【陸王】第1話 感想

うちが100年かけてやってきたことはそれだけじゃないんです。

これは40年以上前に先代が作った失敗作です。
これを見て同じ間違いを繰り返すなと言う人もいるでしょう。
でも私はそうは思えない。

これはタスキです!

先代も先々代も足袋作りの伝統を守りながらそこにあぐらをかくことなく一方で 常に新しいことに挑戦しようとしていたんだと思う。

 

結果として上手くいかなかったとしても、その魂はこうして受け継がれている。

技術の進歩した今ならその思いを 実現することができるかもしれない。

 

これは今まで「こはぜ屋」100年の歴史を支えてきた社員達から託されたタスキなんです!

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【陸王】第1話 感想

 
  
  rikuou-op

一週遅れで初回レビュー。

遅れといっても22日は選挙のために1回お休み。

……ということで、初回2時間SP。

熱い……相変わらず熱い。

個人的にはこのスタッフの前作『小さな巨人』があんまりだったので(ただし、そっちの脚本は八津氏はメインでは無く、原作もない)恐る恐る見たんですけどね。

見て良かったわ。
このスタッフの作品の中では一番好きな『ルーズヴェルト・ゲーム』を思い起こさせられたよ。

https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-4096.html

スポーツっていいね。
伝統産業を守るっていいよね。
熱くなれるものがあるっていいよね

って思える話であった。

モデルは「行田足袋」

物語のモデルになっているのは埼玉県行田市の「きねや足袋」さんらしい。

https://www.pref.saitama.lg.jp/chokotabi-saitama/ichioshi/dentou/dk20.html

「陸王」のモデルは「きねやMUTEKI」
 

実際、苦労して開発した物なんだろうなぁ。

埼玉県も、もちろん推し。



ある意味、行田市の地域興しドラマでもある。

私もドラマ放映中にロケ地に行ってこようと思っとります。

個人的には役所広司推し

私、本当ーーーに、もう何年も役所広司さんのファンでして。

映画俳優だと思って見ているので、久々の連ドラ出演には不安もありました。(顔芸スタッフだし……)。でも、落ち着いた柔らかい笑顔のシーンが多くて良かったな。ますます好きになったわ。こんなお父さんが居て、萌音ちゃんが羨ましい(いゃね萌音ちゃんが娘だっていう親も羨ましい)。
 rikuou1-萌音ちゃん

零細企業の苦しい経営。
見えてくる希望と打ち砕かれる計画。

毎度毎度、悪の銀行。

敵方はいつも赤。
 rikuou1-赤

正直、既視感だらけだが……。

それでも、やはり前作の変な警察ものよりも、ちゃんと原作があるだけに「企業もの」としての描写が丁寧。

特に、足袋を作る技術が消えてしまったら、それは日本の文化の損失になる事。

それを丁寧な作業で続けているお仕事の尊さ。

スポーツシューズと足に掛かる負担に関する丁寧な説明など。
 rikuou1-説明

ちゃんと取材して作っている安心感。
お仕事ドラマはこうであってほしいよね。

「また、同じことやってるよ。ベタすぎーーー!」と思いながら泣いてる自分がいるのだった……ほら、まんまとハマってる。

とりあえず、初回2時間、熱くて結構疲れた……。
選挙だから仕方ないけれど、延長スペシャルは避けていっていただきたい……。

でも、
キャスト大好きで先が楽しみ。

一応、Twitter実況拾っときます

 rikuou1-茂木くん

 rikuou1-ばあちゃん


倒産寸前の足袋屋が再起をかけて立ち上がり、畑違いのランニングシューズ作りに挑む!そんな無謀とも思える挑戦にかける熱き人物たちの感動の物語!

老舗足袋屋の四代目社長 宮沢紘一(役所広司)。就活がうまくいかない息子の大地(山崎賢人)ともぶつかる日々の中、会社を立て直すべく、新規事業に乗り出す。

シューズ作りを始めた宮沢たちは、茂木(竹内涼真)という1人のランナーに出会う。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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※キャスト

宮沢紘一 – 役所広司
宮沢大地 – 山﨑賢人

宮沢美枝子 – 檀ふみ
宮沢 茜 – 上白石萌音

安田利充 – 内村遥
仲下美咲 – 吉谷彩子
水原米子 – 春やすこ
西井冨久子 – 正司照枝
橋井美子 – 上村依子
正岡あけみ – 阿川佐和子
富島玄三 – 志賀廣太郎

有村 融 – 光石研
江幡晃平 – 天野義久
飯山晴之 – 寺尾聰
飯山素子 – キムラ緑子

茂木裕人 – 竹内涼真
城戸明宏 – 音尾琢真
平瀬孝夫 – 和田正人
立原隼人 – 宇野けんたろう
加瀬尚之 – 前原滉
内藤久雄 – 花沢将人

川井 – 佐藤俊彦
水木 – 石井貴彦
端井 – 安藤勇雅

毛塚直之 – 佐野岳
吉田 – 山本涼介

小原賢治 – ピエール瀧
佐山淳司 – 小籔千豊
村野尊彦 – 市川右團次

坂本太郎 – 風間俊介
大橋 浩 – 馬場徹
家長 亨 – 桂雀々
ポスターモデル – 山本里菜
広樹 – 緒形敦

レース解説者 – 増田明美
マラソン実況 – 初田啓介(TBSアナウンサー)
サイラス・ジュイ – サイラス・ジュイ
藤井 – 内場勝則
矢口 – 井上肇
スポーツショップ店員 – 原アンナ

ナレーション – 八木亜希子

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
脚本協力 … 吉田真侑子
演出 … 福澤克雄、田中健太
プロデュース … 伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎

音楽 … 服部隆之
劇中歌 … Little Glee Monster「Jupiter」

コメント

  1. 日曜劇場『陸王』第一話

    「役所広司・15年ぶり連ドラ出演~倒産寸前の足袋屋が大企業と悪銀行に挑む!親子と仲間」 『倒産寸前の足袋屋の挑戦がはじまる!』内容埼玉県行田の老舗足袋屋“こはぜ屋”で、トラブルが発生する。無くてはならない、最も重要なミシンが壊れてしまったのだった。社長の宮沢紘一(役所広司)は、息子・大地(山崎賢人)らに対策を命じる。しかし、倉庫には部品が見当たらず。…

  2. 陸王 第1話

    サブタイトル「役所広司・15年ぶり連ドラ出演~倒産寸前の足袋屋が大企業と悪銀行に挑む!親子と仲間の愛で復活なるか」って長っ!原作は、池井戸潤の同名小説。埼玉県行田市にある老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、足袋の需要が年々先細っていく中、資金繰りに悩んでいた。危機感を持った宮沢は、足袋製造で培った技術を生かし、“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発に乗り出すことを決意する。しかしそれは、従業員20人余りの地方の零細企業にとって、新製品を開発するための資金や人材もな…

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