【 流星ワゴン 】第5話 感想

今ならまだ…きっとやり直せます!
奥さんとお子さんとまた家族で笑って暮らせる日がきっときますから。
生きたくても生きられなかったあの二人の分まで生きてください。

それが あの二人への何よりの救いになるはずです!

 

流星ワゴン 第5話

    流星ワゴン

 

簡単感想で~~…。

 

このドラマは~…カズと忠さんが1話ずつダメになる設定なのか…。

今回、一雄はだいぶイイ感じになっていた。
代りに忠さんが毎度のごとくに無神経。

 

今回は、選択ワゴンは2人の運命と全く違う時間軸へと勝手に動く。
橋本親子の回である。

 

ちょっと遠いんですけど
付き合ってもらえますか?

 

寄り道したいと言う橋本さんが立ち寄ったのは、カーブが多い山道だった。
ここは、橋本さんが事故った場所らしい。

え~~…運転初心者には高レベルすぎのドライブコースだろ…。

 

おい、橋本!
何でこんな場所にわざわざわしらを連れて来たんじゃ?

 

すいません。
ただ何となくお2人には私達のことを知ってもらいたくて…。

はあ?
お前のつまらん身の上話聞かされるためにこんなとこまで?

 

すいません…私もちょっとそう思っちゃいました。
だって一雄の家の方が置いてけぼりになるやん…。

言いたい事を言いあえる永田親子が羨ましいという橋本さん。

あったりまえじゃろうが!
カズとは親子であって朋輩でもあるんじゃ。
遠慮する必要がどこにあんじゃ。

 

カズの方は全然そう思っていないようですが~~。

 

私と健太は…血がつながっていないんです。
私は再婚で健太は妻の連れ子でした。

 

あらら…そうだったのか。
生前、健太は橋本さんと口もきいてくれない状態で、今の仲の良さは
死んでから2人きりでずっとワゴンに乗っていたから出来た絆らしい。

事故の日も家族関係を良くしたくて橋本さんはドライブに出たのだと言う。

天気のいい日で、凧が上がっているのが見えた。
カーブを曲がったら健太に教えてやろうとそっちに気を取られ、気付いたら
対向車線に入っていたと……。

免許取りたての初心者で難しいコースに挑み、おまけに脇見運転。

そりゃ…事故るだろう…まぁ…橋本さんって迂闊そうだもんね…ホントに。
そうして健太を死なせてしまったとなったらもう…成仏できないほど後悔するのも
頷ける気がするわ~。

 

あのトラックの運転手にも本当に申し訳ないことをしてしまいました。

伊藤さんという方で、ちょうど働き盛りの30歳ぐらいで、奥さんと小学生になった
ばかりのお子さんがいたそうです。

そんな人に…死亡事故を起こさせてしまった。
本当の被害者は…彼じゃないかと思うんです。

私があの時よそ見しなかったら、アクセルを踏まなかったら…
そもそもドライブなんかに行かなければ…。
私の人生、何だったんでしょうね。
自分が死ぬぶんには いいですよ。

でも…見ず知らずの他人を巻き込んで…妻を巻き込んで健太を死なせて…。

健太なんて
まだ…たった8歳だったんですよ。
もっと…遠くまで行きたかった。
健太にもっと遠くの景色を見せてやりたかった。

 

橋本さんは、健太を成仏させてやってほしいと2人に頼みこむ。

 

成仏したらどうなるんじゃ。
健太は救われるんか?

少なくとも今よりはマシな世界に行けるはずです。

 

それは橋本さんの思い込みだよねぇ……。
そもそも、どうして幽霊になったのかも解らないわけで「成仏」というのもどういう状態だか
橋本さんも健太も知らないはずだが。

もしかしたら、橋本さんも健太もすでに幽霊じゃなくて神様かも知れないじゃん。
(あっっ…ド…ドラゴンボール読み過ぎてるってワケじゃ……)

とにかく~~。
「この世の未練を断ち切って自分が死んだことを受け入れれば成仏できる」
という掟になっているらしいのだった。

逃げ出す健太を無理やり担いでバスに乗せる忠さん。

運転手……走って追って来る橋本さんの姿が明らかに見えてるのに
ドア閉めたよね。

 

忘れたくない!
ママを忘れるなんて嫌だよ。
ずっと覚えていたいんだ!
だから成仏なんてしたくない!

