NHK朝ドラ【ちりとてちん】(2013年・再放送) 第120・121回 感想

勇助(辻本祐樹)が理由をつけては修業を抜け出すようになり、喜代美(貫地谷しほり)は
勇助を信じるべきか悩んでしまう…。
一方、喜代美の留守中に、清海(佐藤めぐみ)が草々(青木崇高)のもとを訪ねてくる。
かつて恋人同士だった時のことを話し始める清海。
草々がそれをすでに遠い過去の出来事だと感じているのを察した清海は、「草々の落語を見せて
ほしい」と言いだす。(120話)

清海(佐藤めぐみ)を囲んでの久々の徒然亭一門の夕食の席で、あろうことか、亡くなったはずの
勇助(辻本祐樹)の母親から電話がかかってくる。
実は勇助は筋金入りのうそつきで、うそをつきたいがために理由をこしらえ、修業をさぼって
いたのだった。
草々(青木崇高)は烈火のごとく怒り、勇助に破門を宣告するが、喜代美(貫地谷しほり)は
「待ってほしい」と言う。(121話)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「ちりとてちん」第120・121話「嘘つきは辛抱の始まり」
     

      ちりとてちん感想

 

※「ちりとてちん」は、2007年10月期のNHK連続テレビ小説です。
当方は当時の放送をオンタイムで見ているので感想は恐らく回顧目線になりがちです。
ご了承のうえ、ご覧くださいませ。

※レビューでは先のネタバレは控えるよう努力します。
※レビューの更新はイレギュラーで…。書けたり書けなかったりしています。

※再放送時間は月~土・午前7時15分からNHKBSプレミアムにて。

 

木曽山くんに草々さんのお世話を頼んで出かける喜代美の姿をしっかり見送って、
徒然亭に入っていく女。…エーコです。

 

久しぶり。
大阪に来てるて若狭から聞いてたけど。

木曽山くんの取次ぎでエーコに会う草々さん。

 

ビーコおるかと思って来たんですけど…留守みたいですね。

ああ、あいつ今日、高座があってな。…元気やった?

はい。草々さんもご活躍で。

いやいや。あ、弟子の木曽山や。
エーコちゃん言うてな…若狭の幼馴染や。

 

木曽山くんにエーコを紹介する時に、ちょっと間が空く草々さんです。
…元カノだとは言えんもんね…。

木曽山くんを買い物に出し、2人きりで世間話&昔話。

 

あん時はエーコちゃんに振られてもの凄い落ち込んだけど。若狭も言うてた。
時間が解決してくれるもんなんやなぁ。

喜代美は、草々さんが振られた時に「時間が解決する」と言うたわけではないですが…
これだとそう言ったように聞こえますがな…。

エーコの顔色が、ちょっと曇った瞬間です。

 

あの…1つ聞いてもええですか?

うん?

草々さん、いつ私の事好きになってくれたんですか?

 

踏み込んできますな。
そもそも、喜代美の留守を狙って来たわけやし…。

草々さんは、ちょっと困ったように笑う。
エーコも笑って見せます。

言うてくださいよ~。もう済んだことなんやでぇ。

恐竜の化石の話、聞いた時や。

 

ハッキリとエーコを見てそういう草々さんでした。

化石は自分が見つけたんやないと。
ビーコと交換したんだと。

そういう正直に告白したエーコの苦しい胸の内を草々さんは察して好きになったんですよね。

 

俺、稽古に戻るけど。
あの…じき、若狭も帰ると思うからゆっくりしてって。

稽古場に戻ろうとする草々さんに、落語を聞かせてくれとせがむエーコ。
少しでも2人の時間が欲しかったように見えるのでした。

 

台所では、唖然として流しの方を見つめている四草と小草若の姿がありました。

流しの扉をバタバタ開けたり閉めたりしている木曽山くんを見ていたのです。

 

あ、おはようございます!

おはようさん。
何してんねん。

 

はぁ、ねずみが居てたんです。

ねずみ…て!

 

殺したら可哀想やし、捕まえて追い出そう思たんですけど…。

あ~気色悪いなぁ。どないかしとけよ!

