【限界団地】第7話「仕上げはおじい~~ちゃん」 感想

あの霊媒師は死んで当然の人間のクズでした。だから いいと思ったんですよ。

霊媒師?
ああ。
自治会長が僕を利用して殺させた人ですか?



……今回はやり過ぎですよ。
寺内さん。

俺には罪悪感ってやつがあるんです。


僕もたまには人を利用してもいいじゃないですか。


俺には罪悪感ってやつがあるんですよ!


【限界団地】第7話「仕上げはおじい~~ちゃん」

 
    genkaidanchi-op 

4話からここまでレビューできなかったので、寺内さん、簡単な おさらい。

ここまでの寺内さん



第1話・2話 団地に引っ越してきた寺内さん



かつては「夢のニュータウン」と呼ばれ、現在はすっかり古くなった「あやめ町団地」に1人の老人が孫娘と引っ越してきた。

老人の名前は寺内誠司。

彼は実は子どもの頃にこの団地に住んでおり、昔の幸せな団地生活の記憶を求めて戻って来たのだった。

しかし、時代は変わり、人と人の繋がりは希薄になり、みんな好き勝手に暮らしている。

寺内さんは、あやめ町団地を再び夢のニュータウンにするべく、ゴミ拾いや回覧板など団地の自治に動き出すのだった。

その礎として、人とのつき合いを嫌う頑固者の松本さんと、孤独で死にたがっていた与田さんが始末される。


第2話では団地内の御用聞きと不倫していたPTA会長が秘密を暴かれて出ていくのだった。

寺内さんは、「正しい団地妻」江理子さんが大好き。
今からでも間に合う【限界団地】第1話・2話 感想とゆるっとまとめ
あんな 亡くなり方。 与田さんも 松本さんもお気の毒に。 そうですよね。 でも、今回の出来事はこのあやめ町団地復活の礎...


第3話 江理子の夫・高志を追い出す寺内さん



実は寺内さんは初めから向かいの団地妻・江理子さん狙い。

と言っても、一目ぼれのようなことではなく、寺内さんは孫娘・穂乃花ちゃんの母親を欲していたのだった。

寺内さんが来てから団地内で事件が起き始めたので、江理子の夫・高志は寺内さんを怪しみ始め、団地から引っ越す計画も立て始めた。

江理子さんに出て行かれちゃかなわない寺内さんは、高志の愛人を始末し、その罪を高志になすりつける。

殺人の容疑は晴れたものの、江理子の信頼を失った高志は団地を追い出され、最後には寺内さんの魔の手が……。

このスタッフ大好きな大きいスーツケースを転がす寺内さん……
【限界団地】第3話「自分をぎせいにするおじいちゃん」 感想
それは駄目です。 今、江理子さんに必要なのはここなんです。 団地はご近所付き合いを大事にして人を思いやることが できる住人たちが...


第4話 加代子さんを始末しちゃう寺内さん



寺内さんが悪魔になった過去が明かされる回。

寺内さんは、この団地で暮らしていた学生時代、美しい主婦・加代子さんに恋をした。加代子さんが夫からのDVを受けていると知った寺内さんは加代子さんのために彼を始末してあげたのだった。

それが悪魔が誕生した瞬間だった、と加代子さんは言う。

夫の骨と共にずっと苦しんで生きてきた加代子さんは、寺内さんに自らを始末してもらう。

寺内さんは、自分を怪しんで盗聴器を仕掛けてきた自治会長の金田を買収。金田を探偵として雇い始める。


その頃、穂乃花には寺内さんが始末したパパとママが見えるというホラー現象が起こり始めていた。


この部屋は加代子さんの思い出がいっぱい詰まった魂の古里なんです。

(文字通り「魂の故郷」だよ……いっぱい見えるで……)

第5話 反省文書かせる寺内さん



江理子の所に寺内さんが殺人犯だという投書が来ており、それを知った寺内さんは犯人をつきとめる。

犯人は、寺内さんが介護している寝たきりの父・仁であった。


僕が加代子さんの旦那さんを殺したことは僕と父さんの2人だけの秘密だったはずだ!

あのことを誰にも 言わないって父さんは約束しただろ。

僕を 守るって父さんは約束しただろ。

だから僕は決めたんだ。
父さんを 一生大事にするって。



お前がまたやったからだよ。
よりによって、自分の息子を!

まさかとは思った。

だが、穂乃花を引き取った後のお前を見ていて、本当にお前が やったんだと。



父は体が弱ったふりをして、息子を自首させる機会を伺っていたのだった。

父の裏切りをなじり、団地で企画した思い出の文集に作文を書けと迫る寺内さん。


僕と父さんの忘れられない一番の思い出が あるんだよ。

それについて父さんにも書いてほしい。

それが何か当然 覚えてるよね?



