【真田丸】第27回 「不信」 感想

秀吉(小日向文世)と茶々(竹内結子)に再び男子が誕生。
信繁(堺雅人)は、関白秀次(新納慎也)のそばに付くように命じられる。
秀吉との溝が深まることを恐れる秀次は、吉野の花見で能を披露し機嫌をとろうとする。
しかし、秀次の能をみた秀吉は…。
一方、秀吉は信繁に官位を授けると言いだす。
信繁は兄・信幸(大泉洋)にも官位を願い出るが、それを知った信幸は弟に情けをかけられたと激しく憤る。
そんな中、秀次が失踪する

(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)     

 

   2016年大河ドラマ『真田丸』題字

 

真田丸 第二十七話「不信」

 

太閤秀吉と茶々の間に、再び男子が誕生した。
秀吉は喜びを隠せない。
一方で、
関白となった豊臣秀次は、次第に孤立していく。

 

もう全編に渡ってお腹が痛い回である。

関白を継ぎ、尊敬している叔父を助けて豊臣を盛り立てる…
特に野心も邪心も無く、ただそれだけを目的にお勉めに励む。

もちろん、最高位(名目上の)に就き、贅沢な城に住み各大名が橋渡しにと差し出す側室を愛でる暮らしに溺れもしただろう。

けれども、それよりもとにかく秀次は、叔父に褒められたかった。
愛され、役立つ甥でいたかったのである。

もちろん、この大河での秀次くんの話です。

 

1593年8月。
秀吉と茶々の間に再び男子が誕生した。
  真田丸27

 

長らく秀吉に仕えた源次郎は、ここでお役御免を言い渡される。

…と、言っても、元関白から現関白の御側へ付くように言われたのだから形の上では昇進である。

源次郎は当然固辞したが、今回は太閤自ら手を取って頼まれた。

 

わしはもう隠居じゃ。

世間はわしに子どもができたんで秀次を疎んじているように思っておるかも知れんがな。

…まあそんな気持ちもないではないが。

その前に、孫七郎は可愛い甥っ子じゃで。
何とかしてやりてや思うんだわ。

頼むで!

 

これがねぇ…
本音だと信じたいのだけど。

この秀吉、どれが本当の顔かサッパリ解らないのである。

A: 「可愛い甥っ子だから付いていてやってくれや」

なのか。

B: 「側に付いて見張り、何かあったら報告しろや」

なのか。

Aだと信じて見ていると、実はBのように見えてきたり、Bなんだろうと疑っていると、実は心からAっぽかったり。

正常と狂気が混在しているからそうなるのだと。
以前の私は思っていた。
豊臣の血の中に元々狂気を感じていたからだ。

けれども、実は単純な話なのかもしれない。

現在でもどこにでも起きる、疑心暗鬼による人間関係の擦れ違い…それだけなのかも。
そうであってほしい。

 

ともかく、秀次くんは視聴者以上に混乱する。
その混乱っぷりを見ているから、こっちまで胃潰瘍になりそうだ。

 

豊臣秀吉はお拾が産まれて血族の男たちが邪魔になった。
だから、次々と消していった。
自分が死んだ後の一族の謀反を警戒していたからだ。

…という説がある一方で、

いやいや、秀吉は秀次を邪魔になどしていませんでしたよ。
その証拠に、関白である秀次には日本の5分の4を。
拾には5分の1を貰えればいいと言った話が遺されています。

という史実もある。
(実際には具体的に「どこ」とは言われていなかったらしい)
 真田丸27-1

 

しかし、このドラマではこの話さえもが秀次くんのストレスになるのだ。

 

年が明けたら、わしは日の本を5つに分けようと思っておる。
そのうちの4つをお前にやるから一つだけ拾にやってくれんか?

太閤殿下…。

九州でいい。九州だけでいいから。
拾にな。
頼む。
 真田丸27-2

 

…関白になれば一つといわず全て拾様のものです…。
 

違うだ!!
そんな先の話ではなく!

拾がわしの言葉を分かるようになったら「ここはお前の国だ」と言ってやりたいのだわ。

頭の隅にでも留めておいてくれ。

 

うろたえる秀次くん。

 

なぜ九州を先にくれと言ってきた?
私が将来、拾様を攻め滅ぼす事のないように先手を打たれたのだ!
違うか?源次郎!

