【失恋ショコラティエ】第6話 感想

分かったよ。
何で俺がずっと紗絵子さんを思うのをやめなかったのか。
怖かったんだ。
紗絵子さんを思ってた自分とさよならするのが。
頭の中をいっぱいに満たしていたものを手放して空っぽになるのが怖かったんだ。

俺、とっくに失恋してた。
とっくの昔に失恋してたよ。

 

失恋ショコラティエ 第6話

    『失恋ショコラティエ』感想

 

それは~…視聴者はとっくに知ってた。

簡単感想で~。

 

えれなからの電話が気になって駆けつける爽太。

…んで…そこでこのドラマには珍しくサスペンス妄想が入って。

えれなは1人で泣いていた。

倉科さんに告白したところ、彼は妻子持ちである事が解った。
それがえれなの失恋。

7歳の娘が1人。その子ができたときに。

ああ…じゃあ、7年以上前に出会ってなきゃ駄目ってことですね。
まあ奥さまにはかなわなかったと思うけど。

そんなこと。
でも、ホントにそういうふうに思ってくれてありがとう。

 

倉科さん@佐藤祐基くんが、真面目ないい人の役で良かった。

でも、よかったよ。
倉科さんときちんと話ができてやっと実在する人になった。
今までは何か夢の中の人っていうか。
どっかファンタジーだったから。

と、ちょっと吹っ切れた様子のえれな。

爽太はそれが腑に落ちない。

 

ねえ、ホントにこれで終わり?

えっ?だって家庭のある人だよ?

えれなの方が発言がまとも…。
だよねぇ…結婚している人だよ。紗絵子さんもそうだよ。

あっ。でもほら。
紗絵子さん、まだ子供がいるわけじゃないし。
ねっ?

 

えっ…えれな…突然そんな発言に堕ちちゃうんだ…。

ちょっと待って。
結婚している人でも子どもがいなければいいの

 

そうかな?
紗絵子さんに子供ができたら俺、諦めんのかな?

っていうか、俺、何で諦めてないんだろ?

俺にとって紗絵子さんは出会った最初の瞬間から妖精さんだ。
時にはいい妖精で。
時には悪い妖精で。

今もずっと妖精さんのまんまだ。

 

つまり…。

えれなの話と併せて考えると、恋は告白してフラれるなり上手く行くなりするまでは…
片思いの間は現実ではないらしい。

告白して初めて「妖精さん」ではなくなる。
現実になるんだね。

 

傷ついているえれなを見ている内に、爽太は気づくのだった。

分かったよ。
何で俺がずっと紗絵子さんを思うのをやめなかったのか。
怖かったんだ。
紗絵子さんを思ってた自分とさよならするのが。
頭の中をいっぱいに満たしていたものを手放して空っぽになるのが怖かったんだ。

俺、とっくに失恋してた。
とっくの昔に失恋してたよ。

 

爽太は、翌日、ひどい事を言ったと薫子さんに謝るのだった。

俺、薫子さん好きだからさ。
だから好きな人の口からああいう言葉聞きたくなかったんだよね。
ひどい言い方してごめん。

この場合の「好き」は”Like”なわけですが…。
薫子さん的にはドキッとするよね~。

リクドーの関谷くんから爽太に告白しちゃえと言われていた薫子さんは、
思い切って言ってみる。

 

いや。別に。
私も爽太君、好きだから。

 

ああ。よかった。もう完全に嫌われたと思ったよ。
頼りにしてるんだ。これからもよろしくね。

 

“Like”だと思われてる……。

爽太は、わざわざリクドーから聞いた関谷くんのアドレスを薫子さんに
送ったりして、全然解っていないのだった。

それは仕方ないよね。

そして発表する爽太。

 

俺、失恋することにした。

あっ。変なこと言ってるって思うよ。
でもホントそのまんまなんだよね。

ちゃんと失恋を認めて現実に足を踏み出さなきゃなぁって。

気付いたんだよ。
どんなに好きでもどんなに欲しくても紗絵子さんは手に入らない。
その寂しさとか悔しさとか、そういうものを受け止めることから俺ずっと
逃げてたんだと思う。

痛いよね?こんな男。だから認める。
俺さホントに紗絵子さんが好きなんだ。
だから、ここで終わらせて完成させる。

 