 

みんながお膳立てしようとしているのに肝心の健太は全く成仏する気がない。

……あれ……
前の時間にも同じようなことを書いたな……
肝心の誰かが牢獄から出ないと……←無関係です。スイマセン。

 

とにかく、もう一度ママに会いたいという健太のために奔走する2人だった。

 

橋本さんの家にはすでに別の住人が居て、聞いてはみるものの橋本一家を
知らないと言う。(でも明らかに知ってる風)

健太の好きなプリンを現場にお供えしてくれていた花屋の女性を見つけるものの、
健太の母ではない。

…が、

その女性は対向トラックの運転手・伊藤さんの妻であった。

伊藤さんを訪ねる2人。

この人の現状が、メチャメチャ悲惨~~。

 

正直…もう思い出したくないんです。
あの事故のせいで、私、怖くてトラックを運転することができなくなって
職を失いました。

しかも事故の直後はマスコミから「飲酒運転」だの「居眠り運転」だのと
ありもしないことを言われて…まあ、よくあることですよ。
こっちはトラックで軽傷なのにあちらさんは旦那さんと、それから…お子さんまで。

 

職を失って借金を作って荒れた生活になり、子どももマスコミのせいでイジメに遭い、
奥さんは子どもを連れて出て行ったと。

よそ見運転をしていたのは橋本さんの方なのに~~……!!

橋本さんっっ、あんたカズの人生をやりなおさせてる場合じゃないだろ~。
この人を助ける事こそがあんたの仕事だって気がするんですけど

 

伊藤さんの話を聞かない派の忠さんは、とにかく早く橋本さんの奥さんの事を
教えろとせっ突くのであった。

 

もし知ってたとしても話しません。

何じゃと?

 

彼女もきっとそう思ってるんじゃないですかね?
私以上にあの事故のことを忘れたいと思ってるんじゃ…。

 

そんなわけあるか!
健太のことを忘れたいはずなかろうが!

忘れなきゃ生きていけないこともありますよ!

つくづく思いますよ。
あの時、あの道を通っていなかったらなって。
いっそあの事故で死んでしまった方がどれほどマシだったか。
死んだ橋本さんが羨ましいです。

 

殴り掛かっていく忠さん。

カバチたれんな!
お前に橋本と健太の何が分かるんじゃ!?
どんな しんどうても生きてる方がええに決まっとる!
決まっとるんじゃ!アホンダラ!

 

それは…部外者には解らない事だよね~…。
どんなに「しんどい」かはその人にしか解らない事だよ。

でも、健太もまた哀れなのだった。

彼は自分が橋本さんを受け入れないせいでドライブが企画され、そして事故が
起きてしまった事をちゃんと把握していた。

自分が死んだのは「自業自得」だと言う健太。

 

違う!
健太は悪くない。
橋本さんだってほんの少し間が悪かっただけで誰も健太が悪いなんて思ってないよ!
そんなふうに強がらなくていいんだ。
我慢せずに思ってることを全部言えばいいんだよ。

 

そしたら…またパパを傷つけちゃうもん。
ママとずっと一緒にいたかったよ。
またみんなでバーベキューしたいよ。
ママの隣で寝たいよ。
ママの作ったお弁当を持って、学校に行って友達と遊んで、ただいまって言ったら
ママがお帰りって笑って…。

僕、死にたくなかった。
生きていたかったなあ…。

 

綺麗ごとには「ふん」っとなる自分も、健太の健気さと不憫さには貰い泣き。

たった8歳で、自分のせいで事故が起きた、自業自得だと言い、生きていたかったと泣く。

一雄じゃなくたって抱きしめたくなるわ…。

そして、一雄は自分の息子もこれくらい本音の心情を持って抱きしめてやれば
いいんだよね……。

伊藤さんをもう一度訪ねて叫ぶ一雄。

 

忘れないでもらえませんか?
あの事故で死んだ 二人のことを!
…伊藤さん…幽霊って信じますか?

 

いきなり何言ってんだ。信じるわけないだろ、そんなもん。

僕も最初はそうでした。
でも今、橋本さんと健太は幽霊になってさまよってるんです!

はあ…?

 

一雄に迫られた伊藤さん@須田邦裕さんの本気で怯えた表情がリアルだよ。
そりゃ…頭が変な奴に絡まれてると思うわな。

 

あの事故のことをものすごく後悔して、悔やんでも悔やみきれないまま
死んでしまったから成仏できずにいるんです!
それはそうですよね。
自分のせいで奥さんやあなたを巻き込んで健太を死なせてしまったんですから。

悔しくて悲しくて、でも、どうすることもできないままずっとこの世を彷徨い続けてるんです。

健太だってまだたったの8歳だったんですよ!
もっと色んなことができたはずなのに、夢だってあったはずなのに、いきなり何もかも
奪われて…運が悪かったの一言で片づけられて、成仏なんかできるわけないじゃ
ないですか!?