だとしてもそれで良いではないですか。
そもそも殿下には拾様を滅ぼすおつもりなどないのですから。

 真田丸27-4

 

そうではないのだ!

叔父上が「そう思われた事」が一大事なのだ!
 真田丸27-3

 

源次郎には、この関白のうろたえ方が、ちょっと理解できないような顔つき。

 

秀次の娘・たかも きりに言う。

父は弱いお人なのです。
「自分がどう思っているか」より、「人にどう思われているか」が大事なお人。

側室になられるのですか?

あまりお薦めできません。
悪い人ではないけれど波がありますから。

 

まさに、これなのでしょうね。
秀次が秀吉の下で育った環境の中で、この人格が形成された。

家族をとても大切に大切にする一方で、徳川に伯母を人質に出すために無理やり離縁させた。
家臣に笑顔を向ける一方で、裏切る者の一族は容赦なく処刑する。

秀吉の意に染まぬことをしたら、どんな仕打ちが待っているか解らない。
自分も不要になったら、どう扱われるか解らない。

疑心暗鬼がどんどんと秀次の中で大きくなっていく。

秀次の娘を拾に娶らせる話も、もっと喜ばしい話なのかと思えば…。

 

何がめでたい!
なぜこのように大事な事を勝手に決めてしまわれるのか!

まだ正式に決まった訳では…。
そういう考えもあると太閤殿下は仰せなのでは。

もうどうしていいのか分からなくなった…。

 

太閤殿下は能がお好きでございます。
殿下も能を習われてはいかがですか?

と提案する秀俊。

宇喜多秀家の指南を受けて、太閤に気に入られるための稽古をする。

 

金吾様!何をボーーーっとしておられる!

どうした?
今日のお前は様子がおかしいぞ。

太閤殿下からお達しがあり、私は小早川家に養子に出される事になりました。

何?

小早川というのは毛利の一門の?

始まったぞ、厄介払いが。

私はこれで豊臣の人間ではなくなります…。

 

次は私の番だ…。

 

頭を抱える2人に喝を入れる宇喜多。

ひと言だけ申し上げておきまする。

それがしも血こそ繋がっておらぬが太閤殿下を父と仰ぐ者の一人。
たとえ地獄へ行けと言われてもそれが殿下の命であるなら喜んで参る!

殿下のお言葉に一喜一憂する方々の心が分からん!
それがしは殿下のために生き、殿下のために死に、殿下のために舞うのみ!

 真田丸27-6

 

それだよ…
むしろ、血が繋がっていないからこそ、あんたはそうやって一筋でいられるんだよ。

本来なら許されるべき「血」という安全と安心。
これが「血」があるからこそ、脅かされているのよ。

もっとも……
いくら能の師匠だからって関白の上座に堂々と座っちゃうくらい天然で豪胆だから、この男なら何があろうが平気なのかも。

いいよね…。天然は正義。 

 

お稽古を拝見して思ったのですが、いま少し見る者の心に響くものが足らぬ気が致します。

どうすればよい?

関白殿下は型が小さくなりがちでございます。
ここはひとつ思い切って…。

いや、そこは阿国直伝の丹田だろ……。

 

ここで、秀保が突然高熱を発し、倒れてしまう。
いや、突然では無くて前から具合が悪かったらしいけれども。

突然、代役を任される源次郎。
 真田丸27-7

 

見て(聞いて)いる秀吉の表情がどんどん険しくなっていく。

今回の話、源次郎も「秀次事件」がエスカレートしていく要因の一つになっているのだった。
 

孫七郎!お前、何をやっておるのだ!
関白は他にやるべき事がいくらでもあるだろう!

  真田丸27-8

 

申し訳ございません!

そういう事をしておるから公家衆どもになめられるのだ!
わしはこんなものを見せられるためにお前を関白にしたのではないわ!

それから源次郎。

 

 真田丸27-9
下手くそ!

 真田丸27-10

 

絶望的な秀次を優しく諭す北政所。

 

自信持てるような事するしかにゃあで。
逃げ回っとったらいつんなっても今のまんま。

何をしやあええんですか?

それは自分で考えやあ。

叔母上!放り出さんでちょ!

あの人はね、孫七郎が堂々としとったらそれでええの。
取り繕う事なんて何もいらん。

ありのままの自分を見せりゃええの。
  真田丸27-11

 

そして、秀次がありのままの自分を見せる機会がやってくる。

そこに、また源次郎が関わっているのだった。

 

お前もこちらに来てだいぶたつ。
そろそろ官位を授けてやろうと思うのだがどうだ?

