【先に生まれただけの僕】第6話 感想

実は……

僕が就任して間もない頃、一人の先生に辞めてもらっています。

それは教え方が下手だったからではなく、生徒と真剣に向き合ってくれなかったからです。


今ここに残っている先生方は、もうそういう人間は一人もいないと僕は信じています。


京明館高校の成長は生徒の成長であり、教師の成長です。

今 ここにいる先生方、京明館高校の教師であることを誇りに思ってもらえるようになるまで、僕は 一人もリストラしません。


【先に生まれただけの僕】第6話 感想

 
     sakiboku-op

京明館高校は、変わり始めた。

「誇り」が人間性を変えるのは当然の流れだ。


レッテルや肩書や集合なんてどうでもいい。人は1人1人がオンリーワン。というのは素敵な考え方だが、オンリーワンでいるためには自身が一本で立っていられるだけの地盤が必要であり、「自分の存在を認めてくれる場所」があってこその安泰。

学生にとっては、それは学校であり、教師にとっても職場である学校。

そこに自信が持てず底辺気分で生きていたら、当然みんなが釣られて負け犬になる。

自信を持って通う事が出来る学校。

それがあれば、みんなが自然とその存在を守りたくなるし、大切にしたくなる。

よって、荒れなくなる。

短期間で、鳴海校長は京明館高校をそこまで引き上げた。

これは、すごい事。

プライド


オープンキャンパスの成功のおかげか。

生徒たちは制服をきちんと着るようになり、目に見えて風紀が整っていった。


来年の受験生を増やすためのイベントだったけど、在校生の意識も変わったみたい。

と、綾野先生も微笑む。


こんな短期間で……という話だが、トップが変わると突然良くなったり悪くなったりする例はたくさん見て来ているので、案外こんなものかも。

ウチの息子たちが通っていた中学校は、息子の入学前は校庭にタバコの吸い殻が落ちているような学校だった(らしい)。

が、長男の入学前に校長が替り、あっという間に風紀が良くなった。

長男は平穏な3年間を送ったが、次男が2年生になった時、当時非常に荒れていた隣の中学の校長がこっちに異動して来た。

すると途端にこっちの中学が荒れ始めましたとさ……。

何がどうなってそんな事になるのか保護者にもサッパリ解らないが、やはり「やる気」のようなものが、まず職員に、そして職員から生徒に…という順番で伝わるのかしらね。

企業も学校も、トップ次第であるのは確か。

学校説明会


学校が変わってきたのが伝わり、周囲の京明館高校に対する対応も丁寧になっている。

現時点での学校説明会の参加申し込み者数は、昨年を上回ってます。

このまま行けば3年ぶりに定員割れを免れるでしょう。


事務長の報告に沸く教師たち。


私立の学校説明会は滑り止め的な位置にいる学校は1月頃まで行われる。

ウチの県の場合は、ここで「確約」というお認めのような物が出る。

内申と業者の一斉模擬試験の成績を持って行き、「あなたは絶対にこの学校に受かります」というお約束をしてもらうのである。

と、安心してちょっと公立のランクを冒険できるというわけ。


面談に瀬戸丸が出て来たら、ここの学校に入れるわ、絶対。
sakiboku6-島津


普通の公立の競争率は1.5倍から2倍。

ほっといたって、もう半分近くは不合格なんです。

そこをどれだけ、こう、引っ張り込めるか。これが勝負!


学校側としては、まさにこれだろう。


鳴海んは、これに納得できない。


いいんですか? それで。

もう京明館は変わったんです。

授業も面白くなって来たし生徒も生き生きして来ました。

何も公立の受け皿に甘んじなくても…。



そうは言ってもねぇ……。
アクティブラーニングだけでは「第一志望にしたいほどの特色」にはならないよね。

変わりつつ、認められつつあるとしても、まずはもっともっともっと偏差値なんてどうでもいいほどの特徴を何か作らないと。

部活動に目をつける


ここで鳴海んは、やっと、(私が前々から言っている(笑))部活動に目をつける。


強いクラブがあれば学校の宣伝にもなりますし、周りの生徒にとっても自分の学校のこと、もっともっと誇りが持てます。

部活の充実も十分学校の魅力になり得ると私は思いますよ。



そう。
だって、学費を出すのは親である。

親が勉強以外に子供の何を応援したいかと言えば、スポーツや芸術の才能だ。

例えば野球だったら、何度も甲子園に出場するような野球部があれば、優秀な学生が競って集まってくる。

そこはもう、勉強の偏差値なんて無関係な別のステイタスを持つ物になるから。


……ということで、プロの指導者を雇えないかと、早速銀行に融資の相談に行く鳴海ん。

あっさりOKされていたけど……これは、ちょっと簡単すぎないかしら(笑)
 sakiboku6-銀行


後から、何か困った事になる伏線かな。

こんなに簡単にお金貸してくれる銀行は、『陸王』の方にも紹介してあげてほしい(笑)

