【真田丸】第37回 「信之」 感想

関ヶ原での西軍敗北により徳川に降伏した信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)。信幸(大泉洋)と忠勝(藤岡弘、)による、家康(内野聖陽)への必死の助命嘆願により、高野山への流罪と決まる。
しかし、その代わりに家康が信幸に命じたのは厳しい条件であった。
一方、大坂に立ち寄った信繁は、三成(山本耕史)と刑部(片岡愛之助)の最期について知ることになる。
そして高野山に向かった信繁たち一行を待ち構えていたのは…

(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)     

 

   2016年大河ドラマ『真田丸』題字

 

真田丸 第三十七話「信之」

 

真田は上田城において、またしても徳川軍を撃退した。

勝利に沸く真田家に、
関ヶ原の合戦で石田三成の軍勢が惨敗したという知らせが届く。

 

タイトルからして辛い回に違いない。
予告を見ればなお辛い…。

と解っていながらも、もしかしたら息抜きできる要素は何かあるのでは…三谷ンの脚本ですもの。

上げ上げならば上げ上げなほど対になる暗黒を。
悲しければ悲しいほど引き立てるような笑いを。

ずっと味わってきた。
この9ヶ月。

OPで岡本健一と高橋和也がバーーンとクレジットされる男闘呼組祭りっぷりをボーっと見つつ、ラストへ近付けば近付くほど思った以上に辛い回であると実感する。

 

慶長5年9月15日。
毛利が率いる西軍と、徳川の東軍は美濃・関ヶ原でぶつかった。

結果、何年も決着が着かないとみなが思っていた戦はたった1日で勝敗がついた。

 

降伏はせんぞ!
金輪際するもんか!

真田は徳川に勝ったのじゃ!そうだな?内記。
何で頭を下げねばならんのじゃ!

 

先週の祝杯を見ればよく解る…。
あんなに調子に乗っていたのに、天から地に落とされたような理不尽さ。

昌幸は西軍の負けを信じず、受け入れられず、この後も備えの兵を攻撃するために葛尾城に討って出ていた。

 

父上!
勝敗は決しました。
これ以上の戦いは無駄でございます!

 

まだ上杉がおる。
上杉と図って江戸を抑えれば…

父上!

 

現実を受け入れられず、戦を止めることが出来ない父を思わず怒鳴る。

 

あとは兄上に任せましょう。
 真田丸37.jpg

「任せる」というのは、すなわち犬伏で誓った通りに「してもらう」と言うことである。

先週の祝杯の時点ではね…
昌幸は逆のつもりで源三郎を憐れんでいた。

そして、逆なら。
昌幸と信繁が頭をちょっと三成に下げれば、信幸は簡単に助かる。
そういう計算だったに違いない。

 

負けた者には、次々と屈辱の扱いが降り注がれる。

上田城の明け渡しには平野長泰@するめがやって来た。
この男にだけは頭下げたくない……。汗2.gif

読み上げるのは三十郎。

信繁にとっても、そして三十郎にとっても一番の屈辱。

 

「一つ 兵は一人残らず去らせる事」
「一つ 武具・鉄砲・玉薬はことごとく召し上げ」
「一つ  真田安房守、ならびにその子、左衛門佐は城内においてしばし蟄居」

処分については後日。
以上。

 

後日…
と言っても、死罪を決めていた家康の心を動かしたのは、信幸と一緒に父と弟の命乞いをしてくれた本多忠勝であった。
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真田安房守の命を救えないなら婿と共に上田に立てこもるという忠勝の言葉に吹き出す家康。

 

命までは取らぬ。
平八郎にそこまで言われたら仕方なかろう。

 

けれどもね、この平八郎の懇願が家康の意地悪心をムクムクと刺激したのかも知れないんだよね…。

平八郎とは、このドラマ上、ずっとそういう役回りだったのだから。

しかし、今はとにかく父と弟の命である。
どんな理不尽を突きつけられても、命あってのものだと。
命さえあればいくらでも復活できると。

この時、この先どこまで叩きのめされるか、真田父子はまだ想像もしていない。

 

そのかわり伊豆守。
そなたはこれをもって父親とは縁を切れ。

 

かしこまりました!

おぬしの諱は確か…。

 

信幸でございますが。

「幸」の字は父親からもらったものだったのう。

父、昌幸の「幸」の字を受け継ぎました。

 

捨てよ。

 

内野さんが、とても丁寧に、ゆっくりジワジワと史上最強イケズな家康を演じている。

芝居っ気も大袈裟さも何もない芯からの鬼畜魂が宿った演技だよ。怖い。

 

信幸は泣きながら、

 

かしこまりました…!