従五位下ではどうだ?

と酔いながら言う太閤に向かって辞退を申し出る源次郎。

私には一つ違いの兄がおります。
父・安房守の命をひたすら守り、これまで真田のために尽くしてまいりました。
兄を差し置いて位を頂く事はできませぬ。

 真田丸27-12

 

これに怒りを露わにする秀吉に、秀次はきっぱりと言うのだった。

 

太閤殿下は何か思い違いをされているようでございます。

何だと?

官位を与えるのは関白のつとめ。
誰にいついかなる位を授けるか、これ全て関白が致すべき事。
源次郎に官位を与えるかどうかは私が決める事です!
 真田丸27-13

 

源次郎。

はい。

そなたには従五位下の位を授ける。
そして源次郎の兄だが、私はその者をよう知らぬ。

兄は全てにおいて私を上回っております。

まずはよく調べよう。
その上で支障がなければ兄にも従五位下を授けてやろう。

 

この時の秀次の表情が威厳と優しさと落ち着きに溢れていて、本当に素晴らしかった。

「太閤検地」問答の時の天然さとは大違い…。・泣
とても素直で純粋で優しくて、そしてきっと勉強家なんだろう。この秀次は。

 

よくぞ申した!おぬしの言うとおり、これは関白の仕事であった。
この件、そちに任せる!

かしこまりました!
早速、帝に上奏致します!

それでこそ関白じゃ!
 真田丸27-14

 

満足そうな秀吉の笑顔。

しかし、これが、本当に満足して微笑んでいると受け取って良いのか…。
心の中ではどう思っているのか…

何せ、よく解らない。
この秀吉はとても複雑で芝居が上手く、本心を見せないから。

上の方に書いた「AかBか」である。
どうとでも取れるのよ。

 

「文禄3年11月2日。
京の聚楽第において信幸、信繁兄弟はそろって叙任された。

真田信幸は、この日より従五位下伊豆守に、また信繁は従五位下左衛門佐となった」
 真田丸27-15

 

源次郎。
私はこの聚楽第を新しくしようと思っている。
これからは明や朝鮮の使節がやって来る事も多くなる。
それゆえ、万事すこぶる豪勢にしようと思っている。
やつらが腰を抜かすほどにな。
私はやるぞ!

 

真田兄弟の官位の件も手伝い、秀次の気持ちも安定したようであった。
ほら、思い過ごしだったでしょ。
やはり、「疑心暗鬼」は良くないね。

…と、恐らくは思っていただろう源次郎も…

この後、人間の心の複雑さを思い知るのだった。

秀吉に礼の挨拶に伺った時に、このJJI、サラっとバラしてしまうのである。

 

こやつ、最初は断ってきたのだぞ。
兄を差し置いて官位は頂けませんと。

関白の格別な計らいがなければ此度の事はなかった訳だからな。
分かっておるな伊豆守。

「左衛門佐」とてそうだ。
最初は兄と同じ「何とかの守」にしてやるつもりだったのに、こいつは遠慮しおって。
伊豆守は弟に頭が上がらんな。アハハハハ!ハハハハハ!

 真田丸27-16

 

悪質だ………。
これは、どう見てもあの時、一旦断られた復讐でしょ…。

 

まあ、よいではないか。
理由はともあれ従五位下になったんだから。
伊豆守だぞ大したもんだ。

返上できるものなら今からでも返上しとうございます!

兄上、そんな事おっしゃらないで下さい。

弟の情けでもらっても嬉しくも何ともない!

ばかな事を言うもんではない。
もらえるものは病気以外もらっておけばいいんだ。

 真田丸27-17

 

全ての人間がこの父くらい無神経…ぃゃ…豪胆な気質だったらね……。

 

確かに始まりは私からでした。
しかし、関白殿下は兄上の事を色々お調べになった上で、此度の事お決めになられました。
兄上がそれに相応しくないと殿下が思われたらこの話はありませんでした。

 

…あの話は本当か?左衛門佐。

源義経が左衛門尉だったのにあやかり、義経が兄・頼朝を支えたように私も兄上をお支えしたいと思ったのです。
それだけです。他意はありませぬ。

 

わしは…そういうお前の何と言うか、抜け目のなさに、無性に腹が立つのだ!

