【 オリエント急行殺人事件 】第一夜・第二夜 まとめて感想

列車に乗るたびに私は思うんですよ。
自分に文才があればと。

ほう。どういうわけで?

この光景、素晴らしいではないですか。
これから一晩 、知らない者同士が一緒に過ごす。一つ屋根の下で 眠り 食事を取る。
そして東京に着いたらそれぞれの目的地に向かい、そして二度と会うことはない。
まさに一期一会。
小説の題材として 最高でしょう。

 

ただ列車事故が起これば話は別ですよ。
ここにいる 全ての人々の人生がある一点で結ばれる。
死という絆によってね。

 

オリエント急行殺人事件

    オリエント急行

 

第一夜3時間、第二夜3時間、計6時間のスペシャルドラマである…。

どんな豪華キャスト揃えたって、三谷幸喜脚本じゃなかったらもう見てないYO
でも、三谷さんだから楽しみに見たよ。

一夜目はすごく面白くても眠くなる長さだったよ。頑張った。
ドラマを見てこんなに疲れるって体験は初かも~。
それでも面白いから見たよ。頑張った。

たかがドラマ見るのに頑張るって何やねん

でも第二夜はあっと言う間に時間が過ぎたわ。
三谷さんのオリジナルストーリーで、一夜目の裏話。

やはり、一夜目があってこその二夜目なのだった。

 

第一夜の内容は、ほぼアガサ・クリスティの原作通り。
だから、原作を知っている身にとってはちょっと長い。

それでも豪華キャスト夢の競演と凝った昭和初期の列車セットにワクワクした。

 

・原作『オリエント急行の殺人』は、

アガサ・クリスティ作の推理小説である。
発表されたのは1934年。
日本の元号でいうと昭和9年。

三谷さんは、その設定をそのまま日本の同じ時代に持ってきた。
まだ日本にも華族制度があり、伯爵も侯爵も存在した雅な時代である。

原作は有名な小説なので、海外ミステリーが好きな読書家ならば大抵は中学生
辺りで読んでいるはず…。

それを読んでいなくてもアカデミー賞でイングリッド・バーグマンが助演女優賞を
受賞した映画の方は見たという方も多いだろう。

今回のキャスティングは、映画のキャラクターと合わせてセッティングした模様。

ちなみにイングリッド・バーグマンは、この映画で宣教師の女性「グレタさん」を演じている。
ここにキャスティングされたのは「呉田さん」八木亜希子である。
雰囲気はある。
  
 オリエント急行2

 

・一夜目は、ほぼ原作通り

に、三谷アレンジでストーリーが展開される。

※えっと、原作についてまで説明したら行数がいくらあっても足らないので…
Wikipediaあたりを参考にしてください→『オリエント急行の殺人』by Wikipedia

人数も事件の概要もほぼ原作通りである。

列車の名前は「特急東洋」…つまりオリエンタル号なのです。

この列車の一等客室で殺人事件が起きる。
殺されたのは実業家の藤堂修。
三谷作品で言ったら…いっぱい出ているけれども記憶に新しくないところでは
『新選組!』の鴨です。ロクでもない事やりそうだし…暗殺されるし…。
  オリエント急行3

一等客室から二等以下には移動できない。
つまり、ここに乗っている12人+車掌が容疑者になるのだった。

三谷作品で「12人」といったら「12人の優しい日本人」ですね…。

 

…で、誰が犯人かというと…

 

※原作を知らず、まだこのドラマをご覧になっていない方、ネタバレしますよ~~。

 

全員なのだった。

そんなの有り触れた話じゃないか~…と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
原作発表当時では斬新な仕掛けだったのである。

というよりも、こういう類が今現在「有り触れている」としたら、この作品はその走りなのです。

第一夜はその謎解きに費やされ、探偵・勝呂による乗客1人1人との面会、それぞれの
辻褄合わせの嘘…などが見どころだったのである。

つまりは豪華キャストの魅力で丸っと出来上がっていた3時間。

セットも衣装も豪華だが、それぞれのキャラクター作りもまたお見事だったよね。
ちゃんと昭和の雰囲気があって決してコスプレ大会に見えないのは演出だけではなくて
役者力だと思うんだ。

個人的に、ため息出るほど気に入った伯爵夫妻。
  オリエント急行1

美しいわ~。カッコいいわ。
玉木さまはも~言うに及ばず、杏さんも良かった。
杏さん史上一番合っている役だったかも。

高貴な雰囲気&動きがスマート。
第二夜でも列車に乗る時のさりげないエスコート…もう…伯爵っっ。
   オリエント急行6

 