死んだ方がマシだなんて…
口が裂けても言わないでください!

今ならまだ…きっとやり直せます!
奥さんとお子さんとまた家族で笑って暮らせる日がきっときますから。
生きたくても生きられなかったあの二人の分まで生きてください。
それがあの2人への何よりの救いになるはずです!
お願いします!

 

叫びながら、死んだ方がマシだと思っていた自分を顧みる一雄。

人の痛みはそれぞれで、自分も生きるからあんたも生きろとは言えない。
自分だって辛いんだからお前も頑張れとは言えない。

生きていれば必ず希望があるなんていうのはキレイごと。

けれども、人は人を叱咤激励する時、そう言ってしまう。
死にたいほど辛い人に「死ねばいいよ」とは言えないからな…。

言葉の力は時に虚しい。

 

散々、一雄にツバを飛ばして叫ばれたのに、伊藤さんの出番はここで終了…。

実は、元橋本邸に住んでいた女性は橋本さんの奥さんの幼馴染みで居場所も
知っているのを忠さんが土下座して聞き出したのである。

 

やっとママに会えると期待と不安で新居へ向かった健太は……

そこで、ママが新しい家庭を築いているのを目の当たりにしてしまうのだった。

 

え~~……ちょっと、幼馴染み、ひどくない
再婚してるなら先に言っといてくれよ~~~……

と、思ったら……。

走り逃げていく健太の後ろ姿に、

ブッサイクじゃのう!

と、吐き捨てる忠さん。

 

まさか…知ってたのか!?
健太のママに別の家族がいること!

 

当たり前じゃろうが。

隠して何になる。
目を背けてもなーんも始まらん。これが現実じゃ。

 

忠さん………。

むしろ、言いたい。
事実を曝して何になる。

真実を全て知ることが幸せだとは限らないと、あんた倉木に言っただろ…
……いぇ……こっちの話です……。

 

みんながみんな、あんたみたいに強くないんだ!
健太がどれだけ傷ついたか分かってんのかよ!?

 

逃げたヤツの気持ちなんぞ知りとうないわ。
健太のヤツ、散々カバチたれてあのザマじゃ。

 

そして暴言三昧な父に……ついに一雄は言ってしまうのだ。

 

そんなに現実が知りたきゃ教えてやるよ!
あんたはな!
もうすぐ死ぬんだよ!

あんたは死ぬんだ!

 

忠さんの教育は一種スパルタだからな。
昭和の親父はこんなもんだったよ。ウチの親もそうだ。
子どもの心になんか気を配らない。
心の弱さを認めない。

けれども…
自分が死ぬとなると心弱くなり、年寄りを粗末にすると愚痴を言う…。

さぁ…自分の死を知った暴言親父は変わるのか。

 

ってか……

今回は、たぶん事故の相手である伊藤さんを叱咤激励することで、一雄も過去に
背を向ける自分自身を振り返った…って話なんだろうが…。

橋本さん親子の成仏の話はどうなるんだろ…ここでプッツリ切れるわけじゃないよね。

来週の冒頭、今週なんか無かったかのように違う時間軸にみんなで向かってたら…

ちょっと怒っちゃうぞ!!

 


橋本(吉岡秀隆)が一雄(西島秀俊)らを、自分たちの事故現場に案内。
健太(高木星来)は妻の連れ子で、死ぬまで懐いてくれなかったと明かし、せめて
成仏させてやりたいと話す。
未練を断ち切り、死んだことを受け入れれば成仏できると知った忠雄(香川照之)は、
車から降りようとしない健太を連れて来ようとする。
しかし、健太は生き残った母・花織(中島ひろ子)に伝えたいことがあると言い出し、
2人は母親捜しを手伝うことにする。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

よろしければ→【2015年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

永田一雄 … 西島秀俊(子役時代 : 佐藤詩音)
永田忠雄 … 香川照之

永田美代子 … 井川 遥
永田智子 … 市川実和子(子役時代 : 梅垣日向子)
永田伸之 … 高橋 洋
千賀和哉 … 入江甚儀
古閑 … 町田啓太
橋本健太 … 高木星来
永田広樹 … 横山幸汰
若き澄江 … 渡辺真起子

橋本義明…吉岡秀隆

永田澄江 … 倍賞美津子

※スタッフ

脚本 … 八津弘幸
演出 … 福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
プロデュース … 伊與田英徳、川嶋龍太郎
音楽 … 千住明

原作 … 重松清「流星ワゴン」

主題歌 … サザンオールスターズ「イヤな事だらけの世の中で」
  
公式サイト http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/

 