 

と答えた。

「父との関係を断つ」事は、名前すら奪われることであった。
それは故郷も生まれも全て奪われることに等しい。

大切にしてきた人生を奪われても、今は救わなければならないものがある。

父の命である。
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大坂にて徳川内府様にお縋りしました。
お二人の命までは取らぬという事で決しました。

と、報告すると、父は、

そんな事は当たり前じゃ。

と、いらつきながら言う。

 

あとは?

無念ですが、小県の領地は全て召し上げ。

後に入るのはどなたです?

まだ決まっておらぬが恐らくは俺だ。

兄上が治めて下さるのなら願ったりかなったりです。
真田の地が守れます。

 

…で、わしらはどうなる?

お二人は高野山に流罪と決まりました。

流罪? 
高野山の坊主たちと暮らせというのか?

高野山は女人禁制ゆえ麓の九度山村に屋敷を建てます。

 

くどやま?
聞いた事もないわ!

この役立たずが!
何のために徳川についた!

 

もちろん…
息子が骨折って命を救ってくれただろうことは解っている。

こんな事は父親として言っていいことではないけれども、今、昌幸は当たらずにいられない。

思い通りに行かなかった勝負に対する怒りの矛先がないのだ。
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自分でもそれは解っているから、ぼそっと詫びる。

 

すまん…言い過ぎた…。

 

親らしくない…
と言ってしまえば、親らしい所業は何一つしていない両親である。

怖い目に遭いました!!
怖かった~!

 真田丸37-10.jpg

 

と、夫や息子の心配よりも、まず自分の気持ちが一番、お嬢様育ちの母。
初回から全くブレていない(笑)

それでもこの頼りなさと、世間知らずさをむしろ家族に愛されてきたのだろう。
公家の出ではないかも知れないが、近い所にはいたのだろうなと思う。

 

自分の勝負が一番で、戦で名を上げる世に終りが来るなんて想像もできない父親。

それでも家族は強くたくましい父の背中を愛して来ただろう。

 

両親は老いてますます周りが見えなくなっている。

 

これからも力を尽くします!
どうかお許し下さい!

 

今の信幸には、これしか言えないのだ。

だからって、やられっぱなしではない。

 

内府殿より父上と縁を切れとのお達しがあり、父上から受け継いだ「幸」の一文字を捨てる事となった。

なんと!

今日よりのわしの名じゃ。

理不尽の極みを家臣たちに報告しつつ、物静か。

 

「真田伊豆守 信之」

読みは変わらん。
わしの意地じゃ。

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反骨精神。
大泉洋という役者に度々ゾクゾクさせられる大河。

この先、ずっと裏切り者の息子の汚名と疑いの目を向けられながら真田を静かに支えていく。

この人の演技の中にその決意が見える。

 

たくさんの別れがあった。

精神的に追い詰められている妻は信之の元に残る事となった。
夫が去った後、泣きながら彷徨う姿の哀れさ。

16になった信繁の娘・すえは強かった。
元々、父は居ないも同じなので。

そのすえを託され、里に残る作兵衛。

最後まで癒しのシーンをくれた姉夫婦。
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動かぬ体で、今も徳川を攻めて真田が天下を取る夢を見続ける出浦さま。

 

みんなが信之の方に残り、あるいは残され、

 

お前は身の振り方は己で決めろ。
決してもう若くはない身に無理強いはできん。

そう言われて内記だけが昌幸についてきた。

 

石田治部が全て被って、大坂は今日も事も無し。

ここで、小早川の裏切りを知る信繁である。

 

この時点で行方知れずのはずの宇喜多秀家と、毛利勝永の男闘呼組共演は小早川秀秋の妄想暗黒世界。。
 真田丸37-13.jpg 真田丸37-14.jpg

 

そう…
この人、精神衰弱で生涯終えるんだもんね。

これも家康の所業だよね…家康怖い。

 

お前を祟ってやるーーーーー!!!!!

