【 Nのために 】第5話 感想

一瞬であの頃のことがよみがえってくる。
波の音、海の匂い、憎しみ、軽蔑、無関心、混乱……

一度ついた嘘はつき通す。

それが嘘を真実に変えるたった一つの方法だった。

 

Nのために 第5話

     2014年TBS金曜ドラマ『Nのために』感想

 

2004年。都内のマンションの一室で殺人事件が起きた。

被害者は会社員の野口貴弘と、その妻・奈央子。
警察はその場に居合わせた西崎真人を容疑者として逮捕した。

事件の現場には犯人・西崎真人の他に杉下希美、成瀬慎司、安藤望の
三人が居合わせていた。

西崎真人は事件直後、弁護士にこう話している。

「すべてはNのために」

 

2003年。
西崎のお膳立てで安藤と希美は2人で沖縄海底掃除ボランティアに旅立った。

目的は「N作戦」の一環。
野ばら荘を救うために区画整理の中にある「みどりビル」のオーナー野口氏の
息子に近づき、ビルを売らないように説得する事。

 

今日中に話しかけよう。

分かってるよ。

 

資産家で社交的な野口の周りにはいつもたくさんの人が群がっている。
一介の大学生に過ぎない2人には近づく術がない。

民宿に入ると、2人で1部屋だと言われる。

まあ いいよね…。
二人で一部屋の方が安く済むし。
早く準備しないとボランティアのバス来ちゃう。

 

希美の気持ちは目的の方に飛んでいた。

安藤は部屋を手配した西崎に文句の電話を掛けたがいつものように軽く
いなされる。

中学生じゃあるまいし何を困ることがある?
安藤君の人並み外れたモテ技術をもってすれば…。

うるさい! 仮にだよ、口説く気があんなら俺が自分で口説くから。

口説く気はあるんだな。

仮にっつってんだろ!

 

船に乗り込んでも野口に近づく機会に恵まれない2人。

希美は将棋盤を取り出した。

 

レアな手指して。将棋好きが食いついてきそうな。

OK

こっち見てる…

次は?

5・8、飛車。

 

将棋が趣味の1つだという野口は少し関心を持ってくれたようだ。

急速に近づく機会はすぐにやってきた。
ライセンス取ったばかりの野口の妻・奈央子が潜った途端に気分が悪くなり
海面に上がってしまったのだ。

安藤と希美は奈央子を助け、礼として2人は食事に誘われた。

 

安藤が三羽商事に就職が決まっている事も会話を弾ませた。

 

偶然ですよ。
こんな所で三羽商事にお勤めの方に出会えるなんてビックリです。

就職活動、今年は厳しかったろう?

挑戦しがいがありました。
自分がどれだけやれるか試すのは嫌いじゃありません。

せっかく知り合えたんだ。食事の後、挨拶代わりに一局どうかな?

 

2人が将棋をさしていた事を、やはり野口は気にしていたらしい。
後で声を掛けようと思っていた、と笑いながら言う野口。

男2人が将棋をさしている間に、希美は奈央子と海辺を散歩した。

 

結婚するの? 安藤君と。

えっ!いや…。

考えるには早すぎる?

そうですね…。
でも、お二人を見てたら幸せそうで素敵だなって。
夫婦っていうより恋人同士みたいです。

彼がいないと私は何にもできないのよね。
いつも甘えてばっかりで。

 

奈央子は幸せそうにほほ笑む。
頂点にいる男と、その妻の幸せで余裕のある生活。

今の希美には手が届かず、そして、目指しているもの。

 

安藤は野口との勝負に勝ち、ご機嫌でよく飲んだ。

酔った安藤を部屋に連れ帰った希美は、突然キスをされる。

戸惑いと気まずさが流れる中、安藤はピッタリ並べて敷かれた布団の間を離し、
希美に背中を向けて寝た。

 

翌朝。
すでに布団を畳んで部屋を出た希美を探す。

杉下!
昨日はごめん!