江理子さんも、他の団地の人たちも、みんな父はボケているという寺内さんの言葉を信じ、「殺される!」という父の言葉は信じてもらえず。


やがて、父は、寺内さんとの思い出を語りだす。

それは……団地を守る正義の味方・団地マンの思い出だった。

※拭えぬ「二十世紀少年」感……
 genkai7団地マン


寺内さんから散々責められて、父はショックで完全な認知症に。

施設へと去って行った。

第6話 全部言っちゃう寺内さん



老朽化したあやめ町団地を取り壊す旨の通達が来て、動揺する寺内さんと団地の住人。

説明会にやって来た住宅管理の職員・二宮は江理子の先輩であり、親しげな2人を見た寺内さんは「団地を取り壊す敵」と「江理子を連れ去る敵」としての両面から二宮を敵ターゲットと決定。激しく怒りを燃やす。

そんな中、心霊現象が進む穂乃花はついに口をきかなくなってしまい、動揺した寺内さんは江理子に穂乃花の母親になってくれと懇願。

江理子は「ごっこ」として、この提案を受け入れた。

しかし、寺内さんは次第に大真面目になってくる。

「家族である」江理子のためと思いこんだ寺内さんは江理子の書いた童話を自費出版してプレゼントし、語り出す。


江理子さん。

はい。

僕は人を殺しました。


穂乃花の両親の火事は僕がやりました。

お風呂場で足を滑らせて死んだ松本さん。
あれも 事故ではなく僕がやりました。

ご主人の不倫相手。
あれも僕がやりました。

加代子さんの部屋には亡くなった ご主人の骨がありました。

父が書いた 告発文の内容は事実です。

1971年8月。夏の暑い日に僕がやりました。

たぶんそれで全てです。

な……何を?

ああ。 まだありました。

僕のことを人殺し呼ばわりしていた 向こうの お母さん。

あれも実は病死などで……。


やめてください!

人殺し! 人殺し! 人殺し!



江理子は寺内さんを突き飛ばし、団地から出ていくのだった。

失意の寺内さんは、団地と住人と共に「親睦会」という名の団地心中を……。

寺内さん、「家族」でも、殺っちゃったことは楽しく報告しちゃダメ。

第7話 やりすぎた寺内さん



二宮の所に逃げちゃった江理子さんを呼び戻すために、寺内さんはスマホゲームで江理子の息子・颯斗を呼び出す。

(現代の誘拐手段、恐ぇ)

「最後の親睦会を 開き一致団結して死にます」

「一団心中です」



「一団心中」を止めるために、江理子さん、なんと団地に戻っちゃう。

そして、颯斗くんや二宮を守るために、団地に残ってしまうのだった………


ここで、「録音して警察に言えよ!!警察いないのかよ」と思うわけだが、何と、録音して警察に言ったのは寺内さんの方だった。

寺内さんに向かって「江理子に手を出したらお前を殺す」と言った二宮の言葉を綺麗に切り取って警察に聞かせる寺内さんである……


彼のやったことは犯罪です。

あのような人物が 関わってる取り壊し計画をわれわれは受け入れることはできません!

住民の総意として再検討を申し入れます!


そうだそうだと総意の住人たち……平気かこの人たち(笑)

そもそも老朽化した建物が取り壊しになると決定されるには、耐震構造の問題とか、そういうモロモロがあるわけじゃないですか。

ここに住み続けるって、もはや、災害で死んじゃうか寺内さんのせいで死んじゃうかの二択だよね……さすが「殺め町団地」。


二宮を許せない寺内さんは、二宮のバイクのボルトを緩めろと江理子さんに命令するのだった。

ちょっと待ってください。
二宮さんには手を出さないって……。

ええ。 出しません。
江理子さんがやるんです。


息子がどうなってもいいのかと脅して、江理子さんにバイク工作させる寺内さん。

江理子……どこまで間抜けなんだ(泣)

仕上げはおじ~~いちゃ~~ん♪♪



歌いながらボルト工作を仕上げる寺内さん。

お疲れさまでした。
水分を 補給してください。


熱中症の人続出の折、視聴者への気遣いも忘れない。


しかし、これはただ江理子の心を脅すための高尚な冗談だった。

寺内さんは、ここでは江理子が緩めたボルトを締めただけ。

そして、二宮には手を出さないよ。と見せておきながら……


二宮のストーカー彼女を刺激して刺させるという……結局、手を出してるじゃん。

ニュースを見て青ざめる江理子さん。

二宮のストーカー彼女の居場所探しを依頼されて寺内さんに教えた自治会長も真っ青。かつてないほど怒って駆け寄ってくる。
 

俺には罪悪感ってやつがあるんです!!