私の考えが足りませんでした!
申し訳ございませぬ!兄上!

 真田丸27-18

 

源次郎はちっとも悪くない…。

別に兄にも官位がほしいとねだった分けではないし、心の底から兄を尊敬しているし兄の苦労も解っているし、自分に官位が無くても兄に貰えればたぶんそれで良かった。

けれども、ただ生真面目に兄のためにと思った事が兄の心を貶めた。

源三郎の気持ちもとてもよく解る。
今までに何度も出て来たものね。
自分だけが才能がなく、自分だけが蚊帳の外な気持ち。

ずっと孤独だったし、どこかでなぜか自信が持てず、弟に父を取られている気がしていた。

それが一気に噴き出したのである。

今の源三郎の気持ちも態度もただの疑心暗鬼であり、有りもしない邪気を疑われる源次郎はここで初めて「無作為の罪」を知るのである。

人間の心はとても複雑で、悪意がなくとも悪意と取られる事がままある。
一度、悪意だと思われると、相手の妄想は膨らみ、全てが悪い方向に取られてしまう。

しかし、源次郎には本当に悪意はない。
気持はきっと兄に伝わるだろう。

 

だが…
秀吉はどうだろうか。

この根本的に意地の悪い爺さんには、丸っきり悪意がないとは言い切れない。
むしろ善意の方が見えづらい。

 

明らかに、そこで政治を司ろうと設計された伏見城改築の図面を秀次に見られてしまう源次郎。

それはいかんだろ……。

 

ここに「謁見之間」とある。「評定之間」もある。
伏見の城は叔父上の隠居所ではなかったのか。

そう聞いておりまする。

太閤殿下は伏見城で政をなされようというのか。
私はもう要らぬという事か!

 真田丸27-19

 

誤解はなかなか解けない。

 

どうか関白殿下とお話になって下さい。

全てはあやつの心の弱さが元じゃ。
あやつが強くならぬ限り会っても話す事など何もない!

 真田丸27-20

 

違う…
いや、違わないけれども、やっぱり違う。

あなたが強すぎるのですよ、殿下。

強すぎて大きすぎて撒き散らす闇が深すぎて、這い上がれないんだよ。

 

「更に秀次に追い討ちをかける出来事が起こった。
長らく病床にあった弟大和中納言秀保が17という若さで他界する」

この甥の葬儀を隠密に済ませ、豊臣の者は参列するなと秀吉は厳命する。

鶴松が亡くなった3つという年になった拾を無事に過ごさせるため、秀吉は不吉なことを遠ざけたかったのだ、とは三成談。
 真田丸27-21

 

あいつの罪は2つ。

この年に死んだ事。
そして、将来拾のために力を尽くさねばならんのにそれができなくなった事じゃ!

だからといって秀保を責めてはあの子が浮かばれません!

その名を二度と口にするな!
縁起でもない!

 

そう言いながら、この後、どんどん自分の血筋を消していきますよね…。
全く、この時に自分の口で言った通り、秀吉は将来、拾のために力を尽くすべき数少ない肉親を自分の手で消していく。

豊臣秀保は関白秀次の実の弟で、2人はこのドラマには出てこない秀吉の姉の息子である。

秀保は第25回で亡くなった秀吉の弟・秀長の婿養子に入っていた。

秀保の死因はドラマの通り、疱瘡などの病死と言われているが、秀吉に暗殺された説もある…といえばある。

そうじゃなくても、血縁の人間なのに息子の縁起担ぎのために葬儀もしないという仕打ち(しかも中納言なのに)、この扱いの粗雑さは秀次の気をおかしくさせるのに充分だっただろう。

 

叔父上にとって我らは要らぬ者なのだ。
あの方は我らが邪魔なのだ!