「完成させる」っていうのは「恋の滅びの瞬間をちゃんと見る」という事らしい。

 

俺さ、昨日薫子さんにえれなのこと悪く言われてすごく嫌だったんだよね。
でもごめんね。それって俺のせいだよね。

俺が半端な付き合いしてるから、えれなが悪く思われるんだよね。
何かそういうことも含めてさ、ちゃんとするべき時が来たのかなぁって。

 

爽太は、紗絵子さんへの想いにケリを付けたらえれなとちゃんと付き合う事に
したらしい……。

つまり、薫子さんは、爽太をえれなの方に押しちゃった。

 

すっかり紗絵子さんに見切りをつけたらしい爽太は、営業っぽいメールまで送っちゃう。

「昨日は素敵な誕生日を過ごせましたか?」
「あのバースデーケーキが花を添えられてたら嬉しいです」
「吉岡さんにもよろしくお伝えください」
「またのご来店お待ちしています」

「choco la vie 小動爽太」

 

しかし、顔の傷が治った紗絵子さんがわざわざオシャレして店に来ると、
爽太の気持ちは止まらない。

 

紗絵子さんのために作ったショコラを紗絵子さんが口にしてくれる。
それは当たり前なんかじゃなくて、とても幸せなことなんだ。

この幸せと引き換えに俺は他の可能性を失っていたのかもしれないね
それでも後悔してないよ。

俺はこの夢があと何回かなうか数え続けるんだ。
数え終わるときが来るその日まで。

 

紗絵子さんに対する気持ちが爽太をショコラティエとして成立させているのに、
紗絵子さんがいなくなったらもう新作とか作れないんじゃないの~~

と、思うわけだが…。

 

俺はとっくにショコラの海の生き物で、もう俺自身の力で泳いでいける。
誰がいてもいなくなっても俺はショコラティエなんだ。

 

爽太は紗絵子さんが居なくてもショコラティエとしてやっていける自信があるらしい。

スランプにならないといいけど。

 

告白する日はバレンタイン。

爽太はこの決心をえれなにも伝え、

片付いたらえれなとのことちゃんとしたいと思ってて。

きちんとけじめつけるから。
そしたらえれなもちゃんと考えてくれるかな?
俺とのこと。

 

とか言っちゃうのだった。

今すぐ抱きつきたいほどだと言う、嬉しそうなえれな。

 

でぇ~………。
これって、たぶん、えれなの事も悲しませる結果に終わっちゃうんじゃ。

でも、紗絵子さんに告白して気持ちを受け入れてもらえるって事=不倫。あるいは離婚。

って事だよねぇ…。

それか、また紗絵子さんの計算に上手く引き留められちゃうとか。

曖昧に受け止められて妄想が走って、爽太的に紗絵子さんと付き合っている気分に
させられちゃうとか……。

 

えれなは…なんかもう、こういう子だから、と思うけれども薫子さんも
どうしてこんな爽太が好きなんだろ。

結果的には、別に「悪い男」にならなくても薫子さんもえれなも爽太に泣かされる
ハメになるという結果

この世界では「結婚」という概念は恋愛の邪魔にならないっぽいし。

何か、すごい話だなぁ…と思いつつ…チョコレートに惹かれて見てる。

 

今年のバレンタインは全然チョコ食べれる~って感じじゃなかったわ。
このドラマのおかげで常に冷蔵庫にチョコが入っているからだ。

 


爽太(松本潤)はえれな(水原希子)の部屋に駆け込むが、そこに人の気配はなかった。
えれなに何かあったのでは、と不安になるが、えれなは思わぬところに身を潜めていた。
安堵した爽太にえれなは、倉科(佐藤祐基)への告白の一部始終を再現して聞かせ、恋は
終わったと言い放つ。倉科に妻子がいることがわかったからだという。
それを聞いた爽太は、自分はなぜ人妻である紗絵子(石原さとみ)を思い続けているのだろうか、
と自問する。  

その頃、自宅にひとりきりの紗絵子は、爽太が作ったバースデーケーキを食べていた。
その姿は、頭には包帯、目には眼帯という痛々しいものだった。心細い紗絵子は爽太からの
連絡を期待するが、メールさえ届いていなかった。  

