NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第101回 感想


村岡家に身を寄せていた龍一(中島歩)と伝助(吉田鋼太郎)が鉢合わせ、
英治(鈴木亮平)も巻き込んでの大乱闘に。
英治はやっとの思いで二人を引き離し、緊迫感をはらんだまま、座卓を囲んで
男たちの奇妙な話し合いが始まる…。
その頃甲府では、お腹の大きくなった蓮子(仲間由紀恵)が、花子(吉高由里子)と
共に安東家へ暖かく迎え入れられていた。
ところが立ちくらみをした蓮子を見て、吉平(伊原剛志)がある勘違いを…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「花子とアン」第17週「腹心の友ふたたび」 第101話

     朝ドラ『花子とアン』

 

ちょー簡単感想で~…。 

 

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事を
スルーする事をお薦めします!

 

今日は楽しかったわ……開始5分間は。
爆っっっく 笑したわあはははははははは!!!!!!!

ちゃぶ台超えるデンの飛び蹴り!!!
   花子とアン101

 

私は外しますから。

 

と、そそくさと逃げようとする英治を捕まえるデン。

村岡しゃん、おっちゃれ。
2人だけんなったら俺はこの男を殺すかもしれんき!

 

あはははははは・・・・・・・・あはははははははは・・・・・・wwwww

 

デンは「はなちゃん」ならば蓮さまの居場所を知っているかも知れないと
やってきたのだった。8ヶ月も経ってから!!?

 

一つ聞いちょくが…。

 

…なんですか…?

 

うふふ…もう迫力が違うばい。
大人と未熟な子どもくらい違うばい。

 

お前は蓮子が石炭王の女房やきちょっかい出したっちゃやろ?

駆け落ちやらしたとも、石炭王の俺にほえ面かかせたかっただけやろ?

 

違う…。

 

ちゃ~んと恥かかせてもろうたばい。
お前の望みどおりじゃ。もう満足したろもん。

 

違う!あんたは関係ない!
俺は…俺は…蓮子の内面に引かれた。
俺は蓮子という一人の女性を愛してるんだ!

 

言い当てられてるじゃん~。
だって、そういう風にしか見えなくても仕方ないもんね。
そもそも「内面」がちゃんと描かれてないもんね。
「革命」のためだ~~とか言われた方が納得いくくらいたい。

 

デンの

お前、月にいくら稼ぎよると?

が、

お前にレンが救えるか!!

のように聞こえましたわ。

宮本が何を吠えても人間的に(中の人の力的にも…… )デンの方が大きく
見えるばかりでございます。

 

しかし、まさにデンがちゃぶ台超えて飛び蹴り食らわせようという段になって、
英治によって決め手が出てしまったのだった。

 

やめて下さい、嘉納さん!
蓮子さんはおなかに赤ちゃんがいます!

 

…何?

 

もうじき生まれるんです。

 

これだけはデンには与える事が出来ないものであった。

ガックリするデン……デン、可哀想だよ。・泣

 

金額は好きなだけ自分で書け。

と、金額無記の小切手を切るデン。

 

出産祝じゃ。

 

こんな金は要らない!

 

お前にやるとやない。蓮子への祝い金じゃ…。
福岡にあるあいつのもんは後で送らせる。

 

蓮子も受け取らない!

 

ば〇か、宮本……。
他人の家に居候して匿ってもらって助けてもらって、学生の身で自活も出来なくて、
守るも救うもなく無計画に他人の妻を奪ったのに、詫びくらい言えっつぅの。

 

だ…だってさ~~、これ本来ならば福岡の家の様子が修羅の家のように描かれてこその
「救い」なワケで、蓮さまの自由奔放な嘉納家生活を見ていたら同情できないじゃん。

ちょっと言う事聞かない女中頭が居たってくらいで、何も不自由してなかったし。
ぱーちー三昧だったし。デンの女遊びも描かれてないし。

子どもができなかったのだって…史実ならばデンの自業自得の性病のせいなわけだが、
そこも描いていないから、蓮さまの「逃がしてあげたいほどの可哀想さ」が解らないじゃん。

 

も~本当に作り手の想像の翼だけで、

・可哀想な蓮子。
・救い主の宮本。
・ひどい嘉納家。
・慈悲深い村岡夫妻。

…が、描かれちゃってるよね~~。 

 

主人公が居ない村岡家では、戦いに疲れ切った英治と宮本。
そして、ご飯を作ってくれるらしい かよ(お女中さんかよ…)と、ドミンゴパパ。
それから弟の郁弥まで現れるという…変な顔合わせの晩さん会を開催。

 

宮本さん、どこかで会ったような気がするんだけどな…。

と、無邪気に訊く郁弥は何も知らないらしい。

弟…村岡印刷にとっては大変貴重な人材なんだよ。 
蚊帳の外にしたら可哀想じゃん。ちょっとウザいけど……。

 

カフェー ドミンゴだろ。

ああ!

 

…僕もあそこの常連なんですよ。

 

ああ…。
あっ…で、兄とはどこで?

 

満面の笑顔でKY発言を繰り返す郁弥であった。

どーせ空気読まないならさ~、

ああ!
あの、いつもドミンゴの隅に一日中固まって革命が何たらダベってた学生さんの
1人でしたか~!

 

くらい言ってほしかったよ、郁弥。
それ言えるの、今、あんただけだから。 

 

自分だけ何か隠されていると落ち込んだ郁弥に かよがそっと事情を教えてくれるのだった。

 

すいません…。感動してしまって…。
生まれてこようとしている命をみんなで守っているなんて…。
こんな素晴らしい話はないです。
そんな家族の一員で僕も誇らしいです!