 真田丸27-22

 

きりちゃんの所に顔を出すくらいなら、もうこのまま逃げちゃって欲しい。
太閤の手の届かぬところへ、逃げられればいいのに。

 

よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄

きり … 長澤まさみ
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
こう … 長野里美
春 … 松岡茉優
たか … 岸井ゆきの

堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜

武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進

北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦

上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟

織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二

豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
木下辰之助(小早川秀秋) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ

徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
稲(小松姫) … 吉田羊
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
徳川秀忠 … 星野源

語り … 有働由美子

※スタッフ

脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平

 

 

 

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【真田丸】
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コメント

  1. 『真田丸』、面白くなくはない(第27回)

    皆さん、こんばんは。今回は大人気大河ドラマ『真田丸』第27回の感想です。27回は「不信」。関白に就任した豊臣秀次(新納慎也)が、拾(後の豊臣秀頼)の誕生により、豊臣秀吉(小日向文世)に邪魔にされているのではないかと疑心暗鬼になり、精神的に不安定になっていく話

  2. くう より:

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    遅くなり、一週回って申し訳ありません!

    >BROOKさん
    >たしかに人にどう思われているのかって気になるところですが、
    あそこまでいってしまっていると、ちょっと…^^;

    もうノイローゼに近い物だったんでしょうね~。
    最高権力者の座に無理やり就かされジリジリ追い立てられる気持ちは私のような下々には想像もできません(;_:)

    >ゆうさん
    >秀吉は秀次が弱いのがいけないっていってたけど、これが強くて自信満々でも気に入らないと思うから あながち疑心暗鬼ともいえないですよねえ。

    秀吉的には追い詰めているつもりがないので「疑心暗鬼」なのでしょうね。
    どう見ても追い詰めているようにしか見えないけど^^;

    >稲ちゃん、もうちょっと大人だと思ってたよ…。

    実年齢、まだ子どもなんですよね^^;
    早く女優さんの年相応に育っていただきたい^^;

    >巨炎さん
    >「草燃える」(1979年)では源実朝は源氏の嫡流がどんどん殺されていくので「次は自分だ」と ビビッて明に逃げようとした事があったらしいです。

    以前も書いた気がしますが、あれの原作は私が敬愛する永井路子先生の「北条政子」とそれに纏わる短編なのです。
    北条の場合は疑心暗鬼ではなくてガチで追い詰めていた感があるので仕方ないですよね…。原作が素晴らしいので機会がありましたらぜひ。

    >ふるゆきさん
    >他の作品なら関ヶ原で「裏切り」だけに出てくる小早川秀秋が、長い目でみて人間としての感情の起伏をあたえられているのが流石と思いましたよ。

    あんなシーンを色々と見せられていたら裏切っても仕方ないですよね。
    秀吉は裏切られる種を蒔きまくっていると思います。

    >naoyaさん
    コメントありがとうございます。レスが遅くて申し訳ないです。

    >伏見の件も予め役割分担を話しておけば、こんなことにもならなかったでしょうし。

    よかれと思ったのか、俺様だからなのか、理解されませんでしたね。
    結局、秀吉も孤独な人だと思いました。

    >本作の信繁は豊臣の内部崩壊の一因にもなってしまったからこそ 、その罪悪感や救い出したいという気持ちから大坂の陣にいくのかなあと

    色々な要因があるのでしょうね。
    戦国に遅れて生まれてきたという鬱憤が一気に晴れたというのもあるでしょうし、正義感や秀吉への愛着、淀殿との運命、おっしゃる通り止められなかった罪悪感。
    どうラストに向かって行くのか楽しみです。

    >はなださん
    コメントありがとうございます。レスが遅くて申し訳ないです。

    >源三郎は源次郎だけ官位を貰ったとしたら、凹むだろうけど怒りはしなかったと思います

    怒りはしないと思いますよ!
    でも、愚痴は増えますね、きっと(笑)

    秀次が弱いとは私は思いません。
    このドラマの秀吉は充分恐ろしく描かれています。
    そりゃ逃げたくもなりますよね。

  3. 昼寝の時間 より:

    真田丸 第27話「不信」

    公式サイト 秀吉(小日向文世)と茶々(竹内結子)に再び男子が誕生。信繁(堺雅人)

  4. はなだ より:

    SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    源三郎は源次郎だけ官位を貰ったとしたら、凹むだろうけど怒りはしなかったと思います
    弟が評価される事を誰よりも喜んでたのは源三郎でしたから
    でもそのついでに自分も与えられるのは流石にプライドが傷つけられる
    そこで源次郎に怒りをぶつけるのは八つ当たりでしょう
    ただ源次郎もまずかった
    頼朝義経の例なんて挙げちゃ駄目ですよ
    まさに官位が元で弟を討った兄に喩えられちゃ源三郎の立場ないですもん

