【薄桜記】- BS時代劇 – 第3回

BS時代劇 薄桜記 第3回「口封じ」 

 

    簡単感想で。

夕飯食べながら見ていたんだけど、怒りで消化悪いったらも~……

いや、これは時代劇なのだ。時代が悪いのさ。今の時代に置き換えて考えちゃいかん…

とは解っているもののムカつく~~~!!

 

だって元はと言えば全部長尾家のせいなんだよ?
自分の娘があんなことになったのも長尾家の人間のせいだし、出世街道に
乗りかけてた典膳が江戸屋敷に戻されたのも長尾家から来た嫁のせいだし、
それを守るために離縁すると言ったら謝るどころかイチャモン三昧。
狂った兄は武士の腕を切り落とす…と来たもんだ。

そして、ここまで来てもまだ頭を下げない千春の父・長尾権兵衛。

 

長尾家は上杉家の江戸家老であり、この縁談は高家・吉良上野介の口利きです。
対する丹下家は旗本。

長尾の義父には丹下の若造になど頭を下げられるかと言うプライドがある。

でもね、千春の言うように典膳は武士の大切な腕を失くしたのです。
そんなにやりたい放題、言いたい放題で良いのかよ……・泣

義父が頭を下げてくれた時は、初めてホッとしたよ。

 

しかし、だからと言って今さら何かが変わるわけではないんだよね。

 

この縁談と事件に絡んだ人たちは、とにかく上杉家を守ろうと画策する。
長尾家の家中でそんな事件が起きたと知れたら、長尾家がお取潰しになるだけでは
済まないから。

結局、「武士が片腕を斬られる騒ぎを起こすとは情けない」と言う事で、
丹下家の方がお取潰しになってしまった………。

この辺の黒い画策。
何か大物の立場を守るために小さいものを切っていく。

これって、現代でも陰でいっぱい行われている事でしょう。

 

やった方には何の罰もなく、やられた方はとことん地に落とされる。

残された右腕……典膳の…山本耕史の手が本当に美しいからこそ、失くした左腕が切ない。

 

しかし、典膳は我が身を嘆かない。
それを忍ぶのが武士だと考えるのは、典膳が剣士だからだよね。

この時代じゃな…贅沢な政治家化した上の方の御仁たちにはそんな覚悟は無かったと思う。

千春が家に帰らず典膳の下女のつもりで世話をするのは…
悪いけど、私には当然だとしか思えず、ひたむきだとも偉いとも思えなかった。

ってか…兄が来て世話しろ、と思った。お前が斬ったんだろーーー

家に帰らされることになった千春に

わしの妻は生涯お前ひとり。

と告げる典膳……。

こんな下げマ〇女のどこがそんなにいいんだ。
触れ合いも初回の前半ちょっとだけだし、そこまで恋する理由はちょっと解らぬ。

 

いよいよ次週からは髪も浪人風に結んで長屋暮らし。

やっぱりね、どうしても理不尽だ、と思っちゃう。・泣

 

※今回見逃した方、再放送は2012年7月29日(日)18時45分~19時30分 BSプレミアムで!

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

丹下典膳(山本耕史)は、上杉家家老・千坂兵部(草刈正雄)の屋敷にかくまわれ、
左腕を切除される。
しかも、今回の事件により、丹下家は家禄の召し上げと断絶を言い渡される。
さらに典膳は、家臣の不祥事を隠そうとする上杉家によって、口封じを約束させられ、
離縁後もそばに付き添っていた最愛の千春(柴本幸)とも引き裂かれる。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
↑他のブロガーさんの時代劇感想はこちらから・にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

  
   

 

【キャスト】

丹下典膳 – 山本耕史
長尾千春 – 柴本幸
堀部安兵衛 – 高橋和也

お三 – ともさかりえ
丹下ぬひ – 檀ふみ
白竿屋長兵衛 – 高嶋政伸
千坂兵部 – 草刈正雄
高木敬之進 – 葛山信吾
富樫頼母 – 石丸幹二
瀬川三之丞 – 石垣佑磨