…と言ったと言われる大谷刑部さまは、全てを悟った穏やかな死だった。

石田治部と心は共にあるから。
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治部。
楽しかったぞ…。

 

刑部どのと治部どののシーンに副長と局長を思い出した新選組クラスタは私だけじゃないと思うの…。
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こうした、別れの寂しさや敗北を思い知らされる絶望感の描写に突き落とされる中。

人間から自由を奪い、アイデンティティーを奪い、夢を奪う事がこの世で一番の鬼畜な所業だとよく解った。

武士として生まれたからには一国を持ち、広げ、名を上げる…それが夢。
畳の上で死ぬのが平穏な幸せだなんて彼らは夢見ていない。

昌幸は戦をしたかった。
信濃と甲斐を我が手に収めることが、この「真田丸」始まってからずっと描いてきた昌幸の大望。

 

戦には勝ったのに、なぜこのような目に遭わねばならぬのか。
さぞ理不尽と思うておろう。

その理不尽な思い、更に膨らませてやる。

わしは、おぬしから

一切の兵と

馬と

武具と

金と

城と

そして、今後戦に出る一切の機会を奪う。

 

残りの人生を高野山の麓の小さな村の中で過ごすのだ。

1~2年で帰ってこられるなどとゆめゆめ思うでないぞ。
10年になろうが20年になろうが、おぬしは死ぬまでそこにおるのだ。

この生き地獄。たっぷりと味わうがよい。

真田安房守。
二度と会う事はなかろう。

 

戦には勝ったのに、なぜこのような目に遭わねばならぬのか。理不尽だと。

まさに、そのまんま、そう言っていたよ。昌幸父は。

家康にはそれが見えている。
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徳川に勝ったつもりでいた昌幸は頭の中まで全部お見通し。

そうね。
きっと1、2年で帰って来られると思っていただろう。

命が助かったのは「そんなことは」「当たり前じゃ」と思っていたくらいなのだから。

それも、家康に読まれている。
家康が狸ではなくてライオンのように見えたわ。

下から突き上げるようなアングル…

もう、この天井に届くのは徳川のみってか。
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聞かぬなら 聞くまで殴ろう 死んだとて (信長)

聞かぬなら 一族郎党 さらし首 (秀吉)

聞かぬなら 人格殺して 生き地獄 (家康)

 

どれが一番残酷かって…

誇りと生きる意味を奪われる事がこの人たちにとっては一番残酷だろうよ。
 

九度山の雪を信繁と共に寒々と眺める心から冷えるラストの後。
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次回予告がますます辛くてもう……。(泣)

 

よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄

きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
すえ … 恒松祐里(子役期:保榮茂愛→玉城美海)
真田信吉(仙千代) … 広田亮平(子役期:遠藤颯)
真田信政(百助) … 大山真志(子役期:菊井凛人)
小野お通 … 八木亜希子

とり … 草笛光子
梅 … 黒木華

堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
木村重成 … 白石隼也

武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進

北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦

上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟

織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二

豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
細川忠興 … 矢柴俊博
前田利家 … 小林勝也
前田利長 … 萬雅之
毛利輝元 … 浅地直樹
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
黒田長政 … 大神拓哉
島左近 … 玉置孝匡
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
蜂須賀家政 … 佐野功
藤堂高虎 … 日野誠二
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
うた … 吉本菜穂子
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
わくさ … 円城寺あや

徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
本多正純 … 伊東孝明
徳川秀忠 … 星野源
江 … 新妻聖子

語り … 有働由美子

※スタッフ

脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平

 

 

 

【真田丸】
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コメント

  1. くう より:

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    >源次郎は常にすえを心配してたんですよね、確か史実でも嫁ぎ先に手紙出した資料があるんでしたっけ

    この時代も徳川に入ってからも大名は戦やら江戸屋敷やらで子どもとなんてほとんど暮らせていないし、特に娘と父親との繋がりは薄いと思うんですよね。

    信繁が娘たちの行く末を気にしていたのは、自分がこんな事になってしまうからという事と、やはり結束固い真田だからなのかも知れませんね。

    >ちょくちょく差し込まれるすえちゃんのシーン

    目に見えて成長してますもんね(笑)

    >そして遂に源次郎がきりに素直になりかけました。

    今度こそ側室に!!と思ったら、母上の世話係として呼ぼうとしていただけだという…^^;
    結局、ついて来ちゃったけど、一体どうするつもりなのでしょう~。

    きりちゃんじゃないけど、源次郎、いい加減ハッキリさせてほしいです(笑)

  2. sabo より:

