【過保護のカホコ】第10話 最終回 感想

私が聞きたいのは…。
私以上に加穂子を幸せにする覚悟があるかどうかよ。

私は長くてつらい不妊治療の末、死ぬ思いでこの子を産んだの。

だから これから加穂子にどんな苦労や間違いがあっても知らん顔できないのよ。

あなたは離婚したら他人になれるけど、私は加穂子の人生に一生責任を負って行かなくちゃいけないの。

でも、あなたはどうなの?
あなたに何ができるの?

あなたはせいぜい愛するだけでしょ?


過保護のカホコ 第10話(最終回)

 
     kahokoーop

大団円すぎる最終回で、いつ誰かが死んじゃうか、泉さんが水落ちしちゃうかとドキドキしちゃった。
 kahoko10-泉


結局「家族」という枠から出なかったカホコだけれども、それを「いけない」とは思わないの。

確かに、カホコは「家族」という糸でガンジガラメになって終わった感はあるし、これでいいのか、とは思う。

けれども、洗脳されてそうなっていた時期と違って、今はそれはカホコの意志だから。
 kahoko10-ママ


私には無理だし、多くの人がそれを「気持ち悪い」と言う。

「家族が大好き」なカホコをイトちゃんの友達は気持ち悪がっていた。

それと同じね。


人はみんな大好きで居心地の良い場所で生きていきたくて、それが友達や仲間や恋人や…そういう人もいるだろう。


仕事が大好きで会社が一番居心地良い人もいるの。
家族が大好きで離れたくない人もいるの。

それを「変だ」と言って気味悪がるのは偏見と同じなの。


私は長い間ずっと家族の行事が大嫌いだったの。

ウチの両親も何かと集まりたい人で、それは家族なんて別に好きじゃなかった私にとっては精神的にも経済的にも負担だったの。

並木家の集まりは、それを思い出させた。

けれども、不思議と嫌な感じはしなかったの。

カホコが心から家族を好きだったからね。
こんなに好きならどんなに楽しいだろうって思ったら、ちょっと羨ましいくらい。


家族が大好きで、支えられる方では無くて支えて生きていきたいカホコ。

家族がいなくて、これから一員になってみたいハジメくん。

この夫婦が歩く方向が同じだから、これはこれでいいと思ったの。
 kahoko10-式



これが、あまり家族に恵まれなかったという脚本家さんの理想だったのね。

朝ドラでは、ひたすら気持ち悪さしか出せなかったけれども、温かみのある良い話だったと思った。

遊川脚本でこんなの初めてーーー!!


何度も書くけれど、とと姉ですっかり苦手になった高畑充希さんの純粋な可愛らしさ。
それを支える麦野くん@竹内涼真くんの大きな手。

この2人を大好きにさせてくれたこのドラマにはお礼を言いたいと思うの。
 kahoko10-2人


以上。カホコのように書いてみたの。

もう、あのカホコ走りが見られないと思うと、本当に寂しいな。

この家族の続きなら、もっともっと見てみたいと思うの。


カホコ(高畑充希)は、家族を失って辛い時こそ結婚すべきだという初(竹内涼真)の言葉に後押しされ、看病疲れで体調を崩しながらも結婚に反対する泉(黒木瞳)と正高(時任三郎)に、改めて結婚を認めてもらえるよう頑張ると宣言する。

初代(三田佳子)を亡くして落ち込む福士(西岡徳馬)を心配したカホコは並木家を訪ねるが、家の中に人の気配は無く、福士は電話で初代に会って来ると言い残す…。

心配したカホコは、警官の衛(佐藤二朗)の力を借り、環(中島ひろ子)と節(西尾まり)に聞いて福士が行きそうな場所を考えるが、思い当たるような場所は無く…。

さらに、離婚したばかりの衛と環は気まずい雰囲気に。

そんな時、騒ぎを聞きつけた泉が二人の思い出が詰まった場所は家しかないと断言。
初の力も借りて祖父母の家の中を捜索したカホコは、庭の隅で泣きながら小さくなっている福士を見つける。
初代を幸せにできなかったと自分を責める福士に、カホコは初代から聞いた福士との思い出を話し…。
さらに、ギクシャクした衛と環に、カホコは初の力を借りて「過去を悔やんだり将来を不安に思うより、今の自分をたちを信じて生きた方がいい」と説得。
元気を取り戻し、家族写真を撮ろうとする福士だったが、カホコはまだイト(久保田紗友)がいないと話し…。

チェロを売り払おうとするイトを待ち伏せしたカホコと初は、チェロを奪って逃走。
カホコは、自分がイトのチェロを買って、必要になったらイトにあげると話す。
カホコのお節介ぶりに呆れるイトだが、カホコはどんなに嫌われても自分とイトの家族の糸は切れないのだと言う。
初からも自分の好きなものから離れてはダメだと励まされたイトは、カホコからチェロを受け取る。

