【天皇の料理番】第1話 感想

篤蔵。
お前は、いっつもそうだな。
学ぶということができぬ。
できぬことがあるとすぐに我流を押し出す。
癇癪を起こし、揚げ句の果てにはできぬことをつまらぬと言いかえ、強弁する。

相場師でも坊さんでも、つまらぬと思わず続けていく人は大勢いる。
その人達は全てが性に合っていたから続けていけたんだろうか。
俺は違うと思う。

嫌なこともあるけど辛抱して努力して、そん中に面白さを見つけてきたんだと思う。
お前の性分では面白い仕事でもつまらぬことに成り下がる。
そういう仕組みになっているんじゃないか?

 

天皇の料理番 第1話

    

 

モデルの秋山徳蔵氏は大正から昭和にかけて実際に宮内省でシェフを務めた
料理人である。

明治時代では珍しかった洋食に興味を持って修行を積み、単独でフランスへ渡って
料理修行のための留学をした。後にパリの日本大使館推薦により宮内省で司厨長を務め、
大正天皇のために海外からの来賓をもてなす料理を作った。

また、日本における西洋料理の普及にも大きく貢献している。
秋山徳蔵氏が編纂した『仏蘭西料理全書』は戦後に到っても西洋料理を
学ぶ人のバイブルであったらしい。

吉川英治や菊池寛など当時の文学者とも親交深く、さすが華やかな世界の
人なんだなと思わせられる。

その一方で、公式サイトの息子さんのインタビューを読んでみると、家では
特に贅沢な食生活をしていたわけではなく、納豆とご飯だけの時もあったと
いうのだから面白い。

どんな人生だったのか、どんな性格だったのか、と思いを馳せながら見られるから、
実話ベースの話は好きだ。

 

…と、言っても、このドラマの主人公は「秋山篤蔵」であって、「秋山徳蔵」ではない。

つまり、史実ベースのフィクションです。

 

って事で…初回だけど概要と感想のみで。

篤蔵の人格が、とにかくヒドイ~。

1904年(明治37年)の正月。
自ら望んで入ったらしい寺修行から破門になって戻ってくるところからストーリーは始まる。

破門の理由は寺のご開祖様やお上人様のお墓を酔って蹴り倒して
いたらしい…そりゃクビになるよね。

 

お寺ってホントつまらんのです。
読めもせん漢字延々と写したり、何時間もずっと黙って座ってたり、ほれがもう
毎日毎日で。
一度きりの人生、こんなとこで無駄にしてていいのかって思ってたとこなんです。

 

言うたのう!
みんなが言うたのう。 おめは坊主にはまったく向いてえんて!
それでもおめは自分でやるって言うたが!

 

ほのときはほう思たんですよ。

いっつもほやないか!
剣道の指南役、軍人に米相場、飛びついてはほっぽり出し…
おめには意地というものがないんけ!

 

ほんなとこで意地張ったらいけませんよ。

はあ!?

つまらんのに意地張って続けたら、つまらんこと一生やる羽目になるやないですか。

 

ついに武蔵のように木に吊るされるのだった。

うん。お父さんがキレるのも解る。
なんて子だ。

 

篤やんがいつも比べられている優秀な兄やんの周太郎は、こんな篤やんに
気長に優しく接する。

兄やん、やめてしまいたくなることないんですか?
法律の勉強って難しいんでしょう?

 

投げ出してしまいたくなることはあるが、それをこらえねば前には進めぬからな。

そこが分からんのですよね。
何でそこまでして…。

 

この国は法律を持ったけれど、まだまだきちんと機能していると言えぬところも大きい。
男子たるものお国に力を捧げたいではないか。

はあ…ほいたらこういうことかもしれませんのう。
わしは、まだそう思えるもんが見つかっておらんって。

 

からっきし「のくてぇ」ってわけではないのだよなあ。お前は。

あん?

