NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第115回 感想

昭和30年。戦後となって初めての好景気を迎え、世間は購買意欲に湧いていた。
「あなたの暮し出版」は順調に雑誌の売り上げを伸ばし、社員の数も増えて活気づく。
しかし、常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)は、モノが増えつつある時代に新たに読者に役に立つ企画を模索する必要性を感じていた。
そこで、常子は理想の台所を求めて各家庭を取材することに。
その取材の途中、常子は傘で遊ぶ女の子と傍らで見守る男の子に出会う…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第20週「常子、商品試験を始める」 第115話

 

    とと姉ちゃんop

 

※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

 

簡単に…本当に簡単に…。

 

昭和30年。

鞠子は結婚したら本当にサッパリ仕事を辞めてしまうのかね…

などと考える間もなく、すでに娘・たまき が生まれてデカくなってた(笑)
 とと姉ちゃん115

 

何だかちっちゃくなった常子みたい。

そう。だんだん似てきてて。
この前なんか虹を近くで見たいって屋根に上ろうとしたんです。

まあ! 
本当そっくりね。

 

って言われてもね……。
櫓に上ったシーン以外に、そんなに好奇心旺盛なエピソードあったっけ…。

 

五反田さんのモデルは、やはり田所太郎ではなくて柴田錬三郎っぽい。

世は高度成長期。
テレビで直木賞受賞インタビューに答えるミッチー王子…じゃなくて、五反田さん。
ちょっと、トットてれびっぽい。

「恋とは一人で落ちるもの。
愛とは二人で育むもの。」

 

この作家さん、すてきじゃない?

ほら…
すでにベイベーたちが……
 とと姉ちゃん115-1

 

「ちまたには物が溢れ始め、洗濯機・冷蔵庫・テレビのいわゆる「三種の神器」も登場。
給料の何倍もする新商品の発売合戦が過熱し、日本は大量消費の時代へとさしかかっていたのです。

しかし利益のみを優先させた粗悪で危険な国産品や食品が出回る事も多く、消費者にさまざまな被害が及ぶ事もありました。」

 

社員数が20人を超えた「あなたの暮らし」社は賑やか。
旧編集部室は商品の研究室に使われている。

水谷豊さんのお嬢さんも登場。大塚寿美子@趣里さん。
  とと姉ちゃん115-2

 

編集部の様子は楽しいよね。

でも、やっぱり中田綾さんはここで働かないんだね。
…つまり、鎭子さんの学友だった中野家子さんじゃないんだね。

80まで鎭子さんの雑誌作りに参加した親友・中野家子さん。

そういう所に史実を入れ込まないなら、もう別に常子が星野さんと結婚しちゃってもいいような気がする。

この子ら、星野さんの子供たちなんでしょ。 
 とと姉ちゃん115-3

 

ここに来て、このドラマに足らない物をまた見つけてしまった。

『花アン』は決して評価高かったわけではないが(何度も言う )、女学校で親友となった花子と蓮さまがロミジュリの後2人で駆け出すエピソードとか、花子の息子が亡くなった時にずっと寄り添ってくれた蓮さまとか、2人の友情物語はかなり濃く印象に残っている。

このドラマ、ああいうのが無いよね。
もったいないキャラがいっぱい居すぎて化けて出てきそう。

 

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よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

  
※キャスト

小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)

小橋 君子 … 木村多江
水田(小橋) 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理

小橋 竹蔵 … 西島秀俊

花山 伊佐次 … 唐沢寿明
水田 正平 … 伊藤淳史
花山三枝子 … 奥貫薫
岡 緑 … 悠木千帆
大塚寿美子 … 趣里
扇田弘栄 … 三谷昌登
島倉勝 … 内野謙太

五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
相田良輔 … 兒玉宣勝
富樫隆彦 … 笠原秀幸

村野(中田) 綾 … 阿部純子
東堂 チヨ … 片桐はいり
東堂泰文 … 利重剛
関元 … 寺田農
長澤 … 飯田基祐

青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗

田所 竜子 … 志田未来
銀太 … 中島広稀
三宅 … 有薗芳記
工藤せつ … 西尾まり

平塚らいてう … 真野響子

水田国彦 … 筧利夫
水田むめ … 高橋ひとみ
水田たまき … 吉本美優(子役期:稲垣来泉)
南大昭 … 上杉柊平
赤羽根憲宗 … 古田新太
村山健太郎 … 野間口徹
酒井秀樹 … 矢野聖人
国実恒一 … 石丸幹二

