尋に渡し
来週までに覚えて来い、と命じる。
そして、車を停めると自分は用事があるからと言って、千尋を降ろした。
そのとき千尋は、昨夜、徹の車中に靴を忘れた事を思い出し、返してほしいと頼む。
徹は、財布から1万円札数枚を取ると、あれは捨てたから新しいものを買え、と差し出す。
悔しい千尋は「お金があると人は変わるんですね」と言い捨てると、金を受け取らずに立ち去った。

同じ頃、朝比奈恒介(井浦新)はバーで山上芳行(佐野史郎)のグチを聞いていた。
酒に酔った山上は、代表取締役である徹の解任決議を出そう、などと言う。
そんなところへ、レストランの仕事を終えた朝比奈燿子(相武紗季)が入ってきて、徹はいないのか、
と聞く。

その頃、徹はなじみの禅寺にいた。僧侶の笛木匡正(中原丈雄)に、自分の母親と同姓同名の
人物が現れたと明かしていた。
他人とわかりながらも、母と同じように失うのが惜しくて
口実をつけて引き留めているのだ、と言い…。

 

(上記あらすじはYahoo!TVより引用)

 

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【キャスト】

日向徹 – 小栗旬
澤木千尋 – 石原さとみ
朝比奈 耀子 – 相武紗季
朝比奈 恒介 – 井浦新

安岡 倫哉 – 浅利陽介
小川 聡史 – 中村靖日
宮前 朋華 – 八木のぞみ
立石 リサ – 舞川あいく
小野 遥香 – 野村麻純
久我 友樹 – 古川雄輝

乃木 勇太 – 丸山智己
山上 芳行 – 佐野史郎

笛木 匡正 – 中原丈雄

 

 


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