昭和21年。終戦から一年が過ぎても、国民の生活は困窮したままだった。
常子（高畑充希）と花山（唐沢寿明）は庶民の目線を持って暮らしを変えようと、まずは衣服に関する企画を創刊号の目玉として取り上げることにする。
一方、鞠子（相楽樹）と美子（杉咲花）は読者の信頼を得るため、銀座で事務所探し。
しかし、肝心の花山は知恵の輪に夢中で一向に考える気配がない。
常子たちが困惑していると、綾（阿部純子）が訪ねてきて…。
(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第16週「“あなたの暮し”誕生す」 第91話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に本当に簡単に。
出かけていて日をまたいだので本当ーーに簡単に。
やだねえ…。
昔はこんなじゃなかった。
日本の女だよ。戦争で負けて変わっちまった。
それに身なりへの気遣いもない。
自分がどう思われようがどうでもいいみたいじゃないか。
女である事を捨てちまったのかね。
いやいや…あんたも同じ穴のムジナですがなにか……
闇市で「女の身なり」について嘆く人とたまたま出会った常子と花山は、まず「衣」について特集することにする。
まず戦うべきはこれかもしれんな。
戦う？
我々は雑誌を通して暮らしを変えようとしているんだ。
立派な戦いじゃないか。
ええ。
まずは衣服と戦わんか？
賛成です。
きれいなものを身につけると少しだけでも気持ちが豊かになるような気がするんです。
それができればこの国の暮らしぶりも変わるかもしれません。
それにはまず仕事と金が必要な気がするんだけど、そういう方向はスルーである。
会社経営にはどのくらいの経費が掛かるか、わざわざ帳簿を見せてくれる心優しすぎる甲東出版の皆さん。
ほら、うちの帳簿と一号当たりの経費の内訳まとめておいたよ。
あ～ありがとうございます。
あ～…やはり印刷代と紙代にお金がかかるんですね。
え、今さらそれ？(笑)
「常子たちはこれまでの蓄えに借金を加えて資金を作り、限られた予算の中で事務所を探していました。」
銀座は譲れません。会社は銀座じゃないと。
よっちゃん、花山さんの言いなりになり過ぎよ。
だって 「全国の人に売るには東京の中心に会社を構えろ」って。
「我々は無名な出版社だ。
銀座に事務所があるというだけで読者は信頼してくれるものさ。」
一体、どんだけ蓄えあるんだろう…
と、小橋家の無限の「蓄え」に想いを馳せるのだった…。
ところで、本日、母親と朝ドラについてちょっと話をしたら、このドラマをいたく気に入っている様子だった。母の毎日を楽しくしてくださっているのかと思うと大変ありがたいです。
この闇市の映像が戦後の大変さを思い出させるのですって。
しかし戦中後、母はまだ子どもで、神奈川の山の方面に住む割と豊かな家のお嬢さんであり、闇市に行った話など今まで聞いた事もない。
戦後70年を過ぎ、太平洋戦争の話を語れる人は徐々に減っている。
減っているだけではなくて、戦中戦後に確かに生きていた人もすでに記憶が曖昧だったりするのよね。
伝える内容にも記憶の改変や妄想も入って来るので、「経験者の話を聞け」というのもそろそろ危ない時代なのかもしれない、と改めて思うのだった。
そして、借金しに訪れた綾さんに今日も「家賃が上がって大変なら家で一緒に暮らしましょう」とは決して言わないヒロイン…ぇ…。
よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希（子役期：内田未来）
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹（子役期：須田琥珀）
小橋 美子 … 杉咲花（子役期：川上凛子、根岸姫奈）
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
相田良輔 … 兒玉宣勝
富樫隆彦 … 笠原秀幸
花山三枝子 … 奥貫薫
関元 … 寺田農
長澤 … 飯田基祐
村野(中田) 綾 … 阿部純子
田所 竜子 … 志田未来
銀太 … 中島広稀
三宅 … 有薗芳記
工藤せつ … 西尾まり
平塚らいてう … 真野響子
水田国彦 … 筧利夫
南大昭 … 上杉柊平
赤羽根憲宗 … 古田新太
村山健太郎 … 野間口徹
酒井秀樹 … 矢野聖人
国実恒一 … 石丸幹二
水田たまき … 吉本美優
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
星野 武蔵 … 坂口健太郎
田畑 … 谷田部俊
根本 … 杉山裕之
下宿のおばさん … 大島蓉子
木戸 稔 … 白洲迅
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
東堂 チヨ … 片桐はいり
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
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人それぞれですね(笑)
私は「カーネ」は朝ドラクオリティを超えていると思っておりますが、父親が娘を怒鳴る殴るというので初期の方から脱落した人も知っています。(カーネを脱落したという人は大凡ソレですね。そういう方々は時代に合っていようがなかろうが大人や周囲がひたすら甘いドラマがお好きでしょうね)
後は本当に人それぞれで、ほぼ満場一致で「なにこれヒドイ」と言われるのが「JとI」ですね(笑)ある意味、朝ドラ史に名を残してますよ、あれは(笑)
朝ドラも何年かすれば「そんなのあったっけ」と言われる物も多いわけで、これもそういうドラマの1本かなと思っております。インパクトは無いですよね^^;
とと姉ちゃん 第９１回
『『あなたの暮らし』誕生す』内容常子（高畑充希）と花山（唐沢寿明）は、庶民のための雑誌を作ることを決意。先ずは、衣服について取り上げることを決める
敬称略
それにしても、酷い描写だよね。
ほんと、常子一族の酷さしか見えてこない。
最悪である。
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私の妹は「ごちそうさん」が良かったと言っていて
父の友人は「マッサン」を気に入っていました。
父は…「天花」の最悪主役演技ですら「初々しくて良い」と
言う人なので全く参考になりませんでした。
「カーネーション」もクオリティの良さに惹かれた人は前半から観ていて
後半の方が視聴率が良かったのは、主役が殴られたり戦争などの
重い描写が減ったからではないでしょうか。といっても浅い内容になっとかと言えば
全く逆で並の良作を期待する人は篩にかけていっとりますが…。
私は無論、「カーネーション」（狂）信者なので他作品にエネルギーは10分の１も
つぎ込んでいないから深く考えず観ているでしょうか。
庶民＞『とと姉ちゃん』第91話
今日
おお！
と思ったこと
今週のタイトルは
“『あなたの暮らし』誕生す”
つつつつまり…
先週までは必ず入っていた「常子」の名前がない！
ここここれはこのドラマとしては画期的！
唐沢寿明に気を遣ったのか？
つーか
このくらい最後まで貫けば良いのに～
西田ったらあ～もう～
…ってことで今日の感想はオシマイ＞こらこら
…ひじゅにです…
庶民＞『とと姉ちゃん』第91話
今日おお！と思ったこと今週のタイトルは“『あなたの暮らし』誕生す”つつつつまり…先週までは必ず入っていた「常子」の名前がない！ここここれはこのドラマとしては画…
とと姉ちゃん （第91回・7/18） 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』（公式）
第16週『“あなたの暮し”誕生す』『第91回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
昭和21年。終戦から一年が過ぎても、国民の生活は困窮したままだった。常子（高畑充希）と花山（唐沢寿明）は庶民の目線を持って暮らしを変えようと、まずは衣服に関する企画を創刊号の目玉…