コーチは、とりあえずはOBや生徒の親から経験者のボランティアを募るのが一番の近道だと思うけど~。(剣道や弓道は、おそらくほぼそんな感じでやっているはず)

加賀谷専務の妨害


これがなぁ……。

初回は、実は鳴海ンに期待して鍛えているだけだと思っていたのだけれど、もう完全にその線はなくなった。

社長に進言して長崎に飛ばそうとしたり、郷原を呼び出して鳴海んの「弱点」(!!)を聞き出そうとしたり(悪の秘密結社かよ…陳腐すぎる)、一体、何やってるんだろう、この人は。

ヒマか!!
 sakiboku6-肉


イジメやこんな妨害工作できる環境って結局ヒマなんだよね。

人間、余裕が無ければ意地悪している時間もなくなるわけで。


このドラマの中で、加賀谷専務の馬鹿らしい行動やキャラクター、とか、ワケの解らない秘書とか、どういう位置づけにしたいのかよく解らない聡子とか……

れっきとした企業ものドラマだと思うし お仕事ドラマとして楽しいんだけれども、この本社の描写が妙に浮いていて、正直、変すぎる。

保護者を使って学校説明会で妨害しようとするシーンなんて馬鹿らしくて引いた。

本社が自社の運営を妨害してどうするよ(爆)

高嶋政伸さんだからこういう風にしなくちゃダメなのかってキャラクター作りも、もうテレ朝で見飽きてる。

日テレは日テレの新しい高嶋さんを作ってあげたらどうよ。…と思うのだった。

郷原先生


そんなこんなでリアリティなさすぎの加賀谷計画には辟易とし始めたわけだが、郷原先生にはちょっと感じ入る部分もあった。


学校のレベルが上がったら私の居場所がなくなります。

二流大学出て自衛隊に入って、1年で くじけて、まぐれで教員免許取れてたまたま空きがあったんで京明館の教師になれたんです。

生徒のレベルが低いから私は教師をやってられるんですよ。

それが偏差値50に上がっちゃったら、私に教えられることなんて…。



なんて、醜くてくだらなくてどうしようもない理由……向上心の欠片も無い。あんたなんか、迷惑だから「教師」を名乗るなよ。

と、驚く一方で。

なるほどぉ……とも思ってしまったの。

なんて可哀想な人なのだろう。

この人はレベルの低いお椀の中でしか王様でいられない。居場所がもっと大きな器になってしまったら、そこに付いていけない。だから意固地に改革を反対しているんだ。

こんな人が居心地良くなってしまうくらい京明館は低迷していたんだなぁと。不覚にも同情してしまった。もちろん、荒川良々力もあって(笑)


そして、こんな人までも引っ張り上げてくれる、

今、ここにいる先生方、京明館高校の教師であることを誇りに思ってもらえるようになるまで、僕は 一人もリストラしません。

という鳴海んの言葉は、まさに救いだね。

怯える気持ちを奮い立たせる救い。


京明館に入ったら、伸びますか? うちの子は。
伸ばしていただけますか? 先生。


伸びます!伸ばします。

僕は物理の教師です。

 sakiboku6-郷原


面談シーンには、ちょっと泣けてしまうくらい。

郷原くんは、もう大丈夫だ、と思った。
長い間、病んでいたのよね。
学校と一緒に。

鳴海んの本当の弱点は……


京明館の弱点は、郷原先生よりも実は島津先生なのでは…という気がしなくもない。

恐らく、真柴先生はナルミンを好きで。
それを知った島津先生が加賀谷専務に付いてしまう……とか……

ああーー。そんな陳腐な話になったら嫌だな、ホント。

そこに聡子も絡んで来たら、もっと嫌だな(爆)


せっかくのいいお仕事ドラマなので……
恋愛方面は控えめでよろしくお願いしますね。

オープンキャンパスの成功により、近隣の中学校や塾の間で京明館高校の評判が高まる。

京明館の生徒たちも意識が変わって、生活態度が目に見えて良くなっていた。

学校説明会の参加申し込み数は去年を上回り、来年の入学試験では定員割れが避けられる可能性が出てくる。手応えを感じる鳴海(櫻井翔)だったが、まだまだ現実は厳しかった。

受験生にとって現在の京明館の位置づけは公立校の滑り止めで、これまでの京明館の方針として学校説明会は公立に落ちた受験生に選んでもらえるようにアピールする場と考えられていた。

柏木(風間杜夫)は教師たちに、学校説明会で行われる受験生との個別相談では公立受験についての相談に乗ってあげるようにと言う。

鳴海は、なぜ別の学校を勧めなくてはいけないのかと疑問を抱く。学費を考えれば、受験生の親が私立の京明館より公立に行かせたがるのは当然。確かにその通りだったが、鳴海は納得できない。

