【僕のいた時間】 第1話 感想

面接の練習して。
鏡の前で何度も何度も練習して…面接で初めて会った人に数分で判断されて…。
「不採用」っていう判子押されて…。

全否定された気分になって…。

それが50回も80回も100回も続いたら何のために生きてるか分からなくなって
生きてるのがバカらしくなるんだろうなって…。

 

僕のいた時間 第1話

   僕のいた時間

 

簡単感想で~。

 

今の医学ではまだ治療法が見つかっていないので、長くこの病気と付き合っていくことになります。
全身の筋肉が弱くなっていってしゃべりにくくなったり食べ物を飲み込めなくなったりします。
呼吸障害が起こります。
生きていくために人工呼吸器を装着する必要があります。

発症後、多くは3年から5年で呼吸筋まひになり亡くなります。

診断名は「ALS 筋萎縮性側索硬化症」。

 

澤田拓人は、就活中。
最近の就職活動って全く解りません。

お断りも採用もあんな風にメールで来るのですね。
自分の頃は家電でした……えっと…昔。

受けても受けても不採用。

自分がこの世に必要のない人間のような気がしてくる。解る気がする。

そういう学生たちの気持ちが伝わって辛い。
死にたくなってしまうのも、解る気がする…。

 

同じ大学の同級生が自殺した。
拓人と話した時は79社不採用通知を受けたと言っていた。

100社落ちたから死んでしまったのだと噂する学生たち。

そんな事、人生の大事じゃないよ。
就職が決まらないくらい何だよ。

と、サラッと言えてしまうのは本人じゃないから…。

自分が世の中から疎外されている感覚は、本人じゃなければ解るまい。

 

そんな風に命を断ってしまう若者に伝えたい「命」の話…って事なんだろう。

サブタイトルは

『 難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?』

 

これが伝わる内容だといいなぁ…。

初回は就活の困難さと、就活中に出会った恵との仄かな恋の予感。
そして、病気の予兆。

拓人の家族が医大受験の弟にばかり注目していて、偉そうで無神経で、イヤな感じだった。
あんな家族の元で闘病生活する事になるのか。最悪だ。

 

病気は違うけれども、この手は『1リットルの涙』という名作が過去にあり、あっちは
実話ベースの原作付きドラマだったので…。

完全オリジナルとなると、同病の方や同病患者を看取られたご親族が見た場合の
反応も難しそう。

どこまで真摯な姿勢でこの難病に斬りこんで行けるか。

半端な恋愛エピや三角関係なんか持ってきちゃうと…どうなるのかちょっと想像できない。

 

僕が学生時代に学んだことは…。
キャラクターを演じることです。

小学校中学校では教室で浮かないようはじかれないように演じて…。
家では親の期待に 応える子を演じました。

親の期待に応えられなくなった高校のころには家でも学校でもちゃらちゃらしたキャラクターを
演じるようになりました。

まあ意外とそれが受け入れられて「拓人はああいうやつだから」って認めてもらえるように
なりました。

大学に入ってだいぶ演じることから解放されましたが、就職活動が始まったらまた
演じなくちゃいけなくて。

面接の練習して…鏡の前で何度も何度も練習して…面接で初めて会った人に数分で判断されて…。

「不採用」っていう判子押されて…。

全否定された気分になって…。

それが50回も80回も100回も続いたら、何のために生きてるか分からなくなって
生きてるのがバカらしくなるんだろうなって…。

 

この本音を受け入れてくれた会社からやっと来た採用通知。

でも、たぶん、その健康診断で病気が見つかるんだろうな。

 

脚本の橋部敦子さんは『僕の生きる道』でも、死を前に出来る事をやる人間を描いた。
運命に飲みこまれそうになりながらも、自分が残せることを前向きにやり続ける主人公の
姿に共感し、感動した。いいドラマだった。

基本は、「みんな良い人」な脚本が多い方だと思ってる。

闘病を前にして三角関係は別に要らないよなぁ…と、そこの所がとっても不安です…。

とりあえず、見る予定。
レビューはしないかも。←これも予定です予定は未定。

 