…酔っぱらってたね。

 

希美は海を見ていた。
青く澄んだ明るい南の海。

 

ねえ、安藤が住んでた島はさ、水平線見えた?

水平線?

私が住んでた島はまっすぐな水平線が見えなかった。
他の島に取り囲まれてるって感じで。

俺の島も そんな感じだったよ。

 

端から端まで水平線っていうの見てみたいね。

 

東京へ戻ると奈央子から家へ招待する電話があった。

「N作戦」の序盤の成功に喜ぶ3人。

 

次はみどりビルのこと聞き出せばいいんでしょ!

と言う安藤に希美はストップをかける。

 

待ってよ。
安藤は作戦から外れた方がいいと思う。

 

希美は安藤が三羽商事に入社してからの野口との関係を心配しているのだった。

バレたらバレたで謝りゃいいじゃん。

怒らせちゃったらどうするの?
安藤はもう聞き出すとかそういうのやめていい。
野口さんと普通にお付き合いすればいいよ。

分かった。
みどりビルのことは杉下が聞き出せよ。
俺はたまたま旅行先で知りあったってことで野口さんと付き合う。
それでいいんだろ?

2人の微妙な空気に何かを感じたような西崎。

 

沖縄で何かあった? 安藤君と。

ないよ!

希美は笑いながら否定した。

 

野口夫妻との関係は上手く進んでいた。

奈央子は控えめでいつも笑っている優しげな女性。
野口も笑顔を絶やさず人を惹きつける魅力のある夫。

東京を一望できる憧れのタワーマンションの最上階。

安藤も希美も雲の上の生活をする夫婦に心酔した。

 

野口にみどりビルの件について手紙を書く事に決めた希美は西崎に相談した。

 

どんなふうに書いたら怪しまれないかな?

任せろ。
どうだった、今日の会食は?

なかなか切り出すチャンスなくて…。

まあでも悪い方にはいってないんだろ?

うん。
奈央子さんとはずいぶん仲良くなったよ。
優しくて素敵な人。
三羽商事の役員の娘さんで、野口さんが一目ぼれしたんだって。

 

奈央子が読者モデルとして載っている雑誌を西崎に見せている時、

「あの人」が突然やってきた。

 

希美ちゃんおるんやろ? 開けてぇ。
希美ちゃん おるんやろ。
開けて。希美ちゃんに話したいことがあるんやけん。
希美ちゃん、すごく大事な話やけん、聞いてほしいんよ。

 

ドアを叩きながら甘えるようにおもねるように、懇願する声。

希美は近頃、母からの電話にも出ることができなくなっていた。
着信があると固まる。
思わず留守電に切り替えてしまう。

今も…希美はその声を聞いただけで動けなくなっていた。

 

希美ちゃん…ママ 何か…おなか痛くなってきた。
東京は初めてやけん、疲れちゃった。

 

いつもの…かまってほしい態度。

ドアを凝視しながら動けなくなっている希美に西崎が言う。

出たくなかったら出るな。
声で分かるだろ。仮病だ。

 

「親」というトラウマを抱えた同志。

野原のおじいちゃんが希美は留守だと言って、母を連れ出してくれる
声が聞こえる。

やっと解ける緊張。

 

お母さんに会いたくないわけやないの。
会ったら島にいた頃に引き戻されそうで怖い…。

戻りたくない。
誰にも頼らんで一人で生きていきたい。

 

誰の助けも借りないつもりか?

 

助けてって思った人は…いる…。
でも言えなくて…。

そいつとか。
「罪の共有」

 

…そう。
罪の共有…。

 

今、どこで何してる?