はい。あ、今、お茶いれます。

手、洗えよ。

 

四草は、そんな木曽山くんをじぃーーーっと見ているのでした。
睨むように……。

 

稽古場では、草々さんに「景清」をリクエストするエーコ。

 

私にとっては思い出の落語やでぇ。

景清か…けど、あれは…ハメもんが入るからなぁ。
お囃子さんが居てへんと出来へんわ。

 

壁に立てかけた三味線がエーコの目に入ります。
あの学園祭の日の賑やかさを思い出すエーコ。

あの日は、エーコが主役やったんだもんね…。

そこへ、喜代美が帰ってきます。

 

若狭、おかえり。ちょっとお囃子やってくれるか?

え。何のですか?

「景清」や。

ええ!かげきよ…。

できるやろ。

そら、稽古はしましたけど…。
ちょっと待ってください。
…ちょっと指慣らしさしてくださいね。

 

三味線抱えて…じゃんじゃん弾きはじめる喜代美。
エーコの目が丸うなります。

ビーコは、裏方に回ったあの日のビーコとはもう違う。

もう、すっかりプロの落語家で…
草々さんのおかみさんなのでした。

兄さんたちが揃って来ると草々さんに報告する喜代美。
そして、エーコにも一緒にご飯を食べて行ってくれと微笑むのでした。

 

ああ、そうやなぁ。小草若かて喜ぶやろ。

うん!

 

この日…。
一度は断りかけたエーコが、なぜ夕食に参加したのか。
その心理は、ちょっと量りかねます。

ここはエーコの居場所ではないと、すっかり夫婦になった草々さんと喜代美を見ていて
苦しさが増すだけのような気がするのです。

それでも、一緒にいたかったのか…懐かしい昔の自分自身と。

 

食事の席に「寝床」のお咲さんがお造りを届けに来てくれはります。

 

こんなんで、ええの?

はい。すいません。御造り足りんようになってしもて。

木曽山。
ちゃんと足りるように買うてこなあかんやないか。

と、軽く叱る草原にいさん。
内弟子に対する小姑っぷりがブレません。 

 

いやいやいや、にいさんらが急に押し掛けて来たからや。
木曽山のせいやないですよ。

甘い師匠ですね。

四草さんの目が鋭い…。

いや、木曽山はホンマにようやってくれてんのや。なぁ。

 

お咲さんが、エーコが座っているのに気付き、不審そうな顔をしはります。
女の敵はお咲さんや奈津子さんのような鋭い女が一番先に気付くもの…。

料理を取り分けたりするのを木曽山くんがいつものようにニコニコと率先して
引き受けはじめます。

そんな時、どこからか電話が掛かって来るのでした。

 

はい。徒然亭です。はい、そうです……え…?…。

 

受話器を持ったまま、茫然と木曽山くんを見つめる喜代美。

喜代美の視線に気づいておどおどと下を向く木曽山くん。

木曽山くんの表情を見て険しくなっていく草々さんの表情…。

 

誰からや。

と言う草々さんの声を聞いて、喜代美は慌てて電話を切ります。

 

間違い電話です。

しかし、喜代美が座るか座らないかの内に、電話はもう一度鳴るのでした。
慌てて取ろうとする喜代美よりも先に受話器を掴む草々さん。

 

はい、徒然亭です。はい…私が徒然亭草々ですが、どちらさんでしょうか。

受話器を持って、鋭い目で木曽山くんを見る草々さん。
木曽山くんはずっと下を向いています。

すみません。後で本人からかけ直さします。

電話を切って座ると、草々さんはもう間違いなく怒りの目で木曽山くんを捉えているのでした。

 

お前のお母さんからや。

驚きの声を上げる草原にいさんと小草若。

木曽山、どういうことや。
木曽山!

 

うつむいたまま何も言わない木曽山くん。

その隣で、エーコの表情も険しくなっています。

 

四草が台所に立ち上がって、流しの下の扉から何か出してきます。

やっぱり。

手に持っていたのは酒とたばこ。

 

あ!ねずみが居たとか言うて。
…四草なんで分かってん?