澤田拓人(三浦春馬)は就職活動中の大学生。
実家は山梨で総合病院を営んでおり、母親の佐和子(原田美枝子)や父親の昭夫(小市慢太郎)
からは医者になることを期待されていたが、いつからかその期待は4歳下の弟・陸人(野村周平)
に向けられるようになっていた。

本郷恵(多部未華子)も、ファミレスでアルバイトをしながら懸命に就職活動をしていた。
ある商社の集団面接中、電源を切り忘れていた恵の携帯が突然鳴り響いた。
母・祥子(浅田美代子)からの電話だった。
その時とっさに立ちあがり、自分のせいにして恵をかばったのは、同じ会社を受けていた拓人だった。

拓人が同級生の水島守(風間俊介)と大学内のカフェテリアにいると、そこに、恵が友人の
村山陽菜(山本美月)とやってきた。
そこで初めて拓人が同じ大学だったということを知り、驚く恵。
拓人も例の商社の面接で落ちたと知った恵は、彼に謝った。
拓人はそんな恵に、落ちた理由を直接聞きに行こうと言い出す。
当たり障りのない回答をされて商社から追い返されてしまった拓人と恵は、1日だけ現実逃避を
しようと決め、海へ遊びに行く。
シャンパンを飲みながら楽しいひと時を過ごしたふたりは、3年後の自分に向けた手紙を書き、
空のボトルに詰めて砂浜に埋めた。
拓人は、サークルの先輩で大学院生の向井繁之(斎藤工)に気晴らしに付き合ってもらったり
しながら就職活動を続けていたが…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2014年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

澤田拓人 … 三浦春馬
本郷 恵 … 多部未華子

向井繁之 … 斎藤工
村山陽菜 … 山本美月
澤田陸人 … 野村周平

谷本医師 … 吹越満

本郷翔子 … 浅田美代子
澤田昭夫 … 小市慢太郎
澤田美和子 … 原田美枝子

 

※スタッフ

脚本 … 橋部敦子
プロデュース … 橋本芙美、 江森浩子、元村次宏
演出 … 葉山裕記、城宝秀則
音楽 … 出羽良彰、やまだ豊

主題歌 … 「春風」Rihwa
      

公式サイト http://www.fujitv.co.jp/bokunoitajikan/index.html

 

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 【 僕のいた時間 】第1話 


コメント

  1. 僕のいた時間第1話 & 医龍 TEAM MEDICAL DRAGON4第1話(1.8-9)

    ・僕のいた時間第1話
    難病の青年澤田拓人@三浦春馬が懸命に生きる姿を描くヒューマンドラマ
    僕生きシリーズの橋部敦子脚本
    『僕の生きる道』や『僕と彼女と彼女の生きる道』は好きだったなあ。
    このドラマは設定を知って、『僕の生きる道』っぽいなと思った。
    初回は、体調の異変が起きているものの
    拓人自身は病気だなどとは思っておらず、
    就活に苦戦する大学生たちの姿や
    拓人とヒロイン本郷恵@多部未華子の出…

  2. 【僕のいた時間】初回感想と視聴率

    第1話「難病と闘い今を生きる青年の物語!! あなたは全力で生きてますか?」 最初

  3. ゆう より:

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    レビューありがとうございます。
    曜日かぶりがあるので観るだけでもいっぱいいっぱいです。

    ALSという病気、私はマンガ「宇宙兄弟」せりかさんのお父さんの病気で知りました。
    今は「宇宙兄弟」のシャロンが罹患している病気で
    原因を突き止める研究のためにせりかさんがISSに搭乗しています。
    東北大学でこの病気を専門に研究している先生がいるそうです。
    一刻も早く原因がわかり、治療法が見つかりますように。
    このドラマも春馬くんがでてるからーよりALSってどんな病気かわかるかもーで観ました。
    だから就職難民とか自殺とか、兄より弟優先の家庭環境とか三角関係とか。こまったなー。
    たぶん、病気を通して暖かい家族になり、偏差値だけでなく医師になる意味を見出すんでしょう。
    >闘病を前にして三角関係は別に要らないよなぁ…と、そこの所がとっても不安です…。
    ほんとそうですよね。来週も観ますが録画予約からははずしました。

