【花燃ゆ】第32回 「大逆転!」高杉決起、女も決戦で奇跡が! 感想


高杉晋作(高良健吾)が下関で挙兵した。美和(井上真央)はその混乱で伊之助(大沢たかお)の処刑が取りやめになったことを知り、安どする。そして晋作の妻・雅(黒島結菜)と息子に危険が及ぶことを心配し、素性を隠して奥御殿に入れることを画策するが…。一方、高杉の反乱軍は民衆を味方につけ、大きな軍勢へと膨れ上がった。奥御殿にも戦火が迫る中、美和は決死の覚悟で藩主の妻・都美姫(松坂慶子)にあることを訴え出る…!
(あらすじ「Yahoo!TV」より引用)

    花燃ゆ大

 

花燃ゆ 第三十二話「大逆転!」

 

丸一週間遅れの簡単感想で申し訳ない……
ぃゃ、決して脱藩したわけではないんですけどね…脱藩寸前ではあるがな…。

実は今週の火曜未明に父親が亡くなりまして(冗談じゃなくてあ、お悔やみのコメントとかお気づかいスルーで)闘病の末の危篤状態で、この回は実家で母と見ていたのでした。
(親が危篤でも見る大河習慣恐ろしす… まぁ…ちょうど看取りの交替時間だったんで)

で、ツイッター実況しない代わりに口でリアルにぶつぶつ呟きながら(ってかすでにただの文句垂れ )見ていたわけですが、ビックリなことに母はこの大河にとても好印象を持っていたのでした。
つ…つまり史実無視なら昼ドラのようなドラマとしては面白いらしい。
……面白いのか

で、どんだけ史実に沿っているのか何に違和感を覚えているのか母にぶつぶつ説明しながら見なくてはならなかったので全く集中できず…(そもそも病人が向こうの部屋にいるんだからテレビに集中するなって話…)本日の再放送でジックリ見た。またぶつぶつ言いながら(爆)

 

し…しかし、今回、功山寺挙兵は良かったですよね
ナレで済まされなくて(誉めてます。すごく誉めてます)

いゃ、てっきりナレスルーだと思っていたので丸々やるとは思いませんでしたわ。

もっとも合間合間にどーでもいいヒロインの奥物語が展開されるので、すっかり気が削がれてしまい、結果的には玉木彦助くんの死しか覚えてないんですけどね…うん。

伊藤と前原の登場シーンとか、三条さまらへの
「これより長州男児の肝っ玉お目にかけ申す。」
とか、なかなかに舞台劇っぽい演出で…ちょっと笑っちゃったけど……

 

さて。
毛利家奥御殿は今日も安定の贅沢&脳天気。

銀姫様のお子に何かあってはお家の一大事。
お側の女中どもの数を増やし、万全を期するのじゃ。

と、この期に及んで女中を増やす余裕さえあるらしいっす。

 

一つ申しておく。
おのおの、己の分をわきまえよ。
このような時なればこそ表の政にもの申すなど、奥をかき乱す振る舞い断じて許さぬ。

と、都美御前さまから釘を刺されたにも関わらず、今まさに藩政転覆決起中の高杉晋作の妻を奥に引き入れて勝手に銀姫さま付に配属するという、もうこのヒロインどんだけ偉いのな行い…。

おまけに雅さんは赤ん坊連れ。ぉぃぉぃ…ないない……。

そして自分が仕えている銀姫様のお身体が急変している最中にコッソリお殿様に戦の和議を梅兄にさせたいから目通りしてくれと頼みに行こうとするなど…もう何度お手打ちになっても足らないくらいの暴挙っぷり

 

今、お城を攻めておるのは政で不平を唱える武士たちだけではございませぬ。
名もなき民たちが己の暮らしを…己の幸せを自分たちの手でつかみ取ろうと立ち上がったのでございます!
高杉さんが戦っているのはこれら民のためでございます!

