【真田丸】第40回 「幸村」 感想

九度山での生活を楽しんでいた信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が訪ねてくる。
大坂城で徳川家康(内野聖陽)を相手に戦ってもらいたいと信繁に懇願する。
信繁は断るが、そこに現れたのは…。
そして豊臣秀頼(中川大志)と茶々(竹内結子)が苦境に立たされていることを知った信繁に、きり(長澤まさみ)は…。
大きな決断を迫られた信繁は、息子の大助(浦上晟周)を呼び、くじを引けと迫る。


(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
    

   2016年大河ドラマ『真田丸』題字

真田丸 第四十話「幸村」

 

昌幸の死後も、信繁の幽閉が許されることはなかった。
真田紐を考案するも、九度山での厳しい暮らしは続く。
そんな折り、彼の前に現れた男は…

最近、ドラマが終わってから、パッと記事を書く行動に移る事ができなくて。
それってたぶん、いつまでもツイッターを見ているからだよなぁ、とは自覚している。

自分のTLにパーッと流れてくるこの大河への感想ツイを読むのが楽しくて、同じ思いを人と共有できることが嬉しくて。

この先、こんな大河にはもう一生出会えないかもなぁ…
(まぁ、大袈裟(爆)でも、あながち大袈裟とも言えなくてよ(笑))

そう思うと、ドラマの各シーンと共にこのお祭り感覚も一生の思い出になるのかもと……あ、言ってることがどんどん不吉になってきた(笑)

 

とにかく。

物語自体は決して「陽」の方向に向かって行くわけではなく、今までだって散々暗黒世界を見せられてきたのに、その中に漂う思い出が儚く切なく迫ってくる。

自分の中のこのドラマの思い出と、豊臣にどっぷり浸かった源次郎の甘い切ない青春の思い出がそのままリンクした回想の章。

 

切っ掛けは、片桐且元であった。

皆で気持ちよく飲み、家族仲良く宴会中の九度山へやってきたのは元・宇喜多秀家家臣、明石掃部頭全登。
八丈島流しには同行せず(だから泳いでやって来たわけではない(笑))一説には官兵衛さまに匿われていたとかいないとか…。

こんな者が忍んできているのに全く気付かない佐助も、すっかり田舎に馴染んじゃって、どうよ……。。

 

私と共に大坂へ来て下され。
間もなく戦が始まります。
豊臣方の将として一軍の采配をお取り頂きたいのでござる。

敵は?

徳川家康。

 

ここで信繁は初めて事態がそこまで逼迫していることを知る。

しかし、自分は流人であり、武士として心も引きこもり中である。

すげなく断る信繁。
しかし、相手は当然退かない。

会うて頂きたい方がおります!

と、言われ案内された所にいたのはボロボロの片桐さまであった。

九度山を離れる気は毛頭ないが、とりあえず話を聞いてくれと頼まれて仕方なく聞く信繁。

 

関ヶ原で石田治部、大谷刑部らがああいう事になり、その後も加藤肥後守ら豊臣家の重臣が次々と世を去って……気付いたら秀頼公のおそばに仕えるのはわしだけになってしまった。

 

且元、また大きゅうなったな。

と穏やかにあの三成の桃の木を眺める秀頼さま、切ない。

これを植えた頃、もうすでに秀頼母子は窮地への入り口に立っていた。
それでもまだ身の回りには豊臣に仕える者が居て、天下は約束されていると信じていたんだよね。

この木を秀頼が見ている時には、いつも片桐さまが傍に居た。
 真田丸34-10

 

その思い出が今、一気に壊れようとしている。

ここで出て来るのが方広寺の大仏開眼供養。有名な「国家安康」方広寺鐘銘事件である。

事の発端は方広寺の大仏開眼供養。
太閤殿下が進められていた大仏殿の造営は文禄の大地震で一旦頓挫したが、秀頼公のお声がかりで5年前から普請が始まった。

「今年は太閤殿下の17回忌。
是非ともそれに合わせて開眼供養を執り行おう。」
というのが秀頼公のお考えであられた。

 真田丸40

この件は家康から薦められたものであり、反対も唱えられるどころではない。

目的はもちろん、寺院などの修復に蓄えを使わせ、軍事力を削ぐこと。

ここで、鐘に刻む銘文について家康から難癖が入る。
銘文は漢詩の才能にも長けた南禅寺の僧・清韓の作。

この難癖はやり直しさせて金子を使わせようという策略なのか意味のないクレームなのか本当に気にくわなかったのか…その真実は藪の中。

そして、やり直しさせられた中で出てきたのが、「国家安康」「君臣豊楽」である。
真田丸40-1

これにはいささか趣向がございましてな。

趣向?