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    すえちゃんは父は作兵衛だけと言うけど源次郎は常にすえを心配してたんですよね、確か史実でも嫁ぎ先に手紙出した資料があるんでしたっけ
    他の役者は大体同じ人が演じつづけてるのでちょくちょく差し込まれるすえちゃんのシーンで月日の流れを感じさせますね

    そして遂に源次郎がきりに素直になりかけました。すぐまた上田に帰れと言っちゃいますが、照れてるというか素直になれないだけできりに惹かれているのだとようやく、ようやく見せてくれて感慨深い笑

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >昌幸は徳川嫡男を成長させた。その影響力を恐れた家康は、昌幸をとことん貶めたかった。

    家康は天下を取ると決心した段階で人間が変わった気がします。

    嫡男の発言については、呆れているように感じたのですが、そうか、覚醒させたのかも知れませんね。

    来週で退場…信じられないです。寂しいです。

  4. 真田丸 第37回「信之」 簡単ですが感想で…

    ​​いや、時間さえあればもうこの第37回、ちゃんと書いたら書きたいことだらけの、凄い回でした。治部さん、刑部さんの最期のシーン。(もう今回からは)「信之」お兄ちゃんにつ…

  5. 昼寝の時間 より:

    真田丸 第37話「信之」

    公式サイト 関ヶ原での西軍敗北により徳川に降伏した信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄

  6. かこ より:

    SECRET: 0
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    いつもいつも長くなってしまうm(__)mので1つだけ、、、
    今回、家康がわざわざ昌幸を呼び出して生き地獄発言するところに違和感があった(丸の家康キャラじゃない。北条を一緒に説得しに行ったりした「良き戦仲間」でもあったはず)のでつらつら考えていたのですが、事前の秀忠の覚醒がその肝にあった気がします。昌幸は徳川嫡男を成長させた。その影響力を恐れた家康は、昌幸をとことん貶めたかった。
    全然違うかもしれないんですが、そんなこと考えた回でした!

    次回で昌幸退場なんて悲しすぎですよねT^TT^T

  7. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます!

    >小早川の裏切りとその後、あれだけなのかぁ~と少し消化不良です。

    関ヶ原はもう少し振り返りつつ…なのかなぁと思っていたのですが、想定外にサラッとでしたね~。
    でも、何だか真田への仕打ちの数々にハラハラムカムカしている内に忘れてしまいました(笑)

    あくまでも真田を描く真田丸ってことですね。潔い。

    >三成が清正にした耳打ち。妻を頼む!じゃないですよね?

    私は、刑部さまに打ち明けて、死を前にした老人の世迷言と言われた「秀吉の遺言」を清正に言ったのだと思っているのですが、どうなのでしょうか。
    そこ回収して欲しいですね。

  8. 徘徊人 より:

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    管理人様の川柳のセンスに脱帽です!

    コメントしたいシーンが多すぎて困りました。

    小早川の裏切りとその後、あれだけなのかぁ~と少し消化不良です。
    せっかく板部岡まで絡ませたのに。決断できないところに「悪魔のヒト押し」とかするものかと。
    もう十分、寝返り決断までの心理描写は済ませた、ってことなんですかね。

    三成が清正にした耳打ち。妻を頼む!じゃないですよね?いくら何でも。来週答え合わせでしょうか。
    こんな楽しみを味わえるのも、あと3ケ月、ですか・・・

  9. くう より:

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    >うまい!うますぎます(笑)

    ありがとうです(笑)

    >本当に、内野さんすごかったですね!!
    じわりじわりとくる恐ろしさ。
    読めない腹黒さ、本当にうまいです。

    こんなに怖い人が自然に出てくるなんて…。
    芝居のうっちーはいつも鷹揚で、インタビューなどの素はナイーブで、こんな感じの人格が出て来るのは珍しい気がします。本当に見ていて良かった!

    >あの人泣くと捨てられた犬みたいな顔をするんですよね(笑)
    だから可哀想になって泣けてきちゃいます。

    ああ、確かに!それか~~!