 

 

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【流星ワゴン】 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話


コメント

  1. 紫花浜匙 より:

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    先週まで、一雄がうざくてうざくて、
    鬱陶しくて見ててイライラ。
    いや、パチンコにも行きたくなるよ。って思ってしまった。

    今週はチュウさんの大音量についていけませんでした。
    でも、いい話だったな。
    ママの事は想定内だけど、とっても残念だった。

    来週の展開は興味津々。
    チュウさんミーツチュウさん。

  2. 昼寝の時間 より:

    流星ワゴン #05 簡単感想

    公式サイト ワゴンが蓼科峠で停まった。橋本(吉岡秀隆)は健太(高木星来)をワゴン

  3. NelsonTouchBlog より:

    流星ワゴン五話&デート五話感想

    ■流星ワゴン五話
    全編通して結構きついよね、五話は特にオチにも救いがなかったような(苦笑)しかも、美代子(井川遥)のどうしようもない話の続きが気になるところで、橋本(吉岡秀隆)と健太(高木星来)の話になった五話でした。
    普通に動き回っているのでわかりづらいけど、この親子はすでに死んでいるんだった(苦笑)その親子のエピソードの話だったわけだけど、なかなか切なくて心がヒリヒリしましたね。

  4. 流星ワゴン 第5話

    「ママを探しに大奮闘健太の願いを叶えろ」

    内容
    美代子(井川遥)息子・広樹(横山幸汰)の悩みに気づき始めた一雄(西島秀俊)
    だが、忠雄(香川照之)は、美代子の想像以上に病んでいると告げる。
    そのことで、一雄と忠雄は、言い合いになってしまう。
    ふたりの様子…

  5. 流星ワゴン 第5話

    #5「ママを探しに大奮闘健太の願いを叶えろ」 2015.2.15 onair  ワゴンが蓼科峠で停まった。橋本(吉岡秀隆)は健太(高木星来)をワゴンに残し、一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)を峠のとある一角へ案内する。そこは、橋本と健太が命を落とした事故の現場だった。  …

  6. きこり より:

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    >橋本さんっっ、あんたカズの人生をやりなおさせてる場合じゃないだろ~。
    この人を助ける事こそがあんたの仕事だって気がするんですけど!
    おらも思った~!橋本が伊藤さんをワゴンに乗せてあげられないなら、協会を通じて(そんなもんあるのか知らんが)別の車に乗せてあげて~!
    一雄よりよっぽど辛酸を舐めているよ・・・('д'll)
    >けれども…
    自分が死ぬとなると心弱くなり、年寄りを粗末にすると愚痴を言う…。
    見えるようだね(笑
    こういう人ってそうなのよーー
    でも、本人が未来の本人に会うってねぇ・・?
    いいんかい?( ̄▽ ̄;)アハハ…

  7. 流星ワゴン 第5話

    ワゴン車がある峠に停まり橋本(吉岡秀隆)は、健太(高木星来)を車に残して、一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)を峠の一角へ案内します。

    そこは橋本と健太が死亡した事故現場でした。

    いまだに命日にはお供え物がしてあるんですね。

    橋本は、お互いに本音でぶつかり合う親友のような一雄と忠雄が羨ましいとこぼします。

    橋本と健太は血の繋がりのない親子だったのですね。

    健太のお…

  8. 流星ワゴン #05

    『ママを探しに大奮闘 健太の願いを叶えろ』

  9. 流星ワゴン (第5話・2/15) 感想

    TBS系『流星ワゴン』(公式)
    第5話『ママを探しに大奮闘健太の願いを叶えろ』の感想。
    なお、原作小説:重松清『流星ワゴン』は未読。

    橋本(吉岡秀隆)が一雄(西島秀俊)らを、自分たちの事故現場に案内。健太(高木星来)は妻の連れ子で、死ぬまで懐いてくれなかったと明かし、せめて成仏させてやりたいと話す。未練を断ち切り、死んだことを受け入れれば成仏できると知った忠雄(香川照之…

  10. 流星ワゴン「ママを探しに大奮闘健太の願いを叶えろ」

    今回は、やや番外編で、ワゴンに乗ってる、橋本(吉岡秀隆)と健太(高木星来)のエピソード。しきりに、運転者・橋本が、一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)の「本音ぶつけあい」を羨ましがるのが不思議だったのですが、実は、彼は再婚で、義理の仲だったとか。それで、事故も、しきりに新しい父親・橋本に反発する健太と「家族の思い出を作りたい」と奮起して、免許を取り、始めてのドライブでの事故(気の毒すぎる!)、…

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