  4. 僕のいた時間 第1話

    Story #1 第一話あらすじ「難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?」2014.1.8 Wed On-Air 澤田拓人(三浦春馬)は就職活動中の大学生。実家は山梨で総合病院を営んでおり、母親の佐和子(原田美枝子)や父親の昭夫(小市慢太郎)からは医者にな…

  5. ドラマ「僕のいた時間」第1話あらすじ感想「…

    生きるための闘い----------–!!春馬くん主演というだけで見ようという(わはは)爽やか好青年+色気も出て来た春馬くんの今後がとっても楽しみ♪多部ちゃんも斎藤さんも前期クールか…

  6. 僕のいた時間 第1話★三浦春馬と多部ちゃん、メッチャ好印象

    僕のいた時間 第1話

    吉高由里子の『美丘-君がいた日々-』を男女裏返しにしたような話なのかな・・・。

    『君がいた日々』ってのと『僕のいた時間』ってのも、どことなく微妙に似てるんだけど、そんなことはどうでもよくて三浦春馬と多部ちゃんの印象が凄く良かった。

    拓人(三浦春馬)と恵(多部未華子)の恋の始まりが描かれて、二人のピュアな感じが半端なく素敵なのです。
    −◆−
    さて本編…

  7. Happy☆Lucky より:

    僕のいた時間 第1話

    第1話

    JUGEMテーマ:エンターテイメント

  8. 僕のいた時間 (第1話・1/8) 感想

    フジテレビ『僕のいた時間』(公式)
    第1話『難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?』の感想。

    就職活動に苦労する大学生・拓人(三浦春馬)は、面接中に携帯電話が鳴ってしまった恵(多部未華子)をかばい、自分の電話が鳴った素振りを見せる。その優しさに触れた恵は、拓人との距離を縮めていく。一方、拓人は自分の体に異変を感じ…。
    —上記のあらすじは[Ya…

  9. 僕のいた時間「難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?」

    冒頭、あまりの難病度と、お気の毒・描写にタジッ「…無理かも」と躊躇したのですが、三浦春馬、多部未華子、斎藤工、というキャスティングに惹かれて、おそるおそる様子見。元気時代から始まるのですが、就活のシビアさを「これでもか!」で、ついに自殺者まで出るシリアス展開に ・・・(゚_゚i)タラー・・・しかも、拓人(三浦春馬)クン、家庭内では、親の期待に応えられず、母親に至っては、出来のイイ、弟を贔屓し…

  10. 君(多部未華子)と僕のいた時間(三浦春馬)

    映画「バイオハザードIV アフターライフ」(2010年)で東京の感染者第一号となった女(中島美嘉)が雨の中で立ちすくむように・・・アンデッドになったかのような主人公・・・。 刺激的な立ち上がりである。 救いようのない難病を題材にして・・・この刺激的な冒頭に魅かれる・・・。 手足や言葉の自由を徐々に奪

  11. 僕のいた時間 第1話:難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?

    すでに病気の兆候が…Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
    難病モノだからなぁ・・・と内容がシリアスになりそうってーんで躊躇してたのに
    就活もこれまたシビアで、自殺者が出る展開・・・

    しかも春馬くんは、ちょっとチャラくて、いい人なんだか悪い奴なんだかわからんし、
    どこか人生…

  12. 僕のいた時間 第1話

    「難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?」

    内容
    大学4年、澤田拓人(三浦春馬)は、現在就活中。
    ある商社の面接中に、隣の女性・本郷恵(多部未華子)の携帯電話が鳴り響いた。
    そのまま恵が、とらなかったため電話は切れたのだが、
    次の…

  13. 僕のいた時間 #01

    『難病と闘い今を生きる青年の物語!!あなたは全力で生きてますか?』

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