    あとネットを見てると秀次の心の弱さを責める向きもありますが、なんせあの秀吉ですからね…
    そしてそんな全てを間近で見てた秀秋が、東軍につくのは致し方ないと思いました

  5. 大河ドラマ「真田丸」 #27 不信

    今日はチーム家康は出てこないんですね。

  6. naoya より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お初にコメントします。いつも楽しく拝見させていただいてます。
    今回は誰にも悪意が無いのに物事が最悪な方向に向かうのがとても辛い回でした(秀吉は除く)。全ては、豊臣政権が秀吉のワンマンで、秀次とうまく連携出来てなかったことが原因なのかなと。伏見の件も予め役割分担を話しておけば、こんなことにもならなかったでしょうし。
    もっと真田にフォーカスを置くべきという声もあるようですが、本作の信繁は豊臣の内部崩壊の一因にもなってしまったからこそ
    、その罪悪感や救い出したいという気持ちから大坂の陣にいくのかなあと思う回でした。

  7. 大河ドラマ 感想 真田丸 第27回「不信」

    秀吉様(小日向文世)の機嫌を損ねないよう腐心する秀次(新納慎也)。能好きな秀吉様の機嫌を取ろうと稽古して御前で披露するも、他にやらねばならぬことがあるだろうと、かえって怒りを買ってしまいました。

  8. 真田丸 第27回

    「不信」内容秀吉(小日向文世)と茶々(竹内結子)の間に、男児が誕生。そのことは、秀次(新納慎也)に不安を呼び起こすことに。そんななか、信繁(堺雅人)は、秀吉から、秀次につくよう命じられる。
    一方、信繁への思いが断ちきれぬきり(長澤まさみ)は、秀次からの側室にと言う話に、答えが出せずにいた。
    不安を感じる秀次に、信繁は、不安を払拭しようとするが、どうしても、秀次は、不安を隠せずにいた。

  9. 真田丸 第27回「不信」

    大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
    BSにて鑑賞。 第27回「不信」 あらすじ・・・・・・・

  10. ふるゆき より:

    SECRET: 0
    PASS: 5cbfda3eaf5f1e17073fcc7b99027d2a
    今回も見ていてつらい場面が多かったけど、納得できるところもありました。
    他の作品なら関ヶ原で「裏切り」だけに出てくる小早川秀秋が、長い目でみて人間としての感情の起伏をあたえられているのが流石と思いましたよ。
    それにしても予告の映像も凄かった!
    時を超えて呂宋助左衛門が還ってくるとは。
    ついに秀忠も初登場するし、この人物も関ヶ原で「遅刻する」だけじゃない見せ場が、真田丸ではあると信じます。

  11. 真田丸 第27回「不信」、簡単ですが感想で…

    選挙特番のため、本日は早めの放送でしたね(^^)わたしも今日は投票に行って参りました♪さて、アル戦の方は本日もリアルタイムで見られず(__;) 後日また録画を見たいと思います!そし…

  12. 人はみな生まれたら泣くものよ・・・こんな愚かな世界に生まれたことを悲しんで(長澤まさみ)

    織田信長が本能寺の変で倒れて十三年である。 それ以後豊臣秀吉は・・・信長の模倣者として天下統一を仕上げた。 その手法は信長以上に老獪であり・・・「利」を重んじた。 必要以上の殺生を避けて大事業を成し遂げたのである。 結果として十六世紀末の東洋の島国に世界最強の軍事国家が出現した。 秀吉はその頂点に立

  13. 大河ドラマ「真田丸」第27回感想

    「おまえの抜け目のなさに腹が立つのだっ」と吐き捨てて去るゲンザブローを見た昌幸パパ「いや〜怒っとったな〜」どんな人間関係よりも、こじれて一番やっかいなのは家族の中の人間関係なのは、いつの時代も同じなんでしょうね。

    もらえる物は病気以外もらっておけ

    関白になったものの相変わらず秀吉に対する恐れを克服できない秀次の、揺れ動く心理をまるごと一話かけて丁寧に描いた回でした。

  14. 巨炎 より:

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    「場所」と「人」に大別される。
    本作では「女」だから「人」か。
    「草燃える」(1979年)では源実朝は源氏の嫡流がどんどん殺されていくので「次は自分だ」と
    ビビッて明に逃げようとした事があったらしいです。総集編には残ってませんが。