 

…元気で、幸せにしてたらええな…。

 

  ※※※

希美の母親は別に娘を傷つけたいと思っているわけではない。
だから余計にタチが悪いの。

無意識の悪意。

過干渉とはまた違う…親の身勝手な拘束。
希美は母の声を聞くと「あの頃」を思い出す。

先が見えず、貧乏に追い立てられ、騙され、プライドも何もかも捨てて土下座し、
虐げられ、蛇のようにまとわりつく親から逃げられなかったあの頃。

嫌な思いをする電話なんか取りたくない。
誰だってそれは同じだ。

声も時には凶器になる。

それは、西崎も同じで…。

「花火」という楽しみすらも彼は知らない。
それはトラウマを蘇らせる凶器でしかないから。

 

親という澱に沈んだ経験のある希美と西崎。
お互いにそれを感じている。

だから、精神的には希美にとっては安藤よりも西崎の方が共有できるものは大きい。

安藤は2人にとっては憧れなのだ。
だから、計画から外した。

汚れを知ってほしくないから。

 

「罪の共有」。

これも、もしかしたら西崎も同じなのかも。

西崎は奈央子にひと目ぼれしたのだと思っていたのだけど、もしかしたら以前から
知っていたのかもしれない。

何らかの「共有」をしているのかも知れない。

夏恵もそうだ。
成瀬の父との何らかの「共有」。
それが夏恵の言葉を失わせる。

 

希美のトラウマは深い。

 

ダイビングの途中に奈央子さんがパニック起こしたって話 したでしょ。

うん。

 

奈央子さんのタンクのバルブ……少し、
しめた。

 

…それでお近づきになれたというわけか。

 

気づいたらもう手が動いてた。止められなかった。

うちの母親、平気で嘘ついてたでしょ。
父親もそう。
平気で人を傷つけたり嘘ついても何とも思わない。
私もそういう人間なのかな…。

 

親は親。子供は子供さ。

 

希美は追い立てられると、どうしようもないのだ。
たぶん…

どうしても野口夫妻に近づかなければ…という追い立てられた気持ちが
希美に行動を起こさせた。

食べられなくなるのを恐れて今だに惣菜をたくさん作ってしまうのと一緒。

それは、血のせいではなくて育ちのせいなんだよね。

子育てとは、かくも罪深いもの…。

 

希美が幸せを願っている成瀬は詐欺行為に手を染めて警察に捕まる。
こっちはこっちで、父親への罪悪感と喪失感で身動き取れなくなっている。

どうしてこんなに上手く行かないんだろう。

タワーマンションの最上階で地上を見下ろす男。

希美が願っているのはあの位置なのだ。

水平線が全て見渡せる世界。

そこへ上り詰めるために、これかに何をするのだろう。

 

西崎は、刑務所を出てから誰とも会っていない様子。

そして、やはり、犯人は西崎ではないみたい…。
かと言って全く悪気なく暮らしている安藤でもないだろうし。

2004年の事件の真相が全く読めない。

 

そして、過去の記憶が希美に迫ってくる。

 

インターホンのテレビ画面に映る高野を見て、希美は母を見た時と同じように
動けなくなる。

一瞬であの頃のことがよみがえってくる。
波の音、海の匂い、憎しみ、軽蔑、無関心、混乱……

一度ついた嘘はつき通す。

それが嘘を真実に変えるたった一つの方法だった。

 

つき通しても嘘は真実になんかならないよ…。
虚構の塔の上から見る水平線は、きっとあっという間に崩れていく。

真実を話せば幸せになれるとは限らないけれども、嘘を背負って生きていくのは
きっとずっと死んでいるのと同じように辛い。

 


野バラ荘を守るために西崎(小出恵介)がたてたN作戦を決行すべく、希美
(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)は沖縄へ向かい、野口(徳井義実)と奈央子
(小西真奈美)に近づく。
希美の機転により、野口夫妻と親交を深めることに成功した希美たちは東京に
戻った後も連絡を取り合うことを約束する。
その夜、希美は安藤に突然キスをされる!
一方、成瀬(窪田正孝)は、大学の同級生に、怪しいバイトを紹介されるが・・・。

10年前の野口夫妻殺人事件に疑念を抱いていた安藤は、高野(三浦友和)の元を
訪れ、当時の出来事を語る。
安藤の話を聞き、ますます疑惑を強めた高野は、ついに希美の居場所を突き止め・・・。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2014年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