僕もやってましたから。

お~~い…。

いよいよ追い詰められた木曽山くんに草々さんの詰問は容赦ありません。

どういうことや。

ようするに、嘘つきなんでしょう。

事もなげに言う四草。

 

両親は落語家になることに反対なんです。
親の許可がないと…弟子にしてもらわれへんねやから…
親は…死んだことにするのが一番手っ取り早いでしょう…。

 

やっと口を開いた木曽山くんは、少し笑っているように見えました。

 

これかて隠すのやったら自分の部屋とかに隠しといたらええ。
それをわざわざあんな分かりやすいところに隠して、ばれるかばれへんか
ギリギリのところで楽しんでる。
筋金入りの嘘つきいうことや。

筋金入りの…。

ほんまの「鉄砲勇助」やないか…。

 

呆れ顔のみんな。

全部、嘘やったん?
家事仕込んでくれたお姉さんが亡くなった言うのも。

嘘です。

怪我したおばさん、千里まで送ってった言うのも。

嘘です。

喜代美の顔がほんまに悲しそうです。
次々と嘘を白状する木曽山くんは、もう微笑んでいるのか悲しいのか悔やんでいるのか…。
ただ、さぼっていたと言うのでした。

 

仕事さぼりたくて嘘ついとったん?

逆です。

理解できない返答に戸惑う喜代美。

 

嘘つくために仕事さぼってたんです。

人が騙されんのを見るのが楽しいてしゃあない。そういう人種や。

そういう人種があんのか。

 

噺家は…口から出まかせ言うて食べてるやないですか。
落語の世界は嘘つき村。
僕はそこに嘘の修業を挑みに来たんです。

 

つまり…ホンマのホンマの鉄砲勇助なのでした。
嘘の修業を積むために嘘つき村に来た男。

木曽山くんにとって、徒然亭は「嘘つき村」だったと…。

これを聞いて…まぁ…本気で怒り出した草々さん…当然ですな。

 

鉄砲勇助の嘘はな、楽しい嘘や。
けどお前の嘘は許されへん。
言うに事欠いて、両親は死んだて…絶対についたらあかん嘘や。

よう今、この家で、そんな嘘つけたな!

小草若の悲しげな表情…。
そうですよね。本当に両親を失ったばかりの小草若。

そして、徒然亭一門みんなにとっても…
ここは親を失ったばかりの場なのです。

両親がいない…そこに反応して弟子入りを許した草々さん。
一番痛い所をついた嘘だったのでした。

 

ここで、エーコが突然つぶやきます。

嘘つくしかない時かてあるわ。

喜代美は聞き逃しませんでした。

 

一個だけ、俺から木曽山に聞いてええか?

と、草原にいさん。

 

落語いうもんの、長い大きい流れに入りたい思うたという話は、あれも嘘か。

あれは…。

…ほんまですよ。

 

泣きそうに笑う木曽山くんでした。

もう、何がホントで何が嘘なのか。
みんな解らないのでした。

落語を愛する気持ちだけは本当だったと今さら言われても、それすらも本気か嘘か解らない。

草々さんは、ついに宣言します。

信用でけへんやつを置いとくわけにはいかん。破門や!

「破門」の響きはつらいです。
みんな静まります。

お世話になりました。

と、両手をついて丁寧に頭を下げる木曽山くん。

その時、喜代美が急に言い出すのです。

待って!
木曽山くんをこのままここに置いてあげてください。

何言うてんねん!

お願いします。

みんな驚きの表情…。
こんな男は信用できないという草々さんの判断はもっともですから。

 

お前、こんな奴を信用できんのか!

それは解りません。
けど…私はもう木曽山君のおかみさんなんやでぇ。

 

それに、ちょっと面白いと思うんです。
鉄砲勇助…ほら吹きの勇助が落語家になりたい言うの。

もし師匠が生きとんなったら、きっと「その弟子育てえ」て言うとってやと思います。
欠点だらけの私を師匠は面白がってくれました。
師匠が言うてくれとる気いするんです。
もっともっと面白がれ、て。

それが草々にいさんの師匠としての修業やし、私のおかみさん修業なんやて。

 

これは…。
順ちゃんが言うてた「ただ愛すること」ですね。

子どもは嘘をつきます。
人を傷つけるかも知れません。

けれども、親は親で子は子です。
どんな事があっても親は子どもを「破門」できません。

喜代美は親としての修業をこの弟子に賭けたのでした。
愛することが出来るかどうかは解らないけれども。

木曽山くんが嘘の修行に来たように、喜代美は親の修行を決心する。

その気持ちが草々さんにも理解できたのでしょう。

 

ほんまに落語家になりたいんやったらな、ちゃんと親説得して来い。

 

こうして、木曽山くんは親を説得するために出て行ったのでした。

その話も本気か嘘か…徒然亭のみんなにも今は解りません。
しかし、徒然亭の女将として喜代美が立派にやっていること…
それはエーコにも伝わったのでした。

もう、とても追いつけないほど…。

 

後日、知らない人から徒然亭にハガキが届きます。
木曽山くんが千里まで送って行ったといっていた、ケガした女性からのハガキでした。

顔を見合わせる草々さんと喜代美…。

まあ…このハガキかて捏造できるわけですけどね。 
これが「嘘の修行」の続きでなければいいと今は願うばかり…。

 

夕方。
エーコがまた喜代美を訪ねてきます。
今日、小浜に帰ると言うのでした。

結婚すんの。

え?

