【ぼくの夏休み】フジテレビ昼ドラ 第35話 感想

知佳から本物の妹ではないという真実を聞かされた和也は愕然とする。
和也がはる菜のために作ったお守りを知佳が6年前手に入れたという錦糸町を今さら
走り回って探す和也…。

一方、知佳が本当の妹ではなかったという事実は、優子にも知らされた。
店で知佳と優子の会話を聞いたはる菜は、彼が兄である和也だったと知る。

「ぼくの夏休み」第35話

      『ぼくの夏休み』感想

あらすじは、ほぼ上記通りで……。

今日の回は、ツッコミ所は多々あれど、子どもの頃の思い出も懐かしく偲ばれる
ちょっと良いシーンが多かったですね。

 

どういうことだよ?いったい、どういうことだよ?

待てよ、やけどの痕は?
俺の作ったお守りは?

本気の怒りを見せて知佳に詰め寄る和也。

 

やけどは空襲のとき。

このお守りは、6年前出会ったはる菜という女の子に。
私と同じように毎日を必死に生きてるみたいだった。

ただ違うのは、一緒に生きてくれる仲間がいたこと。
それからお兄ちゃんは死んだんじゃなくてはぐれてしまったこと。

いつかは会えると信じてるって、このお守り見せてくれて。
でも、そのとき警察が取り締まりに来て。
いっつもヤバいことしてた私たちは、散り散りに逃げた。
それっきり、はる菜という女の子には会えなくて。

はる菜。
このお守り、どこで手に入れた?
はる菜にはどこで会ったんだ!?

錦糸町のガード下。
でも、もう6年前だよ?ずっとそこにいるとは思えない…。

 

お守りの中身を確認する和也。

一. すぐ泣かないこと
二. すぐに甘えないこと

一日に一回はお兄ちゃんのことを思い出すこと。
俺もはる菜のことを思い出します。

 

でも、和也は、もうはる菜の事を思い出してやっていなかったんだよね。
だって、はる菜は側にいると思い込んでいたから、思い出す必要が無かった…。

和也は、今さら錦糸町まで出かけて行って、そこらにいる人たちに聞きまわる。
当然、知っている人などいるわけもないのでした。

ニセ春菜、改め知佳は、家を出ていく準備を始めます。

本当に出ていくのか?と聞く栄次郎。好きだからね。

だって妹じゃないし。ここにいる資格ない。

いや、でも、お前がいないと家のこととか困るし。

誰か他を探してよ。
私にこのままここにいろなんて酷じゃない。

相変わらず、自分本位な言い分です。

今は本当の妹じゃないって分かって動揺しているだけだ。
もう少し時間がたてば、むしろお前が妹のふりしてくれただけで良かったって、
心の支えになったって和也だってそう思うはずだ。
だから考え直せよ。

何言ってるんだ栄次郎…
ビックリだよっっっ
そこまでお人よしでお馬鹿な人間、いるわきゃないだろーー

私が嫌なの。
本物のはる菜が見つかったら見つかった、見つからなかったら見つからなかったで、
ずっと責められてる気持ちになる。

・・・やっぱり自分本位です。

 

本物はる菜を探し回って疲れ果てた和也は優子さんの店で愚痴。

妹じゃなかったんだ。

えっ?

ずっと信じて守ってきた子が妹じゃなかったんだ。
どうしよう。
優子さん、俺どうしたらいい?

どうって…そんな大事なこと私に相談されても。
とにかく捜すしかないんじゃないの?

でも、あの子どうすんの?妹を名乗ってた子。
あの子もかわいそうな子なんだから許してやるのよ。

 

優子さんも大概お人よしです…。

とぼとぼと家に帰った和也に、今度は栄次郎がお人よし攻撃。

あいつははる菜じゃないっっ!

と、怒る和也に栄次郎がズバッとひと言。

そりゃあいつも悪いけど…。最初にあいつ見たとき、
有無を言わさず「はる菜」っつったのお前だからな!

これは、全くもっともでございます……

視聴者もずっとツッコんできた事だよーーー。 

お守り持ってるだけでとか、火傷の痕とか……

普通もっと調べてから確定するだろ!