杉下希美・・・榮倉奈々
成瀬慎司・・・窪田正孝
安藤望・・・賀来賢人
西崎真人・・・小出恵介

野口貴弘・・・徳井義実
野口奈央子・・・小西真奈美

杉下晋・・・光石研
杉下早苗・・・山本未來
宮下由妃・・・柴本幸
成瀬周平・・・モロ師岡
成瀬瑞穂・・・美保純
杉下洋介・・・葉山奨之
桐野繭子・・・伊藤裕子
池園和幸・・・山中崇

高野茂・・・三浦友和
高野夏恵・・・原日出子

野原兼文・・・織本順吉

※スタッフ

脚本 … 奥寺佐渡子
演出 … 塚原あゆ子
プロデューサー … 新井順子
音楽 … 横山克

原作 … 『Nのために』湊かなえ
主題歌 … 『Silly』家入レオ
  
公式サイト(終了) http://www.tbs.co.jp/

 【 Nのために 】第1話 第2話 第3話 第4話 第5話


コメント

  1. 昼寝の時間 より:

    Nのために #05

    公式サイト(終了) 希美(榮倉奈々)は野バラ荘を守るため、安藤(賀来賢人)と西崎(小出恵

  2. Q より:

    SECRET: 0
    PASS: ab321be5ff2ec971f559706826139bd7
    徳井くんがそんなに浮いてなくて、ひと安心^^

    杉下×成瀬にジーンとしてたけど、野ばら荘の3人も ものすごくいいですよね。西崎ってなんであんなに優しいんだろう。二人を見るまなざし、彼の過去を思うとせつないです。希美の母が来たときの西崎と希美…希美だけじゃなくって西崎もうっすら涙目のような。希美の気持ちが痛いほどわかるんだろうね。そこから成瀬との回想シーン&音楽・・・もうほんとヤバイです。
    気になったのは 女に負けるのがいやなんじゃ…って希美が言った時の奈央子の表情。予告の奈央子の服を脱がす西崎、もしかして野口もDV野郎?
    火のついた燭台ってことは 野口がなぐられる前に安藤はあの場にいたってことだよね。(でも火がついてたようには見えないけど)それをわざわざ伝える意味がわかんない。
    再会したときの西崎と安藤の表情。これもちょっと違和感。
    今週は時々希美に怖いものを感じちゃった。希美は父母と同じっていったけど 私は新しい奥さんを連想したよ。

    >真実を話せば幸せになれるとは限らないけれども、嘘を背負って生きていくのは
    きっとずっと死んでいるのと同じように辛い。

    そうですよね。希美にはもう辛い思いはしてほしくない。肝心の成瀬は何やってんのーー。 

  3. Nのために (第5話・11/14) 感想

    TBS系『Nのために』(公式)
    第5話『沖縄の夜新たな恋から歯車が狂い出す』の感想。
    なお、原作:湊かなえ『Nのために』は未読。

    2003年、希美(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)は、野口(徳井義実)に接触するため、沖縄でボランティア活動に参加。2人は‘将棋’で野口の目を引き、その妻でダイビング初心者の奈央子(小西真奈美)が、海中でパニックになるのを救出。一気に野口の信頼を…

  4. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >上に登りたいという欲望(トラウマのような)が抑えらえれず、奈央子のバルブを締めてしまう希美が印象的だったよ。

    もう精神的にやられてるもんね。
    「今やらなきゃ」と思ったら動いちゃうんだろうね。
    可哀想過ぎるよ。
    そして西崎もその気持ちを解っているんだよね…。

    >誰もやってないような感じだけど、野口が自分で自分のあたま殴る訳ないから(笑)希美か安藤しかいないんだよね~?
    慎司が中心になるには無理がありすぎるしーー

    そーなんだよね。これで自殺オチだったらビックリするくらいじゃ済まないじぇ…。
    でも、湊かなえのお話って、そんなオチかよっってのが多い気がするから気が抜けない( ̄∇ ̄;)

    回想映像だと西崎も成瀬も「誰か」の身代わりになろうとしている感じだったけど、
    安藤は全然そんな事したように見えないし…
    となると希美(?_?)全く解らん。