結婚して製作所継ぐの。

え、結婚て…誰と?

さあ。

さぁ…て…。

誰でもええわ!

 

エーコの瞳の中に、自分への憎しみを初めて見て怯む喜代美。

 

嘘つき!
ビーコのせいで、私の人生メチャクチャや。

 

これは…嘘なのか、本気なのか…ただの嫉妬なのか。

上手く行っていない製作所の跡取りに、婿を取って継いでほしいと秀臣さんがエーコに
言うたのはホントの事です。

「嘘つくしかない時かてあるわ」

東京で企画の仕事をしていた。
今は製作所でそれを生かして地元局に紹介したりしている。

エーコはビーコに向かってそんな風に自分を大きく見せなければならなかった。
今のエーコは本音の上に嘘を塗り重ねて生きていくしかないのでしょう。

器用だから塗箸に上手く金箔を張る事が出来る正平と同じ。

嘘を塗り重ねても綺麗な模様になって出てくるとは思えません。

頑張ったもんが綺麗な模様になって出てくる。なりたいもんになれる。

しかし、嘘を塗り重ねるくらいなら芯の方が美しいはず。

木曽山くんもエーコも正平も…
自分の芯を見せるのが今は辛いのです。

来週もまた、お付き合いください。

 

※コメントレス、溜まっている状態で申し訳ありません!

 

※告知~~!!
4月からこの「ちりとてちん」のBS再放送枠で「カーネーション」の再放送が
底抜けに~決定いたしました~~~!!

 

よろしければ→【2014年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

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※キャスト

和田喜代美→青木喜代美/徒然亭若狭 … 貫地谷しほり(少女時代:桑島真里乃)

徒然亭草若(三代目) … 渡瀬恒彦
徒然亭草々 … 青木崇高(少年時代:森田直幸)
徒然亭草原 … 桂吉弥
徒然亭小草若 … 茂山宗彦(少年時代:榎田貴斗・森川翔太)
徒然亭四草 … 加藤虎ノ介
木曽山勇助/徒然亭小草々 … 辻本祐樹
吉田志保 … 藤吉久美子

和田糸子 … 和久井映見
和田正典 … 松重豊
和田小梅 … 江波杏子
和田小次郎 … 京本政樹
和田正平 … 橋本淳(少年時代:星野亜門)

和田正太郎 … 米倉斉加年

和田清海 … 佐藤めぐみ(少女時代:佐藤初)
和田友春 … 友井雄亮(少年時代:小阪風真)
和田秀臣 … 川平慈英
和田静 … 生稲晃子
野口順子 … 宮嶋麻衣(少女時代:伊藤千由李)
野口幸助 … 久ヶ沢徹
野口松江 … 松永玲子
野口春平 … 斉藤勇人/新岡澪
野口順平 … 斉藤隼人/新岡塁

熊五郎 … 木村祐一
咲 … 田実陽子
磯七 … 松尾貴史
菊江 … キムラ緑子
徳さん … 鍋島浩
お花 … 新海なつ
緒方奈津子 … 原沙知絵
原田緑 … 押元奈緒子

鞍馬太郎 … 竜雷太
万葉亭柳眉 … 桂よね吉
土佐屋尊建 … 波岡一喜
万葉亭柳宝 … 林家染丸
土佐屋尊徳 … 芝本正
柳宝の弟子 … 林家染左、林家染吉
烏山 … チョップリン西野
原田颯太 … 中村大輝(少年時代:河合紫雲)

音大の教授 … キダ・タロー
あわれの田中 … 徳井優
横山たかし・ひろし … 本人
五木ひろし … 本人
ニュースキャスター … 浅越ゴエ

竹谷修 … 渡辺正行
堀田由美子 … 和田はるか
高島恵 … 中井飛香
北川沙織 … 村上佳子

 

語り – 上沼恵美子

 

