【ぼくの夏休み】フジテレビ昼ドラ 第15話感想

上条旅館は宿舎として接収される事になり、上条家の家族はひとまず世話係として
そのまま住み続ける事が出来ることになる。

その陰で、大五郎によるはる菜を売る計画は着々と進められていた。

 

「ぼくの夏休み」第15話

      『ぼくの夏休み』感想

せっかく帰ってきた耕作に、大五郎は

出て行け。お前がいると厄介だ。

と冷たい…。

でも、声は震えていた。
そして、海軍が下調べに来た時には、布団に隠れて震える耕作に

こんな所に居たら、お前の方がおかしくなっちまう。
出て行った方がお前のためなんだ。

と涙ながらに言う。

あの感じは、自分の事だけ考えているわけでもない気がする。
一応、親心はあるというか…。

しかし、五十嵐先生に言われた

お前はこの家の長男だ。逃げるな。しっかりしろ。

という言葉が心に残っている耕作。

拷問を受けても、和也のことは黙っていてくれた。
この人には芯がある。腐っていない。

やはり、和也の味方でいてくれる存在であるはず……。

 

下調べの時には省吾さんとも再会。
ちょっと和也の周囲が良い環境になったかなぁ…と思ったら…。

 

やはり、大五郎ははる菜を売る気満々だった。

でも、今後は軍が食料を調達してくれると言うし、もう売らなくてもいいじゃんか…。

しかも、佐代と和也を騙すために「入院させる」という言い訳つき。

大五郎が使用人の病気のために金なんか出すわけないんだし~。
佐代、もっと突っ込んでよ!!

 

しかし、疑問だわ…ほんと。
この時代に小学校4年生の女子を売る、その買い手って何

例えば、今の時代だったら日本ではない(と信じたい)けど、海外ではあるという
小児性愛者の相手や臓器売買の道具。
2008年に公開された「闇の子供たち」は、吐気がするほど悲しい映画だった。

しかし、この時代では医療技術的に臓器売買はありえないし、性として売るなら
子どもはないだろうって気がする。

子守りやお手伝いに使うなら、食い扶持を減らすために子どもを奉公に出す農家などが
たくさんあるのだから、売られた子供なんて危険な物に手を出す人はいないだろうし。

まぁ、ドラマなんだから…と、深くはツッコまないでおこう…とは思うけど、
はる菜が一体どこに連れて行かれるのかが気になるよね。

 

ほんと、まだ子どもだから単純に病院に入れてくれるんだと思っている和也が
可哀想だし、泣きわめくはる菜も可哀想だ。

 

しかも、予告…。

ぼく、腕時計が欲しいんです。
はる菜を売った金があるじゃないですか。

とか、言ってたか勇作。ありえないだろーーーーーー!!

 

そもそも、はる菜は養女ですらないし、だから、その金はあんたらの物じゃないだろ!!

その金は和也のものだろーーー!!←いや、そういう話じゃない…

これって人さらいした子どもを売ったのと同じだよね。
大罪だよ、大罪!!

 

しかも、この件について大五郎は和也に後ろめたい気持ちさえも沸かないらしい。

私は日本のドラマを字幕で見る事はないのでよく解らなかったんだけど、
このドラマの冒頭で大五郎から殴られていたのは文子と和也らしいし…。

大五郎ははる菜を売ったばかりか和也にも虐待し続けるんだ。
なんつー男なんだろう。

いつか、大きな罰が下りますようにーー。

 

※8/6からは第2部に入り、青年期を迎えるらしいです。
役者さんは、「仮面ライダーディケイド」井上正大さんと有村架純さん。
えーーこの時代のままでって事!?