 その頃、加賀谷(高嶋政伸)は、鳴海を陥れる方法はないかと画策していた。

彼は鳴海に反感を抱く郷原(荒川良々)を取り込み、鳴海の弱点を聞き出そうとする。

 聡子(多部未華子)は、鳴海とちひろ(蒼井優)の関係が気になっていた。聡子は鳴海に会おうと連絡するが、学校説明会の準備に忙しい鳴海は、その誘いを断り続ける。  

一方、ちひろは、鳴海のことを意識するように。

そんな中、彼女は島津(瀬戸康史)に誘われて二人きりで食事をする。それを生徒に知られてしまい、学校中の噂になってしまう。

 そして、学校説明会当日。鳴海は、得意のプレゼンで京明館の魅力をアピールするが…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)



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※キャスト

鳴海涼介 – 櫻井翔

真柴ちひろ – 蒼井優
島津智一 – 瀬戸康史
市村 薫 – 木南晴夏
矢部 日菜子 – 森川葵
河原崎 孝太郎 – 池田鉄洋
及川祐二 – 木下ほうか
綾野沙織 – 井川遥
郷原達輝 – 荒川良々
杉山文恵 – 秋山菜津子

柏木文夫 – 風間杜夫

松原聡子 – 多部未華子

香坂友梨子 – 松本まりか
後藤田 圭 – 平山浩行

加賀谷 圭介 – 高嶋政伸

京明館高等学校生徒

池本めぐみ – 米山実来
内村未華子 – 古川明美花
梅原あや子 – 三村玲
岡本恭子 – 遥香
小畑なつみ – 古賀美月
柏原夏希 – 百瀬笑子
川崎里美 – 渡邉紗緒理
川田清花 – 柴田理名
貫地谷彩 – 中村綺花
後藤真喜子 – 関谷樹愛瑠
坂上尚子 – 赤塚俊子
武内美佳 – 西村彩
戸塚早紀 – 日暮未奈
町田柚香 – 生駒優香
勇川亜里砂 – 竹本咲良
米原夏美 – 瀬戸真莉奈
渡辺彩音 – 加々美瑠菜
相本尚 – 福知叶成
飯野将也 – 鈴木啓大
坂雄太 – 鴫原怜
黒谷光臣 – 大原由暉
杉田雄一 – 溝口太陽
高谷健 – 福本晟也
谷本正彦 – 山本賢太
相川なつみ – 関りおん
浅田里奈 – 柳宙見
飯田早知 – 飯塚純音
内田麗奈 – 柴咲七虹
太田寛子 – 秋山芽依
片瀬美月 – 齋藤真菜美
五味真菜美 – 椿明来
坂上南朋 – 赤沼葵
榊原有紀 – 横島ふうか
下川沙耶 – 荒井暖菜
富永真悠子 – 星乃れい
永井由梨 – 茂内麻結
平山薫 – 白石優愛
増田朝陽 – 葛屋柚香
守野優樹菜 – 入江怜
森安杏 – 小出紗加
依田真子 – 田中瑠愛
脇坂可奈美 – 橋口叶子
奥寺涼太 – 板垣李光人
勝村雅彦 – 武田勝斗
加藤達也 – 山下翼
城戸信吾 – 瀧澤翼
佐久間慎之介 – 吉田拓馬
杉山良成 – 佐藤蓮
田中享 – 福崎那由他
中村慎介 – 細田佳央太
西谷昴 – 琉翔
松井聡 – 渋谷有磨
松野隼士 – 宍倉秀磨
米倉栄太 – 古市健太
伊藤夏樹 – 大指茉依
岩崎若菜 – 花坂椎南
大川瑠奈 – 神岡実希
大沼さやか – 柿本朱里
香川瑞枝 – 石井愛乃
勝田あおい – 磯村ミラ
金村絵里香 – 西田梨々花
河村涼香 – 鈴木美羽
須賀友香 – 出口起新
立石なつみ – 森みなみ
豊島真悠子 – 須永真咲
長井美和子 – 戸畑心
秦野静佳 – 鈴原ゆりあ
福士江美子 – 石井美音奈
三浦百合菜 – 宗田桃花
森井春菜 – 下村明日香
青木哲二 – 吉田晴登
市田勝久 – 千葉新大
上本光彦 – 藤原麗
小栗裕司 – 中村光紀
岸田春樹 – 亜蓮
北川憲人 – 齋藤優
小山祥太郎 – 立石ケン
白咲浩太郎 – 堀海登
杉浦章 – 船越耕太郎
関田康介 – 田代遥希
田代翔太 – 安藤瑠一
仲田まさし – 谷島光城
星田良雄 – 梅沢太一
山城洋一 – 山本拓海
相田修 – 松井奏
加瀬龍之介 – 佐久間悠
川口将生 – 西山潤
有賀弘明 – 浦川祥哉
※スタッフ

脚本 … 福田靖
演出 … 水田伸生
プロデュース … 次屋尚、高橋史典

音楽 … 平野義久
主題歌 … 嵐「Doors~勇気の軌跡~」







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