こっちの2人は不倫カップルだが…こっちも美しい。
能登陸軍大佐と家庭教師の馬場舞子さん。
  オリエント急行8

 

豪華なキャストの演技に加えて謎解きの面白さも……結末知っていてもあった。
見応えはあった。けれども、知っているだけに、ちょっと疲れたのは確か。

 

・第二夜目は、

一夜目の裏の回である。

つまり、この犯罪が実行される今日まで、この人たちがどのような日々を送り、
どのように計画を練ってきたのか。

それが丸っと語られる。
三谷さんの完全オリジナルである。

これはも~~本当に面白かった

 

事件の切っ掛けは5年前、陸軍・剛力大佐の家から1人娘・聖子ちゃんが誘拐される。
犯人は身代金を奪って逃走、聖子ちゃんは遺体で発見された。

この聖子ちゃんが小林星蘭ちゃんだから、余計に可哀想で可哀想で…。
第二夜は初めから悲しい気分にさせられるのだった。

身重だった妻はショックで死産、本人も亡くなってしまう。
大佐も事件のショックで自殺。
容疑者として捕まった罪もない家政婦は刑務所の中で首つり自殺…。

という、すごい悲劇。

後に容疑者として笠原健三、通称「カサケン」という男が逮捕されるも
証拠不十分で釈放。

列車に乗っていた13人は全て剛力家と自殺したお手伝い・三木小百合の
関係者であり、この事件は藤堂修と名を変えたカサケンに対する復讐劇…
だったんだね。

で、復讐仲間を集う下りがもう…。

初めは悲しみに暮れていた人々が次第にサークル活動みたいになっていくの。

人はね、生きがいがあれば生き生きとするものだから。
それが例え犯罪であっても、計画を練っている間は楽しかったんだろうね。

 

1人で復讐しようと思っていたらしい幕内くんなんて……亡くなった奥様ストーカー
だったらしい……嬉しそうに2人で写った写真を見せまくるな。

「剛力さんの奥さまには公私ともども大変 お世話になったので、少しでも役に立てれば
こんなに嬉しいことはないんです。

だって、今もこうして肌身離さず奥さまとの写真を持ってますから!
お屋敷の庭で撮った写真です!」

  オリエント急行7

計画は着々と進んでいくが機会が無くて実行に移せず。
イライラしたり、誓いの署名をするシーンなんて……もう忠臣蔵のようだ。

藤堂の秘書として情報を得ていた幕内くんが、やがて藤堂の九州行きに同行する事になり、
やっと計画は実行に移されるのだった。

 

藤堂の用心棒は何で乗っていなかったのかというと、小百合さんの恋人だった
羽佐間くんが乗せないように巻いていたんだね。

その角を曲がると乗り場ですよ。
とか…角を曲がったらアイスピックで刺すのかと思った…MOZUだから…。

  オリエント急行5

 

計画を練るシーンは時にコミカル、そして時に回想も混じえて切なく。
まさに笑ったりウルっとしたりの連続。

密室事件はワンシチュエーションがお得意の三谷喜劇の真骨頂。

そして、結末は原作の通り。

 

私の意見を申し上げるならば、勝呂さんが出された第一の解答、米原から
乗った女のような声の男が藤堂を殺し逃げていったという説に1票を投じたい。
それ以外の解答はあり得ないように思えます。
名古屋の警察にはそう伝えたいのですが。

では、この勝呂武尊に犯罪者を見逃せと。
須田先生のご意見は?

 

うん。
賛成ですな。
医学的な見地から色々私も意見を述べさせていただいたが、どうやら
的外れのようだ。

 

あなた方は私に犯罪を揉み消せとおっしゃる?

足跡はどうなるのです?
雪の上に足跡がない以上、犯人はまだ列車内にいるということになる。
それ以外の可能性はない。
断じて、ない。

 

そう言いつつ…

保土田さんを無理やり外に出させ、走りまわさせて足跡を消すのだった。

事件の証拠を自ら消して差し上げるシロアリ業者……。

  オリエント急行4

 

弱ったもんですなあ。
現場の保存は犯罪捜査の常識です。
あんなに踏み荒らされてしまっては、今となっては犯人の足跡があったかどうか
確認もできません。警察も困るでしょうなあ。

私の知ったことではないが!