森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
星野 武蔵 … 坂口健太郎
田畑 … 谷田部俊
根本 … 杉山裕之
下宿のおばさん … 大島蓉子
木戸 稔 … 白洲迅

早乙女 朱実 … 真野恵里菜
多田 かをる … 我妻三輪子
諸橋 道子 … 野村麻純
島田 早紀 … 菅野莉央
山岸 隆一 … 田口浩正
坂田 徳之助 … 斉藤暁
佃 博文 … 斉藤洋介
袴田辰紀 … 並樹史朗
袴田久 … 山崎画大

玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井

ナレーション(語り) … 檀ふみ

※スタッフ

脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子

主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/

 

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コメント

  1. 万華鏡>『とと姉ちゃん』第115話

    坊さんが来るので
    暑い中、必死で仏間の掃除

    …ま、主に父がしたんだけどね(笑)

    そして、坊さんは
    風の様にやって来て風の様に去って行ったのだった

    お布施と菓子折りを受け取って
    赤い外車に乗って

    …ひじゅにですが何か?

    「粗悪な商品や食品も出回っていました」by檀ふみ

    ↑これが今週のネタなのは間違いない(笑)

    またまた時間は飛…

  2. 万華鏡>『とと姉ちゃん』第115話

    坊さんが来るので暑い中、必死で仏間の掃除…ま、主に父がしたんだけどね(笑)そして、坊さんは風の様にやって来て風の様に去って行ったのだったお布施と菓子折りを受け取って…

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >「花アン」は連様パートだけ面白いとまで言われましたっけ。

    炭鉱王の方面からは結構クレーム来たらしいですけどね(笑)
    女友達のキラキラ感は結構好きでした^^

    >「ごち」は主人公が基本的に専業主婦で

    そういえば、あれも一応「お友達」の桜子さんがいましたね。
    よく解らない位置づけだったけど^^;

    なるほど、次の朝ドラ再放送として入るのは「直虎」のためですかね。
    あまり期待はしてないんだけど……^^;

  4. 巨炎 より:

    SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    「花アン」は連様パートだけ面白いとまで言われましたっけ。

    綾さんと常子を平行して描くぐらいなら幅も出たかなぁ。
    「ごち」は主人公が基本的に専業主婦で(一応)恋敵が女医さんでした。
    10月からの再放送に決定していて、この一年間は
    大河&朝ドラの脚本家繋がりで「どんと晴れ」「てるてる」が入ったか。
    どうせなら三田佳子さんの出演を重視してほしかった。

    大河と朝ドラの境界が曖昧になる現象は30年前にもあったようですね。
    近代大河最終作「いのち」(85年)は戦後昭和の医療ドラマで
    翌年、朝ドラの「はね駒」は「あさが来た」以前は最古の時代。
    (父親が二本松少年隊の生き残りという設定)
    両作品ともダイジェスト動画が観れるようになりましたが
    特に「はね駒」のオープニングが近代大河的でカッコいいです。

  5. とと姉ちゃん 第115回

    『常子、商品試験を始める』内容昭和30年。世間には、物があふれはじめていた。常子(高畑充希)ら雑誌も順調で、出版社も人が増えていた。
    敬称略
    相変わらず、時間の経過だけは。。。。早い。
    で。次々と“変わった後”だけを表現する。
    たとえば。
    ナレ“常子の意見で取り入れられ…

  6. とと姉ちゃん (第115回・8/15) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
    第20週『常子、商品試験を始める』『第115回』の感想。
    なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。

    昭和30年。戦後となって初めての好景気を迎え、世間は購買意欲に湧いていた。「あなたの暮し出版」は順調に雑誌の売り上げを伸ばし、社員の数も増えて活気づく。しかし、常子(高畑充希)…

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