NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第55回 感想


4年の月日がたち、はな(吉高由里子)もすっかり小学校の教師らしくなっていた。
ある日、行商から戻った吉平(伊原剛志)が、見合い話を持ってくる。
はなは「見合いはもうこりごり」と言うが、今度はもも(土屋太鳳)への見合い話で、
相手は北海道へ移住しようとしている青年だと言う。
吉平は熱心に勧めるが、ふじ(室井滋)は否定的で、もももあまり乗り気でない様子。
はなは、ももはひそかに好きな人がいるのでは、と思い始める

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「花子とアン」第10週「乙女よ、大志を抱け!」 第55話

     朝ドラ『花子とアン』

ちょー簡単感想で~…。 

 

時代は今、北海道だ!
まだ誰のもんでもねえ土地がほこら中にあるし、金持ちも貧乏人もねえ。
みんな平等だ!

 

これは~~~………

いいのでしょうか…NHKさん…。

いや、色々と寄ってきそうだから色々とは書かないけれどもさ~。
北海道の歴史において、すごく引っかかる視聴者もいると思うのよ…
「日本は単一民族」なのか否かで嵐になる元になっている北海道という土地。

た…たとえば…あ…あいぬとかぁ……

 

年月はまたまたすっ飛ばされ、4年の年月が流れ1918年(大正7年)。

映画『許されざる者』の舞台はその30年ほど前…。

えっと…歴史の話を抜きにして考えてもさ、極寒の地で未開の土地を開くって…
もんの凄い大変な事だって察して
熊さんもおるでよ…。

 

すっかり教師らしくなったはな(ナレーション談)が地主さまに借金を返しに行くと、
この調子ならば今年中に返済終了するだろうという。

てっ…一体いくら借りてたの

ってか、おとう、B…あ、失礼、だけれども行商の腕だけは確かなの
何売ってどんだけ稼いでるんだよ。

 

完全に憲兵になっちゃったらしいおにいやんからの手紙に家族が微笑んでいる時、
あの男が帰ってきて…そして、とんでもない事を言い出すのだった。

 

いい土産を持ってきただ!
縁談話じゃ!

 

戸惑うはなに言うことには、対象は はな ではなく、か よでもなく、もも だとか。

 

旅先で知り合った森田君っちゅう若者だけんど、これがなっかなか見込みの
あるやつでなあ!
新天地の開拓のために一家挙げて北海道に移住するだとう!

森田君はほりゃあいいやつなんじゃ。
働きもんの もものこん話したら、向こうも是非にと言ってくれてる。

ほれに時代は今、北海道だ。
まだ誰のもんでもねえ土地がほこら中にあるし、金持ちも貧乏人もねえ。
みんな平等だ!

これっからは北海道の時代だ!
偉え外国の博士も言ってる。
え~…何だっけな…ボーイズ ベー… アン…。

Boys, be ambitious.

ほれほれ!ボーイズ ビー アンビシャスだぞ!もも!

 

あっ、おとう。ももは女の子だからGirls, be ambitious.

 

おお!ももよ、大志を抱けし!
森田君はな、でっけえ野望を持った熱い男だ。
どうでえ?夢のある縁談ずら?

 

お前が行けよ!!!!!

そして、はな…Boysにツッコんでる場合じゃねーづら。
極寒の地を開拓する大変さとか、教師として説明しなくていいずらか……。

 

もちろん、ももには「北海道」がどこにあるかさえ解らない。
ただ甲府の家族の近くで暮らしたいと言うのだった。

 

だいたいさ~もう、今日のこの話で、先週おかあが無理やり設定してくれた

「おとうは吉の入隊も はなの結婚も子どもが離れてしまうのが
寂しいから反対している……」

 

っていう、ちょっとだけ愛おしい人物設定も台無しじゃん。

自分で作った設定を自分で台無しにするこの脚本の意図は一体…。

ってか、おとうをここまで酷い人物設定にする意味とは…。

 

おとう。
もっと ももの気持ち考えてやれし。
おら ももが赤ん坊の頃から子守してきた。
おしめ替えて背中におんぶして一緒に学校にも通った。
おとうやおかあに負けねえぐれえ、おら ももの事が可愛くてたまらん。
ふんだから、ももが好きな人と幸せになってくれる事が一番だと思う。

 

と、愛おしい長女に説教されて「ほーー?」という表情のおとうであった。

 

この顔…よくやっているけんども…

つまり…この人は「バカボンのパパ」的に生ぬるく見守ればいいのだろうか。
なんか、思い出しちゃったよ。 

 

ああ…そうそう、今日のテーマはそんな事ではなくて、ももが朝市を好きだと鈍感な
ヒロインが気付き、くっつけようとするストーリーなのだった。

 

てっ!木場先生モテるじゃんけ…。

 

当然じゃんけ…中の人、誰だと思ってるんだYO!

