NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第2回 感想


小学校へ数日間通っただけで字を覚えたはな(山田望叶)は、夢中で本を読みふけるように。
娘の才能を感じた父・吉平(伊原剛志)は、はなを東京のミッション系女学校へ入学させようと
するが、村人たちに「西洋かぶれでおかしくなった」と言われる。
母・ふじ(室井滋)も「うちのどこに、そんなお金があるのか」と反対する。
そんな折、地主の徳丸(カンニング竹山)が小作料を上げると発表。
はなの家族にも動揺が走る中、はなは…。


(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

連続テレビ小説「花子とアン」第1週「花子と呼んでくりょう!」 第2話

     朝ドラ『花子とアン』

 

竹山さん、キターーー!! 

この後、竹山さんの娘も登場するからね……。
(ウソです。エイプリルフールだから~。 誰の事だか…想像してみて…)

 

伊原さんのおとうがいいよね。やっぱり。
なんか、主役よりも天真爛漫でKYな感じが愛おしいよね。 

おとうが行った先は「修和女学校」。

あの、ちょっくらお尋ねします。
この学校へ入るにはどうしたらええでしょうか?
うちに賢い娘がおるんです。
女の子だけんど飛びっ切りええ教育を受けさせてえんです。

と、思いっきり日本語で外人教師に交渉…っていうか…
これじゃただの娘自慢。 
親バカっぷりが何か微笑ましい。

それどころか、女学校に入るために家族全員で洗礼を受けに教会へ行くと言い出した。

おかあとじいちゃんは、めいっぱい困惑である。

 

お父さんのお気持ちは分かりましたが、あんなに小さいお嬢さんを女学校の寄宿舎に
入れるとなればご家族全員の理解と応援が必要です。
よく話し合って下さい。

と、牧師さんに言われてしまう。
牧師さん…プロテスタントなんだね。

村岡花子さんの家は元々クリスチャンの家庭だったらしいので、この辺は丸々創作。

 

教会で、たくさんの本を見て目を輝かせるはな。
東京の女学校に入れば、もっといっぱい本があると言われて、その気になるのだった。

 

西洋かぶれで頭のおかしくなった婿さん。
あんた、村の人らにほう言われてるだよ。

 

おかあは、入り婿の夫に対してあまりガミガミ言わないが、婿をよく思わない父親との
間で板挟みになっているよう…。

 

何と言われようと俺はあの子にこぴっとした教育を受けさせてえんじゃ。

 

おとう自身はもっと教育を受けたかったのに、やはり家の事情で受けられなかった生立ちがある。
娘には後悔しない人生を送らせたい。そんな気持ちかな。

しかし、はなだけ学校に行かせて兄の吉太郎の方はいいんだろうか…。

たぶん兄も学校なんか行かない人生を当たり前として育っている。
この辺、後で何かしらの歪みが出て来そうな気がする。

 

そうやって、おとうにブツブツ言いつつも、ちゃんとはなに弁当は持たせてくれるおかあ。

それをポロポロこぼしながら食べるはな。

「お行儀が悪い訳ではありません。
麦やヒエやアワのお弁当は箸でつかめません。
どうしてもポロポロこぼれてしまうのです。」

なるほどね~…と、思ったわ~。

対して、白飯の綺麗な弁当を美味しそうに食べる地主様の息子・武。
白飯ね……だよね…当たり前じゃないんだよね…白飯…
いや…何でもありません…。

 

庄屋様(竹山さんキターー)から小作料の値上げを要求され、父親から

婿殿が行商なんかやめて地道に田んぼ手伝ってくれりゃあ、どうにか食うだけは
食っていけるけんど。

と言われて、板挟みのおかあ。

なのにノンキに女学校のことばかりのおとう。

家の苦しい事情を聞いてしまったはなは、翌朝両親に言う。

 

おとう。おらは東京の学校なんか行かん。
本ももういいだよ。ちっとも読みたくなくなったさ。

教会はおとう一人で行ってくれちゃ。

ほれから今日から弁当は要らん。

 

女学校なんか行かなくても、目を閉じて空想の翼を広げれば……。

 

あきらめの境地に至ってしまった…。

今日日、勉強なんか全然やる気もないのにタラタラと学校に通っている人間ばかりなのにな。
こういう子に学校に行って欲しいよな。

…と、こういうのを見るたびに思う。

学問がしたくても出来なかった時代に育った人たちが、貪欲に自学自勉に勤しんだ時…
本当に偉い人になるんだよね。

とっても忙しいだろうおかあだけど、こういう時はきっと娘に心配って
くれるんだろうなぁ…と期待してる。

 

さて…。初回の視聴率は21.8%だったそうで。
なかなかな滑り出しなのではないでしょうか。

何や不評っぽいナレだけど。
私は慣れたで。 

 

