NHK朝ドラ【べっぴんさん】第91回・92回(第16週土曜日・17週月曜日) 感想

家出をしてしまったさくら(井頭愛海)を心配するすみれ(芳根京子)だったが、姉のゆり(蓮佛美沙子)の家にいると知ってとりあえず胸をなで下ろすのだった。
ところが、さくらを迎えに行ったものの、すみれは話もできないままゆりに帰されてしまう。
話し合えるような段階は、とっくに過ぎていた。
会社に戻ると同僚の明美(谷村美月)が、落ち込むすみれを飲みに誘う。
明美に連れて行かれた店は思いがけない場所で……(91話)

すみれ(芳根京子)は、任されていた大急百貨店の展示のテーマを「女の一生」に決め、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)と準備を進めていく。
一方で、家出中の娘・さくら(井頭愛海)は姉のゆり(蓮佛美沙子)の家からいまだ帰らない。
すみれは夫の紀夫(永山絢斗)に「会いに行かないか」と誘われるが、「今はまだかける言葉が見つからない」と断るのだった。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「べっぴんさん」第17週「明日への旅」 第92話

    beppin-op

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。

…テンプレだす…。

土曜日からインフルエンザで寝込み中~~…

今日はだいぶイイので一応パソコンに向かってみた。

ってことで、いつもより緩く軽く2話分レビュー。
(他のドラマの振り返りレビューは、ちょっと無理かも知れないっす。すいません。)

ちなみに、このページを閲覧された方にはウィルスが感染するよ!!
…ってことはたぶんないのでご安心を。

 

熱にうなされている間に色々なドラマっぽい夢を創作していたわしのドラマ脳←すごいぞ。。

その一つにこの「べっぴんさん」も入っていて、「坂東家・女の一生」みたいな話だった。

芳根京子さんがあのままの姿でおばあさんになっていて、井頭愛海ちゃんがあのままの姿でお母さんになっていて、さくらの子役だった粟野咲莉ちゃんが赤ちゃんを抱いているという……や、やめろぉぉぉ……これ以上この姿のままで進めるなぁぁぁ~~……。

という悪夢だったよ。(こらこら)(で、でもホント)

 

という戯言は置いておいて……。

さくらが家出したという話を

へぇ。やるなぁ。
お嬢さん育ちがよう勇気出して飛び出したもんや。
よっぽどやな。

 

と言うヨーソローのママだが、何だか全くその「よっぽど」に見えないので贅沢病としか思えない さくらの家出である。

家出して行った先も五月のような生活レベルが違いそうな家ではなくて、ガッツリ贅沢継続できそうな ゆりおばさんのお家。

もう本当にただの贅沢旅行じゃん。

ゆりおばさんも潔おじさんも何にも うるさい事言わないのな。
せめてご飯の手伝いくらいさせたらどうかと思うのだが、これじゃキヨさんに作らせてただ食ってた家にいた時と同じじゃん。

ゆりがどう考えているのかサッパリ解らんが、帰らせる気があるなら「ウチはあんたんとこと違って厳しいで」ってところは見せていただきたいものである。

92話でなんか平気でヨーソローまで覗きに行ってたし、ゆりおばさんの所に居れば気楽に夜遊びも出来るし~みたいな家出先にはなってほしくないねぇ。

 

何でこんなふうになってしまったんやろ…。

と泣きそうな すみれに

それを考える時間をもらったと思うしかないな。

と答える明美ちゃんが良いなぁ。

そうね。
こじれなければ気づかずに過ぎて行ってしまうことっていっぱいいっぱいあるもんね。

 

親の思いはいつか伝わるよ。
すみれちゃん前に言ったやろ?
淡々と。

淡々と…。

 

ああ、あったねぇ。そういうセリフ。好きだったな。

そして現実に すみれは淡々と順調(すぎ)に進んできたのよね。
その陰で実は順調ではないことが起きていた。

反抗する娘の前では淡々としては居られない。解るなぁ。

 

さて、キアリスに与えられた店頭ディスプレイの仕事。
テーマは「女の一生」に決まった。

子供が生まれて、入園、入学、入社、結婚、そして孫が……

と…

「女の一生」ってそれだけじゃないでしょう!?
どうして明美ちゃんもいるのにそういう方向へ行くのか!

と平成女子がガヤガヤ言いそうだが…

時は昭和前半。

これが婦女子の生きる道であったので、まぁいいんじゃね。

そして、それ以上に、

これは百貨店のディスプレイ。

生まれた、入学した、就職した…………

だけじゃ物が売れないでしょう。汗2.gif

だから、そういう思考にはひとまず蓋をして……

 

「ダイキューですから!!」

を繰り返してきた小山さんが

「キアリスですから!」

を繰り返すことにビックリする4人である。

視聴者はとっくにその理由を知っているわけだが、知らないことにしておいてあげよう。

 

明日なんやけど、フィアンセを連れて事務所へ挨拶へ行きたいのよ。
彼も明日なら少し時間が取れるって言うてるの。

と言う悦子さまのキラキラした表情が素敵やわぁ。
 ドラマimg

 

ここまでは自分もたどってきた道やから分かるけど、この先どうなるんやろね。

ほんまやねぇ。

この通りおばあちゃんになっておしまいやろ。

………冗談やて。

 

どんな道を歩もうが人間の一生なんて生まれて死ぬだけや。
その中でどう人と関わっていくかが豊かに暮らせるかどうかって事なのかも知れないね。

 