なんて、バカなんだ和也……、という視聴者の思いもやっと届き、和也もショボン
自分の馬鹿さが許せない、と落ち込む事しきり……。

 

はる菜の方ははる菜の方で、ちえ子姉さんが

大人になったらこんな感じかも。

と描いてくれた似顔絵を大切に見て日々を過ごしたりしています。

ってか…

相変わらず、じりじりと、はる菜に「兄」の存在を知らせているちえ子。

見ようによっては親切にも見えちゃいますが…
話し方がすっかり文子が憑りついたようになっちゃって恐いんですけど。

ジャズバーまでわざわざ出かけて行って

やっぱり和也だ。うひひ…

とか、見てるし。

でも、あの人には妹がいる…うひひ…

・・・なのでした。

 

知佳は優子さんの店まで、お詫びを言いにやってきます。

色々とご迷惑お掛けしました。

私は何にも。
強いて言うなら、和也君とその本物の妹に謝るべきだよね。

はい。

で、これからどうすんの?

どっか住み込みで働けるとこ探して、何とかして本物のはる菜さんを捜したいと思います。

おやおやん…
何だか、とっても殊勝な心がけです。

 

しかし、その会話を聞いていた人間がいました。
はる菜本人です。

 

今、今何て言いました?
本物のはる菜!?

和也君の妹のふりしてたんだって。今まで。

じゃあ和也さんの妹の名前は?

はる菜です。

…じゃあ…あなたの名前は?
あなたの本当の名前は何ていうんですか?

…望月知佳ですけど。

望月知佳?
…知佳。

 

ここで、
「知佳!私よ!ほら、ガード下で会った!」

とか言う会話が交わされるのかと思ってたんだけど、それは無く~~……

そもそも、こんなに近くで見つめ合っているのに、お互いに「あの時会った少女だ!」
と、気付く事もなく~~……

お前ら6年間でどんだけ顔が変わったんだよっっ!

…っという視聴者のツッコミは置いてきぼりで、それどころでは無く
はる菜は店を飛び出して行きます。

後を追いかけて行った知佳が、むっちゃんと菊ちゃんが
「どこへ行くの、はる菜」

と、呼ぶ声を聞いて、初めて知る…

 

あの子が…本物のはる菜……!

 

はる菜は、和也のジャズバーに行き、ピアノを弾く和也を見つめます。

 

折しも、この時、和也は「ある賭け」に出ようとしてる時でした。

もう1曲、聴いてください。
この世のどこかで生きている妹のために。

 

弾き始めたのは…「世界に一つだけの花」

 

この世で、この時代に、この兄と妹しか知らない曲…

 

店のドアの外で、はる菜は泣き崩れます…。


お兄ちゃん…

お兄ちゃん…お兄ちゃん…

 

うーーーん……

この辺の回想は切なかったです。

この時代に飛ばされてきて、たくさんの不安と苦境を乗り越えて…いや、
乗り越えられずに流され続けて、ついにこんな所まで来てしまった…。

 

やっと巡り会えたよ。・泣

 

そもそも…

あんたもあんたもあんたも…

みーーんな偽名なんか使ってるから、
  こんな事になるんだよぉぉぉ!!

 

でも、

さっさっ、再会だよぉぉぉぉ!!(*゚▽゚)ノ

 

…とは、ならないみたい。
どうやら。

これで再会しちゃったら、今日で終わりでもいいもんね。

 

それに、ちえ子姉さんの計画、丸潰れだし。

 

兄妹として再会するには、好きになりすぎちゃったって事

…てことは…近〇相〇への道へまっしぐら………ぇ…

 

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

(第35話あらすじ)

知佳(逢沢りな)から、自分ははる菜(有村架純)ではないと明かされ、途方に暮れる和也
(井上正大)と栄次郎(佐野和真)。
6年前、知佳がはる菜と出会った場所を聞き出した和也は、そこで、はる菜につながる
手がかりを必死で探す。

一方、はる菜は、ちえ子(水野絵梨奈)が書いた大人になった和也の似顔絵をじっと見ていた。
菊江(伊藤麻実子)とむつみ(石丸椎菜)は、はる菜が想いを寄せる和也に似ていると言う。
でも、あの人には妹がいる…、と自分に言い聞かせるはる菜。
和也がはる菜の兄だと気づいているちえ子は…。

そんな中、はる菜は和也の似顔絵を持って、優子(村井美樹)の店を訪ねる。
どこかで見た顔ね、と似顔絵を見る優子の答えが気になるはる菜。
そこに、和也の家から出て行った知佳が現れて…。