    >話もずいぶん進んで残りも少なくなってきましたね。
    このドラマが終わったらどうすればいいのかしら・・・

    今年が終わったらもう廃人になりそうです~(泣)

  10. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >父上が白髪化するやら兄上が月代になるやら、そして急流のように時が流れ・・・。

    予告を見る限り、昌幸父は退場っぽいですもんね(泣)
    私はもっと九度山を描くのかと思っていましたが、思っていたよりずっと早そう。
    時間を掛けるのは大坂の陣の方なのですね。
    見守ります~。

  11. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    それを3話くらいまとめて見るもんだから、もうこの回は涙腺緩みっぱなしでした。

    ここ3話まとめては辛いですよねーー!
    秀吉が亡くなってからの3話一度は…あーーその前からもう辛いか。

    >以前は小日向文夫さんに尽きるとかいったけど、もはや内野ワールド全開です。内野さんてこんなキャラにもなれたの?!と。

    ですよね。ウッチー好きなんですが、勘助後は何をやっても勘助というか、倉石というか(笑)

    この家康は、あのイメージのまんま、いい具合に自然にイケズになったり情け深くなったりしてますよね。ずこいなぁ。

    >茶々様なんてあれしか出てないのにものすごい印象残してたし!

    お茶々には今までにニュータイプの下敷きが充分ありますもんね。
    また会う予感は滅亡の予感…。

    >色んな意味で、昌幸&信繁よりも、信之にベクトルの傾く回でした。

    応援しまくりました。
    兄上こそ負けないでほしい!

  12. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >家康は非常に憎たらしく…
    淡々と聞いていた信繁の表情が印象的でした。

    憎たらしかったですねーー!!
    史上最凶家康ですわ。
    うっちーの演技がこんなに自然に憎らしく見えたの初めてかも(笑)

    >次回はタイトルからして昌幸の最期なのでしょうかねぇ…。

    早いですねぇ。
    もう来週中に何年も過ぎてしまうんですね。辛いですね。

  13. 【真田丸】第37回プチ感想と視聴率「信之」

    副題「信之」​新聞ラテ「助命嘆願信之」​【第37回の関東の視聴率は9/20(火)

  14. 真田丸 第37回

    『信之』「助命嘆願信之」内容徳川軍の撃退に再び成功し、喜ぶ昌幸(草刈正雄)信繁(堺雅人)たちだったが。直後、関ヶ原において三成(山本耕史)が敗北したという一報が届く。徳川への降伏を勧める信繁に、昌幸は納得せず。だが、しばらくして、三成が捕らわれ、大坂も徳川のものになったと聞き、昌幸、信繁は、信幸(大泉洋)を通して、家康(内野聖陽)に降伏を申し入れる。
    その後、上田城は、徳川に引き渡され、昌…

  15. 大河ドラマ 感想 真田丸 第37回「信之」

    超高速参勤交代並みに(?)あっという間に終わってしまった関ヶ原。せっかく徳川秀忠軍に勝利したのに家康に降伏しなきゃいけなくなり、昌幸はへたりこんだ廊下の床を叩きながらくやしがりました。

  16. 大河ドラマ「真田丸」第37回感想

    「わしがお仕えする家はことごとく滅ぶ」「まだ真田は滅んではおりません」小山田茂誠と松の夫婦、ここにきて再び大活躍です。

    徳川から改名を迫られ幸の字を捨てるゲンザブロー

    「降伏はせんぞ、真田は徳川に勝ったのじゃ」と言い張る昌幸を「勝敗は決しました、これ以上の戦いは無駄」と必死で説得するゲンジロー。
    座り込んで駄々っ子のように悔しがる昌幸パパの様子が切ない。
    この演出も、…

  17. kyom より:

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    >聞かぬなら 聞くまで殴ろう 死んだとて (信長)
    聞かぬなら 一族郎党 さらし首 (秀吉)
    聞かぬなら 人格殺して 生き地獄 (家康)

    うまい!うますぎます(笑)
    本当に、内野さんすごかったですね!!
    じわりじわりとくる恐ろしさ。
    読めない腹黒さ、本当にうまいです。

    今回も洋ちゃんには泣けました。
    あの人泣くと捨てられた犬みたいな顔をするんですよね(笑)
    だから可哀想になって泣けてきちゃいます。

    話もずいぶん進んで残りも少なくなってきましたね。
    このドラマが終わったらどうすればいいのかしら・・・

  18. 真田丸 第37回「信之」

    大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
    BSにて鑑賞。(通称「早丸」) 第37回「信之」 あらすじ・・・・・・・

  19. ふるゆき より:

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    PASS: 5cbfda3eaf5f1e17073fcc7b99027d2a
    今回が辛い回であるのは覚悟していましたが、来週はもっと精神的にきびしいかも。
    父上が白髪化するやら兄上が月代になるやら、そして急流のように時が流れ・・・。