今までの行いを見ていると、ちょっと何とも言えないけれども、ここだけはカッコいいぞ、自治会長。


そんな折、なんと、てっきりスーツ―ケースの中身になっちゃったのかと思っていた江理子の夫・高志がひょっこり帰ってくる。

寺内さんに土下座して、家族にしてくれと頼みこむ高志。


……こ、これはーー……きっと、江理子と息子を助けるために戻って来たんだよね??お願い助けて、たかすぃーーーー!!


……と思っていたのに、なんだよ……結局、高志は寺内さんの毒殺に失敗。


相変わらず 使えねえ女だな。
お前は!

お前ができないって いうから、俺が土下座までしてやってんだろ?

それなのにビビりやがって。ちっっっ!

そんなんだから こいつにいいように 使われんだよ!!



やっぱり、高志は高志だった……。


高志は寺内さんから金を掴まされて逃げていたらしい。

だが、金が無いのでもっと脅すために戻って来たのだ。ただのクズ……。


ついに穂乃花ちゃんを攫って、団地のスピーカーで自分の犯罪を全部告白しろと寺内さんを脅す高志である。


まぁ……寺内さんを徹底的に叩き落すためには初めからそうするのが一番なんだけどね……。

穂乃花ちゃんがひたすら可哀想過ぎる。


必死に穂乃花ちゃんを探し回る寺内さんに話しかける自治会長。


俺、あの子が どこにいるか分かりますよ。

ホントですか?

知りたいですよね?
教えてもいいけど……
条件が あります。

穂乃花 どこですか?


1つ目。

もしあんたが 警察に捕まっても俺のことは何も言わない。


穂乃花は どこですか!?


2つ目。 俺を殺さない。

3つ目。
俺の言うことに逆らわない。

これから ずっと俺に尽くしてください。
俺に忠誠を誓うんです。



穂乃花があの開かずの棟に閉じ込められていると知った寺内さんは、何と、部屋をブチ開けるために壁を叩き壊し始める……

これは……「Shining」……
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そして、巨人さんでもある……。
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ここまで大騒ぎになっているのに、この地域には警察は巡回してないの?(笑)


というか、老人の哀れとか、なかなか感じ難くなってきた。狂人は哀れだけど……。

でも、寺内さんが「穂乃花(家族)を守りたい」「団地(家族)を守りたい」という気持ちは、「役に立ちたい」「家族のためになりたい」「家族がほしい」という哀れであって、やはり老人問題には繋がるんだよね。

追い出されたら、行き場が無く、孤独は恐い。支配する事で内に居たい。そういう哀れ。


……ということで、

穂乃花ちゃんの両親は本当に穂乃花ちゃんを虐待していたのか。

その可能性は薄い気もするんだけど、穂乃花ちゃんはすでにサイコ少女だからなぁ。


穂乃花ちゃんが憑りつかれていて全てやらせていました……という結末は、全然アリよ。

このドラマについてひと言ふた事レビューして下さる方はぜひどうぞ。

オトナの土ドラ『限界団地』 ◆放送期間 : 2018年6月2日 ~ 月 日(予定) (全 回) ◆制作 : 東海テレビ ◆演出 : 湯浅典子、千葉行利 ◆プロデューサー : 遠山圭介、高橋史典、馬場三輝 ◆脚本 : 香坂隆史 ◆原作 : ◆音楽 : 田渕夏海、中村巳奈重、櫻井美希 ◆主題歌 : ◆主...


「僕は人を殺した」と告白した寺内(佐野史郎)から逃げるように団地を出た江理子(足立梨花)。

近くのビジネスホテルに潜伏していたが、寺内は携帯ゲーム機で江理子の息子を巧みに操り、手紙を渡すことに成功する。

その手紙には、寺内が団地の住人と最後の親睦会を開き一致団結して“一団心中”するという内容が。限界にまで追い詰められた江理子は…。

そんな中、団地取り壊しの反対運動に住人たちが異を唱え出した。

寺内に操られている金田(山崎樹範)は賛同するものの、他の役員たちは嘆願書の署名を拒否する。

すると逆上した寺内は強権を発動、団地で独裁を振るい出す…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)



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※キャスト

寺内誠司 … 佐野史郎

桜井 江理子 … 足立梨花
桜井高志 … 迫田孝也
桜井颯斗 … 前田虎徹

金田哲平 … 山崎樹範
寺内 穂乃花 … 渡邊詩
寺内 仁 … 山谷初男
麻生知恵 … 鈴樹志保
五木田 幹朗 … 古川がん
村瀬弘志 … 伊藤正之
チャン・リンリン … 川添野愛
二宮勇人 … 郭智博

菊池史代 … 朝加真由美

東 加代子 … 江波杏子

※スタッフ

脚本 … 香坂隆史
プロデュース … 遠山圭介、高橋史典、馬場三輝
演出 … 湯浅典子、千葉行利
音楽 … 田渕夏海、中村巳奈重、櫻井美希
主題歌 … majiko「ひび割れた世界」






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