NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第7回 感想


東京の修和女学校に編入したはな(山田望叶)は、英語教師・富山(ともさかりえ)に
「一度でも落第点を取ったら退学」と告げられ、緊張する。
はなは寮母・茂木(浅田美代子)に寄宿舎へ案内され、同室となる醍醐(茂内麻結)と
意気投合するが、上級生・白鳥(近藤春菜)には、さっそく言葉遣いや振舞いを厳しく
注意されてしまう。
やがて校内で大きな図書室を見つけ、小躍りして喜ぶはなだが、並んでいる本を開いてみると…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

連続テレビ小説「花子とアン」第2週「エーゴってなんずら?」 第7話

     朝ドラ『花子とアン』

 

「名前は何ていうの?」
子どもはちょっとためらってから「私をコーデリアと呼んで下さらない?」と熱心に頼んだ。
「私の名前って訳じゃないんですけど、素晴らしく優美な名前なんですもの」
「コーデリアというんでないなら何という名前なの?」
「アン・シャーリー。アンなんてとても現実的な名前なんですもの」

…私みたい…。

 

『赤毛のアン』を読みながら、ふっ…と笑う花子。

いやいや…「私みたい」ではなく、あなたが「アンみたい」なのですよ。 
まぁ…アンは場違いなところで突然「コーデリアと呼んでくりょ」「コーデリアと呼んで
くりょ」と繰り返すようなことはしていなかったと記憶していますが……。 

 

…ってことで、アン…じゃなかった、はなはお父と2人で汽車に乗る。
東京へ向かうのだ。

 

心配するな!
修和女学校はそりゃあ素晴らしい学校じゃ。
はなの大好きな本が山ほど読めるし、海の向こうのカナダっちゅう国から来た先生たちが
英語で授業をして下さるんじゃ。

英語?

グッドモーニング。グッドアフタヌーン。グッドイブニングじゃ。

何でえほれ。何かの…呪文け?

英語の挨拶じゃ。
おとうもこれしか英語は知らんがこれさえ覚えとけば大丈夫。なんとかなる。

 

いやいや…何とかならないと思うぞ…。

 

実際、何ともならなかった。

 

「そこは、はなが生まれ育った甲府の村とはまるで別世界でした。」

 

この別世界感がいいよね~…。

ロケ地。
修和女学校の建物は、博物館明治村にある「北里研究所本館・医学館」なのだそうで。

   花子とアン7

行った事あるぞ、おら…しかし、ものすっごい前なので記憶が……。

 

生まれ育った甲府の村と、この白い美しい洋館…。

臆する…とはこういう時に使う言葉だろう。
好奇心旺盛な子ども・はなもさすがにちょっと足が止まる。

しかも、初めて見る異人。初めて聞くワケの解らない言葉・英語。

現れた3人の先生は全員ニコリともしない。こえぇぇぇぇぇぇ。

 

「修和女学校は明治時代の初めにカナダの宣教師によって作られたミッションスクールです。
 生徒の多くは華族や富豪といった特権階級のご令嬢たちでしたが、はなは吉平の奔走で
 特別に入学を許されたのでした。学費免除の給費生として。」

 

給費生になれるほどまで優秀でなければ当然なれるわけはなく…。

ちょっとここ弱いよね。
だから、甲府時代が弱いと先週書いたじゃんね。

しかしここは想像の翼を使って、あの辞世の詩がここまで効いたのですねと思うしかない。
それにしても「吉平の奔走」じゃ無理だと思うけど……もんもんもん…。

 

玄関に出てきた怖い先生は、

校長のミス・ブラックバーン。
校長の通訳兼英語教師の富山先生。
寄宿舎の寮母兼裁縫教師の茂木先生。

 

安東はなでごいす。よ…よろしくお願えしやす。

よろしくね。はなさん。

本当の名前は「はな」だけんどおらの事は「花子」と呼んでくりょぅ……
「はな」で結構でございます。

おとう、さすがに空気読んだぁぁぁぁ。 

 

神様の御前では人は平等。身分なんて関係ありません。
寄宿生はみんな姉妹同然ですからね。

ただし、あなたは給費生です。
その自覚だけは忘れないように。
ここでは徹底した英語教育をしています。
特に給費生はほかの生徒よりも一層勉強に励まねばなりません。

一回でも落第点を取ったら学校をやめてもらいます。

 

ここで、思わず「てっ!?(‘t’)/」と言ってしまうはなであった…。

現に前にいた給費生はすでに落第して退学になったそうで。こりゃキツイ…。

 

寮を案内してもらう。

同室の学生は、

・高等科の白鳥かをる←ハリセンボン近藤キターー!角野卓造じゃねーよ。
・本科の一条高子←優しそうだけど得体が知れない…。
・編入生の醍醐亜矢子←チョー可愛い。貿易会社社長令嬢。

ここでは上級生を「大きい方」下級生を「小さい人」と呼ぶのだった。
ホビット族じゃねーよ。

 

あ、何だか池田理代子先生の「おにいさまへ」の世界……。
   

 

な~んてノンキな事を言っている場合ではなく…。

「美しく正しい日本語」のための甲州弁矯正。
周りは華族のお嬢様ばっか。
シュレック…じゃねーよ、地主さまそっくりな同室の「大きい方」←目方じゃねーよ。
やっと巡り会えた図書館の本は全部英語。

 

はなの運命はいかに!!

 

おっ……ちょっと面白れーぞ。

 

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 高澤父母道
本多先生 … マキタスポーツ
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
村岡英治 … 鈴木亮平
葉山蓮子 … 仲間由紀恵
梶原総一郎 … 藤本隆宏
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
宮本龍一 … 中島歩

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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 【花子とアン】
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コメント

  1. おリボン>『花子とアン』第7話

    いよいよ女学校編

    同室になった同級生のお嬢様は
    醍醐亜矢子(だいごあやこ)

    ダ イ ア ナ か?

    …ひじゅにですが何か?

    「大きい方というのは目方のことではなく」by美輪

    ↑コレって笑いどころなのでせうか?
    相手がお笑いの人@近藤春菜なだけに?

    白鳥という姓から『梅ちゃん』に出てた白鳥久美子を連想してしまった。
    こちらの白鳥さんも、あ…

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    1945年(昭和20年)東京。夜。
    「『名前は何ていうの?』子どもはちょっとためらってから『私をコーデリアと呼んで下さらない?』と熱心に頼んだ。」

    どうやら原稿用紙に向かい 翻訳文を読んでみている様子の花子(吉高由里子)。
    「『私の名前って訳じゃないんですけど すばらしく優美な名前なんですもの』『コーデリアというんでないなら…

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