【傘をもたない蟻たちは】第1話 「インターセプト」感想

「やまない雨はない」

という言葉が嫌いだ。

今の俺には陳腐な慰めにしか聞こえないのだ。



傘をもたない蟻たちは  第1話「インターセプト」


     傘をもたない蟻たちはop


※ご注意:

このドラマは恐らくネタバレを知ってしまったら一切面白みが無くなるドラマです。

※未見の方は、画面から離れて本編を見てから読んでね。



って言っても簡単感想で。


NEWSのカトシゲ原作ドラマである。

実は昨日、行定 勲監督の『ピンクとグレー』公開初日を観てきたばかり。
このドラマと併せてみたら、共通点が見える気がする。

えっと、だから…ピンクとグレーね…。

そして、ジュクジュクした人生の停滞感や不安、嫉妬、自暴自棄、グレた気持ち…。
そういう所も共通点。


バイトするくらいだったらさ、もっと作風を広げること考えなきゃ。
そうでしょ?
もう30じゃない。
若手イケメンSF作家じゃ通じないぞ。


私から見たら、「まだ」30だけど。
人間、いくつになってもそうやって煽られるんだよね。
特に物を作る世界ではさ。

アイドルなら、たぶん「もう20歳」と言われるだろうし、「もう30」「もう40」はどんな業界でも言われるだろうし、「もう50」「もう60」は、そろそろ限界じゃね…みたいな位置づけで言われるだろうし…

いずれにせよ「もう〇〇」と言う言葉に人は焦燥感しか感じない。

顔や人気だけである程度のし上がったらしい主人公・橋本純は、いい加減、人気だけでやってるのは限界なんだから本格的に作家として考えろよ、と編集者に言われているのだった。

で、このジャンルを書いてみなさい、と与えられた課題が「恋愛小説」。
元々がSF作家らしいのに、この転向は結構キツいと思う。

そこへ、

ハマグリグリグリ!グ~リ グリグリグリーー!

と、こめかみにやって貰わないと思い出せないほどらしい中学時代の同級生が現れる。

勝手に現れて勝手にアドバイスし、勝手に泊まり込む。
とっても自由です。
…生きてる人なのかな、これ……という疑問がまず湧き上がる。
  傘をもたない蟻たちは1


大丈夫だよ。
ジュンちゃんなら書けるって、絶対。
恋愛小説。


えっ?
…その根拠は?



………

勘?


この同級生・村田啓介が提示してくれたかつて自分の身の周りに起きた「ゴミが無くなる事件」。
これを元に作った短編ストーリーがそのまま初回のストーリー。


ここからはドラマ内劇場。『インターセプト』。

結婚式二次会に出席していた会社員の林(→桐山れんれんご本人)は、職場の高嶺の華・中村安未果(→あだっちー敵役)を落とそうと声を掛ける。

はっきりいって彼女は俺のタイプではない。
そう。
会社の部下である彼女…。
中村安未果は一見社交的だが人と適当な距離を置くので腹の底が全く見えないのだ。



しかし、入り込もうとすればするほど、冷たくあしらわれる林。

今夜のことはお酒の席のジョークとして大目に見ますのでお気遣いなく。
  傘をもたない蟻たちは


完敗したと思ってあきらめかけた途端、彼女が席に忘れて行ったスマホを届けると、待ち受けがアイスホッケーチームの壁紙であることを発見。


中村さんって、もしかしてアイスホッケー好き?


えっ?…あ~はい。
アイスバックスのファンですけど。


嘘!
俺もなんだよ!


えっ?嘘!


初めて会ったよーー女の子でアイスホッケー好き!
しかも、アイスバックスのファンなんて!



これで意気投合して、お互いに落ちちゃった……。
彼女の部屋まで送って行って、一気にゴーーーール……簡単すぎじゃない


しかし、林は、彼女の部屋で意外な物を発見するのだった。

自分が捨てたはずの傘。

だけじゃなくて……部屋中にビッシリ……。うわーーーー…。
 傘をもたない蟻たちは3


見つかっちゃった。
傘をもたない蟻たちは4


ってことで……Side B .

実は、安未果は立派な林ストーカーだった。

「大して世話にもなっていない上司の結婚式に出席したのは林さんとお近づきになるためだけなのに」
「何ということでしょう。チャンスの女神が私に微笑みかけました」


誘われても容易くなびかない演技をしていたんだね。
Side Aでは見えなかった所ではニタニタ笑っていたわけです。
  傘をもたない蟻たちは2

何と、安未果が林に夢中になったのはまだ学生だった4年も前から。
その頃から動向をチェックし始め、自宅の場所も見つけ、研究のためにゴミもチェックし…。

「そして親のコネを使い、林さんの会社に就職。
今日という日を迎えることができたのです。」


就職までがソコ狙い!!!!!


見つかっちゃった。
傘をもたない蟻たちは4


「でもきっと彼は私の愛の深さに胸打たれていることでしょう。」


私のことは、捨てないでね。



面白いけど……
恋愛ものじゃなくて、ホラーだろ、これ!!!