「国家安康」の文字がござろう。
「国が安らかに栄える」という意味だが、よくよくご覧あれ。
ここに「家 康」の二文字が隠れておる。

洒落ておりますなあ。

更にこちらの「君臣豊楽」。
意味は「皆が豊かに楽しく過ごす」だが、見方を変えれば「豊臣を君として楽しむ」と読めなくもない。

お考えになりましたな。

必ずや家康公も秀頼公もお喜び下さるはず。

 

これが、「諱を二つに割った」と家康を怒らせる原因になる…。

私が使っていた大昔の歴史の教科書では、豊臣方はこんな文字が入っていたとは気づかず、家康が気付いて怒り狂った…のような書かれ方だった気がするが、あらかじめ趣向として仕込んだ説が有力らしい。

https://twitter.com/kazumaru_cf/status/785123374808702977

考証の丸島先生の解説ではこんな感じ。

ドラマ的には仕組んだのでは、と思われる程度に徳川方が鬼畜に描かれています。
豊臣サイドの物語だから、それが当然。

 

ここからが、且元さま安定の試行錯誤っぷり。
ひと月も駿府に居て、全く家康に取り次いでもらえず、銘文の件は呪いを掛けたと言われ、胃も痛くなり切羽詰まった片桐さま。

ちっとも解決せず業を煮やした淀殿は大蔵卿局を家康に遣わし、こっちはアッサリと家康本人に面会できた。

 

わしは、本多正純殿から事を収めるための三か条を預かっておる!

聞いておりませぬ。

秀頼公は大坂城をお立ち退き、伊勢もしくは大和へと移る事、
お上様を人質として関東に送る事、
秀頼公は 諸大名と同じく江戸に参勤する事。

ありえませぬ!

かなわぬ場合は徳川に対する異心ありとして豊臣を討ち滅ぼすと。

大御所様がそのような事を仰せられるはずがない!

本多殿は大御所様のご意向とはっきりと申された!

 

切羽詰まった片桐さまは大嘘をついてしまい…。
 真田丸40-2

結果、みんなから責められる…と。こんな流れ。

つまり、ほぼ史実通りの流れであった。

こうして豊臣陣営が片桐さまを…まぁ若干の自業自得感はあるといえ追い出してしまった事で、自ら取次ぎを失った豊臣は転落まっしぐら。
真田丸40-6

わしは一人で…。
戦の火種を作ってしまった…。

と、落ち込む片桐さま。

そう。
片桐さまって、いつもいつもそういうキャラクターだった。
太閤殿下が生きていた頃からね。

殿下のために母上が持ってきた薬草を流してしまった一幕も懐かしく思い出す。

勘違いや早合点や動揺しすぎで、いつも何かしらの掛け違いをやってきた人。
その描写がここまで丁寧に丁寧に描かれてきて、ここでピタッと繋がった。

だから、ずっと見てきた私たちもこう思えるのである。

ああ、いつかこうなると思ってた。

 

秀頼公は 太閤殿下恩顧の大名たちに書状を送り味方につくよう呼びかけている。
大坂城には徳川との一戦を望む浪人たちが続々と集まってきておる!

左衛門佐。
わしはもう大坂に戻る事はできぬ。
おぬしの太閤殿下への忠義の心は誰よりも深い。
秀頼公のために一肌脱いではもらえないか?
大坂城へ入って兵を預かり、徳川勢を迎え討ってくれ!

 

これに対して、信繁は断るのだ。

お力にはなれませぬ。

なぜじゃ!?

