NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第72回 感想


蓮子(仲間由紀恵)に去り際に言われた「素敵な恋をしていて羨ましい」という言葉が、
はな(吉高由里子)の胸に引っかかっていた。
梶原(藤本隆宏)から、郁弥にもらった本の翻訳を明日までに仕上げて欲しいと頼まれたはなは、
かつて英治(鈴木亮平)からもらった英英辞典の力を借り、徹夜で何とか書きあげる。
達成感をかみしめている時、はなは辞典に一枚の紙がはさんであることに気づく。
そこには蓮子(仲間由紀恵)の筆跡が…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「花子とアン」第12週「銀座のカフェーで会いましょう」 第72話

     朝ドラ『花子とアン』

 

ちょー簡単感想で~…。 

 

本日は、村岡花子さんのお誕生日なのらしい。

 

ご本人さまはこのドラマを空から見て、一体どう思っておられるのでしょうか……。

お孫さんの村岡恵理さんは、講演会でここまでの脚本・演出について「失望」している
おっしゃったそうで。

そら…そうだよね…。
だって、もう文学者のお話じゃないもん。

今日も、見ていて思ったわ。

「王子とこじき」を新しい雑誌に掲載したいからと翻訳の締め切りを早められ、
徹夜で訳す主人公。

本を読みながら辞書をひいて書く……。
わぁ…ほら、一生懸命仕事している描写をこうして入れれば、とても「らしい」
じゃないか!!

 

と、ちょっと見直したのに、それすらもただ辞書の間から蓮子さまの手紙を見つけるための
エピソードだったんだよね。

そして、出来上がった原稿を村岡印刷さんに届けに行くためのエピソードだったんだよね。

 

全てのエピソードは恋のため…の踏み台にすぎないのだった。

 

その描き方もさ…「落としたハンカチ拾う出会い」みたいな~使い古された少女マンガ的
なのよね、ものすごく。 

窓を開けたら原稿が風に舞ってしまい…2人でそれを集める…。

 

「この辞書の贈り主はずうっと前からはなちゃんの心の中にいたのね。
自分の気持ちに素直になりなさい」

 

蓮子さまのお手紙を読んで自分の気持ちに気づいた主人公。

 

その時、はなにははっきりと分かったのです。
はなの夢を支えていたのは誰だったのか。

 

いやいやいや……甲府にいる間、村岡印刷さんの事なんてちょびっと(こぴっとじゃねーよ)も
思い出さなかったじゃん。

 

ここで「夢を支えていたのは生徒や家族だったのです」と言われても違和感覚える
くらいなのに、村岡印刷さんが夢を支えていたとか言われたらもう…ほんとに
意味不明………

 

そこまでしてこの恋愛に結び付けたいなら、もっともっと村岡さんをクローズアップ
しとくべきだっただろう…。

文学者のストーリーとして足らな過ぎるのはモデルの方のご遺族がガッカリする
レベルであることに間違いないが、恋愛ものとしても足らな過ぎるんだよ。

 

私の心臓はパルピテーションの嵐です!
あなたのせいで…。
好きです!

 

やっと言ったーーーーーー!!!

 

…って、ならないじゃん、これじゃ。
ただただ唐突…。

 

予告でデンとはなが出会うらしい事が解って、そこだけが興味ひかれる所でございます。

 

ところで、たった今、ツイッターに「朝ドラを楽しみにしている」という村岡恵理さんの「寄稿」が
上がって来たのですが、こういうのが大々的に記事になって「不満発言」の方は話題にも
ならないのはこれいかに…。 

ネットって…こわっ。

 

ではでは、ごきげんよう~。

 

※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。

 

よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

葉山蓮子 … 仲間由紀恵

村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太

村岡平祐 … 中原丈雄

宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜

ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和

一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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コメント

  1. ゆう より:

