【傍聴マニア09】第6話

私は、負けたわけじゃありません。

医学部でトップの成績だった被告は教授も一目置くエリート。

知り合った男性と付き合い始め、順調に交際していたが、

やがて男の方には好きな人(被害者)が出来た。

被告人は男性を問いつめ、交際の終わりに納得できず・・・

女性を待ち伏せして、重さ625グラムの金槌を女性の頭に振り下ろした。

被害者は全治10ヶ月の重症。

三角関係のもつれって言うよりも、ちょっと一方的すぎるみたい。

何考えてるんでしょう。

エリートなんですよねえ。

自分の人生棒に振って。


本気で誰かを愛したことがないお前には解らないだろうねえ。


「すごく嫉妬心が強くて仕事で女性と話しただけで

しつこく問いつめてくる。」


それが別れた理由だと証人は弁護士に言う。

それだけ愛されていたと言う事ではありませんか?

いえ、愛されている実感はありませんでした。

つまり、被告人は愛情がないのに、貴方と付き合っていたと言う事ですか。



被告人は言う。

私は彼を愛していました。

私は、負けたわけじゃありません。


休廷時間、女の事を色々と言う森夫に山さんがキレる。

あの女は目標を定めて一心不乱に努力してきたやつだ。

それに比べてお前は目標もなくフラフラ生きてきたやつだ。

お前なんかには、あの女の気持ちは解らない。


山さんの言葉には何か含みがあるよう・・・

山さんは、学生時代、弁護士を目指して一心不乱に勉強していたらしい。

周囲の期待に応えようとして、一生懸命だった。

しかし、司法試験には、ついに合格しなかった。

だから、山さんは努力した被告の気持ちが解るって言ってたんですね。

でも。

と美和は言う。

やっぱり被告の気持ちは解らないな。

今までトップで勉強してきたのに、男くらいで人生を棒に振るなんて。



なぜ、トップを走ってきた貴女がこんなバカな事をしたのか

と聞く弁護士に被告は答える。

私にとって、それが正解だったからです。

あの人に言われたんです。

好きになったものは、どうしようもないだろうって。

どうしようもないなら消すしかないでしょう。

あの女が居なくなれば、私は前に進めると思っていました。



後悔の気持ちはないと言うことですか?

後悔はしています。

あの女を殺せなかったと言う事を。




あきれる法廷内の人々。

その時、被告の弁護人が新しい証人を申請した。

証人は被告の父親。

娘は間違っていません。

間違っていたのは私です。

私の育て方が間違っていました。


早くに妻を亡くした父親は、男手一つで娘を育てたが、

誰にも負けずに一番になる事だけを強いてきた。

一番大切な事を教えてやる事が出来ませんでした。

人を愛する気持ちを。

裁かれるべきは、私です。


泣いたら負け、謝ったら負け、と言わ続けて育てられた被告は、

父親の涙を見て自分も泣いた。

一番に拘りすぎると周りが見えなくなって、

自分の首を絞めちゃう事もあるんですね。

山さんは何でここに来るんですか?


解らない。

でも、勉強している時には見えなかった事が、

今は見えるんだよな。



   

勉強で常にトップを走ってきた被告人にとっては、

勉強でも恋愛でも同じように競争に思えたわけね

女が消えれば自分がトップに戻れると思った神経は、

育ちがどうのと言うよりも精神的にも問題ありそうな。。。。。

でも、子育てって本当に恐いね~。

育て方ひとつで、いくらでも1人の人間の方向ができてしまう。

あんな年になっても、裁判所で娘のために謝らなければならない父親。。。

最近の、人を殺して逃げ回っていた某事件の犯人の両親を思い出した。

浅野さんの憔悴した演技が素晴らしかった。

貰い泣きしたよ。

キャスト

北森夫(フリーター) … 向井理

織田美和(司法試験を目指す女子大生) … 南明奈

山野鳥夫 … 六角精児



※最近、livedoorブログさんに時々トラバが飛ばないのです。

お返しできない方は申しわけありません。

また、何回かトライした時のトラバがダブっちゃった方もすいません~








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