長尾龍之進 – 忍成修吾
長尾権兵衛 – 辰巳琢郎
お菊 – かとうかず子
富子 – 萬田久子
浅野内匠頭 – 春日俊彰

紀伊国屋文左衛門 – 江守徹
堀部弥兵衛 – 津川雅彦
吉良上野介 – 長塚京三

 

新潮文庫 こ−4−5薄桜記/五味康祐

新潮文庫 こ−4−5薄桜記/五味康祐
価格:935円(税込、送料別)

市川雷蔵/薄桜記

市川雷蔵/薄桜記
価格:4,935円(税込、送料別)

 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※FC2にトラックバックが飛ばないブログ&サイトさま記事リンク(お申し出下さい)

【関連記事】・陽だまりの樹- BS時代劇 – 第8回

【薄桜記】第1話 第2話


コメント

  1. 薄桜記 第3回 「口封じ」簡単感想

    公式サイト千坂兵部が吉良家に相談に行った時点で丹下家の断絶は決まったようなもの。<続きは本家記事でご覧ください。>※本家の記事のURLhttp://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/3-cb…

  2. 青いblog より:

    薄桜記 第3回 「口封じ」

    う~。
    武家社会の建前と面目を重んじる生きづらさ、監視社会の居場所のなさが悲恋に乗せられて、観てて苦しくなる。

    でもこうした武家社会の悪い部分と、良い部分(典膳の淡…

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >喧嘩両成敗なのに、
    なぜか丹下家だけ断絶に…
    ホント見ていてムカつきましたね(苦笑)

    食べながら見ていたので、ヒジョーに消化悪かったです^^;
    お上が財政難で武家を次々と潰しに掛かっていた時代ですから、
    上手い具合に処分されちゃったなって感じですね。

    典膳さんも、もしもお母さんが生きていればもっと考えたかもしれませんが、
    独り身なので潔くなれた部分もあるのかも。

    >そうそう、千春の兄が全く登場しませんでしたが、
    次回以降典膳に謝りに来たりするのでしょうか?

    忍成くん、テッパンの狂いっぷりですよね。
    ぜひぜひ謝っていただきたいです。
    典膳さんはその時も笑顔で迎えるんだろうけど…(;_:)

  4. BS時代劇「薄桜記」第3話〜丹下典膳の妻はこの世にたった一人だ

    BS時代劇「薄桜記(はくおうき)」
    第3回「口封じ」

    今回はまた痺れました。
    これぞ時代劇の真髄!!
    −◆−
    逆上した千春の兄・龍之進(忍成修吾)に斬りかかられた典膳(山本耕史

  5. BS時代劇『薄桜記(はくおうき)』 第三回 口封じ

    『口封じ』

    内容
    長尾家へ、千春(柴本幸)との離縁を告げに行った典膳(山本耕史)
    だが、逆上した千春の兄・龍之進(忍成修吾)により、斬られてしまう。
    出血がひどく、意識を失

  6. BROOK より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >とは解っているもののムカつく~~~!

    喧嘩両成敗なのに、
    なぜか丹下家だけ断絶に…
    ホント見ていてムカつきましたね(苦笑)

    ただ、典膳が淡々とそれを受け入れたのは印象的でした♪

    そうそう、千春の兄が全く登場しませんでしたが、
    次回以降典膳に謝りに来たりするのでしょうか?
    そうしれないと…(怒)

    ともあれ、長屋暮らし編にも期待しています♪

  7. BS時代劇「薄桜記」第3回

    お家御取り潰し…

    詳細レビューはφ(.. )
    http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201207270004/

    薄桜記 [DVD]角川エンタテインメント 2004-08-27売り上げランキング : 18754Amazonで詳しく見る by …

タイトルとURLをコピーしました