訳は3つ。

まず、私は大軍を率いて戦った事がありませぬ。

更に私は囚われの身。
そして…。

私は戦がそれほど好きではないのです。

断った後も一人モンモンと悩む信繁の背中を押したのはきりちゃんだった。

 

お行きなさいよ。

あなたに来てほしいと思っている人がいるんでしょう。
助けを求めている人たちがいるんでしょう。
だったら…。

ここで一生を終えたいの?それでいいの?
あなたは何のために生まれてきたの?

今まで何をしてきたの?

小県にいる頃は父親に振り回されて大坂に来てからは太閤殿下に振り回されて。

何を残したの?
真田源次郎がこの世に生きたという証しを何か一つでも残してきた?

聚楽第の落書きの科人とうとう見つからなかったよね。
沼田を巡って談判はしたけど最後は北条に取られちゃった。

氏政様を説き伏せに小田原城に忍び込んだみたいだけど、氏政様がお城を明け渡したのはあなたの力ではないですから。
後から会いに行った何とか官兵衛様。のお手柄ですから。

何もしてないじゃない。
何の役にも立ってない。
誰のためにもなってない。

真田丸40-3

すごいな……。
今まで描かれてきた、このドラマのまんまの真田信繁じゃないか。

ネットの記事にも色々書かれていたよ。

「主人公は父上かよ、主人公のエピソードが創作ばかり、何もしていない人物の周辺を創作しているだけじゃないか……」

このまま人生が終わったら確かに、なぜわざわざ真田の次男を主人公にしたんだよという話になってしまう。

だから。
名を残さなくてはならないのよ。

なぜなら、平成のサラリーマンではなくて武士なのだから。

 

以前の彼女だったら止めたかも知れない。

視聴者に散々、言葉が現代とかヤンキーとかウザいとか言われながら、戦国の世に生まれて現在引き籠り中の武士を戦国の世へと返す戦国の女にいつの間にか成長していた。

源次郎の気持ちをあの頃へと呼び出す、あの鈴の音。

村に引き籠って家族と仲良く暮らし、畳の上で一生を終える。

武士たる者の幸せはそんな物ではないのだと、本当は源次郎もそれを望んでいるのだと、きりは理解しているのだ。

側室でなくとも。
一番側に居て一番源次郎を見て来たのは、やはり きりなんだ。
この役は、春では成り立たなかった。

 

うっとうしいんだよ、お前は!
何かいい事言ったような気になっていたら大間違いだからな。
思い上がるな!
お前の言った事くらいはな、とっくに自分で問いかけておるわ!

 

問いかけてはいても、動けなかったんだよ。
いつも、背中を押してくれていたのは、きりちゃんのウザい後押しだったでしょ

 

…だが、自分で問いかけるよりもお前に言ってもらう方がよほど心にしみた。
礼を言う。

 

長い長い回想シーンが。
源次郎がどれだけ豊臣を愛していたか、豊臣が青春だったか語りかけて来る。

 

田舎から大坂へ出てきて。
ド派手な城に度肝を抜かれつつ、憧れの世界へいつの間にか踏み込んだ。

そこに住んでいる人は華やかな世界の住人でありつつも、ただの家族でもあった。

天下人は素晴らしい威厳と恐怖に満ちていたが、ただの寂しい老人でもあった。

寂しいから、人を呼ぶために鳴らす鈴の音。
臨終まで看取った人の姿は源次郎にとって、もう親以上の存在だった。

明るいあの茹で芋の回の時から。
私たちが見てきた華やかで切ない豊臣の姿、全部。

 

ベルの音を頭の中に聞きながら、信繁は戻ることを決心する。

呼ばれたんだね…。

 

大助。父は新しい名を名乗る事にした。

はい。

その新しい名をこれから決める。

一文字は決まっている。
兄上が捨てた「幸」の字を頂く。
これは我が父・昌幸の「幸」でもある。
我が真田一族に代々受け継がれる文字だ。

さて、あとは残りの一文字だ。
お前に決めてもらう。

私に!?

この壺の中から目をつむって一枚だけ選んでくれ。
どの文字も私に関わりの深いものばかりだ。

しかし…。
そのように大事な事をくじで決めてよろしいのですか?