※スタッフ

脚本 … 藤本有紀
演出 … 伊勢田雅也、勝田夏子、井上剛、菓子浩、三鬼一希、吉田努、櫻井壮一
制作統括 … 遠藤理史
音楽 … 佐橋俊彦

テーマ曲・ピアノ演奏 … 松下奈緒

 

 

 【ちりとてちん】第1週~第3週、
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コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    ネタバレになるからと気を使って下さってありがとう^^
    レスが劇遅で申し訳ありません(>_<)

    >「持つ」人々の孤独と苦悩、人に頼る事が出来ない辛さ、などなどを、その真逆の若狭と対比させたのだなーと思います。普通に書いたら、「持つ」が故に、甘えと思われたり嫉妬させたりしまうと思うのですが、そうならないように丁寧に伏線をはって訴えていて、本当にうまいと思いました。

    ですねぇ…。
    このドラマは初回から最後まで伏線だらけなのですわ。
    それを小さくばら撒いて小さく回収し、または大きく回収し、そして最終回まで進むんですもん。
    本当に素晴らしい脚本ですね^^

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    レスが遅すぎでごめんね~(>_<)

    >そうそう!私もこのはがきも木曽山の仕込みなんじゃないのお?って思っちゃったべよ・・

    だよね…^^;ってか、わざわざハガキ…きっと捏造だわ。
    でも、もう憎めないw

    >騙されたこともおもしろがる・・草若師匠の心を一番受け継いでいるのは喜代美なのかも。
    弟子を守るお母さんとしての覚悟を決めたってのが大したもんだよ。

    ほんと、成長したよね~。
    そして喜代美も間違えなく草若の心を受け継いだ草若の弟子なんやわ…。
    そして、いつの間にかおかみさんの弟子でもあるよね。

    エーコが人間らしくなったっつーのにも同感。
    まぁ…彼女の場合は今までも普通のいい子で喜代美の被害妄想が強かった気はするが、
    私も黒くなった事以外は全く記憶になかったのでこの後の展開も楽しめたわ(*´艸`*)

  3. かこ より:

    SECRET: 1
    PASS: 8f7db576fadcdb1735211664d8a0c82f
    ここからの展開、好きです! 若狭を愛してくれた人々 ーエーコ、小草若、正平ー に対する若狭は、沢山の愛おしい欠点(一生懸命なアホ的な)を持つキャラとは違っていて、単に非情で無関心で残酷で、そのキャラ設定のちぐはぐさに疑問を感じていたのですが、ここからの展開で、キャラの矛盾を犯してでも伝えたかった事と納得しました。「持つ」人々の孤独と苦悩、人に頼る事が出来ない辛さ、などなどを、その真逆の若狭と対比させたのだなーと思います。普通に書いたら、「持つ」が故に、甘えと思われたり嫉妬させたりしまうと思うのですが、そうならないように丁寧に伏線をはって訴えていて、本当にうまいと思いました。
    欲をいうと、若狭が気づき凹むたびに、そこまで落ち込まなくても的に庇う人が現れるのですが、それはむしろ蛇足。。。ドラマとして主人公ファンを怒らせてはいけないというような配慮を感じてしまいました。そこは藤本さん、視聴者を信じてもっと思いっきりやって欲しかったなー>_<
    というわけで(どんなわけ?(^^;;)、ここから先、とても好きです!
    もしかするとネタバレになるかもしれないので、一応非公開コメントにしますm(_ _)m

  4. きこり より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >まあ…このハガキかて捏造できるわけですけどね
    そうそう!私もこのはがきも木曽山の仕込みなんじゃないのお?って思っちゃったべよ・・
    でも、今回は喜代美の成長を実感したよ。
    いつのまにか一門を引っ張っていく存在になっているのにびっくり。そして嬉しくなったぞ。
    騙されたこともおもしろがる・・草若師匠の心を一番受け継いでいるのは喜代美なのかも。
    弟子を守るお母さんとしての覚悟を決めたってのが大したもんだよ。
    そしてエーコさ~喜代美の成長も女将さんとして努力する姿も憎らしくて妬ましくてたまらないんだろうね。
    よくわかるわーー(笑
    今まで優等生っぽくて、ホントはどうなの?って思いながら見ていたから、黒い部分が出てきてやっと人間らしくなったような・・はたしてエーコは浮かび上がれるんかのう・・(←まったく覚えていない・・(;´▽`A“)

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