 今度こそ泉に結婚の許しを貰いに行こうと話す初だったが、初を連れてカホコが向かったのは根元家。
子供達のための施設を作る準備に追われながらも、借金の問題を解決できていない教子(濱田マリ)に、カホコは自分の貯金を使って借金を返し、保育士の資格を取ったら一緒に働かせて欲しいと話し、皆を驚かせる。

さらに、カホコの結婚の話を聞いた正興(平泉成)と多枝(梅沢昌代)は結婚式をすべきだと張り切りだす。

 ついに家族の問題を解決し、泉と正高の許しを得に向かったカホコと初。
一生切れない親子の縁で繋がった母親として、自分以上にカホコを幸せにできるのかと迫る泉に、初が返した答えは…。

 そして、結婚式当日。泉の同意を得られないまま、カホコと初の結婚式は始まろうとしていた・・・。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)



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※キャスト

根本加穂子(カエル) … 高畑充希

麦野 初(オオカミ) … 竹内涼真
根本 泉(ミーアキャット) … 黒木 瞳
根本正高(ライオン) … 時任三郎

国村 衛(オシドリ) … 佐藤二朗
国村 環(オシドリ) … 中島ひろ子
根本多枝(コアラ) … 梅沢昌代
根本教子(鮭) … 濱田マリ
富田厚司(ハムスター) … 夙川アトム
富田 節(トンビ) … 西尾まり
富田 糸(鷹) … 久保田紗友

並木初代(ゾウ) … 三田佳子
並木福士(ウサギ) … 西岡徳馬

根本正興(ナマケモノ) … 平泉 成

矢部 … 飯田基祐

※スタッフ

脚本 … 遊川和彦
演出 … 南雲聖一、日暮謙
プロデュース … 西憲彦、大平太、田上リサ

音楽 … 平井真美子
主題歌 … 星野源「Family Song」







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コメント

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2件のコメント

  • スギヤマ (@piroji)
    2017年9月14日 10:00 PM

    >結局「家族」という枠から出なかったカホコだけれども、それを「いけない」とは思わないの。

    同意です。これも又一つの答えだと。
    私の答えとは違っていても。

    以前読んだ漫画で、「心配って支配だよね」っていうセリフに対して、「一つの愛の形でもある」と返す
    みたいなシーンがあって、
    そんなことを思い出しつつ昨夜は見終わった後にいろいろ考えちゃいました。

    カホコは家族に強烈に縛られているけど、やっぱりそこには強靭な愛もあって
    羨ましくもあるけど、自分はこの中に入りたくはないし入れないだろうと思う。

    >私には無理だし、多くの人がそれを「気持ち悪い」と言う。
    多くの人が…やっぱりそうなんですね。
    私も無理ですけど。

    でも、やっぱり私はこの物語が好きなのです。

    カホコの真っ直ぐな一生懸命さと、家族への愛と信頼。そしてそして高畑充希さんのすっばらしい演技。

    初くんの過剰すぎるほどの優しさ。泣きました。

    この主人公二人がブレなかったことが凄く良かった。

    >もう、あのカホコ走りが見られないと思うと、本当に寂しいな。

    わたしも寂しい!本当に可愛らしかったですよね。
    最後は泉さんも走っていましたね、カホコの一生懸命はやっぱりママ譲りだった。

    この物語はゴリゴリに凝り固まった大人が、成長していく話でもあって、そこんところもいいなあと思いました。

    そりゃ、自分の生き方や考え方とはぜんぜん違うし、私は偏屈で捻くれ者なので仲間に入れそうもない。
    それにこんなにうまいこと行かないっても思う
    それでも愛ある家族の姿を貫き通してくれて、私はこの着地でとても満足しているし、良かったと思う。

    カホコのその後なら見てみたいな、と思います。

    すっばらしく楽しい三ヶ月間でした。

    • くう
      2017年9月16日 4:26 AM

      スギヤマさん

      >「心配って支配だよね」っていうセリフに対して、「一つの愛の形でもある」

      それですよね。
      過干渉で束縛する育児が良いわけではないけれども、そこには愛はあると思うんですよね。
      少なくとも泉さんには愛はあると思えました。
      ただ、とんでもなく天邪鬼なだけで(笑)

      >カホコの真っ直ぐな一生懸命さと、家族への愛と信頼。そしてそして高畑充希さんのすっばらしい演技。
      初くんの過剰すぎるほどの優しさ。泣きました。

      私自身はとてもこんな風に家に縛られたくはないけれども、縛られているんじゃなくて包まれているんだ、家族の中で恩返しもして行きたいんだという考え方で生きている人は、それはそれでちゃんとした意志の下で生きているのだと思います。本当に洗脳されて操られている状態はカホコの初期状態ですよね^^

      この2人はきっと家族だけではなくて子供たちを通じて社会と広く関わっていくだろうし、そのグラウンドが家族である事には全く問題はないと思えました。心が自由でいられるなら何だって問題ないです。

      高齢化社会とプア若年層の問題も解決したドラマだと思っています。
      上手く行くならば、お祖父ちゃんを支えてあの家で生きていくというカホコの結論はすんばらしいと思います。

      私も、すっぱらしい3ヶ月でした^^

5件のトラックバック

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