    たしかに九度山の幽閉を長々と見せるのは勘弁だけど、しかしもう秀頼が若者に成長し、家康は大御所らしく。
    大坂の陣を丁寧に描くための省略なんでしょうか。
    また意外な驚きが用意されていそうでドキドキです。

  20. ぺい より:

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    とりあえず、真田丸は録画ためてみてて←見るぞ!って気合いがないと受け止めきれないから(笑)、それを3話くらいまとめて見るもんだから、もうこの回は涙腺緩みっぱなしでした。

    以前は小日向文夫さんに尽きるとかいったけど、もはや内野ワールド全開です。内野さんてこんなキャラにもなれたの?!と。
    キャラの描き方や見えない部分の補正されてる台本もすごいし、役者さんも皆素晴らしい。茶々様なんてあれしか出てないのにものすごい印象残してたし!

    色んな意味で、昌幸&信繁よりも、信之にベクトルの傾く回でした。
    あの時の決断が確実に真田を守ってるよ、と涙涙しました(笑)
    ※長くてすいません(笑)

  21. 真田丸 第三十七回「信之」

    第三十六回「勝負」はこちら。前回の視聴率は16.5%と、わたしの予想よりは伸びなかった。でもそんなことはいい。今回の「信之」(信幸は、父からもらった幸の字を捨て去ることを家康に強要される)は、三谷幸喜が「新選組!」ファンへ「大河に帰ってきましたよ」という挨拶に思えてうれしかった。もう、9月ですけどね(笑)誰にとっても意外だったのは関ヶ原の戦いがわずか一日で終わったこと。日本史知らずのわたしは…

  22. 真田丸 第37回「信之」~いずれ会える日を楽しみにしておるぞ。では、おのおの、抜かりなく

    「いくさには勝ったのに、なぜこのような目に遭わねばならぬのか。
     さぞ理不尽と思うておろう。
     その理不尽な思い、さらに膨らませてやる。
     わしは、おぬしから、一切の兵と馬と武具と金と城と今後いくさに出る一切の機会を奪う。
     この生き地獄、たっぷりと味わう…

  23. 大河ドラマ「真田丸」 #37 信之

    関ヶ原があっという間に決着。
    そして、その結果・・・。

  24. 見よ・・・ついに真田の命運をこの手に握り・・・つもりにつもった恨みを晴らす家康を(長澤まさみ)

    ドラマの中で真田安房守昌幸が「お~い」と呼んで酒を所望する相手が大井政吉である。大井氏は信濃の国衆の中で大族である。家康配下となった依田信蕃・信幸兄弟が討ち死にした天正十一年(1583年)の岩尾城の守将が大井行吉である。大井行吉は結局、家康の家老の一人である柴田康忠に降伏する。佐久の耳取城には大井政

  25. 真田丸「信之」

    関ヶ原の、なんとも真田にとっては心痛む、戦後処理ですね。家康(内野聖陽)の不敵さと高笑いが、際立ちました。徳川軍の撃退に再び成功し、喜ぶ昌幸(草刈正雄)信繁(堺雅人)たちだったが。直後、関ヶ原において三成(山本耕史)が敗北したという一報が徳川への降伏を勧める信繁に、昌幸は納得できる、しかし、しばらくして、三成が捕らわれ、大坂も徳川のものになったと聞き、昌幸、信繁は、信幸(大泉洋)を通して、家…

  26. BROOK より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    関ヶ原の戦いのエピローグということで…
    真田にとっては辛い出来事が数多く待っていましたね。

    信幸は改名してまでも父と弟を守り…
    “ゆき”の読み方だけは変えなかったと意地を見せたのは良かったです♪

    家康は非常に憎たらしく…
    淡々と聞いていた信繁の表情が印象的でした。

    次回はタイトルからして昌幸の最期なのでしょうかねぇ…。

  27. NHK大河ドラマ「真田丸」第37回「信之」

    信幸ではなく信之と書くと、なんだか現代っぽく感じるのは、真田広之様を連想するからでしょうか。にしてもしかしこのタイトルって事は、いよいよ今宵兄上信幸様が改名?そして同時にこのタイトルって事は、兄上が大活躍する回ですね!それ魅力っ!満を持して、荒々しい婿殿が見られるかもおお~~!

  28. 大河ドラマ「真田丸」第37回

    九度山へ…

    詳細レビューはφ(.. )
    http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201609180001/

    真田丸 完全版 第弐集【Blu-ray】 [ 堺雅人 ]

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