真田丸40-4

大事な事だからこそくじで決めるのだ。
父は八百万の神に託したのだ。

これも、あの日の父上の言葉通り。
 真田丸2-10

 

本当に、全てがここに帰結するエピソードだったんだなぁと。

鳥肌立ったわ。
真田丸40-5

ここから、「真田幸村」の物語が始まる。

いよいよ、ラストへ向かって、あと10回。

 

よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄

きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
すえ … 恒松祐里(子役期:保榮茂愛→玉城美海)
真田信吉(仙千代) … 広田亮平(子役期:遠藤颯)
真田信政(百助) … 大山真志(子役期:菊井凛人)
小野お通 … 八木亜希子

とり … 草笛光子
梅 … 黒木華

堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
木村重成 … 白石隼也

武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進

北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦

上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟

織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二

豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
細川忠興 … 矢柴俊博
前田利家 … 小林勝也
前田利長 … 萬雅之
毛利輝元 … 浅地直樹
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
黒田長政 … 大神拓哉
島左近 … 玉置孝匡
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
蜂須賀家政 … 佐野功
藤堂高虎 … 日野誠二
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
うた … 吉本菜穂子
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
わくさ … 円城寺あや

徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
本多正純 … 伊東孝明
徳川秀忠 … 星野源
江 … 新妻聖子

語り … 有働由美子

※スタッフ

脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平

 

 

 

【真田丸】
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コメント

  1. 大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い40信繁は秀頼公の危機に家族事を想いながらも決戦に立つ決心を固め名を幸村に改めた

    大河ドラマ「真田丸」第40話は宇喜多秀家の家臣だった明石全登が信繁の元を訪れ、秀頼の力になって戦ってほしいと頼まれる。これまでの経緯を知らない信繁は片桐からこれまでの …

  2. 昼寝の時間 より:

    真田丸 第40話「幸村」

    公式サイト 九度山での生活を楽しんでいた信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣

  3. 【真田丸】第40回「幸村」感想と視聴率

    【第40回の視聴率は10/11(火)午後、追記予定】副題「幸村」 新聞ラテ「伝説

  4. ケロヨン より:

    チリン、チリンの呼び鈴の音に鳥肌が立つ。殿下に呼ばれている!やはり日本人の感性だな~。
    自分が感じたのは、14年もほっとおいて今更呼ぶとはご都合よすぎ!正幸パパが生きているうちに何とか
    してくれていたら喜んで飛んで行ったろう、と。
    あの殿下の側での日々は本当におもしろかった。あと10回もあるのか。逆にほっとした。10回も見れる。
    三谷脚本ならきっと心躍るようなラストにしてくれることでしょう。

  5. 真田丸 第40回

    『幸村』「伝説名将真田幸村誕生」内容九度山の信繁(堺雅人)を元宇喜多家家臣・明石全登(小林顕作)が訪ねてくる。「おむかえに参りました」大坂にて“大御所”家康(内野聖陽)との決戦が迫っているという。信繁が断りを入れるのだが、会って欲しい者がいるという明石。連れて行かれた先にいたのは、片桐且元(小林隆)だった。 「供養」として方広寺など寺社の修復を行っていた秀頼…

  6. 大河ドラマ「真田丸」第40回感想

    オープニングクレジットでの昌幸パパの名前がないことに今回ようやく気付きました。谷を駆け下りて行くあのシーン大好きだったのに、とっても寂しいわぁ。 胃の調子はいかが?とついつい思ってしまう片桐さん 徳川が豊臣へのイチャモン付けとして有名なエピソード方広寺鐘銘事件が、片桐且元の口から語られます。 呪詛だ呪詛返しだと、どんどん穏やかではない方向に話が進んでいくのが、見ていて本…

  7. 大河ドラマ 感想 真田丸 第40回「幸村」

    信繁の回想シーンのバックで聞こえてたチリン、チリンという鈴の音。あの秀吉様が病床で使っていた呼び鈴ですね。豊臣家の一大事だから助けに来てくれというあの世からの声に聞こえました。

  8. 真田丸 第40回「幸村」

    大河ドラマ『真田丸』のお時間です。 BSにて鑑賞。 第40回「幸村」 あらすじ・・・・・・・

  9. 巨炎 より:

