【貴族探偵】第1回 感想

いつの時代も愚かな凶行に走るのは己の独占欲を満たそうとする男だと相場は決まっています。

あなたは悪くない。

ただ美しかっただけです。

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貴族探偵 第1話 推理はしないが、謎は解く!破天荒なニューヒーロー登場!

 
  
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セレブ宅の大口クライアント・玉村家のポルチーニパーティーに呼ばれた女探偵・高徳愛香は、そこで殺人事件に遭遇する。

探偵が行く所に事件あり…の法則は金田一もコナンくんも同じ。

高徳愛香が、刑事・鼻形と現場検証している時、突然、玉村家ガスコン荘の外に巨大なテントが現れるのだった。

ようこそ。わが家へ。
他人の敷地だ。ぉぃ……。汗.gif

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ということで…

ツッコみだらけの変わった探偵ものが始まったのである。

主人公()は、推理しないで謎を解く貴族探偵…。

ちなみに、ご存知の通り日本の貴族制度は昭和22年の日本国憲法制定の折に廃止されています……けど、そんな事はどうでもいい。

もしかしたらここはパラレルワールドなのかも知れないし、公式からツッコんでもいいという許可が出ているので…。

 

分かりましたよ。あなたのやり方が。
あなたは使用人たちに証拠を集めさせて自分はそれを聞いて推理だけを披露する、いわゆる安楽椅子探偵だったんですね。

ご想像にお任せしますよ。

どうしてこの人が推理するの?
あなたが探偵なんでしょ?

ええ。 私は探偵ですがそれが何か?

だったらあなたがやるべきですよね!?

 

ひょっとしてあなたは、この私に推理をしろと?
バカバカしい。どうしてこの私がそんな面倒なことを?
貴族に労働を強要するとは、時代も傲慢になったものだ。

使用人が何のためにいると思っているのです?
推理などという雑事は使用人に任せておけばいいんですよ。

はあ??
推理をしない探偵がどこにいるのよ!

大事なのは誰が推理を語るかではなく、真相に辿りつくことができるかどうかです。

 

「時代も傲慢に」とか「女性とアバンチュール」とかいう言葉回しや人格が、どうも相葉ちゃんと合う気がしなくて、ムズムズしながら見ていた(爆)

そもそも、推理しなければ探偵じゃないじゃんね…。
召使が検証したり推理したりするのならば、御前は単なる「探偵軍団のご主人様」であって、探偵そのものではないじゃん…と思うのだった。

でも、原作がそういうコンセプトらしいので、まぁいいや。。

 

事件と推理に関することそのものが面白いかどうかは、正直よく解らなかった。
たぶん、事件自体は有り触れたネタだったと思う。
(ツッコみ所が多すぎて、集中して見れなかった(爆))

けれども、たぶん、それもどうでもいいんだ。

このドラマはツッコんでナンボのドラマなのである。
召使たち劇団が作成した推理ビデオのクオリティが凄い(爆)
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シックリ来ないまま見終わったけれども、ツイッター上では原作未読者と既読者の感想が真っ二つな感じ…。

既読者によると、「この変な感じ」が原作の特徴で、貴族らしさがない相葉ちゃんが御前の役で問題はなく、ものすごく忠実に映像化されているらしい…まじか。汗2.gif

既読者がこれが良いんだと言うのなら、まぁ、それでいいんだろう…。
ドラマだけの感想を言えばビミョーだ。。

 

でも、武井咲ちゃんが可愛くて井川遥さんが美しいので、まぁいいや。
(でも、この「師匠」もすでに鬼籍の人らしくて、そこも謎)
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とりあえずは様子見。

とある探偵事務所。高徳愛香(武井咲)が動き回っている。
そんな愛香を尻目に、ワイングラスを傾けているのは喜多見切子(井川遥)。
新米探偵である愛香は、クライアントで日本有数の財閥令嬢・玉村依子(木南晴夏)からパーティーに招かれており、準備に慌ただしい。
愛香がやってきたのは、ガスコン荘。荘内を令嬢に案内されている中、愛香が異変を見つける。
血の足跡が…。手袋をはめ、地下室へ足が向く愛香。
愛香が地下室の扉を明けると、そこには異様な光景が広がっていた。

パトカーがガスコン荘へ到着。現場指揮をとる刑事・鼻形雷雨(生瀬勝久)。
部下の常見慎吾(岡山天音)とともに、鑑識の冬樹和泉(田中道子)から状況報告を受けると、事件関係者の聴取へ。
執事の出で立ちをした男(松重豊)ー名を山本と言うーが「我が主が、公僕殿や皆様とお会いすることを望んでおります」。
メイド服の女性(中山美穂)ー名を田中と言うーがお茶を一同に出すと、古めかしい運転手風情の男(滝藤賢一)ー名を佐藤と言うーと談笑をして現れた男。
頭のてっぺんから足の指先まで、すべてが貴族なのだ。
まったく事が飲み込めない愛香と鼻形。
一体全体、あなたは何者なのか?
「心ある人からは、こう呼ばれています。貴族探偵と」