早く見つかるとよいな。コレというものが。

 

弟の自分探しをさり気なく見守る兄と違って、父はこの時代の親である。
どうにもならない次男を昆布屋の養子に出してしまおうってわけで…。

今からでは考えられないかもしれないけれども当時では決して有りえなくない
16歳での結婚。そして婿養子。

最初こそは家の仕事も精を出してよく覚え、嫁とも仲良くなっていたものの、
洋食と出会っちゃうからね…。

鯖江の陸軍連隊厨房で、カツレツと出会った篤やん。

生まれて初めての香ばしい匂い。

うーーん…夜9時のドラマでこれはメシテロだよね。
明日の食卓は多くの家庭でカツになることでしょう。

肉を叩く伊藤英明が…ワイルドなんだけど何かやりそうで怖いわ~。

この人、以前は東京・神田の泰西軒でコックをしていたらしい。

まあ、ちょっと色々あってな。
泰西軒辞めて兵隊になったんだよ。
やることは同んなじなんだけどな。

かくして篤やんは田辺の洋食にハマり、いつの間にか厨房で料理の手伝いを
するようになり、バレて義父に反抗し…

東京、出てみればいいじゃない。
西洋料理をやるんなら東京だよ。

という田辺の言葉の誘惑に乗って、婚家も嫁も捨てて東京に出ちゃうのだった。

 

とりあえず待ってみませんか。
ひと月後には戻ってきなるかもしれませんし。

うち…
楽しかったんです。篤蔵さんとおって。
けど、ほれは、こんなことしてしまう人やからきっと楽しかったんです。

何もかんも望んでは罰が当たるいうもんです。

 

と、微笑む俊子さんがもう仏さまのようだ…。

黒木華さんの演技がねぇ…
もう本当に可愛くて落ち着いていて、でも篤やんが出て行く予感に
不安そうな表情もあって。

この人、本当に凄い女優だと思った。
黒木さんの表情を見ているだけで何度もウルっとなった。

 

東京に出て、兄やんに

お前は、いっつもそうだな。
学ぶということができぬ。
できぬことがあるとすぐに我流を押し出す。
癇癪を起こし、揚げ句の果てにはできぬことをつまらぬと言いかえ、強弁する。

 

と説教されて、たぶん生まれて初めて根気よく泰西軒の厨房に雇って
くれるように通い続ける篤やん。

断られても蹴られても転がされても頼みに通い続ける弟の姿を見て、
ちょっと心動かされる兄やん。

 

ここまでするのは意地になってるのか?

まあそれもありますけど…つまらなくならないんです。

一日裏口にいると色んなもんが見えるんです。
業者とコックがしゃべってるのとか、コックとコックがしゃべってるのも聞こえて
きたり、そっから色んなことが分かるんです。

肉は実は屠殺して7日から10日のものがよいとか、しかしスープをとるには新しい
もののほうがよいとか、じゃがいもを煮るときは塩を入れると崩れにくくなるとか、
野菜にも器量っちゅうもんがあるらしくて器量がいいとか悪いとか…みんな
ゴチャゴチャ言ってまして、器量よしを選ばないといけないとか。

盗み聞きでも 結構耳学問ができるんですよ。

 

このシーンも好きだなぁ…。

篤やんの話がね、言い訳でも卑屈でもなくて、本当に楽しそうなんだよね。
店には断られて、兄には叱られて、意地になっているわけではなく。
こんなところでも学んでいる。

この人は本当に料理に興味を持ったんだ。
本当に料理が好きなんだ。

それが説得力を持って形になったシーン。

実家から篤蔵が婚家に戻るように説得しろと言われていた兄は、ここで
父を裏切り、弟のために店を紹介してやるのだった。

恩師である桐塚の口利きで、華族会館@元・鹿鳴館

お客様は当然、華族の方々である。
すごいね~。

こうして、篤蔵は華族会館のコック長、宇佐美と出会うのだった。

めしやのマスター!!!…ではない…。

このコック長がまた厳しいんだろうな~って予感で幕を閉じた初回2時間。

 

初回2時間はいい加減止めてくれよ~~とブツブツ言いながら見始めたんだけど、
あっという間だったわ。面白かった。

あっという間であり、かつ濃厚。

豪華なセット、拘りの小物、美味しそうな料理と、ちゃんとした料理シーン。
某朝ドラではちっとも作ってる感がないシーンしか書かせてもらえなかった
森下さんだけど、こっちではちゃんと書けて良かったよね…。

