NHK朝ドラ【まれ】　第107回・108回　感想

博之（板尾創路）が塗師屋を継ぐと宣言した背景には、将来市長になることを狙ってのことらしいと、キミ子（根岸季衣）が希（土屋太鳳）に告げた。それを聞いた圭太（山崎賢人）は、輪島塗を利用する人間に塗師屋はふさわしくないと、いったんは諦めた陶胎漆器制作の再開を、再び漆器組合のメンバーに情熱を持って働きかける。輪島塗の将来を考え必死に動く圭太を後押ししたい希は、博之に直談判するため、市役所を訪れる。(107話)

博之（板尾創路）が塗師屋を継ぐと宣言した本当の理由を知った希（土屋太鳳）は、圭太（山崎賢人）に伝えるべきか思い悩む。一方の圭太は、父への対抗心が強烈な後押しとなり、自分で描いた陶胎漆器（とうたいしっき）のデザインを見てもらおうと、連日蒔（まき）絵師のもとに押し掛けている。そして、いつしか圭太の熱意に負けた漆器組合のメンバーたちは1つにまとまり、陶帯漆器のデザインを考え出し…(108話)

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「まれ」第18週「親心ロールケーキ」　第107・108話

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事をスルーする事をお薦めします！

↑もはやテンプレっす。　

市長や。
博之は、将来市長になるがに有利やさけ、塗師屋になってんわいね。

と、わざわざ教えに来てくれたキミ子さん。

それはいくら何でも…と思った主人公は一応口止めするわけだが、キミさんはすでに
圭太に喋ってしまい、圭太は父に突っかかっていくのだった。

塗師屋には地元の顔役っちゅう面もあるさけな。
塗師屋から市長になるのはなあも不思議はねえわいえ。

お前に何ができるがけ！
組合の信用もねえ！大仕事もいいがにこなされん！
輪島塗のためにも俺の方が適任や！

いやいやいや……
何の修行もしてない父も下っ端の息子もどうかと思うがいね…。
適任っちゃ…今、この喧嘩を止めに入ってる兄弟子の井田さんが一番適任なんじゃね…。　

頼むさけ…
一生に一遍ぐれえ尊敬さしてくれま。

と言う圭太。

輪島塗に関わっていない父は尊敬できないと？
とりあえずきちんと公務員という堅い仕事に就いて浮気の話も特になく、食べさせてもらって
育ててもらって出世街道に乗り人徳も適度にあるらしいことに関して尊敬できないと？

一体、何がそれほどご不満なのかきちんと描いていただけないかな。

そして、

つらいわいね。
男の子が父親をっちゃ尊敬できんちゅうがは。

と、父子の仲違いを心配する藍子…。
いやいや、あんた、圭太よりも自分の息子を心配した方がええで～～。　

圭太の父親は、別にふつーーーーに尊敬されるに値してもいい人物だから。
あんたの夫の方が問題だから～～…。

ま、これからそういう方向に持っていく伏線ってやつなんでしょうけどね。

陶胎漆器のキャンセルが納得できず、組合に掛け合おうとする圭太であったが、じいさんたちは
話も聞いてくれず。

義父の嫌がらせのせいだとばかり市役所に乗り込む圭太の妻・希。
あんたまたフラフラしてるとお義母さんに怒られるで…。　

市役所で義父とアンドレさんが何やら話しているのを見て、そこへ突っ走ろうとして
キミさんに止められる。

そして、実は部長の発言は全部圭太のための芝居なのではないかと視聴者のほとんどが
想像していた通りの事を言ってくれるのだった。

全部お芝居なんですか？
五代目継ぐっちゅうがも、ほれが市長になるためやっちゅうがも、全部うそなんですか？

キミさん通してわざとこっちに知らして怒らそうとしたんじゃないですか。圭太を。
五代目継ぐが、みいなに反対されて圭太が自信なくしとったさけ、自分が悪者になって
圭太をちゃ怒らせて必死でやらせようとしたんじゃないがですか。