    SECRET: 0
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    今期はいままでに増して「視聴率ってなんだろう…」と思うことが多いです。
    低視聴率と言われるけれどしっかりした作りで独自の世界を持っていて登場人物皆に愛着を覚えるドラマがたくさんあるからです。今期はいいドラマたくさんありますよね。
    そんななか親戚の集まりにいき「朝ドラ視聴者か~」と思わされることがありました。まあ親戚のおいちゃんおばちゃんたちなわけですが主人公が酔っぱらうシーンに「でました」と拍手喝さいしてる…。いや、おいちゃんおばちゃんたちを悪く言うつもりはないんです。少人数のある年齢層、狭い範囲、限定至近距離の私見ではありますが観察したところ彼らが好むのは…
    ・一話完結の勧善懲悪の物語が好き(とくに時代劇)
    ・パターン化された物語が好き(安心して見ていられるらしい)
    ・記号化された人物像が好き
    ・心理的感情的に掘り下げた表現を嫌う(感情を揺さぶられるようなのは苦手)
    ・矛盾には突っ込まない(矛盾だとも気がつかない)
    ・はっきりした結果があれば経過は問わない
    ・定番化されたイベントが始まると嬉しい(待ってました!という)
    これ、花アンにあてはまります。
    先週は「サダはなにしに甲州へ」でしたが今週は「蓮子はなにしに東京へ」でした。
    朝市の自分への気持ちには一向に気付きませんが、ももが朝市が好きなのにはめざとく気付き、
    気持ちを伝えるように促します。
    伝助の自分への気持ちには一向に気付きませんが、村岡と花子の気持ちにはめざとく気付き、
    自分の気持ちに正直になるように伝えます。
    主人公が新しいステージに移動すると、まず突飛な失敗をやらかし、誰かに「向いていない」といわれ誰かが意地悪を言う役回りになり、いろいろあって(経過はあまり描かれない)、人々の「誇り」になります。
    毎週のように起こる退学騒ぎ。高い棚に手を伸ばしぴょんぴょんし村岡さんに取ってもらう。
    アルコールに弱くすぐにべろべろによっぱらう。洋書を見ると夢中になる。
    同じパターンが繰り返されています。これ、わかって作ってるんじゃないかと思うんですよね。
    「馬鹿が読んでもわかる翻訳」という言葉も三回出てきました。喝采している場合じゃない。
    そういえばおいちゃんたちは「あまちゃんは苦手」でした。「よくわからん」と言ってました。「カーネーションは感情が動くから嫌だ」とも。家族で観ていられる軽い話が好きだと。
    そういう層が視聴率を握っているのも確かで、そういう層に向けて作っているのではないかと。
    しかし彼らは恋愛ものが大の苦手…。とくに結婚しているひととの恋愛は。だからこれからはわからないです。そのための予防線として主人公を主体性のない受け身のタイプにしたと思います。
    長々と書いて(毎日のようにコメント書き込んで)お目汚しごめんなさい。
    しばらくROM専に徹しようと思います。レビュー楽しみにしています。

  2. 花子とアン 第72回

    内容
    翌朝、蓮子(仲間由紀恵)は、去って行く。
    ただ、“素敵な恋をしていてうらやましい”という去り際の言葉に
    ひっかかるはな(吉高由里子)

    そんななか、梶原(藤本隆宏)から
    明日までに翻訳を仕上げて欲しいと言われ。。。

    敬称略

    “はなの夢を支えていたのは、…

  3. 【花子とアン】第72回「抱擁」&第11週視聴率

    今日は、蓮子のお陰もあって、ようやくはなが自分の村岡に対する気持ちに気づいて、好

  4. より:

    SECRET: 0
    PASS: e86aba6ec2c6d042d3bb2c7e049a0ee8
    村岡理恵さんが失望したとおっしゃる気持ち、よく分かります…。ついでに、伝助のモデルとなった子孫の方々も失望しているだろうなと想像がつきます…。私もここまでの物語にがっかりしてます。せっかく村岡花子という素晴らしいモデルがいて、しかも白蓮という有名人と女学校時代から交遊があり、花子の「赤毛のアン」翻訳の強みが、女学校時代にカナダ人教師の生態(というのも失礼だけど)に触れていたこと、なんていう話を聞けば、実話をそのまま映像化した方がいいと思うのです。脚本家に???な想像の翼を広げられるよりも、絶対にドラマとして説得力と魅力のあるものになると思うのです。脚本家が作り上げた実話と異なる設定やエピソード――クリスチャンであることが不明な設定、貧農の生活、故郷の小学校で教師となる――など、どれも物語を薄っぺらなものにしていて、つまらなかったです。

  5. 暗示?>『花子とアン』第72話

    雨の中のハグは『梅』への
    原稿めがけてジャンプ!は『あま』への
    オマージュちうヤツでせうか?

    違うだろ

    …ひじゅにですが何か?

    「夢を支えてくれた」by美輪

    ああ…

    また出たよ

    『花アン』名物“後付け”!

    花子に「夢」がある、という話は
    ある日突然出て来た。

    全国お茶の間が
    「はあ?」
    の嵐だったと思われる程に…

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