  5. 「Nのために」第5話 感想

     事件につながるヒントと思われる場面がいくつかありました。
     希美が野口に手紙を出します。
     妻、奈央子は夫に手紙を渡しますが、内容を詳しく教えてもらえません。
     希美に電話をかけ、ドアを閉める夫。
     マンションの最上階のラウンジに希美を招きます。
     ビルは売却しないと、希美に教えます。
     安心する希美。
     安藤にはこの事を内緒にしていると、そして理由を話します。
     野口は自…

  6. Nのために 第5話

    「沖縄の夜新たな恋から歯車が狂い出す」

    内容
    2003年、N作戦を実行するため、希美(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)は、
    野口(徳井義実)の行うボランティア活動に参加。
    だが、渾身の将棋作戦も上手くいかなかったが、
    そんな折、希美と安藤が、ダイビング中に溺…

  7. NelsonTouchBlog より:

    ディア・シスター五話&Nのために五話感想

    ■ディア・シスター五話
    やはりこれは、かなり切ないお話になってくるのではないのかと予感させる終わり方。妹・石原さとみは、お腹の赤ちゃんをきちんと育てられる環境作りをしているのか?自分はいなくなるから・・と思っていたんだけど、やはりそういう事なのかな。でも、姉・松下奈緒の仕事をやめさせたりとか、総合的にわからんことも。みんなをハッピーにしてあげたいという気持ちで動いてるのかもしれないが。

  8. Nのために 第5話

    第5話「沖縄の夜新たな恋から歯車が狂い出す」2014年11月14日 希美(榮倉奈々)は野バラ荘を守るため、安藤(賀来賢人)と西崎(小出恵介)と共に企てたN作戦を遂行しようと、野口(徳井義実)が行っているサンゴを守るボランティアに安藤とエントリーする。 2人は、野…

  9. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今回もおもしろかった。
    上に登りたいという欲望(トラウマのような)が抑えらえれず、奈央子のバルブを締めてしまう希美が印象的だったよ。
    悪意からなんかじゃないんだよね。生きていくために土下座したり、タッパー一杯におかずを作ったりと同じことなんだと思う。
    かと言って全く悪気なく暮らしている安藤でもないだろうし。2004年の事件の真相が全く読めない。
    そうなんだよね~
    誰もやってないような感じだけど、野口が自分で自分のあたま殴る訳ないから(笑)希美か安藤しかいないんだよね~?
    慎司が中心になるには無理がありすぎるしーー
    まったくわからんよーー

  10. 幸せそうで素敵だなあ幸せそうで素敵だなあ幸せそうで(榮倉奈々)

    両親によって踏みにじられ壊されてしまった主人公の良心。 身近にいながらそのことにまったく介入しなかった警察官は・・・もしも主人公が犯罪を犯せば公僕として職務を遂行する。 主人公は別に警察官に復讐するつもりはないが・・・この世界の神は・・・その罪を問う。 そういう意味では「白夜行」よりも進化しているか

  11. Nのために #05

    『沖縄の夜 新たな恋から歯車が狂い出す』

  12. 「Nのために」第5話★母・早苗(山本未來)が野ばら荘に

    「Nのために」第5話

    感想を書きにくい展開だったなぁ・・・。
    −◆−
    母・早苗(山本未來)が野ばら荘にやって来ました。

    島のトラウマが蘇る希美(榮倉奈々)は気配を消して会おうとしません。
    自らもトラウマを持つ西崎(小出恵介)は、母と会おうとしない希美に理解を示します。

    いやはや、やっぱ早苗(山本未來)の不快感は半端ないわ。
    −◆−
    成瀬(窪田正孝)は、罪悪感を感じ…

  13. ドラマ「Nのために」第5話あらすじ感想「沖…

    N計画開始-----—!!人間関係がつながりを見せた前回。そして、今度はついに10年前の事件の被害者野口夫妻と関わりを持つことになった希美たち。ボランティア活動をするという野口に…

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