まぁ…はい、その通りだよ。
しかし、部長の嘘が「グルグル回っていないこと」でバレることは想定外だったよ。　
あらあら…素晴らしい伏線……ﾎﾞｰｰｰ…

しかし、キミさんって…。
自分で言いふらしておきながら平気な顔で否定するとはなんつー人なのだろう。
トラブルメイカーをわざわざ買って出てくれる輪島の妖精なのだろうか…。

そして108話。

これ、圭太に言うたら駄目やよね。
自信なくしとったがに怒りのパワーでまんまと燃えとるげもんね。
どうしよ～。
うちには荷が重いわいね、こんな秘密。

と、義父の秘密を夫に言うかどうか悩むヒロインである。

キミさんは、こっちは言いふらしてくれないらしい。
トラブルメイカーに徹してるのね。解決には手を貸さないのね。

一方、圭太は陶胎漆器のデザインを見てもらおうと蒔絵師の皆さんにしつこく食いつくが、
相手にしていただけない。

お前なあ、本当いい加減にせえま！
博之さんに反対されて意地になっとるがじゃねえがか。

ほんなら、なしてほんなこだわるげ！

事の経緯をセリフでガンガン問い詰めて引き出してくれるほっしゃん。
…改め星田英利…(覚えられんわ　)

陶胎漆器は親方の悲願やさけ。
成功させんまま引退させる訳にいかんげ！

あんまり悲願ってほどに見えないのが何なんですけどね……
これと土下座で蒔絵師たちの心が動くという何だかねな流れ…。

その上、何でかどこからだか義父の五代目・襲名は市長狙いの計画だという話が
風のイタズラで今さら短気な蒔絵師の耳に入るのだった。

いやいやいや、その情報、もう古いから…。
それとも真実を知ってもそっちの噂の方をまだ流しているのか？
キミさん……恐ろしい子……。

絵師に掴み掛かられて偽情報を認める義父。

輪島塗をちゃ市長選に利用するつもりかいえ！

ふざけんなま！
俺ち職人はな損得で動かんげぞ！
計算できん漆バカや集まって輪島塗っちゃ出来とるげ！
一緒に気持ち動かして涙流してくれる塗師屋とじゃなけりゃ、とってもやっていかれんげ！

こうして義父・博之は結局、五代目を下りて息子に譲ると……何のこっちゃ……。

そもそも全く何の修行もしてないこの人を五代目にって昨日まで酒飲んでワイワイしてたクセに、
市長狙いだと掴み掛かってくるとか…。
五代目に一体何を期待しているのか、漆器組合…。　

この人が元々、一緒に涙流してくれるような男に見えるがか。
交渉力や人脈に期待していたんじゃないのーー？

義父の本音は一切世間に漏らさず、

圭太には言いません。
迷ってましたけど圭太が尊敬するお父さんはきっと悪者のまま去っていくかっこいい
お父さんやさけ。
ほんでも、いつかお父さんの愛情を圭太に直接伝えてあげて下さい。

と恩を売っとく嫁であった。

そして、アンドレさんは試作品を見て陶胎漆器を了承。
主人公は塗師屋の女将として義父母に認められ…

～♪　ﾄﾞﾝｾｲｸﾞｯﾊﾞｰｰｰｰｰｰ…………♪……

「希がパティシエに戻れるのはいつの日か。
それまで皆様塗師屋の女房・希を応援して下さいませ」

戸田さん……・泣・泣

さ、あと2ヶ月ですよ～～。
主人公は世界一のパティシエになれるのかな？
楽しみぃぃーーーーﾎﾞｰｰｰｰ……

よろしければ→【2015年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

　　
※キャスト

　【まれ】
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13　14　15　16　17　18
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37・38　39　40　41　42
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49　50　51　52　53　54
55　56　57　58　59　60
61　62・63　64　65　66
67　68・69　70・71　72
73　74　75・76　77・78
79　80・81　82・83　84
85・86　87・88　89・90
91・92　93・94　95・96
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