(上記あらすじは Yahoo!TVより)

 

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【キャスト】

・第一部(昭和19年)

青山和也(12) – 綾部守人
青山はる菜(9) – 二宮星

上条佐代・青山詩緒里 – 高岡早紀
青山浩二 – 中原裕也

上条マツ – うつみ宮土理
上条大五郎 – 升毅
上条耕作 – 崎本大海

上条勇作 – 森永悠希
上条栄次郎 – 西山潤
片岡文子 -土谷春陽

小野寺省吾 – 北条隆博
鹿野健一 – 松田賢二

五十嵐先生 – 山崎銀之丞
五十嵐ちえ子 – 水野絵梨菜

吉岡 – 田窪一世
菊江 – 伊藤麻実子

 

・第二部(昭和27年)

青山和也(20) – 井上正大
青山はる菜(17) – 有村架純

望月知佳 – 逢沢りな
上条栄次郎 – 佐野和真
むつみ – 石丸椎菜
倉持京子 – 仲間リサ
佐伯優子 – 村井美樹
佐々倉祐一 – 天野浩成

 

  

 
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コメント

  1. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >私は、予科練迄行った栄次郎のふにゃふにゃ加減に、
    毎回別人では!?って思っちゃう^^;。

    そうなんだよっっ!それは出てきた時から思ってた。
    あの、母のために命をかけようとして義父を諭した栄次郎…
    あの栄次郎がなんでこんなチャラいことにーー!?と思ってる。
    (いや、佐野和真くんは好きなんだよ^^;)
    この役は「椎名一郎」で良かった気がする。
    栄次郎でなくちゃいけない理由が解らないー。

    >今週は、キクちゃんのパンパン娘姿に圧倒されました。

    ねーー。元々女郎屋にいたわけだし…まぁ、彼女はプロと言えばプロだよね…。

    どうも今日からニセはる菜・知佳が良い人化しちゃうみたいだし…
    最終回がどうなるのか気になる~。

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >一部の脚本家さんは、違う方のてで今の展開になったドラマをどう思っていらっしゃるのか?なぜ一部の脚本家さんが最後までかかれなかったのか?公式ではこういう話は、ハネられるみたいです。

    でしょうね~…公式が書けない何かが脚本家の交代に隠されている……
    まぁ、脚本家が最初から複数いたり交代したりするのは珍しい事ではないですけどね^^;
    でも、何だか作品意図までがかわってしまうと…
    どうも、私が見ている感じでは、脚本家が交代したよりもプロデューサーまでもが
    変わってしまったのでは?って思っちゃいますよ。

    ツッコミはたぶん、このドラマを見ている万人が思っているような気がしますww
    それでも見ちゃってるんだから不思議なもんです( ̄∀ ̄)

  3. 紫花浜匙 より:

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    一人でご飯食べながら、同じ様にツッコミしてる主婦は多いでしょうね(^▽^)。

    私は、予科練迄行った栄次郎のふにゃふにゃ加減に、
    毎回別人では!?って思っちゃう^^;。

    これからちえ子の蟻地獄に、
    春菜が足を滑らせて行くんだろうな〜と思ったら、あっけなかったね〜。

    今週は、キクちゃんのパンパン娘姿に圧倒されました。
    キクちゃんは、ホントいい人だね。
    あと2週間で、夏休みはどう終わるんだろうね。

  4. ミンミン より:

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    前の回の記事で一部の脚本家さんのブログに飛べたので、いってきました。一部の脚本家さんは、違う方のてで今の展開になったドラマをどう思っていらっしゃるのか?なぜ一部の脚本家さんが最後までかかれなかったのか?公式ではこういう話は、ハネられるみたいです。
    一つの物語を共同でつくりあげられている昼ドラは、何人かの脚本家さんがかかれていても、そんなに気にならなかったのに・・
    テレ朝のシリーズ物も同じで、脚本家さん演出家さんそれぞれの特徴を感じ取るのも、見る楽しみのひとつだったりしますが・・

    なんか!色々発表も最初からされていなかったり、大人の事情?があるんでしょうかねえ?

    なんというか、くうさんのつっこみが、一番おもしろい!
    ありがとうございます。それしかいえません

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