    [打消]本多忠勝[/打消]三浦義村なんか一族の女が生んだ二代将軍の息子に
    実朝と北条義時の殺害を示唆しておいて、北条を討ちもらしたらアッサリ見捨てる。
    ペーペーだった京本政樹なんて罪悪感から耳をふさいでうずくまってるのに平然。 

  15. 真田丸 第27回「不信」~自らの心の弱さで自滅していく秀次。昌幸パパくらいの図太さがあれば

     不安が不安を呼び、疑心暗鬼に駆られる秀次(新納慎也)。
     そんな情けない秀次について秀吉(小日向文世)は信繁(堺雅人)にこう語る。
    「すべてはあやつの心の弱さがもとじゃ。あやつが強くならぬかぎりり会っても話すことなどない!」
    「世間はわしに子供ができたんで…

  16. 真田丸「不信」

    なんだか、みんなそれぞれに「良かれ」と思ってのことが、ことごとく、裏目裏目に出てしまった感ですよね。

    茶々(竹内結子)との間に再び男子が誕生し、喜びにわく、秀吉(小日向文世)は、一歩退き、お気に入りの信繁(堺雅人)を、新・関白秀次(新納慎也)のそばに付くようにし、官位を与えようとしますが、

    信繁は、勝手に兄より高い位になってしまうのを避けたいがゆえ、「兄にも何か…」とお願いした結…

  17. ゆう より:

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    おはようございます。
    きのうはもう胃が痛くて熱まででそうでした。

    秀吉は秀次が弱いのがいけないっていってたけど、これが強くて自信満々でも気に入らないと思うから
    あながち疑心暗鬼ともいえないですよねえ。今までいろいろみてきた秀次がああなるのもわかるんです。

    一方、今は邪気がなくてもこの先関白として力を持ち、秀次に息子が生まれればどう変わるか分からない。
    だから秀吉の気持ちもわからないではないんです。

    これは信幸信繁にもいえることで、弟の口利きで官位もらったのが気に入らない。
    けれど義経のように兄を差し置いてさっさと自分だけ官位をもらうのもおもしろくないわけだから
    人間てのは複雑にできてるなーと思います。

    稲をなぐさめるおこうさん、きりちゃんに「波がある」からすすめないといったたかちゃん
    女が女に意味のないいじわるなどしない、情がある、やさしさがあるところがよかったです。
    稲ちゃん、もうちょっと大人だと思ってたよ…。

  18. NHK大河ドラマ「真田丸」第27回「不信」

    うわああ!びっくり!今日は19時10分始まりやないですか!
    選挙ですか?選挙の所為ですか?そんなだって!大河ドラマを前倒ししてまで報道しなくてもいいじゃないですか!
    んでももう決まっちゃいましたか~。いや本日はBSを視聴する暇もなく!そもそもこの時間ゆっくり見ている余裕もなく!いつものようにアップはできないかも~?とにかくチャレンジ!ゴーフォーブロークン~!

  19. 真田丸 第二十七回「不信」

    第二十六回「瓜売」はこちら。前回の視聴率は、19%超えどころか急降下して16.4%。まったく、レイティングというのはわからないものなのでした。他にも「とと姉ちゃん」が20%を切り、「サザエさん」も10%以下に……いったい、何があったんでしょう。今週はまあわかりやすい。開票速報のために放映時刻が変わる週は、どうしたって…

  20. 大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い27秀次の裁量で信繁と信幸に官位を授かる事になったが秀次は秀吉の圧力に潰れてしまうのだった

    大河ドラマ「真田丸」第27話は秀吉に男子が誕生した事で関白となった秀次の精神状態が不安定になった。秀次は秀吉が自らを排除しようとしていると感じ、不安に苛まれる。一方信 …

  21. BROOK より:

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    >「人にどう思われているか」が大事なお人。

    秀次がこれの度が過ぎてましたね…。
    たしかに人にどう思われているのかって気になるところですが、
    あそこまでいってしまっていると、ちょっと…^^;

    それにしても、まさかいなくなった秀次がきりのところにやって来るとは…。
    あそこからどう次回への“展開”になるのか、楽しみでもあります♪

  22. 大河ドラマ「真田丸」第27回

    秀次、行方不明…

    詳細レビューはφ(.. )
    http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201607100002/

    真田丸 完全版 第壱集【Blu-ray】 [ 堺雅人 ]価格:10727円(税込、送料無料)

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