 

一応、実在の村岡花子さんの妹・千代さんが17歳で北海道に嫁いで苦労している
らしいが……こっちの ももは姉のせいで失恋して傷を癒すために「夢の国」北海道に
行って、開拓に苦労すんのか…。

どんだけ地獄設定……。

 

ではでは、ごきげんよう。

 

※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。

 

よろしければ→【2014年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

葉山蓮子 … 仲間由紀恵

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
白鳥かをるこ … 近藤春菜

ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮

葉山晶貴 … 飯田基祐
村岡英治 … 鈴木亮平
梶原総一郎 … 藤本隆宏
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
宮本龍一 … 中島歩

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一

一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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コメント

  1. ゆう より:

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    @カーネーション
    「おなかをこわさなければなんとかなる」ゆうことになっても「安岡のおばちゃんはそういうわけにはいかないようでした」泣くまいと固く口を閉じてはりついたおばちゃんの顔思い出すだけで泣けてきます。平吉は後から考えるとこの回が最後だったのかな?
    「猿でもいい」「猿がうまれた」コールに「失礼な」という糸子に母性をみました。

    @マッサン
    主人公夫妻が記念館を訪れ、余市で撮影開始というニュース。
    目立つ所に関連グッズ(お酒ですがな)が並び始め、
    余市郡仁木町ではさくらんぼ狩りのシーズンというニュースも。
    朝ドラ関連地場産業活性化に熱が入っているようです。

    @花アン
    なにが腹立つて「北海道にお嫁に行かせた」が史実だということ。ドラマの中の安東家は
    「祖母にとって「こうであってほしかった」という夢の家族だとおもいます」
    と原案者のお孫さんがトークショーにて語ったそうです。失礼ながらあのおとうで夢って…。

  2. 4年後>『花子とアン』第55話

    朝ドラを全く観ていなかった友人某
    (『梅』『純愛』で調子こいてた友人とは別人)が
    私の影響で今作から観始めて

    「なかなか面白いね」
    とメールを寄越したんだけど

    何て返事したら良いでせう…

    …ひじゅにですが何か?

    「もっと、ももの気持ち考えてやれし」by花子

    まさにこの「気持ち」を理由に
    お父は花子の縁談に猛反対したんじゃなかったっけ?

  3. 4年後>『花子とアン』第55話

    朝ドラを全く観ていなかった友人某(『梅』『純愛』で調子こいてた友人とは別人)が私の影響で今作から観始めて「なかなか面白いね」とメールを寄越したんだけど何て返事したら良い…

  4. 花子とアン (第55回・6/2) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
    第10週『乙女よ、大志を抱け!』【第55回】の感想。

    4年の月日がたち、はな(吉高由里子)もすっかり小学校の教師らしくなっていた。ある日、行商から戻った吉平(伊原剛志)が、見合い話を持ってくる。はなは「見合いはもうこりごり」と言うが、今度はもも(土屋太鳳)への見合い話で、相手は北海道へ移住しようとしている青年だと言う。吉平…

  5. 連続テレビ小説 花子とアン(55)「乙女よ、大志を抱け!」

    久々の花子とアンレビュー。 あれから4年はなは先生らしくなっていた。
    ある日、行商から戻った吉平さんが見合い話を持ってきた。
    ん?もしかしてはなに?と一瞬思ったが何と見合いはももちゃんに・・・
    相手は北海道に移住しようとしている青年。吉平さんは乗り気だ。
    しかし、ももちゃんはあまり乗り気ではないようだ。
    もしかして誰か好きな人が?ももちゃんもそういうお年頃になった。
    どうやらもも…

  6. 連続テレビ小説 花子とアン(55)「乙女よ、大志を抱け!」

    久々の花子とアンレビュー。 あれから4年はなは先生らしくなっていた。ある日、行商から戻った吉平さんが見合い話を持ってきた。ん?もしかしてはなに?と一瞬思ったが何と見合いはももちゃんに・・・相手は北海道に移住しようとしている青年。吉平さんは乗り気だ。しか…

  7. 花子とアン 第55回

    『乙女よ!大志を抱け!』

    内容
    はな(吉高由里子)が、はじめて子供たちを卒業させて四年。
    教師らしくなってきたはな。

    そんなある日のこと。行商から帰ってきた吉平(伊原剛志)が
    もも(土屋太鳳)の縁談話を持ち帰ってくる。
    新天地開拓のため、一家で北海道に移…

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