…と、編集にもダメ出しされて、原稿は没に…。
えーーー…没にしたらもったいないじゃん。使えるよ。


こんな感じでA面とB面を見せ、毎回マドンナを替えつつ一話完結で行くのかな。

初回の感触は良かった。

不思議な同級生との関係も気になるし…。
AパターンとBパターンの交替は慣れてしまうとベタにもなりやすいので、今後どうするのかな~。


ってことで。
書けたら今後も簡単感想で。



橋本ジュンのペンネームで小説を書く若手SF作家の橋本純(桐山漣)は、作家とは名ばかりで唯一の連載が終わり貯金とバイトで食いつなぐ日々を送っていた。
そんなジュンに担当編集者の館山(阪田マサノブ)は、恋愛小説を書くように勧める。

締め切りが迫るなか、行き詰っていたジュンの前に、ひとりの男(加藤シゲアキ)が現れる。
突然家を訪ねてきたその男は、橋本純が生まれ育った那珂湊の幼なじみだった。
10年以上ぶりの再会を喜びつつ、小説のアイデアが浮かばずに苦戦していることを話すジュンに、幼なじみは過去にジュンが経験したある事件の話題を持ち出してきた。
ジュンはその事件をヒントに、小説『インターセプト』を書き始めるーーー。

『インターセプト』
結婚式の二次会に出席していた会社員の林(桐山漣)は、部下の中村安未果(足立梨花)に声をかけるタイミングを見計らっていた。
会社のマドンナ的存在でありながら誰の誘いにも乗らない安未果を口説き落とすと、同僚に豪語したからだ。
独自の行動心理学を用いて巧みに口説く林を、安未果はあっさりとかわして去っていく。  

諦めかけた林だが、安未果が忘れた携帯を手に再び声をかける。
すると……!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)




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※キャスト

橋本純(橋本ジュン) … 桐山漣
村田啓介 … 加藤シゲアキ
館山 … 阪田マサノブ
赤津舞 … 南沢奈央
根津爺 … 竜雷太

第1話「インターセプト」
中村安未果 … 足立梨花

※スタッフ

脚本 … 小川真
演出 … 河野圭太
プロデューサー … 江森浩子
編成企画 … 羽鳥健一

原作 … 加藤シゲアキ「傘をもたない蟻たちは」
主題歌 … 「ヒカリノシズク」NEWS

公式サイト http://www.fujitv.co.jp/kasaari/index.html



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コメント

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3件のコメント

  • ドラマハンティングP2G
    2016年1月12日 5:06 PM

    傘をもたない蟻たちは TOP

    『傘をもたない蟻たちは』は、2016年1月9日から、毎週土曜日23:40 – 翌0:05に、フジテレビ系の『土ドラ』枠で放送中。 概要 NEWSの加藤シゲアキによる同名短編小説集をドラマ化。エリートサラリーマン、女子高生、美大生など、今を生きるさまざまな主人公たちが登場…

  • くう
    2016年1月12日 12:55 AM

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >最初の一回はひととおり観てみるってなかなか忙しいですね。
    ついでに「刑事バレリーノ」や「最高のオヤコ」といった単発SPも観てしまいました。

    私は「バレリーノ」は捨てちゃいました(笑)
    「最高のオヤコ」は何となく見る気もなくながら見ちゃいました。
    お母さんが可哀想過ぎて親父と妻と娘にちょっとお腹立ち^^;

    >おそらくシゲさんの原作は劇中劇の部分なのではと思うのですが、
    それをつなげて成立させるための構成がおもしろいです。

    カトシゲさんの役はオリジナルらしいので、たぶんそうですよね。
    主人公にアイデアを与えてナビゲートする役なのかな。
    だから本当に、生きている人ではなかったりして…^^;

    >小説を書き始めたのは自分が所属している集団や状況をかんがみて
    その中で自分になにができるのか、いかせるのかを考えたからだ

    私はちょっとね、こういうのを出版するのにもきっと事務所の検閲が入るんだろうな~って考えちゃいました。

    アイドルとして、赤裸々に裏事情書かれるような事になったらまずいだろうし…。
    それでも頭のイイ人だなぁと思いますわ。
    鬱屈した若さゆえの願望みたいなものが見える作品ですよね。
    読んでみたくなります^^

  • ゆう
    2016年1月11日 3:36 PM

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    最初の一回はひととおり観てみるってなかなか忙しいですね。
    ついでに「刑事バレリーノ」や「最高のオヤコ」といった単発SPも観てしまいました。
    「最高のオヤコ」は映画「ステラ」みたいでした。実のおかあさんがかわいそう過ぎて泣きました。

    そしてこの「傘のない蟻たちは」。これは構成の妙を感じました。
    おそらくシゲさんの原作は劇中劇の部分なのではと思うのですが、
    それをつなげて成立させるための構成がおもしろいです。
    小説を書き始めたのは自分が所属している集団や状況をかんがみて
    その中で自分になにができるのか、いかせるのかを考えたからだと聞いた覚えがあります。
    その葛藤や鬱屈が作品に反映しているのかもしれないと思いました。