ゆりの家に行かないかと誘う紀夫さんに、

私は行かない。
行ったところで言える事がないの。
「帰ってきなさい」とか「心配してる」とかそういう事は言えるけど…。

 

と言う すみれだが、このままあの家に置いておいても甘やかされるだけだし、こういう場合、こっちから迎えに行かなければ向こうも帰るタイミングを失くすと思うんだけど。。

僕はただ家族は一緒におるもんやと思う。
何で家族なのに一緒におられへんのか分からへんのや。

 

そもそも、さくらはこの優しい父のどこに不満があったのか、それも併せて聞きたいわ。

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※キャスト
坂東すみれ … 芳根京子(子役期:渡邉このみ)
坂東(田中)紀夫 … 永山絢斗(子役期:玉山詩)
小野明美 … 谷村美月(子役期:坪内花菜)
小澤(多田)良子 … 百田夏菜子

村田(田坂)君枝 … 土村芳

坂東さくら … 井頭愛海(子役期 : 乾沙蘭→河上咲桜→粟野咲莉)
野上(坂東)ゆり … 蓮佛美沙子(子役期:内田彩花)
野上潔 … 高良健吾(子役期:大八木凱斗)
野上正太 … 吉田陽登

小澤勝二 … 田中要次
小澤龍一 … 森永悠希(子役期:森本凜→原知輝)
村田昭一 … 平岡祐太
村田琴子 … いしのようこ
村田健太郎 … 古川雄輝(子役期:池田橙哉→南岐佐)
足立武 … 中島広稀
高西悦子 … 滝裕可里
井口忠一郎 … 曽我廼家文童
佐藤喜代 … 宮田圭子

河合二郎 … 林遣都
山本五月 … 久保田紗友
大村すず … 江波杏子
西城一朗 … 永瀬匡

岩佐栄輔 … 松下優也
坂東五十八 … 生瀬勝久
麻田茂男 … 市村正親

大島保 … 伊武雅刀
大島いつ子 … 前田美波里
小山小太郎 … 夙川アトム
浮島時子 … 畦田ひとみ
浮島時久 … 中川浩三
玉井 … 土平ドンペイ

坂東はな … 菅野美穂
野上正蔵 … 名倉潤

坂東トク子 … 中村玉緒
坂東長太郎 … 本田博太郎
坂東節子 … 山村紅葉
坂東静子 … 三倉茉奈
田中五郎 … 堀内正美

ナレーション(語り) … 菅野美穂

※スタッフ

脚本 … 渡辺千穂
演出 … 梛川善郎、新田真三、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 三鬼一希
音楽 … 世武裕子

主題歌 … Mr.Children「ヒカリノアトリエ」

 

 

 

 

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コメント

  1. くう より:

    巨炎さん
    ありがとうございますー。
    吸入薬ってやつを生まれて初めて使いました(笑)

    >喜代さんをノーカウントで「家で自分は一人」発言した事で
    さくら評価がダダ下がりです。

    まったくですわ。
    今も伯母さまのお家で至れり尽くせり生活で、一生 小嬢様から抜け出せそうにない

  2. べっぴんさん (第91回・1/21) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』(公式) 第16週『届かぬ心』『第91回』の感想。 なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読ま…

  3. 巨炎 より:

    >インフルエンザ
    それは大変な事で。内服薬なら5日。
    吸入薬や点滴注射なら一発射ちだけど注射は大人でも異常行動などの副作用が出る事も。

    さくらが嬉しそうに食卓についている一方で、すみれは暗く沈んでいる。
    「ちりとて」や「カーネ」のように主人公も影に立たされる側になるのが
    大阪NHKの良い所なのですが、叔母さん宅に転がり込んだだけのさくらを
    過大評価するのは何だかですなぁ…。せっかくの江波杏子さんのキャスティングも
    過去二作品に比べて魅力あるキャラとは言えない現状。

    喜代さんをノーカウントで「家で自分は一人」発言した事で
    さくら評価がダダ下がりです。
    この十年の間に他界して、さくらが中学生ながらに家事を分担し
    母が帰ってくるのを待っていたとかいうのなら別だったのですが。

  4. べっぴんさん 第92回

    『明日への旅』内容さくら(井頭愛海)が、ゆり(蓮佛美沙子)のもとに“家出”すみれ(芳根京子)は、心配しながらも、大急から依頼されていた展示テーマを“女の一生”に決めて。。。。 そんななか、紀夫(永山絢斗)が、すみれに。。。。 敬称略 ほんと、何のためのアバンタイトル? その後も、度々盛りこむ…

  5. 明日への旅>『べっぴんさん』第91話

    「大急ですから」が「キアリスですから」に分かり易い変り身を見せる小山さん明美に「身内みたい」なんて言われるし悦子様のフィアンセが彼なのはバレバレこの分だと五月さんの同棲…

  6. 明日への旅>『べっぴんさん』第91話

    「大急ですから」が「キアリスですから」に 分かり易い変り身を見せる小山さん 明美に「身内みたい」なんて言われるし 悦子様のフィアンセが彼なのはバレバレ この分だと 五月さんの同棲相手は二郎さんでは!? …という予想も当たりそう(笑) 今週で3週目に入る“さくらエピ”が 来週も続くのかも!? …という悪寒も実現しそう(^^;) …ひじゅにですが何か? …

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