今期は2週間子役時代だそうで。
いいね。この時期を大切に描いてドラマ全体を郷愁感に浸れる出来にしていただきたい。

この美しい風景がずっと心に刻まれるように。

 

よろしければ→【2014年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(少女期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(少年期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華
安東もも … 土屋太鳳

木場朝市 … 窪田正孝(少年期:里村洋)
徳丸武 … 高澤父母道
本多先生 … マキタスポーツ
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
醍醐亜矢子 … 高梨臨
村岡英治 … 鈴木亮平
葉山蓮子 … 仲間由紀恵
梶原総一郎 … 藤本隆宏
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
宮本龍一 … 中島歩

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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 【花子とアン】
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コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >原作者と翻訳者は違うのだからあまりにも赤毛のアンを思わせる描写はちょっと抵抗があります。でもタイトルが「花子とアン」だからこれでいいんですよね。

    うん…そういう話らしいです。
    実在の人の伝記+赤毛のアンシチュ入れ込みって感じでいくみたいです。
    そこは覚悟が必要だと思います。

    >ただ毎回毎回「ごきげんよう さようなら」で締めるとくどくなりそう。
    「はやらせたい」とかやめてほしいです。

    これはね~^^;ずばり流行らせたい、みたいです。
    私はそれよりも主題歌の方が馴染めません。

    >かーちゃんが「働きづめなら吉太郎だって」と名前を出したのはよかったです。

    ですよね!これはそう思いました。
    はなばかり贔屓しているように見える理由をこぴっと知りたいです。

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    周造お祖父ちゃんはマシューっぽいしな
    学校の名が「阿母」だと思ったら
    教会の名は「阿母里」で、まんまアボンリーだし(笑)

    そこまで小ネタを入れなくても良い様な気も…

    今はまだ導入部だから仕方ないか
    アンに出逢い運命を感じるまでの塗り重ねっちうヤツ?

    …ひじゅにですが何か?

    「こ…

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    男子禁制だと英語で文句を言われても意味が分からずひたすら笑顔・・・・。

    後日。
    吉平「はな!東京の女学校へ行ったら大好きな本がなんぼうでも読めるだぞ。」…

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    内容
    はな(山田望叶)が本を夢中で読む姿を見た吉平(伊原剛志)は、
    突如、どこかへ姿を消したと思ったら、
    帰ってきた途端、一家で洗礼を受けると言い始める。
    また始まった。。。と、ふじ(室井滋)らは呆れかえるばかり。
    それでも吉平は、はなを連れて、近くの教会…

  8. ごらん・・・あれが白いご飯・・・美味いずら(山田望叶)

    昨日はエイプリールフールである。 「嘘をついてはいけません」と人の道は説かれるわけだが・・・同時に「嘘も方便」という言葉も教えないと教養としては成立しない。 「嘘にはついていい嘘と悪い嘘があります」と教えることが肝心だが・・・何が善で何が悪かを定めることは非常に難しい。 五分前のことを忘れてしまう人

  9. ゆう より:

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    原作(原案)となった本、アンシリーズも読みました。
    村岡さんが翻訳されたアンシリーズ文庫本の表紙絵が好き。
    それとモンゴメリの中では書簡集Ⅰという本が好きです。
    原作者と翻訳者は違うのだからあまりにも赤毛のアンを思わせる描写はちょっと抵抗があります。でもタイトルが「花子とアン」だからこれでいいんですよね。
    原作どおりではなく脚色がたくさん入っていそうです。

    OPはタイトルバックの景色が美しい。現地に行って撮影してきたのかな。
    アンのアニメも違和感なく楽しめます。
    私がひねくれてるのかもしれませんが歌のうまい人にはどうもドヤ感を感じることがあります。
    主題歌を歌ってる方もとても歌唱力がありますよね。
    今回はそのドヤ感がいつもよりは薄いように思います。

    ナレは荒れ地の魔女をイメージして観ているとそれほど違和感がありません。
    ただ毎回毎回「ごきげんよう さようなら」で締めるとくどくなりそう。
    「はやらせたい」とかやめてほしいです。

    物語はたくさんいるきょうだいの中で花子さんだけが教育を受けたこと。
    最初に知った時は驚きました。長男に、となるような気がしたので。
    これからでてくるのでしょうけどそこを納得がいくように描いてほしいです。
    でもとーちゃんの気まぐれだったなら納得も何もないかな。
    かーちゃんが「働きづめなら吉太郎だって」と名前を出したのはよかったです。

    おなかすいたのを我慢して空想のおにぎりを食べる。
    どんな贅沢な食材を使った豪華な料理よりもずっとおいしそうでした。

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