 

高杉さんが戦っているのは藩政を倒幕に傾けたいからであって別に民のためではないんだけど。 
そして、椋梨さんはどうしてここまで頭悪い大魔王のように描かれなくてはならないのか…。
もうお気の毒としか言えない。

梅兄ぃは和議に出向いて襲われるし、襲われた次のシーンではもうどうやって逃げたんだか知らないけど助かってるし。史実がどうの以前にただのドラマとしても説明が足らなくて繋がらないシーンが多いのでは…と思ってしまうのは私だけーー…

ところでサブタイの「大逆転」って何が
伊之助さんの処刑が取りやめになったことですかね…。

 

…ってことで、第33回のレビューも遅れる予定っす。あしからず。

 

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※キャスト

杉文 … 井上真央(子役期:山田萌々香)
吉田松陰 … 伊勢谷友介(子役期:板垣李光人)
小田村伊之助 … 大沢たかお
久坂玄瑞 … 東出昌大

杉百合之助 … 長塚京三
杉滝 … 檀ふみ
玉木文之進 … 奥田瑛二
杉梅太郎 … 原田泰造(子役期:石津侑輝)
杉寿 … 優香(子役期:香音)
杉敏三郎 … 森永悠希(子役期:山田瑛瑠→大橋律)
杉亀 … 久保田磨希
玉木彦助 … 冨田佳輔
杉豊 … 信太真妃(子役期:梅崎音羽)
吉田小太郎 … 中野遥斗
久坂久米次郎 … 大西統眞(幼少:太田琉星)

毛利敬親 … 北大路欣也
毛利都美子 … 松坂慶子

銀姫 … 田中麗奈
園山 … 銀粉蝶
潮 … 鷲尾真知子
鞠 … 石橋杏奈
日出 … 江口のりこ
志乃 … 高橋由美子
国島 … 白石加代子

桂小五郎 … 東山紀之
周布政之助 … 石丸幹二
椋梨藤太 … 内藤剛志
椋梨美鶴 … 若村麻由美
松島剛蔵 … 津田寛治
宮部鼎蔵 … ビビる大木
長井雅楽 … 羽場裕一
山県太華 … 藤田宗久
来島又兵衛 … 山下真司
内藤一馬 … 田中仁
来原良蔵 … 松本実
福原越後 … 西岡秀記
井上聞多 … 石井正則
白石正一郎 … 山本譲二
中原復亮 … 堀井新太

毛利元徳 … 三浦貴大

高杉晋作 … 高良健吾(子役期:山崎竜太郎)
吉田稔麿 … 瀬戸康史
伊藤博文 … 劇団ひとり
入江九一 … 要潤
野村靖 … 大野拓朗
前原一誠 … 佐藤隆太
寺島忠三郎 … 鈴木伸之
品川弥二郎 … 音尾琢真
赤禰武人 … 阿部亮平
山縣有朋 … 永岡佑
松浦松洞 … 内野謙太
入江すみ … 宮崎香蓮
吉田ふさ … 小島藤子
吉田イク … 芳本美代子

梅田雲浜 … きたろう
小野為八 … 星田英利
山根文季 … 平田満
内藤一馬 … 田中仁
井上雅 … 黒島結菜
小田村志乃 … かたせ梨乃
金子ツル … 麻生祐未
高須久子 … 井川遥
福川犀之助 … 田中要次
富永有隣 … 本田博太郎
大深虎之丞 … 品川徹
吉村善作 … 日野陽仁
高須 糸 … 川島海荷
辰路 … 鈴木杏
金子重輔 … 泉澤祐希

 

間部詮勝 … 堀部圭亮
石谷穆清 … 橋本じゅん
沖田総司 … 賀来賢人
近藤勇 … 中村昌也

金太郎 … 大河内浩
黒川嘉兵衛 … おかやまはじめ
長野主膳 … 祖父江進
山田浅右衛門 … 松本真司
井伊昌子 … 吉沢梨絵
徳川慶喜 … 森慎太郎
徳川家茂 …