 

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

(第15話あらすじ)

疑惑が晴れて、特高(特別高等警察)から解放された耕作(崎本大海)が帰って来る。
激しい拷問を受けた耕作には、おびただしい数のアザが。
ところが大五郎(升毅)は、耕作に家から出て行けと命じる。
予科練(海軍飛行予科練習生)の宿舎となる家に耕作がいると、面倒だと感じたのだ。

一方、耕作から妹を大切にしろと告げられた和也(綾部守人)は、病気のはる菜(二宮星)のために
できることを考えていた。
医師・五十嵐(山崎銀之丞)は、病気は一過性のものだから、時間が経てば
よくなるはずだと言うのだが…。

そんな中、上条旅館に海軍が接収の下調べにやって来る。
それを知った人買いの吉岡(田窪一世)は、軍宿舎の女の売買など出来ないと、はる菜の件を
ご破算にしようとする。しかし、金が欲しい大五郎はあることを企み…。

(上記あらすじは Yahoo!TVより)

 

よろしければ→【2012年7月期・夏クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

  
   

 

【キャスト】

青山和也(12) – 綾部守人
青山はる菜(9) – 二宮星

上条佐代・青山詩緒里 – 高岡早紀
青山浩二 – 中原裕也

上条マツ – うつみ宮土理
上条大五郎 – 升毅
上条耕作 – 崎本大海

上条勇作 – 森永悠希
上条栄次郎 – 西山潤
文子 -土谷春陽

省吾 – 北条隆博
鹿野 – 松田賢二

五十嵐先生 – 山崎銀之丞
五十嵐ちえ子 – 水野絵梨菜

※詳しい出演者情報はシャブリさんのブログへ

 

  

 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※FC2にトラックバックが飛ばないブログ&サイトさま記事リンク(お申し出下さい)

【ぼくの夏休み】第1・2話 3・4・5話 6・7話 第8話 第9・10話 第11・12・13話 第14話
第15話 第16・17話


コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    私は昼ドラ自体を見るのが久しぶりです。
    「さくら心中」以来かなぁ。(あれはツッコミ所満載で別の意味で面白かったです^^;)

    >このてのドラマにありがちで、それでほとんど説明してしまうナレーションがなくて、登場人物の関係とか結構複雑なのに、そういうの把握するのが苦手のわたしが!こんがらがらずに見れているし、脚本や演出がうまいんでしょうね!

    そうですね。変なナレーションじゃなくて映像とセリフでちゃんと描いている。
    上手いなぁと思いますね。
    展開もスピーディで毎日見ていて飽きる事がありません。

    この先ますます大変そうですが、楽しみ(#^.^#)

  2. ミンミン より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    放送のない土日がさみしいなあ
    仕事が夕方からなので、録画必須でなくてすむし、昼ドラは、ただなんとなく観ちゃってるけど、こんなにはまったのはひさしぶりです。
    最終週に入ると次の予告がながれ始めるけど、今年もアスヒカかなあと漠然と思ってたし、これの予告の衝撃って!インパクトハンパなかったです。いい意味でその衝撃を裏切ってないですね!
    このてのドラマにありがちで、それでほとんど説明してしまうナレーションがなくて、登場人物の関係とか結構複雑なのに、そういうの把握するのが苦手のわたしが!こんがらがらずに見れているし、脚本や演出がうまいんでしょうね!謎のふり方といい、今後の展開が楽しみです

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >新造ってのは年頃になるまでは客を取らせずに先輩たちの身の周りの世話をしたりしてる見習いの遊女の事でして。

    わかりますわかります^^;映画や漫画で見るので……。
    この時代でも、そんな遊郭で需要があったんでしょうかね…。

    >再び身請けする時にごつい額請求されると思うんです、和也には払いきれんような額になりそうでそれが怖い・・・。

    そうでしょうねぇ…。
    そんなになるまで帰れないっていうのが困りものですよね。
    絶対に1人じゃ無理だと思うので、耕作なり省吾さんなりが手を貸してくれるといいんだけど。
    どういう展開になるのか、とんだ夏休みですね^^;

  4. しげ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いきなり客取らされる事は無いと思うよ。いわゆる「新造」として買われたのだろうな、と。
    新造ってのは年頃になるまでは客を取らせずに先輩たちの身の周りの世話をしたりしてる見習いの遊女の事でして。だからその辺は大丈夫と思うんだけど・・・再び身請けする時にごつい額請求されると思うんです、和也には払いきれんような額になりそうでそれが怖い・・・。
    第二部の物語は身請けに奔走する和也の話になるんじゃないかな。

タイトルとURLをコピーしました