やっぱり森下佳子さんは石丸Pと組んで名作を作るのがいい。
この組み合わせがベストだって思った。

 

キャストは、「あまちゃん」か、「ごち」か、舞台は「ちりとて」かっ…
って感じだが、まぁ…狙っているわけでは…あるまい、たぶん。

麻生さんと武田鉄矢はテッパンの石丸P・平川組キャスト。桐谷くんも来るしね~~。
健も一緒に「ROOKIES」キャストでもあるんだよね。

しかし、あっちこっちから継ぎはぎされている感じはしなかった。

初回からきちんと構築された世界観に安心する。
やっぱり、このスタッフを信用して1ヶ月待って良かったーーー

見応えある日曜が始まった。

…ってか…こんなのが始まっちゃって大河はホントに大丈夫か…。

 

※初回を見逃した方はTBSオンデマンドで1週間無料配信アリとのこと。
たぶん、再放送もあると思うけれども、ぜひぜひ~~!

 


時は1904年(明治37年)、福井県武生、一人の男が戸板に乗せられて運ばれてくる。
男の名前は秋山篤蔵(佐藤健)。
法学部に通う兄・周太郎(鈴木亮平)とは違い、何をやっても長続きしない性格。
そんな篤蔵の運命を変えたのは、軍隊のコック田辺祐吉(伊藤英明)に食べさせて
もらった一枚のカツレツだった。
料理に夢を見て、周りの人間たちに支えられ続けた男の愛の物語が今始まろうとしている。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

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よろしければ→【2015年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 


※キャスト

秋山 篤蔵 … 佐藤健

高浜 俊子 … 黒木華

宇佐美 鎌市 … 小林薫

松井 新太郎 … 桐谷健太
山上 辰吉 … 柄本佑

秋山 周太郎 … 鈴木亮平
秋山 周蔵 … 杉本哲太
秋山 ふき … 美保純
秋山 蔵三郎 … 森岡龍
秋山 耕四郎 … 佐藤和太
高浜 金之介 … 日野陽仁
高浜 ハル江 … 大島さと子
高浜 光子 … 石橋杏奈

桐塚 尚吾 … 武田鉄矢
田辺 祐吉 … 伊藤英明

森田 梅 … 高岡早紀
森田 仙之介 … 佐藤蛾次郎
茅野 … 芦名星

お吉 … 麻生祐未
五百木 竹四郎 … 加藤雅也

奥村 … 坪倉由幸
佐々木 正志 … 西沢仁太
荒木 … 黒田大輔
関口 … 大西武志
杉山 … 渡邊衛
藤田 … 大熊ひろたか
鈴木 … 城戸裕次

粟野 慎一郎 … 郷ひろみ

※スタッフ

脚本 … 森下佳子
演出 … 平川雄一朗
プロデュース … 石丸彰彦
音楽 … 羽毛田丈史、やまだ豊

原作 … 杉森久英『天皇の料理番』
主題歌 … さだまさし「夢見る人」

公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp/

 

 

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【天皇の料理番】 第1話 


コメント

  1. 巨炎 より:

    本日からBS12で正章版放送開始。

    こちらでは寺に放り込まれる所からスタート。
    田辺役は目黒祐樹。
    小坊主時代に女との逢引や駆け落ちを助けてあげる代わりにカツレツ作りを習うという展開。
    お陰で、篤蔵は軍隊の拷問を受ける羽目に…。

    正章篤蔵は癇癪持ちであっても飽きっぽいという性格設定は無いようです。
    ただ、これがために料理の為なら周囲の気持ちを省みない性格となり
    俊子さんの人生は夫に一生、泣かされて終わる展開だったような…。
    演じるのは檀ふみさん。当時からこういう役が多いなぁ。
    初夜で取っ組み合い(二百三高地の戦闘とリンクさせる)、
    勝手に上京する夫に平手打ちで見送り。

  2. 匿名 より:

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    PASS: f1ec66141166c47458e0c30d7b4a7d9e
    後に凄い人になると分かっていなかったら、
    佐藤健でなかったら、ギブアップしそうな酷い主人公^^;。