    清盛なんて何のかんの言って、第二部から棟梁で第三部終盤の頃には
    気づけば、これだけの事をやってきたのかという感じでしたし(笑。

    信繁はきりなら自分をこの地にとどまるように説得する流れを期待したのかもしれませんね。
    でも彼女は目を背けようとしている事をずばずば言う。何だか母親みたい。
    前回の春も交えた関係も、ねねに仕え秀吉との関係を見てきた経験が成熟してきた感じでしたし。

  10. 皆から望まれること・・・それこそがあなたの望みじゃないの・・・天の恵みを素直に受け取りなさいよ(長澤まさみ)

    知ったかぶりというものがある。 本当は知らないけれど知った風に装うことである。 あらゆる・・・歴史に関係する人々は基本的には知ったかぶりである。 だって・・・その場にいたわけじゃないんだから・・・。 つい数年前の2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震によって東京電力の福島第一原子力発電所で発生し

  11. sabo より:

    且元のくだりは喜劇と悲劇は紙一重といえる展開ですね
    ドラマでは悲劇的な演出でしたけど三谷映画なら思いっきり喜劇的な描かれ方だろうな、と

    秀頼がこんなにカッコよく描かれてるのは本当に新鮮です。カリスマ性あります

    「幸村」の「村」が九度山村から選ばれたというのはすごく良い
    源次郎のウィットに富んだ賢さが出てます

  12. 真田丸 第四十回 幸村

    第三十九回「歳月」はこちら。前回の視聴率は16.6%と的中。あまりうれしくはありませんが。さて今回はまるで総集編ですか。九度山にこもる信繁が、その境遇に満足しながらなぜ大坂城に行くことになったのかを強引に納得させるにはこれしかなかったでしょうけれど。昌幸、秀吉、三成などの声が、そして誰よりもきり(長澤まさみ)が信繁を奮い立たせる。かくて真田幸村誕生。もちろん結果論で考えれば、九度山に隠棲していればそれなりに信繁が幸福だったのは確実。でも立川文庫のスターになることはなかったわけだ。きりが言うように、こ…

  13. 真田丸 第40回「幸村」~運命、武士、生き様……さまざまな人の思いと言葉が信繁を動かす!

     信繁(堺雅人)の決断に一話を費やした。  それだけこの決断は重要なことだったのだろう。  信繁は当初、大坂城入りに消極的だった。  理由は、 ・大軍を率いて戦ったことがないこと ・いくさがそれほど好きではないこと ・現在の生活もそれなりに楽しいこと  し…

  14. 真田丸「幸村」

    真田幸村誕生秘話、というか、「ついに、合戦の大坂へ」物語信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が尋ねてきて、いきさつを説明「供養」として方広寺など寺社の修復を行っていた秀頼(中川大志)だったが、そこに徳川が無理難題。結局は、豊臣に攻め入る口実だったようです。そこで、なんとか対抗馬の将を、と信繁を見込んで誘い出しにきたよう十年間。蟄居生活で、平和に暮らしてた生活のお尻を叩く、きり(長澤まさみ)の喝!がヨカッタですね。いろいろと思い悩む信繁が、まるで総集編みたいでした。でも、…

  15. NHK大河ドラマ「真田丸」第40回「幸村」

    いよいよドラマは最終章!早いもんですねええ。っていうか、来ましたよ「幸村」!私勝手に今作では幸村とは名乗らないと思い込んでました。こないだ昌幸様が、幸の字を継げ、幸、幸・・幸信繁!とかましてただけに余計に!そしたら今回予告でいきなり「真田左衛門佐幸村~!」ですよ。やられました~~。今作はタイトルもいろいろ楽しめますねえ。いっそどこかで「幸喜」!が登場したりして~~~。

  16. BROOK より:

    まさか片桐が徳川の大坂攻めのきっかけを作ってしまったとは…
    しかも、これがほぼ史実だったのに驚きました。
    今までこういった描かれ方をしていませんよね?
    改めて勉強になったという感じです♪

    >ラストへ向かって、あと10回。

    いよいよ…ですね。
    今まで合戦シーンを省いてきたので、
    ここにきて、大掛かりなシーンを入れてきそうです。
    期待しています!

  17. 大河ドラマ「真田丸」第40回

    真田幸村、誕生… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201610090000/ 真田丸 完全版 第弐集【Blu-ray】 [ 堺雅人 ]

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