 

これは勝呂武尊が解決できなかった初めての事件です。

しかし、これほど誇らしいことはありません。

 

こうして13人の犯人は許されたのだった……。

人を1人殺しておいてスッキリしない…と思う方もいるかも知れないが、勝呂さんは
探偵であって刑事ではないので…まぁいいのである…ってことで。

※ちなみに、凶器や証拠づくりの物品に素手でベタベタ触って、あれはいいのか…
って話だが、この時代、まだ指紋照合などの化学的捜査は行われていません。

 

全部見終ってホッコリして、またこのメンバーに会いたくなるのもいつもの三谷作品と同じ。

たった二夜で豪華なものを見せてもらったわ。
映画1本以上見た満足感。

 

決めたでしょ。
駅に着いたらばらばらになるの。

ばらばらに?

 

だって、私たちはたまたま列車に乗り合わせたんだから。

 

ってことで…二度と会えないメンバーなのだった。
寂しいね…。

 

またこういう作品が見たいなぁ…。

とりあえずは来年の大河ドラマ「真田丸」を待つしかないのかな。
その前に映画1本くらい撮るかしら。

楽しい時間をありがとう。

 


昭和8年2月。下関港に一人の小柄な男がいた。
勝呂武尊(すぐろたける)(野村萬斎)。
日本全国を震かんさせた「いろは殺人事件」を解決し、一躍有名人となった名探偵である。

小倉の軍事施設で起きた殺人事件を解決した勝呂は、これから下関駅に向かい、
特別急行東洋に乗ろうとしていた。
特急東洋は、下関と東京を結ぶ日本初の寝台付き列車。
皇室関係者や政府の高官も利用する最新鋭の超豪華列車。
ところが2月だというのに、特急東洋の寝台は満席。
たまたま下関で再会した鉄道省の役人・莫(ばく)(高橋克実)の計らいにより、勝呂は
無理やり一等寝室を確保してもらう。

朝、下関を出発する特急東洋。東京に着くのは翌日の朝である。
食堂車で勝呂は、実業家・藤堂(佐藤浩市)から身辺警護を頼まれる。
だが彼の横柄な態度に勝呂は申し出を拒絶した。
翌朝、関が原付近で、大雪のために列車は身動きが取れなくなっていた。
その中で、藤堂が客室内で他殺体となって発見される。
莫は、勝呂に協力を依頼。状況証拠から、犯人は寝台車の乗客の中にいると判断した
勝呂は、線路が復旧するまでに事件を解決してみせると約束する。

勝呂は、犯人の動機は、5年前に起こった剛力家の悲劇に始まり、その「復讐」であると
推理する。
剛力大佐(石丸幹二)、その夫人・曽根子(吉瀬美智子)、メイドの小百合(黒木華)を襲った
不幸。その敵討を仕掛けたのは誰なのか。

勝呂は、莫と医師の須田(笹野高史)を助手代わりにし、車掌の三木(西田敏行)を使って、
寝台車の乗客12人を1人ずつ尋問していく。

その12人とは、身分も職業も全く違う人々。
被害者・藤堂の秘書・幕内(二宮和也)、執事・益田(小林隆)、おしゃべりなマダム・羽鳥夫人
(富司純子)、教会で働く呉田(八木亜希子)、轟侯爵夫人(草笛光子)、外交官の安藤伯爵
(玉木宏)、安藤伯爵夫人(杏)、能登陸軍大佐(沢村一樹)、万年筆の販売員・羽佐間
(池松壮亮)、博多の輸入自動車のセールスマン・保土田(藤本隆宏)、家庭教師の馬場
(松嶋菜々子)、轟侯爵夫人のメイド・昼出川(青木さやか)。

この中に犯人は必ずいる。警察の助けは一切ない。科学捜査もなかった時代。
勝呂は、容疑者たちの証言だけを頼りに、次第に真相へと近づいて行く。

長い尋問が終わるころ、灰色の脳細胞を駆使し、名探偵・勝呂は、ある解答にたどり着く。
それは、誰もが想像し得なかった驚くべき結論。

そして、第2夜は、三谷幸喜のオリジナル。
犯人の視点で再び事件を振り返り、犯行に至るまでの経緯を丹念に描く。
それは綿密な犯罪計画に裏打ちされた、驚愕の復讐の物語だった。

(上記あらすじは公式サイトより引用)

 