    でも、面白かった。黒木華が秀逸過ぎる@^^@。

    マチャアキの、観てたような気がする・・・・・。

  3. 昼寝の時間 より:

    天皇の料理番 第1話 簡単感想

    公式サイト(終了) 原作:杉森久英 「天皇の料理番」脚本:森下佳子/演出:平川雄一朗、岡

  4. えりぃ より:

    SECRET: 0
    PASS: 44bbb2e627538f863d2e1deec301aba7
    ほんと2時間、あっちゅ~間でした!

    田辺が内野さんでも良いのになぁ、と思いましたが
    それはちょっとあざといかな[絵文字:i-229]
    海原雄山がいたら、田辺は「料理人失格!」って言われちゃいますよ。

    マチャアキのも見てた記憶はあるけど、あんまし覚えてなくて・・・
    「のく蔵」だった人が、たった十年で天皇の料理番になる。
    サクセスストーリーは、ワクワクしますわ~♪

  5. LB56 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お疲れさんさんです~。

    >…ってか…こんなのが始まっちゃって大河はホントに大丈夫か…。

    ほんと、NHK制作か?と思うような作りでしたね。

    そういえば、1980年当時(堺正章主演)は、夜8時から「天皇の料理番」だったんで、大河の裏番組だったのを覚えてます。それも55分で、大河より長かった~(^^;
    今回は、ズレてるのでありがたいです。

    >武田鉄矢

    その頃、彼は「3年B組金八先生」で忙しかったようです(笑)
    見事に2クール(1980.10~1981.3)かぶってたんで、こちら「天皇~」にも出たかっただろうな~(^^;

    >めしやのマスター!!!…ではない…。

    ちなみに、この人の当時は、劇団を辞め、ドラマを始めた頃に一致するようで~、案外、密かに「天皇~」見てたのかも?(笑)
    その2年後には、「ふぞろいの林檎」(金10)で顔覚えましたけどね。

    で、「深夜食堂」(TBS)だと、作れるものなら何でも作るよ、って感じなので、割とレパートリーは広いのかもしれませんね。洋食だけでなくて和洋折衷もだとか~
    ・・・そういえば、「~3」でも「メンチカツ」という回があったな~

  6. 【天皇の料理番】初回(第1話)感想と視聴率好スタート♪

    「~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への

  7. 天皇の料理番第1話(4.26)

    杉森久英原作だそうですが、原作未読
    天皇の料理番にまで上りつめた秋山篤蔵@佐藤健の修業と成長を描くドラマ
    初回は、寺で修行するも破門され、
    結婚して婿養子になるも仕事に精を出さなかった篤蔵が
    初めて食べたカツレツの味に感動、料理人の道を志し家族を捨て出奔、
    東京の料理店で修業を始めることになったと。
    一本気な篤蔵の為人、そして篤蔵が周囲の人に恵まれているのがわかった初回だった。
    でも淡々とし…

  8. kyom より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    やっと録画を見ました(^◇^)
    あっという間の2時間でしたね!
    面白かったです。
    こんな時代からフレンチを食べてた人たちがいたんですね。
    個人的には好きな時代背景です。

    黒木華さんよかったですね~!
    表情がすごくよかったです。
    見ながら「この人うまいわ~」って独り言をいってしまうおばちゃんがいました(笑)
    期待を裏切らなかったですね。

    テンポもいいし、毎週おいしそうな料理が出てくるんでしょうね。
    今後も楽しみです。

  9. 天皇の料理番〜俊子役の黒木華さんの静かな演技が秀逸

     高浜俊子役の黒木華さんが上手いんですよね。

    ・篤蔵(佐藤健)が美人の妹を結婚相手と勘違いしたことを知った時のリアクション〜彼女はそれを受け入れる。
    ・変顔。
    ・篤蔵が自分との結婚の喜びを語ってくれた時のうれしそうな顔。
    ・のめり込みやすく、飽きやすい篤…

