NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第111回 感想


伝助(吉田鋼太郎)は花子(吉高由里子)に、蓮子(仲間由紀恵)は最近どうして
いるかと問いかける。
その夜、家族とけんかして家を出て来た醍醐(高梨臨)が村岡家を訪れ、しばらく
居候することに。
醍醐はそこから連日蓮子(仲間由紀恵)の元を訪れ、取材を頼みこむ。
一方、伝助の言葉に背中を押され、『王子と乞食』出版の決意をあらたにする花子と
英治(鈴木亮平)に、醍醐は「クッキーを焼きましょう」と不思議な提案をする…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「花子とアン」第19週「春の贈りもの」 第111話

     朝ドラ『花子とアン』

 

ちょー簡単感想で~…。 

 

※このドラマを楽しくご覧になっている方はこの記事を
スルーする事をお薦めします!

 

今日もホントに………簡単感想で。

 

このドラマってホントに……時々会話のやり取りがスゴく変だよね。

変っていうか常識的じゃないって言うか悪意に満ちていると言うか…。

私ゃ今日、本当にびっくりしたよ。

 

村岡家に家出してきた醍醐さん。
白蓮事件を調べていることで実家ときまずくなったらしい。

 

(醍醐)ご迷惑なのは重々承知しておりますが、他に行く当てがないものですから…。

(英治)どうぞお好きなだけいらして下さい。

 

ちゃぶ台についているのは英治と花子、そして、1人ちょっとみんなに背を向ける
ように座るパパ。

(平祐)まあ、私も居候だから…。

 

と、拗ねたように怒ったようにいじけたように言う。

 

それに対する花子の反応。

 

(花子)狭いけど我慢してね。

 

えええーーーーーー………!
震災の後遺症で心を病んでいるパパのひと言はスルー

いやいやいや……スルー以上の無神経さだよね。

「私も居候」に対する「狭いけど」って……。
「そうよ、あんたみたいな居候がいるから狭いのよ」みたいな~~。

もう悪意だとしか思えない。凄すぎる。

しかも、また何か……花子の表情が「やれやれ」って感じに見えてしまうのだ。
あれ…これは…思い込み

 

なんか今日はもう~…最初のここで引っかかっちゃって後はどーでも良かった。 

 

蓮さまのところに取材の申し込みに行く醍醐さん。

この取材を家族に反対されていて家出したんだよね。
なのに今から取材って変じゃね…今までは一体何を取材してたのよ。

 

調べれば調べるほどあの事件はただの恋愛沙汰ではないと思うようになりました。
蓮子様は家や身分に操られる人生を捨てて自分の人生を生きようとしたんでは
ありませんか?

私は貴女の声を聞き、真実を書きたいんです。

 

と醍醐さん。

うん…そうだね…史実の『白蓮事件』はね、ただの色恋沙汰には見えなかったよね。

でも、このドラマの『白蓮事件』は色恋沙汰だよね。ただの…ただの…。

どうも、壇蜜さんが吉原の遊女役で登場するらしく、個人的にはええぇぇーーー!と驚いた。

あ、「そこ」やるのかよ…という驚きね。

吉原遊廓の花魁・森光子(女優の方とは別人だからっ)という女性が、白蓮の元に
自由を求めて逃げ込んだのは史実。

遊女は、「男の道具になる生活から逃げ出して自由を獲得した白蓮」だったら
助けてくれるだろうと駆け込んだらしい。

森光子は、宮崎夫妻と労働総同盟の協力を得て自由廃業に成功。
その後も白蓮たちは娼婦の救済活動を続けている。

 

…けれどもね……それは、白蓮が自分が性の道具になるのを避けたくて
炭鉱王に娼婦を差し出していたという過去があってこそ…なのである。

つまり、昔自分がやっていた事への罪滅ぼし的な~~…。

蓮さまのそういう部分を全く描かずに、ただの恋愛ボケで逃げ出してきたようにしか
見えなかったこの朝ドラで、そこまでやるとは思わなかったよ。

 

たぶん、醍醐さんが蓮さまについて書くそれを読んだ壇蜜っつぁんが蓮さまの元に来る
蓮さま、宮本と娼婦の解放に力を注ぐイケズな姑もここで良い人っぷりを発揮……

みたいな流れ

 

今日も、雨が降る中、早く洗濯物を入れろとただ騒いでいる姑なのだった…。
あんたもやれよ……。

 

クッキーを焼いて修和女学校の同級生の皆様とお茶をし『王子と乞食』出版の
お金を集めるエピもありましたね……。

 

どうでもいいですが、主人公、また自分では何も動かずに助けがきたわね。
何と言う羨ましい人生なのでしょうか。

 

このお金は未来の本への投資というのはどうかしら?
会社がうまくいったらどんどん本を出すでしょう?
そうしたら、私たちに割引価格で優先的に売って下さらない?