よろしければ→【2015年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

名探偵・勝呂武尊…野村萬斎

家庭教師・馬場舞子…松嶋菜々子
藤堂の秘書・幕内平太…二宮和也
安藤伯爵夫人…杏
外交官・安藤伯爵…玉木宏
陸軍大佐・能登巌…沢村一樹
万年筆の販売員、探偵・羽佐間才助…池松壮亮
教会で働く女性・呉田その子…八木亜希子
轟侯爵夫人のメイド・昼出川澄子…青木さやか
輸入車のセールスマン・保土田民雄… 藤本隆宏
おしゃべりなマダム・羽鳥夫人…富司純子
鉄道省の重役・莫… 高橋克実
外科医・須田…笹野高史
藤堂の執事・益田悦男…小林隆
剛力曽根子…吉瀬美智子
剛力大佐…石丸幹二
剛力聖子…小林星蘭
三木小百合…黒木華
藤堂の用心棒・清水…深水元基
マスター…山寺宏一

実業家・藤堂修(カサケン)…佐藤浩市

特急東洋の車掌・三木武一… 西田敏行 :
轟侯爵夫人…草笛光子

※スタッフ

脚本 … 三谷幸喜
演出 … 河野圭太
製作 … 大多亮、石原隆
プロデュース … 重岡由美子、橋本芙美、元村次宏
音楽 … 住友紀人

原作 … アガサ・クリスティー「オリエント急行の殺人」
  
公式サイト http://www.fujitv.co.jp/orientexpress/index.html

 

 

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コメント

  1. 日本でオリエント急行を

    SPドラマ「オリエント急行殺人事件」を見ました。

    フジにて 11、12日の2夜連続でやってました

    あのアガサ・クリスティ原作のオリエント急行を舞台を日本に変えてドラマ化
    しかも 一夜目は原作通りに、そして二夜目は犯人視点からオリジナルストーリーで!

    核となる脚本…

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >公式サイトで、第二夜は四十七士のようでワクワクした感じ、と西田さんがおっしゃっていましたが、まさに!でした。

    そう、これって忠臣蔵アレンジでもあるんですよね~。
    なかなか始まらない復讐計画にイライラして脱落しそうな者も出てきたり、
    仲間を募って署名させたり、まさに忠臣蔵でした^^
    日本のかたき討ちの基本ですかね。

    これこのまま映画化してもいいくらいですよね。

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >おもしろかったです。第一夜→第二夜→第一夜と観るとさらにイイ。

    なるほど~~!確かに初めからまた見直したくなりますよね^^
    これはディスクに落としたので、時間がある時にまた見たいです!

    >ただ初見は最後に大どんでん返しがあると期待して観てたんですよ。

    ストーリーの筋自体は原作に忠実でしたもんね。
    忠実でかつ三谷風アレンジ^^

    >事件の裏話を描こうという視点が三谷さんらしいよね。それが一番おもしろかった。

    三谷さんの「清須会議」を思い出しましたわ^^
    ワンシチュエーションの会話劇でネタをやらせたら右に出る者はなし…ですね^^

  4. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >なんかもうひとうまみ欲しかったような気もするけどいい時間だったよね~ヽ(*^^*)ノ
    原作を読んでても楽しめた二日間だったよ。

    後味は原作とはだいぶ違うよね。
    あれをこう持っていったのが、やっぱり三谷風味だなと思ったわ(*´艸`*)
    ゴージャス感は日本のドラマにしては最大級に頑張ったと思ったよ~。

    >野村さんのポアロがいまいちよくわからんかったけど
    くせになるキャラではある(笑

    あれはポアロじゃなくて喪黒福造だよねw
    いつ「ドーーーン」とか言い出すかと思った( ̄∇ ̄;) でも面白かった!
    写真を見せまくるニノも笑ったわw

    >てか「ゴーストライター」昨日からだったのかーー!
    気づかないでスルーしていたよーー!

    あの枠は再放送しないんだよね~…
    フジは火曜22時の方が力入っているみたいだけれども私は「ゴーストライター」の方が
    面白かったな^^;

  5. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    あーー解ります~!
    私も一夜目は途中でコックリしそうになった^^;
    二夜目はあっと言う間でした^^

    >それにしても衣装が素敵で、女優さんをすごく綺麗に品よくしてくれて、女優さん皆さんとっても綺麗でした。

    ですよね~。
    セットも細かくて、全くコスプレ感がなかったですね。
    皆さま素敵でしたわ~( 〃▽〃)

    >見終わってからも余韻を楽しめて、いい映画を観終わったあとのようでした。

    ほんと。
    これがドラマである事がもったいないように感じてしまいました。
    いい6時間を過ごさせていただきました^^

  6. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    面白かったね~^^

    >原作知ってたら、より楽しめたんだろうねぇ。
    てかグレタさんが呉田さん!髪型までそっくり!!!