名前を聞いた時、わき上がる愛香の敵対心。
そして勃発する貴族と愛香の推理対決。
既成の推理劇の常識を完全に覆す、前代未聞の謎解きの幕が今、上がったー!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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※キャスト

貴族探偵 … 相葉雅紀

高徳愛香 … 武井咲
鼻形雷雨 … 生瀬勝久
常見慎吾 … 岡山天音
玉村依子 … 木南晴夏
冬樹和泉 … 田中道子

喜多見切子 … 井川遥

佐藤 … 滝藤賢一
田中 … 中山美穂
山本 … 松重豊
謎の女(ギリ) … 仲間由紀恵

※スタッフ

脚本 … 黒岩勉
演出 … 中江功、金井紘、相沢秀幸
プロデュース … 羽鳥健一、西坂瑞城

音楽 … 末廣健一郎
原作 … 麻耶雄嵩「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」
主題歌 … 嵐「I`ll be there」

コメント

  1. 貴族探偵 #01

    貴族探偵 #01 原作既読だったので1話を視聴。 原作小説がある作品は読者によって個々に抱いている「イメージ」が違うため実写化やアニメ化といった映像化はやはりハードルが高いな、というのが率直なところ。 いや、そんな回りくどい言い方をせずにバッサリ切らせてもらえば主演・貴族探偵役の相葉雅紀さんでは荷が勝ってしまう。まぁ、演技力が足りないといえばそれまでなんだけど、それ以前に生…

  2. 貴族探偵 第1話

    #1「推理は雑事!破天荒なニューヒーロー登場!誰よりも優雅に悪を裁く!」2017.4.17 onair 初回30分拡大 上流階級の出らしいということ以外、本名、職業、年齢など全てが謎の紳士、貴族探偵(相葉雅紀)。不可解な事件現場にふらりと赴き、解決に導くのだが、一切の…

  3. 貴族探偵 第1話

    『推理はしないが、謎は解く!破天荒なニューヒーロー登場!』内容その日、喜多見切子(井川遥)探偵事務所の高徳愛香(武井咲)は、クライアントの玉村依子(木南晴夏)の屋敷へと向かう。財閥令嬢の依子は、パーティーの準備で忙しそうだった。早速、依子は、屋敷“カスコン荘…

  4. 貴族探偵 第1話

    高徳愛香(武井咲)は、喜多見切子(井川遥)を師と仰ぎ、彼女の事務所に勤める新米女性探偵です。 その日、愛香は重要なクライアントの玉村家の令嬢・依子(木南晴夏)からパーティーに招かれて、山荘を訪れます。 出迎えた依子は、山荘の地下室にある「鬼隠しの井戸」と呼ばれる古井戸の話を愛香に聞かせていました。 後味の悪い話を聞かされた愛香が地下室の扉を開けると、古井戸のそばでパーティー…

  5. 貴族探偵 (第1話/初回30拡大版・2017/4/17) 感想

    フジテレビ系・月9『貴族探偵』(公式) 第1話/初回30拡大版『推理は雑事!破天荒なニューヒーロー登場!誰よりも優雅に悪を裁く!』の感想。 なお、原作:麻耶雄嵩「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」(小説)は未読。 名探偵・切子(井川遥)を師と仰ぐ新米探偵の愛香(武井咲)はクライアントの令嬢・依子(木南晴夏)の別荘を訪れ、古井戸の前で彼女の友人・笹部(ハリ…

  6. 貴族探偵~小ネタがいっぱい! ポルパ → ポルカ → 老人と子供が歌う歌 →ズビズバ →左卜全ww

    「貴族に労働を強要するとは時代も傲慢になったものだ。  使用人は何のためにいると思っているのです?  推理などの雑事は使用人に任せればいいのですよ」  推理をしない探偵の登場である!(笑)  おそらく貴族探偵(相葉雅紀)は、一瞬で事件の真相を見抜いてしま…

  7. 貴族探偵「推理は雑事!破天荒なニューヒーロー登場!誰よりも優雅に悪を裁く!」

    原作は、ミステリー作家・麻耶雄嵩による本格推理小説「貴族探偵」とその続編「貴族探偵対女探偵」いきなり美女2人… 高徳愛香(武井咲)は、喜多見切子(井川遥)の変顔で始まるオープニングも画期的なら、いろいろと、チャレンジ精神旺盛な遊び心に満ちたミステリーは、月9ドラマ30周年記念作品キャスティングも豪華だし、全力で遊び要素満載にしてるサービス精神は、よく分かったのですが、ミステリ音痴の私には、あまりにもフェイントが多くて、本筋の勘所がいまひとつ不明だったのでした。きくところによると、大いに褒めてる方もい…

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