こういう時こそ人々の心を楽しく元気づけるものが必要だと思うの。

と、おっしゃる畠山さんが相変わらず生真面目な正義感に溢れていて
お可愛らしくいらっしゃるのが嬉しうございました……。

 

花子が『王子と乞食』と出会うのが早すぎたせいで、いつまでもいつまでも
『王子と乞食』に拘り続けているこのドラマ。

もうすでに、たぶん『赤毛のアン』を描くよりも長く『王子と乞食』に関わってると思う。 

 

どうせこういう創作にするなら、いっそ『赤毛のアン』との出会いを早めれば良かったのにね。

今、出そうとしてこんなに拘っている本が『赤毛のアン』ならば、まぁ…
タイトルにも沿っているしいいかなって気にもなるんだけど。 

 

ではでは、ごきげんよう~。

 

※ちょっとまたコメントにレスができない状態で申し訳ありませぬ~。
こぴっと読ませていただいております!かしこ。

 

よろしければ→【2014年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

安東はな/村岡花子 … 吉高由里子(子役期:山田望叶)

安東吉平 … 伊原剛志
安東ふじ … 室井滋
安東周造 … 石橋蓮司
安東吉太郎 … 賀来賢人(子役期:山崎竜太郎)
安東かよ … 黒木華(子役期 : 木村心結)
安東もも … 土屋太鳳(子役期 : 須田理央)

葉山蓮子 … 仲間由紀恵

村岡英治 … 鈴木亮平
醍醐亜矢子 … 高梨臨(子役期:茂内麻結)
梶原総一郎 … 藤本隆宏
宇田川満代 … 山田真歩
須藤大策 … 西沢仁太
三田悠介 … 本田大輔
村岡郁弥 … 町田啓太

村岡平祐 … 中原丈雄

宮本龍一 … 中島歩
葉山晶貴 … 飯田基祐
葉山園子 … 村岡希美
嘉納伝助 … 吉田鋼太郎
嘉納冬子 … 城戸愛莉
山元タミ … 筒井真理子
黒沢一史 … 木村彰吾
村岡香澄 … 中村ゆり

村岡美里 … 三木理沙子
茂木のり子 … 浅田美代子
富山タキ … ともさかりえ
白鳥かをるこ … 近藤春菜

ブラックバーン校長 … トーディ・クラーク
スコット先生 … ハンナ・グレース
綾小路先生 … 那須佐代子
山田国松 … 村松利史
浅野中也 … 瀬川亮

木場朝市 … 窪田正孝(子役期:里村洋)
徳丸武 … 矢本悠馬(子役期:高澤父母道)
本多先生 … マキタスポーツ
緑川幾三 … 相島一之
木場リン … 松本明子
徳丸甚之介 … カンニング竹山
阿母里教会・森牧師 … 山崎一
合田寅次 … 長江英和

一条高子 … 佐藤みゆき
畠山鶴子 … 大西礼芳
松平幸子 … 義達祐未
北澤司 … 加藤慶祐
望月啓太郎 … 川岡大次郎

ナレーション … 美輪明宏

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
演出 … 柳川強、松浦善之助、安達もじり
プロデューサー … 須崎岳
制作統括 … 加賀田透
音楽 … 梶浦由記
アニメーション製作 … 和田羊平

原案 … 村岡恵理『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
主題歌 … 絢香「にじいろ」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hanako/

 

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コメント

  1. 花子とアン 第111回

    内容
    突然、伝助(吉田鋼太郎)が、花子(吉高由里子)のもとにあらわれ、
    蓮子の様子を訪ねる。

    そんななか、醍醐(高梨臨)が、家出をしてくる。。。

    敬称略

    “お姑さんのことで苦労なさって。。。”

    えっと、

    炊き出しを行っている花子の前に、

    “家族旅行”で現…

  2. 投資>『花子とアン』第111話

    醍醐ちゃんが茶髪なのは
    生まれつきだとか聞いたけど

    ももももしかして
    赤毛のアンを重ねてる!?

    …んなわけねーだろ!
    とは思いつつ

    こうでもしないと『アン』との関連が持てないから
    …という疑いも(笑)

    …ひじゅにですが何か?

    「郁弥さんの夢を実現させるのね」by醍醐

       ↑郁弥さんを口実に花子自身の夢をゴリ押ししてる感あり
      …

  3. 投資>『花子とアン』第111話

    醍醐ちゃんが茶髪なのは生まれつきだとか聞いたけどももももしかして赤毛のアンを重ねてる!?…んなわけねーだろ!とは思いつつこうでもしないと『アン』との関連が持てないか…

  4. 「花子とアン」第111回★嘉納伝助「蓮子は無事に暮らしちょるか?」

    連続テレビ小説「花子とアン」
    第111回(8月6日)

    8月6日は『広島原爆忌』・・・。

    さて、前回の続き。
    伝助「あいつはどげんしよるとね? 蓮子は無事に暮らしちょるか?」

    花子「震災のあと龍一さんと坊やと一緒に暮らせるようになって蓮様も人並みにお姑さんの事で苦労なさってるみたいですよ。」

    これを聞いて心から安心した様子の嘉納伝助(吉田鋼太郎)。

    蓮子(仲間…

  5. 花子とアン (第111回・8/6) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
    第19週『春の贈りもの』【第111回】の感想。

    伝助(吉田鋼太郎)は花子(吉高由里子)に、蓮子(仲間由紀恵)は最近どうしているかと問いかける。その夜、家族とけんかして家を出て来た醍醐(高梨臨)が村岡家を訪れ、しばらく居候することに。醍醐はそこから連日蓮子(仲間由紀恵)の元を訪れ、取材を頼みこむ。一方、伝助の言葉に背中を押さ…

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