    他のキャラもなかなか近づけているのよ(*´艸`*)
    この拘りはまさに三谷さんだね。
    原作、というよりも映画の方を知っているとキャラの比較は楽しめるかも。

    >伯爵夫妻、ほんと素敵だった♪
    こんな素敵な玉木さまが明日は残念な夫に(笑)

    「残念な夫」をまだ見てない~!
    ああ、早く見ないと一週間が過ぎてしまう…。
    伯爵夫妻はホントにハマったキャストだったね。
    杏ちゃんの方も新月9ではかなり残念そう^^;

    ね~、またこういう豪華なSPドラマが見たいね。
    難を言えばお正月にやってほしかったな。

  7. ぺい より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    日本の昭和に舞台を変えてもしっくりきていて、あっという間の6時間でした。公式サイトで、第二夜は四十七士のようでワクワクした感じ、と西田さんがおっしゃっていましたが、まさに!でした。殺害のシーンはまた違った空気感、和製オリエント急行の映画でも見ているかのようでしたー!

  8. ゆう より:

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    おもしろかったです。第一夜→第二夜→第一夜と観るとさらにイイ。
    ただ初見は最後に大どんでん返しがあると期待して観てたんですよ。
    誘拐事件の真犯人が逮捕されるとか(それが第二夜のお屋敷の場面で映ってるとか)
    実はほんとに外からの侵入者がいたとか。
    それがわりとすんなり終わったので最初はあれ?でした。
    でもリメイク+裏話と思いなおして観ればこのドラマのおもしろさがじわじわきました。
    事件の裏話を描こうという視点が三谷さんらしいよね。それが一番おもしろかった。

  9. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    なんかもうひとうまみ欲しかったような気もするけどいい時間だったよね~ヽ(*^^*)ノ
    原作を読んでても楽しめた二日間だったよ。
    でも映画版が好きだから、あんな感じのゴージャスをもとめがちだったけど。
    わたしゃ、三谷さんの脚本で見られただけで嬉しいよ。
    キャストのみなさんもハマってたし~
    野村さんのポアロがいまいちよくわからんかったけど
    くせになるキャラではある(笑
    マイルドなストーカーニノも良かったよね。
    てか「ゴーストライター」昨日からだったのかーー!
    気づかないでスルーしていたよーー!
    見ようと思っていたのにぃ・・Σ(|||▽||| )
    ショックだわーーてか、最近こんなんばっか・・・
    ツイッターでまめに情報チェックしないとだめだね

  10. トリ猫家族 より:

    「オリエント急行殺人事件」 第二夜

     う〜ん・・・やっぱり最後はみんなで乾杯して欲しかったな〜
    事件を解決し満足げな勝呂の後ろ姿に酔えるほどは惚れられなかったからな〜
    それでも、また会いたいような気がする …

  11. kyom より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    面白かったです!
    でも3時間は長かった~。
    1夜は途中記憶が・・
    でも録画してあったので安心してうとうとしながら見てました。
    2夜はくすっと笑えるところが三谷作品ですね。
    2夜は本当に面白かったです。

    それにしても衣装が素敵で、女優さんをすごく綺麗に品よくしてくれて、女優さん皆さんとっても綺麗でした。
    見終わってからも余韻を楽しめて、いい映画を観終わったあとのようでした。

  12. まこ より:

    SECRET: 0
    PASS: 07af5b8e07a195e1e93130d7617e5041
    集中力が長続きしないゆえ、2時間モノでさえ苦手なあたしだけど
    計6時間、頑張ったよ~~~!

    で、恥ずかしながら元々この原作も映画も未見ゆえ、
    復讐ちゃう・・・復習するために
    最初からもう一回見直したい衝動にさえ駆られてる!(笑)

    原作知ってたら、より楽しめたんだろうねぇ。
    てかグレタさんが呉田さん!髪型までそっくり!!!