  10. NelsonTouchBlog より:

    天皇の料理番一話&ワイルド・ヒーローズ二話&ようこそ、わが家へ三話感想

    ■天皇の料理番一話
    なかなか面白かったです。二時間長いなあ~と観る前は思っていたんですけど、結構引き込まれた。主人公のキャラもよかったけど、その妻の俊子 (黒木華) が、特に良かったあ。なんか良き妻って感じで。
    婿養子に入って若旦那になったにも関わらず、立ち寄った取引先で仕事さぼって、料理習ってましたって・・。人間失格レベルだろ(笑)
    篤蔵 (佐藤健)は、元々好奇心旺盛で色々やりたいこ…

  11. 天皇の料理番 第1話

    「~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…」 4月26日 日曜よる9時 初回2時間スペシャル 明治37年 (1904年) 正月。 福井の秋山家は、父・周蔵 (杉本哲太) を筆頭に、弁護士を目指す長男・周太郎 (鈴木亮平) も帰…

  12. 天皇の料理番 episode1

    「〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…」

    内容
    福井県、武生。明治37年、正月。
    秋山周蔵(杉本哲太)のもとに家族が集まっていた。
    東京の大学で、弁護士を目指す長男・周太郎(鈴木亮平)も帰郷。
    そこへ…

  13. トリ猫家族 より:

    「天皇の料理番」 第1話 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・・

     時は明治37年(1904年)福井県武生に「たわもん(怠け者)」で「のくてぇ子(おバカさん)」の「のく蔵」と呼ばれとるろくでもねぇ男がおった。
    秋山篤蔵(佐藤健)、16歳。
    剣道 …

  14. 天皇の料理番 #01

    『~時代を超える人間の愛と命の感動物語~
      どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…』

  15. 天皇の料理番 第1話

    1904年(明治37年)の正月、福井の秋山家では、父・周蔵(杉本哲太)の元に弁護士を目指す長男・周太郎(鈴木亮平)も帰郷して、家族で祝いの膳を囲んでいました。

    唯一の心配の種が、仏門に修行に入った16歳の次男・篤蔵(佐藤健)でした。

    その不安は的中して、祝いの席に、寺から破門された篤蔵が酒に酔って意識にない状態で運び込まれます。

    何をしても長続きしない篤蔵の将来を案じた周蔵…

  16. 巨炎 より:

    SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    堺正章主演で一度、ドラマ化してますね。
    コメディテイストな海原雄山とでもいいましょうか、
    奥さんは苦労が祟って最終回で亡くなられました。
    この辺りは愛妻家のマッサンとは対照的。

  17. Happy☆Lucky より:

    天皇の料理番 第1話

    第1話

    JUGEMテーマ:エンターテイメント

  18. 天皇の料理番「~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への果てな…

    原作、『天皇の料理番』は、1979年に出版された、杉森久英による小説。過去、3度にわたりテレビドラマ化された名作なのですね。個人的には、エネルギー過剰すぎるのか、最初は不良というか、規格外だった個性が、「これぞ!」な道を見つけて、のぼりつめていく軌跡は、なんとなく宮本武蔵を連想させました。佐藤健の短髪姿が新鮮です。(祝・佐藤健、TBSの連続ドラマでは単独初主演♪)それに最初に、その後の快進撃…

  19. 天皇の料理番 (第1話・4/26) 感想

    TBS系『天皇の料理番』(公式)
    第1話(初回2時間スペシャル)『~時代を超える人間の愛と命の感動物語~どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…』の感想。
    なお、原作小説:杉森久英『天皇の料理番』は未読。過去のドラマ作品も未見。

    1904(明治37)年。福井の農村で生まれ育った篤蔵(佐藤健)は、何事にも熱しやすく冷めやすい次男の行く末を心配し…

  20. 「天皇の料理番」真っ直ぐな料理人1篤蔵は料理と出会った事で運命を感じ家を飛び出して東京で料理人としての一歩を兄周太郎の紹介で歩み出した

    「天皇の料理番」は実在した料理人秋山徳蔵をモデルとしたドラマで地方の大地主の次男として生まれた男が破天荒な人生を歩みながらも天皇の料理番になるまでを描いた実話のストー …

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