 

涙ぐんでるし………あんたに何か期待した私が馬鹿だったよ、郁弥……。

そんなお人好しすぎる郁弥を微笑ましく見つめる かよであった。

 

ここ、どうなってんだろ
郁弥くんは結婚しないんだろうか。

個人的には、ぜひ かよと一緒になっていただいて……
モデルの人の運命から逃れさせてあげたい……。

 

甲府の話はもういっかと思うけど、明日は甲府だから一応書いとく。

吉平が、立ちくらみした蓮さまが産気づいたと思い込み、リンが東京に
「サンケ ヅイタ」電報を打つという……箸にも棒にもかからないコント
が、繰り広げられ、受け取った宮本が慌てて甲府へ旅立つという展開。

 

大変じゃん。すぐに行かんと!

 

かよちゃん、ごちそうさま!

 

じゃねーよ……

居候させてくれている村岡家の人々への挨拶は無しかい。
で、電車賃はあるのそれも借りるよね

 

こうして、このドラマの「白蓮事件」はやっと幕を閉じるのだった。…たぶんね。 

実際の事件では新聞社で記事合戦やったりああだこうだと騒いだのはひと月ほど。
大正10年10月20日に白蓮が失踪。22日に絶縁状が新聞掲載される。
その後、伊藤家の親族会議、宮内省のあれこれを経て11月27日には離婚が成立した。

伊藤伝右衛門は家人に「末代まで一言の弁明も無用」も言い置いており、
伊藤家側の寛大すぎる処置によって極めて穏便に事は運んだ。

白蓮も宮崎龍介も「姦通罪」に問われる事はなかった。

これは伝右衛門の寛容さを表している…だけではなく、社会運動をしていた宮崎龍介たちを
刺激すると炭坑の労働問題の標的にされる恐れがあったため、そして、恐れ多くも大正天皇
の従妹である白蓮を罪人にする事が憚られたため…などの大人の事情がわんさかある。

 

それより、この先がマヂで大変なのよ。

史実では白蓮は失踪した時点ですでに龍介の子を妊娠しており、子どもの戸籍を
宮崎に入れるためには裁判を起こさなくてはならなかった。

蓮さまも実際には甲府なんて行ってねえずら。
それこそ、兄上に捕まってあちこち監禁されてただよ。

一緒になってからは、ホンマものの貧困生活。

史実の白蓮さんはね…そんな大変さを体験しても、福岡の生活よりも
マシだったわけだよ。

このドラマの白蓮さんは……絶対に福岡の方がいいと思うたい…。

 

まぁ…この辺は蛇足です。
このドラマが何処まで描く気なのか解らないし。
描くとしたってこのドラマは所詮このドラマだし。

 

明日は甲府で…

おかんはいつでも蓮さまの味方だからね。

とか言って終わるんだろうな~~~………。

 

ではでは、ごきげんよう~。

 

※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。

 

よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

葉山蓮子 … 仲間由紀恵

村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太

村岡平祐 … 中原丈雄

宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾
村岡香澄 … 中村ゆり

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜

ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和

一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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コメント

  1. 花子とアン 第101回

    内容
    記者達に追われる蓮子(仲間由紀恵)を
    甲府の実家にかくまうことにした花子(吉高由里子)

    そのころ、東京の家に、伝助(吉田鋼太郎)が現れ。。。。

    敬称略

    ほんと、

    どれだけ好意的に見ても、考えても。。。

    不用心に、玄関に出て行くという意味が分からな…

  2. 花子とアン (第101回・7/25) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
    第17週『腹心の友ふたたび』【第101回】の感想。

    村岡家に身を寄せていた龍一(中島歩)と伝助(吉田鋼太郎)が鉢合わせ、英治(鈴木亮平)も巻き込んでの大乱闘に。英治はやっとの思いで二人を引き離し、緊迫感をはらんだまま、座卓を囲んで男たちの奇妙な話し合いが始まる…。その頃甲府では、お腹の大きくなった蓮子(仲間由紀恵)が、花子…

  3. 「花子とアン」第101回★小切手を切って去って行った嘉納伝助(吉田鋼太郎)

    連続テレビ小説「花子とアン」
    第101回(7月25日)

    机を挟んで嘉納伝助(吉田鋼太郎)と宮本龍一(中島歩)が対峙。

    伝助「お前は蓮子が石炭王の女房やきちょっかい出したっちゃやろ?駆け落ちやらしたとも石炭王の俺にほえ面かかせたかっただけやろ?」

    伝助は、社会主義者の宮本龍一が思想的な背景を持って資本家である嘉納伝助にちょっかいを出したと思ってる様子。

    伝助「ちゃ〜ん…

  4. 祝い金>『花子とアン』第101話

    宮本さんの中の人は美輪様ご推薦の人らしいけどももももしかしたら彼を売り込むため…とか彼への思い入れのあまり…とかいう“普通”の理由からではなく題材の面白さ故…

  5. 祝い金>『花子とアン』第101話

    宮本さんの中の人は
    美輪様ご推薦の人らしいけど

    ももももしかしたら

    彼を売り込むため…とか
    彼への思い入れのあまり…とかいう
    “普通”の理由からではなく

    題材の面白さ故にナレーターを引き受けたものの
    ドラマのあまりの酷さに呆れ果て
    自分の黒歴史にしかならないと悟った美輪様が

    『花アン』壊滅のために送り込んだ刺客!?

    …という気がする今日この頃

    ……

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