翌日、「ショコラ・ヴィ」に戻った爽太にオリヴィエ(溝端淳平)とまつり(有村架純)が声を
かけるが、爽太にいつもの覇気はなかった。
しかし爽太は薫子(水川あさみ)に会うと、前日の発言を謝罪。自分は薫子が好きだから、
好きな人の口から人の悪口を聞きたくなかったんだ、と説明した。
「好き」という言葉が薫子に突き刺さる。  

その後爽太は薫子、オリヴィエ、まつりに向き合うと、失恋することにした、と宣言する。
自分は本当に紗絵子が好きだが、どうやっても手に入らないから、今度のバレンタインデーに、
ちゃんと振られて恋を終わりにするという。
薫子らはあっけに取られるが、爽太は吹っ切れたような表情で…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2014年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

小動爽太 … 松本潤
高橋紗絵子 … 石原さとみ

井上薫子 … 水川あさみ
オリヴィエ・トレルイエ … 溝端淳平

加藤えれな … 水原希子
吉岡幸彦 … 眞島秀和
小動まつり … 有村架純
関谷宏彰 … 加藤シゲアキ

六道誠之助 … 佐藤隆太

小動誠 … 竹中直人

※スタッフ

プロデューサー … 若松央樹、小原一隆
演出 … 松山博昭
脚本 … 安達奈緒子
音楽 … Ken Arai

原作 … 「失恋ショコラティエ」水城せとな

主題歌 … 「Bittersweet」嵐

【失恋ショコラティエ】第1話 2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話(最終回)

コメント

  1. NelsonTouchBlog より:

    失恋ショコラティエ六話&明日、ママがいない六話感想

    ■失恋ショコラティエ六話
    爽太(松本潤)は、えれな(水原希子)の失恋に駆けつける。えれなの好きな人には妻子がいたので、丁重にお断りされたようだ。だがえれなは、爽太のおかげでそれほど落ち込まずにすんだ。同時に爽太も気づく。えれなのこと、大切にしたいという気持ちに。つーかもっと早く気付けよ・・(苦笑)セフレとかわけわかんねえくくりにしてねえで。
    で、紗絵子(石原さとみ)のことをあきらめずひた…

  2. shaberiba より:

    失恋ショコラティエ 第6話

    ”みしっ”て揺れたきがした。
    たぶん 気のせいだったと思うけど-----」

    薫子にエレナの悪口を言われたとき爽太は思った。
    「嫌だなっ・・」って-。エレナはとっても素敵な子だから・・。
    でも薫子さんにそう言わせたのは全て自分のせい—。
     
    「昨日 ごめんね。俺 薫子さん 好きだからさ。
    ああいう言葉  聞きたくなかったんだよね。」
    「いや別に・・。私も 爽太君 好き…

  3. 失恋ショコラティエ 第6話

    「俺、失恋することにした」

    内容
    えれな(水原希子)を心配する爽太(松本潤)は、
    薫子(水川あさみ)が引き止めるのも聞かず、部屋へと向かう。

    だが、部屋のどこを捜しても見つからない。不安がよぎる爽太。
    ようやくクローゼットのなかで、えれなと見つけ安堵する…

  4. 失恋ショコラティエ 第6話

    第6話「俺、失恋することにした」2月17日木曜 よる9時  爽太(松本潤)はえれな(水原希子)の部屋に駆け込むが、そこに人の気配はなかった。えれなに何かあったのでは、と不安になるが、えれなは思わぬところに身を潜めていた。安堵した爽太にえれなは、倉科への告白の…

  5. 失恋ショコラティエ #06

    『俺、失恋することにした』

  6. 失恋ショコラティエ 第6話

    えれな(水原希子)のところに駆け付けた爽太(松本潤)は、部屋にいないえれなの悪い妄想をしてしまっていました。

    お風呂場で自殺なんて、辞めてw

    狭いところに隠れていたえれなを見つけた爽太は、倉科(佐藤祐基)への告白の一部始終を聞かされます。

    倉科に妻子がいることがわかり、えれなは恋が終わったと言い放ちます。

    それを聞いた爽太は、自分は何故結婚してしまった紗絵子(石原さと…

  7. Happy☆Lucky より:

    失恋ショコラティエ 第6話

    第6話

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