    まさか全員が犯人とは思わないから、色々と推理しつつ見てたけど
    最後はほほぉ~と・・・
    だけど鴨があまりに非情な人物だから、殺されてもざまみろって思えたし、
    よく出来たお話だなぁ~と・・・←何様(笑)

    伯爵夫妻、ほんと素敵だった♪
    こんな素敵な玉木さまが明日は残念な夫に(笑)
    杏ちゃんが赤いガウンで廊下をモデルウォークする場面も
    かっこよかった~!

    2夜目はキャスト全員、真剣な中にもトボけた雰囲気がチラチラと
    コメディ要素が強くて楽しめた。
    若手もベテランさんも納得のキャスティング!

    パインさんと藤堂の用心棒がその後どうなったのかは気になるけど、
    スカッとした結末だったから
    細かいことは気にしなくていっか~(笑)

    またこうゆうお祭り的な豪華な作品見たい!!!

  13. 昼寝の時間 より:

    オリエント急行殺人事件・三谷ヴァージョン 第二夜 備忘録

    公式サイト 犯行に及ぶまでの各人の思いや行動が、オリジナルに構築されていく第二夜

  14. オリエント急行殺人事件と忠臣蔵まぜちゃいました(小林星蘭)

    古典に親しむのはいいことだと思う。 「オリエント急行の殺人/アガサ・クリスティー」を未読の人は意外と多いわけで、映画「オリエント急行殺人事件」(1974年)を未鑑賞の人も今や多いと思える。 たくさんの人が犯人とか、列車内ミステリーとか・・・そういうなんとなくをお手軽に体験できるのもお得である。 もち

  15. オリエント急行殺人事件 (第二夜・/2015/1/12) 感想

    フジテレビ系フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』(公式)
    第二夜の感想。
    なお、アガサ・クリスティによる原作の長編推理小説(1934)は既読。また、シドニー・ルメット監督映画(1974)も鑑賞済み。

    【注】本作をを楽しくご覧になった方は、読まない方が良いです。

    第二夜は、時間と空間を広げ、犯人の視点から事件を再構築。犯人側から事件を振り返り、犯行に…

  16. オリエント急行殺人事件 (第一夜・/2015/1/11) 感想

    フジテレビ系フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』(公式)
    第一夜の感想。
    なお、アガサ・クリスティによる原作の長編推理小説(1934)は既読。また、シドニー・ルメット監督映画(1974)も鑑賞済み。

    第一夜は可能な限り原作を忠実に映像化する。民放ドラマ初主演の野村萬斎が、日本版名探偵ポアロ・勝呂武尊(すぐろたける)を演じる。
    昭和8年、最新鋭の技術…

  17. 『オリエント急行殺人事件』(第二夜)★これは勝呂武尊が解決できなかった初めての事件です

    『オリエント急行殺人事件』(第二夜)

    馬場舞子(松嶋菜々子)が剛力家の悲劇に端を発する事件の全てを語り尽くしました。

    ここまで2時間、けっこう面白かった。
    予定外の行動をする安藤伯爵夫人(杏)は難儀な女ですねぇ・・・。

    左利きのニノが、実際に左手で藤堂修(佐藤浩市)を刺してるのが事件をややこしくしたのも面白かった。

    で、要するに、乗客全員・・・12人が実行犯。
    そ…

  18. フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』(第二夜)

    これは、かなり評価が分かれそうですね。豪華キャスティングで、作家の想像力を駆使しした、とびっきり贅沢なお年玉と感じるかあるいは、詳細は、各自の想像力の中に、の方が、むしろ粋だった、と感じるか…私は、前者。「そういう斬りクチで魅せるのも、楽しいエンタメ。超・有名ミステリーの裏物語とは、お正月ならではの、贅沢な時間の使い方ですね」のクチ。ある意味、日本人の琴線に触れる、忠臣蔵に近いものを作りたか…

  19. フジテレビ開局55周年特別企画『オリエント急行殺人事件』(第一夜)

    「三谷幸喜×アガサ・クリスティー」夢のコラボレーションが実現!脚本の三谷幸喜により、昭和初期の日本を舞台とした作品。オリエント急行が、豪華寝台列車「特急東洋」(とっきゅうとうよう)と設定されてたのが斬新でしたとくに、原作ではエルキュール・ポアロにあたる名探偵・勝呂武尊(すぐろ たける)を演じる、野村萬斎の独特の節回しと存在感に好みが分かれそうですが、主演の狂言師・野村萬斎をはじめ、松嶋菜々子…

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