井伊直弼 … 高橋英樹

西郷吉之助 … 宅間孝行
阿久根 … 山崎潤
島津久光 … 江口直人

三条実美 … 上杉祥三
尾崎三良 … 緋田康人
鷹司輔熙 … 小須田康人
三条西季知 … 大槻修治
近衛忠熙 … 瀬川菊之丞

坂本龍馬 … 伊原剛志
梅田雲浜 … きたろう
沼崎吉五郎 … 佐藤二朗
幾松 … 雛形あきこ
宮部鼎蔵 … ビビる大木
平六 … 春風亭昇太
吉川経幹 … 寺十吾
古高俊太郎 … 小久保寿人

スポールディング … クリス・ダーバル
ウィリアムズ … マーク・チネリー
タウンゼント・ハリス … リー・ロングショー
ヒュースケン … ヨヒアム・ヨンケーレ
トーマス・グラバー … ジョン・オオクマ

 

語り … 池田秀一

※スタッフ

脚本 … 大島里美、宮村優子、金子ありさ
音楽 … 川井憲次
題字 … 國重友美
制作統括 … 土屋勝裕
プロデューサー … 堀之内礼二郎
演出 … 渡邊良雄 、末永創

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/

 

 

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コメント

  1. 珍大河『花燃ゆ32』と史実◆高杉晋作伝説の虚実

     珍大河『花燃ゆ31』と史実◆高杉は西郷と会ったか?の続きです。

     感想を一言だけ。
     今回一応、玉木文之進の一人息子、玉木彦助の戦死を描いていましたね。
     彦助が品川弥二郎より二つ年上で、同じ御楯隊にいたとは、さっぱりわからない描き方ではあるんですけれど…

  2. 昼寝の時間 より:

    花燃ゆ #32「大逆転!」

    公式サイト 高杉晋作(高良健吾)が下関で挙兵した。美和(井上真央)はその混乱で伊

  3. NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第32回「大逆転!」

    大奥編のキャッチは、志まげませぬ?・・って、その志ってのがしっかり感じられないので、長州の人は仲が悪いんだねみたいな印象になってしまって何とも残念~。志は何ですか~それより戦始めませんか~フフフ~みたいな。

  4. 「花燃ゆ」感想 第三十二回「大逆転!」

    「奥って駆け込み寺だったんだw」

    今更感溢れる花燃ゆの感想ツッコミですね…。
    すでに金曜日なわけですが…。

    今回は…えーっと…高杉パートは割と大河ドラマしてて面白かったような気がします。
    そりゃツッコミどころは多いですけど、(あれでも)このドラマ始まって以来のまともなバトルしてましたしね。
    それでも高杉が領民のための正義の味方みたいな描き方には笑いが漏れましたが。

  5. 花燃ゆ 第32回「大逆転!」〜これより萩にのぼり椋梨を討つ! 志のある者は功山寺に集結せよ!

     高杉晋作(高良健吾)たちに拠るクーデター、革命である。
     対象は、幕府に恭順しようとする藩の守旧派(=椋梨一派)。
     高杉たちは、外国の言いなりになっている幕府がいずれ国を滅ぼすと考えている。
     だから幕府にヘコヘコする椋梨たちが許せない。

     歴史は、…

  6. 動けば雷電の如く発すれば風雨の如し・・・私は負けたことがない・・・どんな戦もこわくなかった・・・私負けたりするのは違うと思ってた(高良健吾)

    一種の特異点として高杉晋作がついに歴史に登場する。 高杉晋作によって徳川幕府は敗北し、ついに滅亡するのである。 戦えば必ず勝つ・・・そんな恐ろしいものが歴史を決定していくのである。 そういうことがピンと来ない人はお茶の間にもあふれているし・・・このドラマの三人の脚本家たちも深い理解があるのかどうかは

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